
もうすでにご承知の方も多いかも知れませんが
ランボルギーニは次期ムルシエラゴに、「JOTA」の
ネーミングを与えるようです。
この後継車は、V12エンジンがミッドシップに配され
排気量はムルシエラゴ現行の6.5リットルから7.0リットルへ
変更されて最大出力は700psをオーバーでボディには
カーボンファイバーが多用され、ウェイトダウン。
最高速は370km/h!
うーんエコカーが幅を利かせる世界に
喧嘩を売るような車ですね~
「JOTA」といえば、やはり1969年にモータースポーツ参戦に
向けた実験車両として、1台のみが生産され、1971年、高速走行テスト中の
大事故をで廃車になってしまった、ランボルギーニの幻のスーパーカーを
思い出すのは、私だけでは無いと思います。
「JOTA」はその特異な成り立ちと数奇な運命から、謎の多い車ですが
またそれも魅力となっています。
その誕生は事故車のミウラをベースに、
ランボルギーニのテスト・ドライバー、ボブ・ウォレスの発案により、
1969年~1970年にかけて製作されました。
シャシーが大幅な軽量化と剛性アップが図られたほか、
足まわりは新造され、ボディは軽量のアルミ製に変更されるなど
種々の改造が施され実戦向けの車になりますが
「ランボルギーニはレースには参戦しない」というポリシー
の為、実際にレースに参戦することはありませんでした。
しかし完成後諸々のテストに供され、ミウラS、SVを開発するにあたっての
貴重なデータを残したといわれています。
「JOTA」その後ランボルギーニの代理店(インテルカー)の
経営者ジェリーノ・ジェリーニに販売されすぐにミラノの靴販売業者
ヴァルテル・ロンキに転売されさらにランボルギーニ・ディーラーのオーナー
エンリコ・パゾリーニに売却。’72年5月、パゾリーニがドライブ中にクラッシュし
全焼して廃車になったとされています。
その為、実車は現存せずに「Miura」ベースで数台の
ディーラー モディファイド・イオタ・レプリカが
世界に出回ることになり現存する「JOTA」は全てレプリカです。
かなり高価なレプリカですが・・・・
さてさて、今回出てくるNEW「JOTA」からは
どんな伝説が生まれるのでしょうかね~
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Posted at
2010/06/07 00:32:44