
多分一度は、目にした事のある
この表紙・・・
子どもから大人まで、
年齢を問わず幅広い層に
読まれているであろう
この作品・・・・
小さな星に住んでいた王子が、
世話をしていたバラとささいなことで言い争いをして
星を飛び出し、いろんな星を巡る。
様々な、奇妙な人たちに出会い
最後に地球にたどり着き、
砂漠でキツネに 出会い
人生について教えられる。
「かんじんなことは目にはみえない。心で見なくては」
王子は小さな星で世話していたバラを想い出し
「世話をすることは相手に責任を持つことだよ」と教えられ
小さな星の一輪のバラのもとに帰る・・・
こんな内容で語られる、お話・・・・
そう・・・フランスの有名な作家で
偉大なパイロット、アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリが
アメリカに亡命中の1943年に出版したThe Little Prince
『星の王子様』です。
このサン・テグジュペリが生まれた1900年6月29日にちなんで、
6月29日は「星の王子様の日」とされています。
『星の王子様』は、書き出しで
「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、
いくらもいない。)」とされているように
主人公である王子が訪れた小惑星で出会うのは、いずれも愚かさを風刺化された
大人たちであるというもので、体裁は児童文学ながら、子供の心を忘れてしまった
大人に向けてのメッセージが強く表現された物語とされています。
子供の頃から、何度か読み返している作品の一つですが
初めて読んだ、小学生の時には難解な物語で理解する事が
出来ませんでした。
児童文学って結構深い内容のものが多くて
大人になってから読むと改めて色んなことに気付くものですねっ
パイロットでもあった、サン・テグジュペリは
第二次世界大戦に従軍し自身が搭乗する、
P-38 F-5B 偵察機でフランス内陸部グルノーブル、シャンベリー、アヌシーを
写真偵察のため、ボルゴ飛行場から単機で出撃
1944年7月31日、撃墜され帰らぬ人となってしまいました。
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Posted at
2014/06/30 00:13:55