マツダには頑張って欲しいと思って書いています

私がマツダに対していろいろと苦言をするのは、今なら立て直す事が出来ると思うからです。

CX-8を購入時には何回か試乗して、マツダの車作りに共感して購入をしました。なので、ブログにいろいろと書いているのは、これだけ良い車を作っているのに、アフターフォローの不味さとか、問題が発生した時の対応の不味さとかで終わって欲しくないからです。

トヨタだって不良品や不具合は一杯出しています。しかし、その後の対応で、やはりトヨタにして良かったと思わせる、マイナスを逆にプラスに持っていく事をしています。顧客満足度を上げる為には、本来は不具合を出してはいけないのですが、出した不具合を早急に対応する事で、顧客満足度が下がるのではなく逆に上がっています。

今発生している不具合は、全てマツダコネクトがらみです。

自車位置飛びも、ブラックアウトもです。その影響を受けてかレトロフィットキットも納期が遅れています。また、マツダコネクト2もコネクト機能が8月末開始だったのが10月以降になりました。

マツダは明らかに、ナビとか自動運転とか、この手のテクノロジーは苦手のようですが、今のご時世、この機能を無くして車作りは成り立ちません。

何が一番ダメかと言うと、何かしら不具合があった時の対応です。自らがきちんと調べて原因を突き止めるべきです。サプライヤー任せはあり得ません。委託先管理はちゃんとすべきです。また、不具合があった時には、その影響度鑑みて早いめに顧客に案内をするべきです。

マツダコネクト2のコネクト機能の提供延期も、実質的には提供予定時期を過ぎてから案内していますが、あり得ません。この機能はアナウンス済みでしたので、延期を発表せざる得なかったのでしょうが、他の事は出来る限り隠して誤魔化そうとしかしていません。これは、全くの逆効果です。

自車位置演算ユニットに不具合があるのは認めているのですから、それを案内すべきです。また、自車位置ずれに対しては、本来は根本的にソフトウェアの修正をすべきですが、原因が分かっているのですから、対応した取付ブラケットをリリースして不具合を申告した顧客には提供をすべきです。このブラケットは定価で588円しかしません。原価はもっと安いでしょう。たったこれだけをケチって失う信用はその何倍にもなるのは分かっていると思います。

ここには書く事が出来ない事はいろいろ聞いています。現場も歯がゆい思いをしているのかもしれませんが、経営陣がダメなら、「それはダメです」とはっきりと進言して是正すべきです。そうしないと、トヨタに吸収されるのならまだしも会社が無くなると思います。

大昔、トヨタに差をつけられていた日産が、シルビアから始まり、R32スカイラインやZ32のような名車を生み出して、天狗になった後に長期間低迷した時と、今のマツダの動きは凄く似ていると思います。

CX-5から評価を上げて、CX-8もそれなりにヒットした事で、経営陣は完全に勘違いしてしまったと思います。

1．自車位置演算ユニットの不具合をきちんと公表して、せめて対応ブラケットをリリースする
2．自車位置演算ユニットの不具合が直るまで、レトロフィットキットのリリースは見合わせる

これらは早急にすべきだと思います。
そうしないと本当におかしくなると思います。

初めてのマツダ車で、CX-8は良い車と気にいっています。ですので、この事は真摯に受け止めて対応をして欲しいと思います。

私は、まだマツダを見切っていません
・・・が、過去に私が見切った企業や商品、サービスはすべて無くなっています。


GPSの件は、暫くは何もせずにマツダからの回答を待ちたいと思います。この3連休は他のカスタマイズをしたいと思います。