久しぶりの・・・Alpine A310 1600VG

先日行われた

フランス大統領選挙

中道独立系のエマニュエル・マクロン氏が

極右・国民戦線のマリーヌ・ルペン候補を

決選投票で破っての勝利を掴みました。

フランス人は、愛国心の強い国民と認識していますが

革命によって築き上げられた



「 Liberté（リベルテ）」「 Égalité（エガルテ）「 Fraternité （フラテルニテ）」

＜自由、平等、友愛＞フランス共和国の標語を司る国旗の下

「やっぱり、どうあっても最悪の結果だけは避けたい」という

フランス国民のバランス感覚で投票した人が多くいたように感じられる。



さて・・・先月、仙台市内中心部の勾当台公園にて

開催された2017 Historic&Classic Car Meeting in SENDAI

会場の展示車両の中に、東日本大震災以前の2010年以来の懐かしい

お知合いの車両に遭遇しました。Alpine A310 1600VGです。

公道復帰までの経緯は、ご本人のブログをご参照ください。

Alpine A310へFrench kiss! - Yahoo!ブログ



Alpine A310 は、アルピーヌが、親会社ルノー製自動車のエンジン等を

流用して、ポルシェ・911をターゲットに開発・生産したスポーツカー

1971～1984年までの間に9,276台が生産されました。



デザインは、補助灯等を含め6つの角型ライトを並べ



左右を通したプレキシグラスで覆った



シトロエン・SMにも通ずる前衛的な

フロントフェイスが特徴的なボディに包まれた

美しいスタイリングが印象的な一台です。



フランス人が創り上げる車には

デザインにしてもメカにしても、他国には無い

一風変わった土壌が感じられます。



どこぞの国が、ガツガツと高性能とコストばかりを

追求し・・・結果シロモノカデンにはなり得ない・・・



この・・・Alpine A310もターゲットが、ポルシェ・911であるにも関わらず

個性的で優美の中に機能・性能のバランスを



程よく上手に纏め上げる感覚は



未だ日本人にとって、追いつくことの出来ない

フランス人特有の不思議な視点からの

アプローチで生み出される工業製品では無いかと思います。



前日には、当方は、拝見することが出来ませんでしたが・・・



Alpine A310 V6 Pack GT（フォーミュラ・パッケージ）が来ていたようですね

この一台もみんカラ仲間でもあるMR.つかぽん さんのお知合いの様で、

先月のアッヅミーでも登場しております。ミーティングつづき

日英自動車が12台のみ日本国内に持ち込んだ、稀少な一台なので

機会があれば、ゆっくりと拝見したいものです。

こちらの画像は、nikoponよりご提供いただきました。

ありがとうございます。<(_ _)>



「偉大さの無いフランスは、フランスではありえない。」

フランス共和国　第18代大統領　シャルル・ド・ゴール



今宵は・・・河合奈保子さん

10枚目のアルバム「さよなら物語」の収録曲より



「LA JETEE ～霧雨の埠頭～」



「VENEZIA ～水の中の蜃気楼～」



「LAST DANCE IN MOSCOW ～モスクワ・トワイライト～」を・・・・



このアルバムは、「PARIS OCTOBRE ～パリは悲しみに燃え～」

「HOTEL RITZ～人生という名のレヴュー～」等、フランスの風景が題材の

楽曲が選曲された味わい深い曲を楽しめる一枚に仕上がっております。