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2022年08月10日

四面楚歌・八方塞がり 林道に涼を求めて

四面楚歌・八方塞がり 林道に涼を求めて 最近は、隔月1回以下になったブログUPです。

コロナ感染者も、ここまで爆発的に増えると、日常生活
を送る限り、感染しないほうが、おかしい位だ。
だが、高齢者の重症化率は、依然10%近くと高いまま。
油断は禁物だ。更に個人的に、胃のポリープ・糖尿など
が、追い打ちをかける。



弱り目に祟り目。踏んだり蹴ったり。八方塞がり。四面楚歌。泣きっ面に蜂。
実際、小型スズメバチに手を2回も刺された。
小型でも、他の蜂とは段違いの腫れようで、手がグローブのように腫れた。

状況は八方塞がり。が、我慢・節制のお陰で病は、改善してきた。
周囲が八方塞がりなら、三次元移動で高所の林道に涼を求めた。
自宅に長らく籠った日々だったが、久しぶりの林道だった。


・フォトギャラ*クリックで飛ぶ。の続編

令和元年から3年まで丸2年間もの耐震工事を終えた鎌北湖。
中の水を全て抜いて、堤防の耐震強化を図る大工事だった。



ヘラブナ釣りの名所でもあったので、釣り具の上州屋さんが魚の移動を支援した。
捕獲された魚は、愛知県の養魚場に移動。工事完成と共に里帰りした。
里帰りしたのは、移動した魚たちの子供達である。


平日のせいか、誰もいない。ボート係員もいない無人の湖。
湖畔を回ると、釣り人が僅かに3人。釣り糸を垂れていた。

湖畔の終点から奥武蔵グリーン(G)ラインの起点林道「権現堂」線が姿を現す。
Gライン本線は、中津川林道と同じ30Km。江戸時代、繁栄していた秩父と越生を
結んでいる。当時、台風で河が氾濫しても通れるようにと、稜線上に道を通した。

戦後、それを車通行可能なように、道を拡幅した観光・生活林道である。
権現堂(顔振峠)→奥武蔵2号(刈場坂峠)→奥武蔵1号(白石峠)→奈田良(定峰峠)
の4本が、Gライン本線を構成するメイン林道である。



林道に入れば殆どが日陰の中。グイグイと高度を上げていく。エアコンをOFFにした。
まだ標高は200m程だが、下界とは一線を画す気温で涼しさを感じる。



ハイカーの休憩ポイント・北向き地蔵を過ぎると、巨岩が出現する。


車と較べるとその巨大さが分かる。


この巨岩を初めて、見てからもう40年近くが過ぎたが、巨岩の説明看板などは
一切なかった。ネットにも出ていなかった。それが、10年近く前、巨岩のひび割れ
などを、埋める工事をしていた時だけ説明看板が設置された。




看板によると、地元出身の千葉なにがしと言う方が、江戸で天文学を修めて晩年、
故郷に帰り、この巨岩の中に部屋を造り、更に終生 天文学を研究したと言う。

写真は、部屋への入口。かつては開放されていたが、工事の時に柵が設置されて、
中へ入れなくなった。今度、来たとき見よう、と言う思いは叶わず。
何事も、一期一会の精神が大事である。

やがて、権現堂線が終わり、奥武蔵2号線に入った。
この先からいくつもの支線が、分岐している。行きたい場所があるので、ある場所
から支線に入った。途中、視界が開ける場所がある。

快晴ならば、奥に山梨の名峰・瑞牆山の山容が見渡せる。
奥武蔵Gラインは、標高800M程の峠が続く。ここは、中腹以下の300M前後。



道を降りていくと、林道には珍しい郵便ポストが立っていた。


更に、ポストの横にはごみの集積所が・・。生活のにおいがするインフラだ。


ここには、小規模ながら集落がある。どの家も急峻な斜面に立つている。
この集落には珍しい事に、ジムニー他の四駆が見当たらない。商店もない。
この辺りの標高では、積雪も少ないのだろう。



更に降りるが、行きたい場所には出会わない。


その行きたい場所とは、ここだ。最近、プラグ紹介に使った画像だ。
杉林の中の雰囲気の良い林道で、また撮影したかったのだが・・。


*これと集落の家、下の麦草峠のみ別の日の撮影。

ここは、299号に繋がる4本の支線の内の1本だ。実は、UPはしなかったが、前回も
探して、この日が2回目だった。後は、残り2本のうち、いずれかだ。

やむなく、そのまま降りて国道299号線に出た。
これは、埼玉県・入間市から出て秩父市を抜け、志賀坂峠を越えて群馬県に入り、
十石峠を越えると長野県・佐久穂町だ。そこから、標高2127mの麦草峠を越え、
長野県・茅野市に至る全長204kmの一般国道である。

コロナ禍前には、何回も完走した楽しいロング&ワインディングロードである。


*国道の峠の標高日本二位(一位は群馬の渋峠)。風に揺れる麦草たなびく峠。

下界に降りると強烈な熱線が、室内まで入ってくるようだ。AC再度ONしたが・。
余りに熱いので、全身から汗が噴き出す。これ以上のドライブは止めだ。
本線の三分の一しか走れなかった。だが、全部で100Km近く走り回った。

帰宅後、自分だけ洗車して汗を流し落とした。その後、遅い昼食は午後3時だった。

ブログ一覧 | 林道&ツーリング byエスクード | 日記
Posted at 2022/08/10 21:19:22

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この記事へのコメント

2022年8月11日 7:34
グリーンラインは、バイクの免許を取った高校生の頃から好きでよく走っていました。
気持ちの良い道ですが、「峠の暴走族」だった私でもグリーンラインを飛ばして走ったことは無いですね。
この記事でGラインの生い立ちが分かりました!

スズメバチ大丈夫でしょうか?
詳しく走りませんが、逆抗体とかで2回刺されると危険とか聞いたことがあります。
小鹿野に住んでる山の仕事してる友達が20年前に「スズメバチに2回刺されてヤバいと思ったけどなんとか大丈夫だった」と言っていて、現在も元気なのでケースにもよるんでしょうが、お大事になさってください。
コメントへの返答
2022年8月11日 8:03
飛ばしませんよ。毎度、ゆっくり走って林道の雰囲気を楽しんでいます。
以前は、サーキットと間違えている輩がいて危険な目に逢いました。
ブラインドコーナー前では必ずホーンを鳴らします。すると、コーナー向こうから急ブレーキの音が聞こえ、RX7が崖に車体を擦っていました。
ホーンを鳴らさなかったら、間違いなく激突でしたね。

蜂は、自分も心配しましたが、大丈夫でした。30分以内に症状が出ると救急車が必要です。
2023年2月24日 11:46
はじめまして、都内在住の前期高齢者です。
今から45~6年前に大学生の頃に父親のカリーナを借りて林道ばかり走っていたことがありました。
クルマが痛むからやめろ、と言われながら。
ネットなんて無い時代どうやって各地の林道の情報を得ていたのか?
おそらくドライブ関係の雑誌の中の記事だったかと思います。
国道299は信濃川上から十国峠を越えて秩父側に走りました。
すれ違いなど絶対に出来ないような泥道でした。
目の前を雉(キジ)が悠々と横断したのは今でも思い出します。
そういう道で1台だけ秩父側から来た対向車と遭ってどういう風にすれ違ったのか?
麦草峠は冬、春の雪山の登山(北八つから縦走したり)で何回か通りました。
自動車道は冬季は風の通り道でアイスバーンのようになっていましたが小屋の管理人さんは用事があるとスキーで車道を下っていくと言ってました。
「(無料で)泊っていいよ」と言ってくれたのですが悪いので小屋前で幕営させてもらいました。話し相手が欲しかったんでしょうか?
麦草峠はドライブでもよく行きました。
八ヶ岳でも未舗装林道を走った思い出もあります。
記事を拝見していろいろ思い出すことがありコメントさせていただきました。長くなって失礼いたしました
コメントへの返答
2023年2月24日 14:33
こんにちは。初めまして。
当方は、後期も近い、元都内在住でした。

林道情報は、私も当時は雑誌のみでしたね。当時の情報を得た雑誌のブログもUPしました。林道大全は今も大事に持っています。
私が十石峠を初めて越えたのは、2000年頃でした。
この頃は、悪路は殆ど解消されていました。昔は酷道区間で有名でしたね。

カリーナで走破とは恐れ入ります。今は、殆どが補装林道ですが、まだ少しダートも残っています。

八ヶ岳・蓼科方面は年2回以上のペースで泊まっていましたが、2016年を最後にご無沙汰です。
また、蓼科スカイライン・ビーナスラインを走りたいと思っています。



プロフィール

「[整備] #スイフト 車内でゴニョゴニョ ステアリング化粧 https://minkara.carview.co.jp/userid/1110056/car/855743/8329088/note.aspx
何シテル?   08/12 08:43
眼が悪く、黒背景の文字は、読む事が出来ません。 足跡も見ていません。 以下に該当する方はフォロー不可です。 自己紹介欄に、居住地もなく、宜しくだけの方。記...
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