
さて、今回ブログを再度更新しようと思ったきっかけのナビ不具合の件です。
私のCX-8は1月に納車されたのですが、1月は出張も多かった事もあり、あまり運転出来ていなかったのですが、2月の連休前から少し遠方までドライブするとナビの自車位置が飛びまくり、当然自車位置が狂うのでルート案内もデタラメになるという不具合が出る事を発見しました。現象的には、走行する度に毎回100%発生しています。20km程走れば4~5回は不具合の発生が確認出来ます。
これは国道43号線を東向きに走行していた時の軌跡ですが、タイトル画像のように突然自車位置が飛びます。
最初は自分で取り付けたTVキットやレーダー(ODB2接続)、ドライブレコーダーが悪さをしているのだろうと言う軽い気持ちでいて、一旦それらを切り離してたのですが、不具合が直らない為に1ヶ月点検で申告しました。
不具合の現象は以下の通りです。
【不具合発生内容】
1.自車位置が突然十数メートルくらいずれて全く違う場所になる。
2.天空が大きく開けた場所の場合には、GPS補正により十数秒後には自車位置が実際に走行している場所に戻る。
3.この為にルート案内をしてないとズレた事も気が付かない事が多い。
4.高架下(完全に覆われた場所ではない、また、ナビのGPSマークはグリーンである)で、自車位置がずれると、直ぐには戻らずに、ずっとずれたまま進む。
5.その場合には、進行方向の角度がずれている事もある。この場合には自車位置の矢印が斜めに進む状態になります。
6.上記で自車位置がずれた場合には、その後、高架下を出て完全に天空の下となってもGPSの再測位をする事無く、数分から十分程度は自車位置ずれたままとなる。この間ルート案内は、当然無茶苦茶になり、ナビを使って目的地に向かう事が不可能となります。
7.自車位置がGPSの測位により正常な位置に戻っても、ナビのルート案内が直ぐには始まらない。(ルートの青線が直ぐには再表示されない)その為に左折しなければならない交差点を行きすぎる事も多くあります。ルート案内の再開時間はバラバラですが、1分から数分は案内されません。
8.ETC2.0の割込表示がされる位置と、自車位置がずれる位置は一致していない。逆に言うと割込表示がされている時に、自車位置がずれるのを見た事は無いです。割込表示がされていない場所で、いきなり自車位置が飛びます。自車位置がずれると、本来は道なりに走っているのに、ナビのルート案内が「次の信号を左折して下さい」のように、あり得ない音声案内をするので、自車位置が完全にずれた事に気が付きます。
9.自車位置がずれない場合でも、ナビの自車位置の角度が時々変わる。普段ヘディングアップにしているので、ナビの画面がカクカクと左右に揺れる状態になるので気がつきました。
10.ルート案内中にズレに気が付く事が多くある。但し、ルート案内をしていない時には気がつかない事も多いので、ルート案内中か案内をしていないかで、不具合の発生頻度が変わるかどうかまでは不明です。
11.自車位置がずれた後に、ナビの強制再起動してみましたが、マツダコネクトの再起動後も自車位置がずれた位置から表示が始まります。その後、数分から十数分経過後に自車位置が正しい位置に戻っても、上記7と同様にルート案内がすぐに再開されない。従って、正常にルート案内をされるまでの時間が非常に長く、ナビが使い物になりません。
現象的には常時発生しているようですが、天空の下だとGPS補正がされて元に戻るが、そうでないと自車位置が飛びまくり、ルート案内がデタラメになるので気がつきます。
購入ディーラーでは「同じような現象の報告はない。その為にCMU(K333669C0)と自車位置演算ユニット(K13166DF0B)を交換する」との事で部品を取り寄せてもらい交換しましたが、不具合は解消しませんでした。
ちなみにマツダコネクトソフトのバージョンは「v70.00.110」です。
私自身も調べてみたのですが、私の車はETC2.0が付いていて、このETC2.0のユニットから自車位置演算ユニットに接続がされています。
私自身がそうしたように、このようなトラブルの場合には、新たに付けている機器を外して切り分けるのが鉄則です。その為に、その旨ディーラーには申告しましたが、メーカーからの回答では「ETCが原因である事は考えられない」との事でした。
しかし、これだけ酷くずれるのがソフトウェアのバグであれば、他に購入したユーザーからメーカーに多数のクレームが上がるはずですが、それが「そのような情報は上がってきていない」と言う事ですので、個体の不具合を疑うべきです。そこでディーラーにETC2.0の切り離し方を聞きました。
切り離し方は簡単で、ETC2.0ユニットのケーブルを3本とも抜くだけです。3本のうち1本が自車位置演算ユニットに接続されていますが、アンテナ以外の2本のケーブルを外しました。
ETCを完全に切り離して、ETCの電源オフもすると自車位置のズレが完全になくなりました。さらに、上記【不具合発生内容】の9の事象も全く発生しなくなり、自車位置マークがスムーズに道なりに進むようになりました。
この結果はディーラーには報告済みです。一応ディーラーからは地図SDを変更して様子を見て欲しいと言われました。ETCが無いと高速が面倒で料金も高くなる為に、再度ETCを接続してもらい切り分けしましたが、SDカードを変更しても不具合は解消されません。
【今後の予定】
「ETC2.0ユニットをハーネス毎全てを交換する」事になりました。
しかし、私が非常に気になるのが、メーカーが「ETCが原因である事は考えられない」と言い切った事です。自車位置演算ユニットを接続されているのに、このような回答が出来るのは、実は何かしらの情報を持っていたりするのではないか疑ってしまいます。
一応エラーが発生した内容の一部を貼っておきますが、神戸-西宮間の43号線沿いだけでなく、大阪の阿波座出口を降りた後など、多数の場所で、この現象が発生しています。これが原因でルート案内がおかしくなり目的に遅れて到着するなどの実害も出ています。
<国道43号線東向き進行>
43号線を神戸から尼崎に向けて東向きに走行すると何度も自車位置が飛びます。高架下ですがGPSマークはグリーンです。阪神高速の下を抜けて天空の下に出ても自車位置が補正されずに、且つマップマッピングもされる事無く海の上を走行しています。
<国道43号線西向き進行>
すぐ下のブルー表記の43号線を道なりに走行していますが、ご覧のように蛇行しまくりです。
<港湾幹線道路(ハーバーハイウェイ)東向き>
最初は右にしかズレないのかと思っていたのですが、港湾幹線道路に入った後に、左に豪快にズレた時の軌跡です。こちらもマップマッピングもせずに海上を航海しています。
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CX-8 | 日記
Posted at
2019/03/24 01:17:31