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CatDogのブログ一覧

2015年04月28日 イイね!

上州・花の御荷鉾山 2-2 関東最長・御荷鉾スーパー林道編

上州・花の御荷鉾山   2-2 関東最長・御荷鉾スーパー林道編長瀞の宝登山の少し手前を右折して峠を越え、
鬼石(おにし)町に至るのが、いつもの群馬への行き
方である。

間瀬峠経由だったので寄り道となったが、やがて
児玉町から長瀞町に至る、いつもの県道に出た。

峠を越えれば、そこはもう群馬県である。



お久しぶりです群馬県。

二年ぶりかな。霞んで見えるのは鬼石町。
全国有数の庭石の産地である。



鬼石「道の駅」を過ぎて下久保ダム湖沿いに走る。

やがて、御荷鉾スーパー林道の分岐点に至る。
ここから南牧村に至る全長67.1Kmの関東最長の林道が始まる。




*分岐点と神流湖。面積は、埼玉の名栗湖と東京の奥多摩湖の中間位だろうか。
相当に大きい人造湖である。湖面が新緑に映える。
右は分岐点にある宿の看板。ここで、風呂&食事の予定なのだ。




「奥武蔵林道にて」と書いても、疑う人はいない位、似た雰囲気である。
関東の林道の共通点の杉林。
だが、スーパーと冠するだけあって、幅員も奥武蔵よりやや広く舗装の質も高い。

最初に来た頃は、全線オフロードで四駆乗りのメッカでもあった。

突如、場違いな大きな隧道が現れ驚くが、全体として快適な舗装路である。
しかし、快適な林道とはまた意味が違う。皆さんお分かりでしょうが・・。




ここで、グローブボックスからあるものを出して付けた。どれでしょう?

答えはコンパスなのであった。ナビは必要ないが、方向位はわからないとね・・。
*車内は磁界なので、車外に出して方位の誤差を確認してから付ける。
なお、手前に表示される方角が進行方向である。

どこまでも、アナログな私なのだった。
しかし、実は新しい物には興味があって、携帯もスマホも真っ先に購入したのだ。

初期の携帯は、通話onlyで待機時間も8時間程だった。
基本料金も高く、持つ人も少なかった。おまけに、でかくて胸ポケットには無理。
一人だけ持っていても、話す相手もいないので解約した(笑)。

スマホも然り。初期のスマホは、機械が勝手に通信するので、通話しなくても高額料金だった。
字も小さいので、眼が疲れる。退職後に解約して現在に至る。


*この日走った最高標高地点付近で、1200mくらいか。秩父の連山が見える。

ナビも同じく、出始めのサンヨー・ゴリラが、まだ家にある。
偉い高額だったが、車載したのは二回だけ。

横道にそれました。話を戻そう。



*標高1246mの東御荷鉾山。電線が余計だが、これを過ぎると山が消えてしまう。


*遅い春を迎えて咲き誇る山桜。



さて目的地の「みかぼ高原荘」への分岐点である。
雪の後の休日に来て、雪景色を眺めながら入る温泉は最高だったな。

ここまでに、すれ違った車はたったの1台。奥武蔵と違うのは、交通量だろう。
途中のキャンプ場は大入りであったが・。

ここから少し下ったところに、みかぼ高原荘はある。

風呂と食事が楽しみだな。お腹は、もうペコペコだった。



*途中の素晴らしい景色。ゴルフ場の建物が見える。高原荘ではありません。

下に見える建物は体育館。これは、みかぼ高原荘の施設のようだ。




さて、二年ぶりに高原荘の入口に到着。ここから宿まで上り坂なのだが・・・??
私にふさわしい結末を、迎える事になった。




帰宅後、電話したら自動音声で今月から営業を休止しているとの事だった。

宿は地元・万場町営なので、村役場に昨日電話したら委託業者が見つからない
との事であった。要するに儲からないから、引き受ける業者がいないようだ。

いつ行っても、ガランとしていたからね。いつも温泉独り占めだった。

しかし、景色はご覧の通りで、宿泊料金も6千円位と、安かった。
標高は1000mあり、夏も涼しい。もっと、利用されてもよさそうだが・・・。


誠に寂しい事である。再開を切に望みたい。

この後は、食事もせずと言うか出来る場所もなく、飲まず食わずで初めての林道を
走り走って長瀞に出た。*結局、帰宅するまで飲まず食わずだった。

長くなったので最後は、フォトギャラに致します。


*御荷鉾スーパー林道途中の大きな隧道。林道には素掘りが漢だ。しかしでかい!
車が楽にすれ違える林道隧道は初めてだ。

なお、途中道で探していたNHK・BSで連続放映された「秩父・はなのあとさき」の主人公
むつばあさんの家に出会った。

幼少から秩父の狭い段々畑を耕し、歳を重ね農作業が出来なくなると、世話になった畑を
天に返そう と、夫と共にその畑に花々を植えて、その生涯を終えたむつばあさん。


感動した。

現在も植えられた花々は、綺麗な花を咲かせて、訪れる人を楽しませている。
その家も、保存されていて訪れる人々も多いらしい。

亡くなってからも「秩父 むつばあさんのいない春」として放映された。
亡くなってから、もう6年が過ぎた。

今回はゆっくり出来なかったが、次回はここをメインに訪ねたい。

*最終回は、エスクフォトギャラにてUPします。4.29 UPしました。

 
2015年04月26日 イイね!

上州・花の御荷鉾山へ 2-1  埼玉・笛吹峠ー寄居・長瀞編

上州・花の御荷鉾山へ   2-1  埼玉・笛吹峠ー寄居・長瀞編いやはや、走りました。
休日ドライブとは言っても、通常は半日コース。

今日は、7時‐16時のフルタイム。
うち半分近くは、山岳林道だった。
往復走行距離は、250Kmに及んだ。

今回は、埼玉編になります。
順路に沿ったレポです。

今日は晴れたとは言え、空は相変わらず霞がかかったようだ。
春先から綺麗な碧空に、お目にかかっていない。


1.林道・将軍沢線  笛吹峠

楠正成(まさしげ)・新田義貞と言う武将の名前は、お聞きになった事があると思う。
足利時代の有名武将である。

その新田・楠軍が、遥々京都から敗走した反乱軍を追って、この地で最後の決戦をした。
笛吹峠は、その反乱軍の将・京都の公家が決戦前夜、京に思いをはせ吹いた笛の音が、
この峠にこだました。と言う故事から来ている。

故郷を思いながら、吹く笛の音は悲しげであったろう。
笛吹峠とは、何ともロマンチックな名前である。



*峠にある公衆トイレ。付近の森にはハイキングコースが延びている。

この近辺には、古戦場が多く存在する。いずれも歴史の転換点となった重要な戦だ。
ここを過ぎると、ときがわ町から小川町に出る。昔の宿場町である。
写真のような重厚な建物が点在する。



2.名勝・寄居玉淀河原

少し前に紹介した、武州・鉢形城跡の下を流れる荒川上流の河原である。


*これのみ撮影日・別。カメラも以前のコンデジ。

豊臣秀吉が天下統一を成し、北条氏が滅んだ戦いの舞台である。
今年も、鉢形城落城の様子を今に伝える、北条祭りの準備が進んでいた。


祭りに使う、当時は輸入されたばかりの最新兵器・石火矢(大砲)のレプリカ。


この石火矢で、対岸の崖上にある鉢形城本丸に猛撃を加えて戦は終わった。
のぼうの城の忍城と共に、鉢形城の奮戦は井伏鱒二の小説にもなったのである。

祭りは、GWに行われる。昨今の高齢化で、武士役が不足しているようだ。
ここは、もう長瀞の隣町なのである。


3.長瀞八景・間瀬(まぜ)峠・間瀬湖

「花の長瀞、あの岩畳・・。」と、秩父音頭に唄われる長瀞。
自宅から半日コースでもある。寄居を過ぎると長瀞である。


しばらく国道140号は、秩父鉄道と並行して走る。貨物列車が来た。

長瀞から峠を越えて上州(群馬県)に入る予定だったが、今日は以前から気になって
いた間瀬峠を越える事にした。

長瀞八景と案内されている。初めての道は、いくつになってもワクワク感がある。



間瀬峠付近。新緑がまばゆい。眼下に寄居町を見下ろして中々の絶景である。
*強トルク健在・5速ホールドで登り切ったエスクDog。エンジン快調である。

眼下は霞む寄居町。周囲を山に囲まれた、盆地の典型的地形である。



途中から林道に入る。かなり狭い道だが、間瀬湖が見えて来た。
新緑の林の中をゆっくりと進む。(エスクの横以外は、常緑樹の写真だが・・笑)



新日本百景に選ばれた間瀬湖。

初めての場所に来て、その説明看板を読むのは楽しみだ。湖は想像より大きかった。
昭和12年竣工の、人造灌漑用水湖。前回の鎌北湖も同年である。
国力増強の時代であり、灌漑用水湖が多く造られたようだ。

現在は、ヘラブナ釣りで有名なようだ。湖畔に入漁券を売るお店があった。





*行儀よく一列横隊で、釣りを楽しむ風景があった。

初めての道、間瀬峠・間瀬湖は、また来て見たいと思う景色がそこにあった。
満足して峠を下りて、更にエスクを走らせる。


上州・群馬は、もう隣に近づいている。

 後編に続く・・・。
2015年04月21日 イイね!

不思議な一致 好きな色別の性格は?

不思議な一致 好きな色別の性格は?エスクの大修理が終わったのに整備手帳に書いた
通り、今度は本人が、またまた故障。

皆さんの楽しいお出かけブログをよそに、またも脳内
ブログとなりました(泣)。ご勘弁を。

さて下記は、自分の項目別PVランキングです。
UP時の1本当り、おおよそのPVの比較です。



1位 スィフト整備手帳     2位 エスク整備手帳   3位 ブログ

スィフトは意外かも知れないが、会員数の多さが反映されている。(PVはエスクの約二倍。)

最近はエスクのUPが多いので、読んでくれる方も増えて差は少なくなったが・・。
またUP後、数か月経つとスィフトを抜くものも増えてきた。

*スィフトもエスクも、初級整備手帳だが樹脂を焼いたり酢をイオンデポジットに塗ったりして
参考になりそうな情報を、お伝えする事に主眼を置いている。
また、湿式・乾式フィルターの15年に渡る詳細な比較など、実体験もお伝えしている。

お役に立ったものは、UP後のPVの伸びで判断できる。

整備手帳では、イイね!数は気にならない。

旧い整備手帳でも、データに変更があったり結果が判明した時点でUpDateしている。
入会の動機は、整備手帳を書いて見たかったからだ。




先日四カ月振りにスィフト整備手帳をUPしたが、懐かしいHNの方々の足跡が付いた。
大体15名前後だろうか。毎回この方達が、交互にイイね! を付けて下さる。

スィフトGの方々は、多分これを読まれていないだろうが、ありがとうございます。


*右写真は、スィフトにも床下防錆塗装を行ったところ。

また、エスクにも同じ位の常連さんがいる。ありがとうございます。

所が、このニグループ(エスク・スィフト)は、驚くほど対照的なのである。

まず、エスクGは1名以外全員が白背景、対してスィフトGはやはり2名以外が黒背景なのだ。

数名なら偶然だろうが二桁の人がほぼ全員とは・・驚きである。

プロフに書いたように黒背景の方々は拝見出来ないが、そんな事は関係ないようで
以前から来て頂いている。


行動パターンもニグループは大きく異なる。
同じなのは、それぞれの車種にしか足跡がない事位か。

エスクGが、ブログ・フォトギャラにも足跡やイイね! が付くのに対しスィフトGは、整備手帳
Only なのである。


乗る車種によって、性格まで違うのだろうか?

だとすれば私は、二重人格と言う事になる(笑)。 


*2015.4.12 奥武蔵グリーンラインの起点 鎌北湖

ここで今回のタイトルになります。調べた結果は、下記の通りだ。

(1)白が好きな人の性格と心理

① 完全主義者・努力家 ② 誠実・素直・無邪気

(2)黒が好きな人の性格と心理

① リーダーシップがある。 ②子供っぽい事は、嫌いでクールに振舞う。
 ③プライドが高く、感情を溜め込む。相手の言い分に従うのは嫌い。


写真を拝見すれば、何となくそんな雰囲気も、それぞれに伺える。
また愛車の車の色も、スィフトGは全員濃色だったと思う。

  
黒は、地味なようで派手でもある。白が派手なようで地味なのとは対照的だ。

私のはキープ・オリジナルがコンセプトなので、ただひたすら元に戻す地味な整備である。

エスクGの方々の整備も自分と同じ方向性だが、スィフトGは正反対と言える。
電飾系の方々もいる。全く方向性の違う方も多い。



*平地では散っていた桜も、標高の高い鎌北湖では盛りだった。

企業のマーケティングも、同じである。

エスク用整備手帳と言う商品を発売したら、目論見通りの顧客層に良く売れた。
一方のスィフト用は、想定とは全く違う顧客層に受けた。こんな感じだろうか。

思わぬ人に認められたようなものである。

それはそれで、大変嬉しい事なのだ。


人生色々・・・、全てが想定内では面白くもない。


・新しい楽しみも

写真撮影の楽しみも、みんカラに入会して想定外の出来事だった。
 *入会初年度は、当時・既に解約していたスマホカメラで撮っていた。

ある時、今は活動休止している友人におだてられて、樹に登ったのである。

*ピンボケでした。

とうとう、デジイチ・望遠レンズまで買ってしまったが、使うのは主にニコンのコンデシだ。
*最近P330の故障で、後継のP340に買い換えた。
  保証期間内だったので、ほぼ無償交換になった。

タバコの箱サイズで、画質もコンデジでは大型センサーでまずまず。圧倒的に使い易い。



*ニコンP330(F1.8)。現在は、後継のP340 同一サイズ&デザインだ。
カメラの写真以外は、P340で撮影。ジッポーライターケースに予備バッテリーを入れている。

みんカラにいなければ、カメラを買う事もなかったと思う。

昔の、ただ撮っているだけに較べれば、多少はましになりました。
無修正・自然を旨としているが、原画が霞んでいるような場合は最小限修整している。
画質設定も、ナチュラルにしている。

以前、お友達にこういう脳内ブログの挿入写真と内容が、微妙にずれていると言われたが、
ずれていると言うより、自分の気に入った写真を並べているだけなのだ(笑)。


みんカラとお友達と、見みて貰えるすべての方に感謝です。

次回は、是非ツーリングレポを書きたい。

今回は(も)、お許しを願います。



*2015.4.11 小川町にて

*参考

主な色別性格占い 出典:好きな色で性格がわかる本数冊(ネットにて)

1.赤   情熱的 リーダーシップあり  目立ちたがり屋

2.黄   明るく表現力豊か 知的だが無邪気で人気者

3.緑   穏やかで堅実  協調性が高い 優しい性格で争いは好まない

4.青   冷静で理知的かつ誠実  内向的  いわゆるクールな人

5.紫   繊細で想像力豊かなロマンチスト 芸術家肌
 
6. 茶   責任感強く、他人に尽くす。自己表現が下手。協調性高い。

当るも八卦、当たらぬも八卦です。読み飛ばして下さい。








2015年04月17日 イイね!

MD生産終了 SONYその栄光を取り戻せるか  トヨタがマツダ車を戦略車に

MD生産終了 SONYその栄光を取り戻せるか  トヨタがマツダ車を戦略車にウォークマンが世界中でヒットしたソニーの全盛期。
そのウォークマンの後の看板商品だったMD。
そのMDディスクも、遂に生産を終えた。
昨年まで100均shopで、TDK製のものも売られていた。

未だにCDからダビングして車で聞いている自分なのだ。

100均ショップに走るが、既に扱いはなかった。
前述のTDK製が、あと二枚あるが足りないだろう。


ネットで調べると、何と既に昨年の
10倍の価格で売られている。
しかし、在庫があるうちにと、5枚入りを購入した。


MDを知らない人も、若い人には多いのではないだろうか?


発売は1992年。当時のキャッチコピーは「まだCDを聞いているの?」 だったか。

当時、主流のCDに取って替わるべく投入されたソニーの開発商品だった。



*下がCD、上がMD。コンパクトでケースに入れたまま使うので破損しない。
 右は、スィフト・レシーバー、上スロットがCD、下がMDスロット。

だが、SONYの狙いは当たらなかった。理由は下記の通り。

1.現代のもの程ではないが、圧縮録音されているので音の情報量が不足。
  結果として音質はCDより劣り、オーディオファンの耳には馴染まなかった。

  *歳を取れば12000Hz以上は、聞き取れなくなるので音質は同じになると
   言う方もいるが、これは音としては認識出来なくなるだけで、音質の良否は認識出来る。

2.録音可能時間も、せいぜい80分でありCDと大差なかった。

結果として、CDのように歌手がレーベルを付けて、MDで販売される事は殆どなかった。

それでも現在の圧縮録音に較べれば、良い音質なのでCDのダビング用に活路を
見出したのである。ケース入りのまま使用するので破損の心配も少ない。
振動にも比較的強く、カーオーディオ用としては、優れた媒体だったのである。

そのMDも生産が中止となり、ひとつの時代が終わった。


*スィフトZC11型 純正オーディオ仕様のインパネ 

思えばSONYの凋落は、ここから始まったような気がする。

その後は、アップルやブラックベリーがスマートフォンで、世界を席巻して今日に至る。

かつては、ホンダと共に
日本の革新的企業の代表だったSONY。

今や創業部門は大赤字、金融部門と米企業を買収した映像部門がSONYを支えている。
かつては最上級のランクだった格付けも、現在は最低水準となった。

昔日の面影はない。

しかし、デジカメの映像素子はソニーの独占である。

復活の芽は、まだある。



トヨタが、マツダのデミオを戦略車として米国でトヨタブランドで
販売する事になって話題となった。


販売台数世界一の会社でも「若者には、今一人気がない。」事を自覚しているトヨタの
英断を讃えたい。

SONYも全て自前に拘らず、このトヨタの姿勢を見習うべきであろう。 

トヨタが日本の製造企業の王将とすれば、ホンダ・SONYは飛車角のようなものだ。


SONYの復活を願ってやまない。



*MDより更に旧い、エスク・カセットレシーバー。JVC製・12連装CDチェンジャー付。
 現在は、名門オーディオメーカーのケンウッドと合併。
 JVCケンウッドとなり、オーディオ専門メーカーとして異彩を放っている。

   
2015年04月11日 イイね!

桜巡り 御車返しー城跡の巨大桜へ 

桜巡り 御車返しー城跡の巨大桜へ 1.桜散る   悲運の桜

今年の桜は、悲運だった。

開花してからも晴れた日がなく、殆ど雨。

持ち堪えていた花びらも、季節外れの雪の重みで
花を散らしてしまった。



エスクでは修理後、奥多摩・東秩父を走り回った。

だがスィフトは、病院とスーパーの往復専用だった。

おまけにエスク同様、長い間洗車もしていない。
先日の雪が車体を覆い、付いた汚れを吸着して雨で流れ落ちた。

自分の昨日のブログ写真を見て、まだ菜の花位は見られると思い
スィフトで、花見に出かけた。

都幾川桜堤を起点として、寄居の城跡にある巨大桜が最終目的地だ。


2.都幾川桜堤 ー 染井吉野

途中、曇天だったが着いたら日が差してきた。偶にはつきもあるようだ。

桜吹雪が舞っていたが菜の花は、ご覧の通りまだ見頃。





*久々のお出かけに、スィフトCat君も嬉しそうだ。顔が笑っているようでしょ。
 最近の車は、怒ったような顔が多くてどうも・・・。 右は、小川町にて。

3.明覚駅の御車返し

続いては、八高線・明覚駅に出る。

地元木材を、ふんだんに使った関東100選の駅舎だ。
写真右が、御車返しと言う珍しい桜。
京の公家さんが、御車を引き返させて見とれたと言う故事から命名されたそうな。

左の染井吉野が、花を散らしているのに対し、今が盛りと咲き誇る。



*私には、違いはわかりません。説明看板の通り書きました。
  下は発車した電車。これから高麗川まで行きます。
  高麗川から八王子までは、現在・川越線が走っている。


4.日本100名城・鉢形城跡の巨大桜 ー 江戸彼岸桜
  *歴史大好きな私に、少しだけお付き合いを


こうして最終目的地の寄居町(長瀞、秩父の入口)・鉢形城址に至る。
この城は、小田原が本拠の北条氏の出城で関東の要害であった。

のぼうの城で有名な忍(おし)城と共に、天下統一を目前にした豊臣秀吉軍に攻められた。
攻める豊臣軍は、5万とも6万とも言われる。対して、守る城兵は僅かに3千5百。

豊臣軍は、直前に八王子(東京)城・岩槻(さいたま市)城を、僅か1日で攻め落としていた。

しかし鉢形城兵は、少しもひるまずゲリラ戦を展開。三カ月も、持ち堪えた。
最後は、当時輸入されたばかりの新兵器・石火矢(大砲)の猛撃を受けて、遂に落城。

敗れはしたが、関東武士の強さと勇敢さを、天下に知らしめた一戦となった。
*今も当時の戦を再現した「北条祭り」が、下の荒川河原で春・秋に開催されている。

その後、天下を統一した秀吉も亡くなり、徳川家康と石田三成が関ヶ原の決戦を
戦ったのは、鉢形城落城から10年後の事であった。

1590年 武州鉢形城落城。関東一円を支配していた北条氏も、ここに滅亡した。

「武州鉢形城」のタイトルで、小説化もされている。
かつては、桑畑だった城跡を発掘・石垣などを再現した。


*城兵が出陣する門。虎口と言う。復元したもの。
  虎口の奥は、断崖になっていて荒川が流れる。平山城に分類される城である。
  下左は、城内に残る井戸の跡。井戸が好きなお友達の為に。右は石垣。



さて、本題の桜に戻ろう。染井吉野は、人間の寿命より短い命らしい。
対して「江戸彼岸桜」は、最長寿の品種のようだ。

北杜市の実相寺にある樹齢何と2000年以上と言われる、世界最古の桜も
この品種だ。*おすすめスポットに掲載。

この城内にある江戸彼岸桜は樹齢150年程と、実相寺の桜に較べれば
まだ赤ちゃんのようなものだ。


ところがこの赤ちゃん、やたらと背が高い。

樹齢2000年以上の、桜の三倍くらいの背丈があるのだ。無論、染井吉野の比ではない。

残念ながら、もう殆ど花は散っていた。



この写真では大きさがわからないので、開花の頃撮影したものを載せておきます。
人間と較べると、その大きさがわかると思う。


いやはや、本当に大きい!


*2012.4.8 撮影

この後、急速に天気が下り坂となる。帰宅した夕方からまた雨が降りだした。

久々に山道のワインディングを、スィフトで軽快に走れました。
散った桜を見に行く物好きも少なく、道中も現地も空いていた。

本日も、走行距離100Km超え。大分、元気が出て来たようだ。


気分爽やか。良きドライブでありました。

翌日、山の上の湖で満開の桜並木を発見。スィフトフォトギャラにあります。

*最近は、エスクにかかりきりでスィフトはノーメンテだった。
  ようやくパーツレビューをUPしたが、これも1年ぶり。
  整備手帳・フォトギャラとUPしてスィフトCat君に報いたい。

プロフィール

「[整備] #スイフト 車内でゴニョゴニョ ステアリング化粧 https://minkara.carview.co.jp/userid/1110056/car/855743/8329088/note.aspx
何シテル?   08/12 08:43
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