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2022年02月23日

湖に水戻る 

湖に水戻る  2019年から2年近く、耐震工事を施した湖が完成した。

湖の耐震工事は、初めて見た。温暖化による災害対策
の側面がある。台風前に放水、大雨を貯める洪水対策だ。
その為、湖底を掘削、かつ堤防を補強した。今年の異常
な北国の大雪は、夏の線状降水帯の冬版であると言う。

大雪の原因は、温暖化であると専門家は話している。


工事は2019.10 ー 2021.07 に渡った。2020.2月 湖底まで50m位ありそうだ。





2021.夏 工事終了 貯水に入る。2021.秋口の写真。


・ヘラブナ救出作戦

ここは、ヘラブナ釣りの名所であった。湖に残されたヘラブナたちは、釣り人が
釣り上げて、釣り具の上州屋が設置した、囲いに入れられ愛知県の養殖池に運ばれた。
上州屋さんの支援で、ヘラブナ達は、命を繋いだのである。
工事終了と共に、再びここへ搬入されたと言う。移されたヘラブナの稚魚たちである。

昨年末頃には、満水になったとの事で、訪れる機会を待っていた。
本日は、微風で気温も10度近い。久々のエスク出動。途中、食料の買い出し。
生鮮食品もあり、車内は暖かいので、氷を袋に入れて鎌北湖に向かった。

梅林を横に見ながら、未だ冬枯れの里山を進む。



僅かな距離のオフロード。


・驚異の地下コンベア 全長20Km以上 どの位の歳月とコストが掛かったか?

宿谷の滝入口の駐車場。上の構造物は、石灰を運ぶ地下コンベアが地上に出た場所。
秩父の武甲山から削り出した石灰を、川越市の隣の、日高市の太平洋セメント工場まで
運んでいる。その殆どが地下トンネルで全長は、何と何と20Km以上にもなる。
ここは山の谷部分。少し先で再び山中に入る。全線が無人である。

民間企業が、膨大なコストと年月を掛けて、地下に無人の自動コンベアを敷いたのだった。
この事を知ったのは、10年程前の事だ。いやあ、驚いたね!いつの間に造ったのやら・・。
滝はここから10分程で着く。落差10m程の小滝だが深い山奥で、雰囲気は荘厳だ。
今日は、滝には寄らず先を急いだ。




駐車場を出て進むと、県重要文化財の山根六角塔婆がある。石の供養塔である。
何と、室町時代から、ここに立っていると言う。
今も山奥の僻地に大昔、建てたと言うのが、これまた驚く。


見事な石積みが見える。建物の中には、地蔵尊が祀られている。
この後方に六角塔婆が立つ。現在は、保護用の金属ネットの中に入っている。
石板が一枚だけ欠けているが、それ以外は健在である。
ここに、700年も立っているのが、またまた凄い!!





先に進むとそこには、毛呂山町町営の立派な総合運動公園がある。
複数のグラウンドや屋内競技施設(写真)の前の広場には家族連れが何組もいた。



隣りには、大きな複数のプールがある施設があるが、10年以上前に廃止になったようだ。



・夏になっても、もう賑やかな声が響く事はない。錆びついた扉が、長い歳月を物語る。


ここの先で鎌北湖への直線路に入る。
何か、パワーUPグッズを付けた時に使う、自分のテストコースでもある。
前回は、電源安定化装置(EDLC-超大容量コンデンサ)を付けての試走だったが、
助走なしで、いきなり坂道を登つたせいか、湖直前でノッキングしてシフトダウン。

完走ならずだった。あれから、タイヤ交換でバネ下は10KGほど重くなっている。
今回は、いつものように助走して坂道を登った。1Km走って4-50m程、登る坂道である。




・5速ホールドで、湖畔までの坂を完走できた。

タイヤが重くなったが、ノッキングもせず、5速ホールドで登り切った。
但し、ACは今回OFFだったが、バネ下10Kg増加をものともしなかった。
電源安定化装置は、一定のトルクUP効果があったようだ。

さて、堤防の上に立てば、鎌北湖の水は以前のような水量に戻っていた。
やはり、水あっての湖だ。ここは、奥蓼科の御射鹿池と同じような灌漑用水である。

昭和初期の大恐慌の雇用対策で、造られた農業用水だが御射鹿池よりは大分大きい。
地元が観光策として、ヘラブナの放流や桜並木を造り、湖畔にはホテルも数軒出来た。
20年程前までは、週末など大勢の人出で賑わったものだった。

今は昔が、夢のように寂れて、写真奥の白い建物や、上から2番目写真の建物も
元ホテルの廃墟である。左の建物は、取水塔で普段は無人である。


水のある鎌北湖を見るのは、実に2年ぶりの事であった。



平屋の建物は、元旅館。現在は廃墟となっている。

2019年は、厳冬で全体が凍結していた。30年見てきたが、全面凍結は初めてだった。
今年は2019年程ではないが、水辺は凍結している。氷上を小鳥が歩いていた。



堤防道路にて。後方は桜並木。桜の季節は、いまでもそれなりの人出がある。
桜の淡いピンクが、見え始めているようだ。



堤防道路は、都会より1週間遅れの開花。桜並木となる。


下は、紅葉の鎌北湖。近年は12月まで紅葉している。これも12月の写真だ。


さて、帰ろうとしたら郵便車がポストから中身を車に積んでいった。
このポストは、まだ現役なようだ。

後ろに見えるレストランも、今は廃墟だ。崖沿いに建てられているので、平屋に
みえるが、三階建ての大きなレストランだ。週末はいつも満員で、繁盛していた。
ここを含めて、湖畔の建物は、今は殆どが廃墟。
ここの、前の土産物屋と逆方向終点のお店にしか、今は人は住んではいない(筈)。

「万人は一人の為に」、と言う、キリスト教の教えを浮かべる光景だ。


崖沿いに建つ3階建ての元レストラン。20年程前までは、週末は行列が出来た。



自分も郵便車の後を付いて、山を降りた。


本日は、車を降りての散策は、殆ど出来なかったが、良き1日だった。

ここ数年、石油ストーブを使わずCO2を削減が、My SDGsだが寒い、寒い!
40歳までACは無論、自室では一切の暖房を使わず、冬を過ごしてきたのが嘘のよう。
あの時代は、超大型台風・大洪水・大雪の連続など、こんな異常気象はなかった。
2019年の台風19号が、異常気象の本格的な始まりだったか? 
こんな異常気象が、常態化するのでは堪らん・。個人レベルでも、SDGsが必要だ。


*里山の風景の中で一枚。週末から一気に春の陽気らしい。


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Posted at 2022/02/24 07:47:45

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この記事へのコメント

2022年2月26日 6:07
いつもドライブ散策レポありがとうございます。
この週末から少し暖かくなりそうですね。寒の戻りもあるでしょうが、今ならまだ早い春の到来を楽しめるドライブ&散歩が出来そうです。

愛車との善き時間をお過ごしください。
おからだもご自愛くださいね。

コメントへの返答
2022年2月26日 7:23
いつもイイね! ありがとうございます。
今朝は大分冷え込みましたが、日中は春の日差しだとか。
今年の冬は寒かったですね。

年々、身体に応えます。同じ四駆どおし。どこか行かれましたか?

また何か記事をUPするのをお待ちしています。






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