電動ファン化したいな~と思い、部品を集めて、いろいろ検証しながら検討しているこのシリーズ(?)
2020年
電動ファン化計画 その1
2021年
電動ファン化計画 その2
気づいたら2年以上経過しておりました(滝汗)
もういい加減、取り付けろよ・・・と思ったので、夏休みに頑張っています!
結局のところ下記の仕様に決定。
・NHW10 プリウス電動ファンを流用(ド定番)
・ビリオンVFCⅡで制御 (水温SW等は使わない)
・電動ファンリレーBOXは、AE11#スパシオ用を流用(回路大幅変更)
・AE111純正ウォーターポンププーリー(錆があるので、いずれ変更するかも)
・ラジエータ(銅2層)はNEWを投入
今回のブログは、リレー関係、ハーネス関係の制作と車両に取り付けるまでです。
※覚書のブログなので、自己責任でお願いします
①リレーBOXの配線作業
プリウスファンの流用は諸先輩方が配線図などアップされていますが、今回私はVFCⅡを使用するので、いろいろ検討、テストして自分なりに回路変更しました(配線図は書きませんが・・・)
★ファン制御イメージ(まだ一部仮。テスト後変更の可能性あり)
水温は、FAN1がメインで、水温があがるようならFAN2が作動するイメージ
実際にテストしてみて、温度下がりが悪ければFAN2もFAN1と同じ温度で作動させる予定です。(夏とそれ以外で設定温度を変えてもよいかも。VFCⅡのメリット)
エアコンは、基本FAN2の1機回し
ただし、夏場はただでさえ水温上がるので、FAN1とFAN2が動いて冷やすことになるのではないかと想定
夏以外は、外気も低くコンデンサも冷えるので、消費電流の関係から1機でいけそう?。直列の6V駆動(2機)よりも、12V(1機)の方が、風量強い
こちらもテスト予定
★リレー周り
上記の動作イメージより、
大幅に中身の回路は変更しました。
No.1のリレーは、FAN1制御
No.2のリレーは、FAN2制御
No.3のリレーは、FAN2制御(A/C連動)
※No.3は元々5極リレーだが、通常の4極で良い
ヒューズは、モータの拘束電流が15A(@12V)より、15Aを選定(それぞれ)
モータ周り配線は、許容電流16.6Aの2sqを選定
→モータがロックして過電流が流れても大丈夫
本来ならスローブローヒューズで10Aくらいが良いのでしょうかね??
現状、モータロックしてもヒューズ切れない可能性大
※モータ作動周りの回路を変えるにあたり、BOXから端子を抜いて(抜くのは試行錯誤しました。わかるまで大変だった・・・)、エーモンの平型端子(250型)にて再カシメ。純正は住友電装のよう?なので、本来ならそちらを手配したほうが良い。
★リレーBOXの完成
配線の長さは、ざっくり検討で適当w
わざわざこのBOXを流用しなくてもできますが、BOXにシンプルに収めたいのと、リレーは実車で使われて信頼性のあるデンソー製が安心かと思い選択しました。
②車両側の配線作業
※一部、推奨配線と違うので、ご参考までに・・・
★ECUから水温出力を取り出す
一番、嫌いな作業です。
純正配線から抜き出すので、作業するところは狭いし、何か配線にあると怖いので慎重に・・・(どこから取るかは、HPに記載があります)
この水温出力で、VFCⅡの作動温度を設定できます。(水温SW接続不要)
スプライスで取り出しました。(このあと絶縁処置済)
取説にはIG電源とGNDもECU配線からとありましたが、別から取りました(後述)
ちなみに外気温30℃(=水温約30℃)の時に出力約1.8Vでした。
(水温が上がってくると、出力電圧は下がっていく方向)
★リレーBOXまでの配線処理
VFCⅡとリレーまでの配線の取り回しです。
配線はアクセルペダル上からエンジンルーム→バルクヘッド→サイドメンバー→バッテリー横(リレーBOX設置予定位置)まで、約2.3mくらいでした。
ちなみに配線は、リレーBOXのNo.1,No.2の供給IG電源(+)と、VFCⅡに戻る2本の合計3本です。
IG電源は、エンジンルーム内のヒューズBOX裏からでも取れなくはないのですが、これも純正配線の加工をしたくないので、室内から持ってきました。
★IG ON供給電源
VFCⅡの電源と、リレーの電源は、アクセルペダル横にあるヒューズBOXより、電源取り出しヒューズ(10A)で取りました。
場所は電気配線図を見て、エレクトロニクスIG(サンルーフ用30A)は使用していない(サンルーフない)ので、そこから拝借。
ここは、IGONで、動くので便利です
★VFCⅡ本体の固定
今回、メータ左下(エアコンパネルの右)にある、カセットホルダ?部に収めるように内装の加工です。
カセットホルダの1段目を削り、奥に穴開けします。
(この時、最適なディップスイッチの設定がわからないので、後ろから調整できるようにした)
配線も1本ものですが、脱着分解することを想定して、途中にエーモンのカプラで分離できるようにしました。(取り付けるときも楽になりました)
ディップスイッチの設定は②
取り付けるとのこのような形
この位置なら、サーキット走行中でも強制FANスイッチも押せるし、動作LEDも確認できて○です!
この後、エンジンかけ、VFCⅡの作動と、リレーの動作を確認して、第一段のリレー関係の配線設置まで完了しました!
覚書のブログですが、かなり長編になってしましました。
といっても電動ファン化作業の1/3・・・
次回は、電動ファンのラジエータ固定関係など、車両取付前の下準備を記載予定です。