
2ヶ月ぶりの投稿ですが、タイトルの通り 夜間の高速道路でパンクして、初めてタイヤパンク応急修理キットを使いましたので、その体験談を書きたいと思います。
取り敢えず、たぶん長くなりますが(笑)、読んで頂けると
1.レクサスのタイヤパンク応急修理キットは、コンプレッサー(空気入れ)だけで使えるのか?
2.タイヤパンク応急修理キットで本当にパンクが直るの?
3.タイヤパンク応急修理キットを使うと、後でタイヤ丸ごと交換になってしまうのか?
が分かるのかと思い頑張って書いてみます。
たぶん、
レクサスでタイヤパンク応急修理キットを選択された方は一読の価値はあると思います。
昨日の夜、都市高速道路を走行中、道路上に落下物がありました。なんか木片のようなものですが、うまく避ける事が出来ました。落下物が見つかると、まだ先に落ちているのではと思うのが普通で、注意しながら走行していました。しかし、運悪い事に緩い上り坂から下り坂になった瞬間に、その落下物は落ちていました。落下物を避けようとしたのですが、上りから下りの変わり目で落下物の発見が遅れた事と、隣のレーンには並走車がいた事もあり、自分の車線内でしか避ける事が出来なかった為に、右後輪で踏んでしまいました。(驚)
パンクするかも? と思ったのですが、直ぐには空気が抜ける事無く、そこから4~5Km走行した頃に空気圧警告灯が点灯しました。走っていたのが都市高速道路で停車するにも路肩が狭いのと、次の待避エリアに行くまでに出口がありましたので速やかに降りました。さすがに、狭い都市高速道路で、しかも車道側タイヤのパンク修理をする程危険極まりない事無いですから・・・。
一般道に降りたものの辺りは暗く、何かしらの作業するにも懐中電灯片手の作業は辛いので、外灯が明るく照らされている公園の駐車場に停車させました。乗り心地から予想していましたが、右後輪タイヤを確認すると凹んではいましたが、完全に空気が抜けた訳ではありませんでした。タイヤ空気圧ゲージで計ってみると120kPa程でした。規定値が250kPaですので約半分程度になった訳です。
いつもの通り前置きが長いですが、ここからがメインです。
以前に先代GS450hを購入した他のレクサスディーラーからは、タイヤパンク応急修理キットを使うと、その後はタイヤを丸ごと交換になるのと、空気圧センターも交換になりますと聞いていたのです。(泣)
これは、購入時に装着されていたPOTENZAのランフラットが交換時期になり、このタイヤが固すぎて乗り心地が悪いので別ブランドにしたいと相談した時に
、「普通のタイヤに交換してタイヤパンク応急修理キット載せておけば良いですよ」と勧められた際に聞いていました。しかし、それだとパンク時に丸ごと交換となるランフラットと同じか以上なので、当時ランフラットの中でも乗り心地が良かったダンロップにしたのです。(ちなみに、前車のGS450hの時には、3回パンク事件に遭い入替とは別に3本新品タイヤに交換しています。総額で20万円は超えたと思います 泣) そして、新型GS450hからはスペアタイヤは原則無くて、その代わりに、このタイヤパンク応急修理キットのみとなりました。
今もそうですが、当時もタイヤパンク応急修理キットについては、インターネットで検索すると、タイヤメーカーをはじめ多くのサイトで「使用後にはタイヤの丸ごと交換が必要」と記載されています。
そんなトラウマもあったのと、完全にスロー・パンクチャー状態なので、取り敢えず、標準のタイヤパンク応急修理キットのコンプレッサーだけを使い、近くのスタンドにでも行き修理してもらおうと思ったのです。
しかし、標準で付いてくるタイヤパンク応急修理キットは、修理剤が一体型になっていて、空気入れとしては使えない事が分かりました。(ガ~ン!)

外国車では、空気入れとして使える分離型が多い為に、レクサスもてっきりそのタイプと思ったのですが違いました。
都市高速道路とは言っても湾岸地域の埋め立て地を走るもので、近くのスタンドで空気を入れに行くにしても結構距離があり難しかったです。素直にJAFを呼んで最寄りのスタンドまでレッカーしてもらおうかと思ったのですが、時間が遅かった為に、そもそもパンク修理が出来るスタンドまでは、かなりの遠距離も予測され、「時は金なり」の言葉もあるので、タイヤパンク応急修理キットを使う事にしました。
タイヤの交換やセンサーの交換、さらにタイヤパンク応急修理キットの修理剤の交換も含めて、それなりの出費になる事は覚悟しました。
そうと決めればタイヤパンク応急修理キットの登場です。
ところが一度も使った事が無いので、「車両取扱説明書」を読む事からはじめます。車内で一通り目を通すと、タイヤパンク応急修理キットと
ジャッキを取り出すように書いているのですが、最後まで読んでも結局ジャッキは使わない! 紛らわしい書き方に、少し「イラ!」ときました。
1.パンク箇所が分かっていれば、それを上にするようにありましたが、一回転させて見ましたが分かりませんでした。ですので、適当な方向のまま作業開始です。
2.次に応急修理キットの側面にある差込パーツを抜いて応急修理キットの裏側に差し込みます。「パチ」と音がするまでと書いていましたが音はしませんでした。
3.応急修理キットの電源プラグを車両のアクセサリーソケットに差し込みます。
4.応急修理キットのホースの先端をタイヤのバルブに接続します。
5.応急修理キットの電源をONにします。最初の1分間は応急修理キットに付いている空気圧計は高めに出てしまうので、1分後に一旦止めて空気圧を確認します。規定値になっていなければ、さらに電源をONにして空気を入れます。規定の空気圧になるまで、これを繰り返します。今回は、3回程度繰り返すと既定値となりました。
6.その後、修理剤をタイヤの行き渡らせる為に、5km程ゆっくり走ります。幸い埋め立て地と言う事もあり、周りの車を気にする必要もなく3kmほど走った後に、手持ちのタイヤレベルゲージで計ると既定値のままでした。(タイヤレベルゲージは私のように別に持っている方が良いです。)そこから7~8km先の街中のセルフスタンドに向かい、再度空気圧を確認しましたが、既定値のままでした。
これでタイヤの応急的なパンク修理は完了です。
で、翌日の今日レクサスディーラーに持ち込みました。
以前にブログにも書いたように、前車GS450hでお世話になっていたレクサスディーラーは、セールスの対応は完璧だったのですが、整備の対応が全然ダメダメだった事もあり、新型GS450hで、今のレクサスディーラーに替えたのですが、これまでも本当に完璧な対応をして頂けていたので安心していたので、整備の担当者に昨日の状況を説明したのですが、
タイヤパンク応急修理キットを使用したにも関わらず、
「タイヤ内部の洗浄とパンク修理で1時間程かかるのでお待ち下さい」
と言われるではありませんか?
上記に書いたように前車のGS450hはランフラットでしたが、毎回在庫が無いとの事でパンクの度に一旦応急タイヤに変更して、その後、タイヤが入ってきてから交換と言う手順でしたので、今回も正直そのパターンを覚悟していました。まぁ、以前のディーラーでは、そのうちの1回、ホイールに傷を入れられてしまい、さらに交換する事もあり、最後の交換は直接ダンロップに持ち込んだ程でした。
そんな悪い嫌な思いばかりが巡っていたので
「洗浄&修理の対応」は驚きでした。
最新のタイヤパンク応急修理剤には、水で洗浄出来るものも出てきたと聞いた事もあったので、もしかするとレクサスも、その最新タイプかと思ったのですが、修理後に整備担当者に聞いたのですが、実は違ったようで特殊な液で洗浄するようです。但し、空気圧センサーは正常に動作していても交換するそうです。
相当な出費を覚悟していたので、結果としては良かったと思っているのですが、請求書に書かれた
「パンク修理キットの液交換」だけは高いと思いました。これだと水で洗浄できて、分離型のパンク修理キットの方が良いのではと思いました。確か、GMとかが一番最初で、最近の新型Eクラスもそうだったのではとおもいます。(新型Eクラス乗りの方、宜しければ教えて下さい)
しかし、これはメーカー側であるトヨタの考え方なので、
今回のディーラーの対応には全く不満はありませんでした。・・・と言うか、今のディーラーは、最初はセールスの対応がイマイチと思っていたのですが、前回も書いたように、最近何かしらの改善運動でもしているのか? と思う程対応が良くなっていて、本当にディーラーを替えて良かったと、今日程思った日はありませんでした。
そんな気持ちの良い気分にもなり、元々かなりの出費も覚悟していたのが少なかった事もあり、ラウンジで待っている間は、なんか得した気分で嬉しくなり、パナソニックの最小ミラーレスカメラ LUMIX DMC-GMを買おうかと思ったりしてました。(大笑)
と言う事で、
レクサスのタイヤパンク応急修理キットを利用しても、タイヤ丸ごと交換にはなりませんし、時間もかかり危険も伴うジャッキアップによるスペアタイヤ交換も必要ありませんし、今回、私が対応したように、素直にタイヤパンク応急修理キットを使う事をお勧めします。
もちろん、タイヤパンク応急修理キットで直らないような場合には、素直にJAFを呼ぶのが良いです。
さすがに、修理剤は賞味期限があるので、ディーラーには在庫が無くて、これを交換しに再訪問が必要ではありますが、こんなに気持ちの良い対応なら、何回でも行きたくなりますね(笑)
何かの参考になれば・・・
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新型GS450h | クルマ
Posted at
2013/11/18 00:19:40