一粒で二度おいしい♪　奈保子さん初のスマッシュヒット

デビューシングル「大きな森の小さなお家」で

オリコン最高位　36位
・売上げ枚数　7.6万枚

と・・・新人歌手として幸先の良いスタートを切った

河合奈保子さんのセカンドシングルとして

1980年8月25日 にリリースされた曲が

「ヤング・ボーイ」



この曲で、奈保子さんは・・・

・オリコン最高位　　13位
・売上げ枚数　　　　18.9万枚

と・・・スマッシュヒットを飛ばして

1980年10月30日放送の

ザ・ベストテンに初めてランクイン

この年のレコード大賞で新人賞を獲得と

一気に走り出します♪



「生真面目さ」「ひたむきさ」が、伝わる出だしは、

マイナー調の低音域でシリアスなメロディ

サビは一転して、メジャー調に転調

高音域で抜けるようなメロディで「明るさ」「爽やかさ」が

メロディラインとアレンジで表現されている「ヤング・ボーイ」



驚くべきは・・・6月1日にデビューして、

まだそんなに時間が立っていないにもかかわらず・・・

奈保子さんが、ご自身の持つ豊かな表現力と歌唱で

仕掛けも多く、ハードながらも幾分凝った仕上がりの

この曲を、自分の物として操っている事



奈保子さんの天賦の才を感じるとともに

デビューから、プロとしての自覚とひた向きな努力が

この曲の躍進の原動力ではないかと、改めて感じる処であります。



A面：「ヤング・ボーイ」

作詞:竜真知子／作曲:水谷公生／編曲:船山基紀

B面：「青い視線」

作詞:伊藤アキラ／作曲:川口真／編曲:川口真



そして・・・この・・・「ヤング・ボーイ」

シングルには、参加ミュージシャンの名前はありませんが

ファーストアルバム「LOVE」のミュージシャンと同じメンバーで収録されているらしい



という事は・・・パラシュート勢の

ドラム林立夫、ギター松原正樹、パーカス斉藤ノブ

キーボードが羽田健太郎と佐藤準という

先日、取り上げたシティ・ポップを支えた

スタジオ・ミュージシャンの面々・・・

そのような角度から・・・「ヤング・ボーイ」 は

「一粒で二度おいしい」作りということですねっ(^^♪

当時・・・そんな事までは、気にしていませんでしたが・・・



さて・・・今宵の奈保子さん動画は・・・



故）西城秀樹さんと一緒にザ・ベストテン初登場♪「ヤング・ボーイ」



「恋のバカンス」

（1980年代デビュー：河合奈保子さん 松田聖子さん/
1970年代デビュー：岩崎宏美さん 大橋純子さん/
1960年代デビュー：中尾ミエさん 伊東ゆかりさん）



「スマイル・フォー・ミー」（石川優子さんと八重歯の話）を・・・



#NAOKOfanmeeting