
2015年9月12日(土)~13日(日)
二日間に渡り開催された
北東北では唯一のラリーイベント
『ツール・ド・みちのく2015』
2日目後半の模様をフォトギャラリーへUP
致しましたので、宜しければご覧下さい。<(_ _)>
Tour de Michinoku 2015 (2日目後半)
Tour de Michinoku 2015 (2日目前半)
Tour de Michinoku 2015 (初日後半)
Tour de Michinoku 2015 (初日前半)
さて、2日目のステージでは、東日本大震災の津波で
甚大な被害が出た、陸前高田市を廻る機会を設けて頂きました
皆様も走行中に目に止まったと思いますが、こちらの巨大なベルトコンベヤーが
震災から4年半が経ち、この15日で、役目を終えることになりました。
ベルトコンベヤー15日運転終了 陸前高田で土砂搬出
陸前高田市気仙町の今泉地区の高台造成地から土砂を搬出しているベルトコンベヤーは15日に運転を終了する。昨年3月末に稼働し約1年半で500万立方メートルの土砂を搬出。中心市街地となる高田地区の土地かさ上げ工事を大きく進めた。東日本大震災から4年半、コンベヤーとつり橋「希望のかけ橋」が役目を終え、大規模造成工事は新たなステージに移る。
ベルトコンベヤーは高さ125メートルの愛宕山を45メートルまで削る工事で出た大量の土砂を気仙川対岸まで運ぶために整備。最初は延長約1・1キロで始まり、昨年7月から総延長を3キロまで延ばし完全稼働した。1日にダンプ4千台分に相当する2万立方メートルを運搬し、ダンプカーでは約9年かかる搬出を大幅に短縮した。
土砂は高田地区のかさ上げや復旧工事を進める高田松原地区の防潮堤の堤体底部に活用。高さ9~12メートル盛り土する高田地区の中心部は、93ヘクタールのうち50%の約47ヘクタールのかさ上げが終わった。高さ12・5メートルで整備する防潮堤は10メートル超まで土を積み重ねている。
ベルトコンベヤーは電源を30日に落とし、希望のかけ橋のライトアップが29日夜で終わる。10月1日から解体作業が始まり、希望のかけ橋を除く部分は本年度中に撤去。希望のかけ橋は来年秋までに撤去される。
今後、かさ上げに使う土砂は両地区の高台切り土をダンプカーで運ぶ。両地区ともに2018年度の完了予定。
巨大ベルコン運転終える 陸前高田、市長らが終了式
陸前高田市気仙町の今泉地区高台造成地から土砂を搬出しているベルトコンベヤーは15日、運転を終了した。
同市気仙町の中央操作室前で終了式を行い、約30人が出席。戸羽太市長が「当初は市民が大きな戸惑いを抱き苦情もきたが、今では無くてはならない物となった。非常に複雑な思いだが、新しいステップになる日としたい」とあいさつした。
戸羽市長がボタンを押すとベルトコンベヤーが止まり、静かに役目を終えた。清水建設などの共同企業体(清水JV)の峯沢孝永統括管理技術者が「搬送を終了します。ありがとうございました」と報告すると、出席者は大きな拍手を送った。
ベルトコンベヤーは昨年3月から稼働し、総事業費は解体費を含め約150億円。希望のかけ橋を除く部分は本年度中に撤去。希望のかけ橋は来年秋までに撤去する。
2015/09/15/岩手日報 配信
この全長3キロの巨大ベルトコンベヤーは
「希望のかけ橋」とも呼ばれた、震災復興の旗印
岩手県沿岸部も、震災から4年半が経ち、インフラ面は
徐々にではあるが、進んでいるように見える、
この街でも、多くの市民の方々に温かい声援を頂いた
今後も、少しずつ復活してゆく、陸前高田や、沿岸部の街を
見ることが出来ることを望みたい。
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Posted at
2015/09/17 00:36:17