
「天使の歌声」初の日本公演から70年 ウィーンで記念式典
2025年4月10日 10時37分
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「天使の歌声」で知られるオーストリアのウィーン少年合唱団が、初めて日本で公演を行ってからことしで70年になるのを祝う式典がウィーンで開かれました。メンバーは5月、大阪・関西万博の会場でも歌声を披露する予定です。
ウィーン少年合唱団は500年以上の歴史を誇り、10歳から14歳までの少年およそ100人で構成され、「天使の歌声」として知られています。
ことしは合唱団が1955年にNHKの招きで初めて日本で公演してから70年となり、9日、ウィーンのコンサートホールで記念の式典が開かれ、合唱団や日本の関係者などおよそ50人が参加しました。
会場には70年前、日本で熱烈な歓迎を受ける写真やこれまで1500回以上のコンサートを行ったことを示す地図など、日本との結び付きを感じられる資料が展示されています。
そして、4月下旬から日本を訪れるメンバーが童謡の「ほたるこい」など2曲を披露し、参加者たちは美しい歌声に聞き入っていました。
合唱団は5月下旬に大阪・関西万博の会場でも歌う予定です。
11歳のメンバーは「日本の観客からたくさんの拍手と情熱をもらうことを期待しています」と話していました。
また、70年前に日本を訪れた元メンバーは「当時のことをすべて覚えている。本当に興味深い体験だった」と振り返っていました。
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2025/04/10 11:28:32