
早いもので、1月も終わりですね・・・
先日ご紹介したグンゼレベルの B-26 Marauder(マローダー)と
同時並行で・・・
LS(エルエス)1/75スケールの「靖国」も
作っておりました。
グンゼ レベル 1/72 Martin B-26 Marauder(マローダー)|
LS(エルエス)は日本プラモ草創期から航空機プラモに力を入れていた
メーカーで、その先進的設計は当時の水準を大きく上回るものが多く
いずれも名作として親しまれていましたが、1992年に廃業
現在は金型の多くが㈱有井製作所(現:㈱マイクロエース)に
引き継がれております。
このキットについては過去に覆面エルさんが書いておりますので
ご覧ください(^^♪
旧エルエス初版、1/72 帝国海軍雷撃機 「靖国」、 |覆面えるのブログ|( ̄◇ ̄) 人間、、辛抱だ! - みんカラ (carview.co.jp)
四式重爆撃機「飛龍」は、実戦に投入された機体の中では、
旧陸軍が最後に開発した双発爆撃機で四式戦闘機「疾風」と共に
「大東亜決戦機」とも呼ばれた機体です。
「長い航続距離」「堅牢な防御力」を持つ機体で。
航続距離3800km、2000馬力級エンジンのハ104を2基搭載し
双発機でありながら急降下爆撃が可能でした。
戦況の悪化に伴い生産中の機体のうち100機が魚雷を積める雷装機型に改良され、
以降はこのタイプが標準装備型として使用される事になり
陸軍として初めて本格的な洋上攻撃が可能な爆撃機となりました。
雷装した四式重爆は、海軍航空隊に組み込まれ、
海軍指揮下の陸軍雷撃隊を「靖国部隊」と呼び
それに所属した雷撃機型の四式重爆のことを「靖国」という名称で呼んでいましたが
これは海軍部隊内部における非公式な通称であり正式なものでありません。
さて・・・今回もまた・・・
ベテランのキットでお手付き品ジャンクです(^^♪
塗装もやりかけ(;^_^A
デカールも・・・使用する事は叶いませんね・・・
LS(エルエス)の四式重爆シリーズは傑作キットとして発売初出が1966年です
古くから名高いキットで「飛竜」「靖国」「キ-109」がラインナップされ
ハセガワが1/72スケールで発売するまでは唯一のキットでした
当時は可動する事は当たり前の時代ですので・・・
旋回銃座 、機首銃座 、 主車輪 、補助翼等の各舵面とフラップまで動く
フル可動のため、別部品化されており部品点数は150点
組み辛さも一級品です(;^_^A
初版では両翼に一個づつのベビーモーターを装備、付属の燃料トラック内の
単三電池2本で、両翼のプロペラの回転が可能な意欲作で
一時期メタリックモデルも発売されていましたね♪
当初のスケールは1/75
後に・・・縮尺がやや小さいのに1/72として発売されますが
単独で見る分には解らないと思います。

さて・・・組み上げは結構大変(;^_^A
部品の合いの一部はよくありませんので
接着面と可動部には丁寧な調整が必要です。
細いやすりに耐水ペーパーを用意しておいて接着面を平らにします
根気よく丁寧に合わせれば・・・流石!
LS(エルエス)は全体フォルムは綺麗です
ただ・・・今回は目玉の可動部品は、仮組の段階でガタガタになる事が
想定出来たので一部は固定して仕上げる事にしました。
塗装は、陸軍色では無く付属のカラーピンナップを参考に
デカールは、ストックからアリイの物をスワップしています。
スケールモデルを趣味にされている方の多くは・・・
在庫が減るどころか増えている方も多いと思いますが
このキットは外形フォルムも素晴らしいものがあります
そして・・・日本のプラモデル黎明期の1960年代に設計されたことは、
本当に凄いことです。
古いキットのジャンク品を購入して作るのも、これまた大変楽しいもの
出来る限り完成させてキットを成仏させてやりたいものですね。
この記事は、
旧エルエス初版、1/72 帝国海軍雷撃機 「靖国」、 について書いています。
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Posted at
2024/01/31 15:34:10