![改造申請 改造申請](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/carlife/images/UserDiary/9711405/p1m.jpg?ct=3bb3ba1b36f0)
今日は、仕事を有給とって神戸の陸運支局に行って来ました~
目的は、エンジン載せ換えの改造の内容確認と、
申請書類の相談です。
改造に取り掛かる前に、
陸運の担当者に
改造する内容自体が許可が出るモノなのか、どうなのか相談と確認する必要があります。
で、予め作っておいた改造詳細の書類を見てもらって
どういう改造をするのかと、申請前に書類に不備が無いかを確認してもらうわけです。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/carlife/images/UserDiary/9709760/p1m.jpg)
その私が自作したという書類が、これです。
原動機、動力伝達装置、排ガス関係などの載せ換えについて、
写真や図面、諸元データなどの比較を使って、
説明する資料が必要なわけで、
私の場合、全部で16ページにも渡る膨大な資料を作りました。
これは、そのうちのほんの2ページ分です。
資料作りには、
サービスマニュアルから抜粋したり、
実車から部品の写真を撮ったり、ネットから画像やデータ拾ってきたり、
shintaro さんからもデータを頂いたり、
あの手この手と駆使して掻き集めながら作りました。
ショップなどに頼むと、
5万円ほどもボラれます。
そんなこんなで、前置きの説明が長くなりましたが、
陸運での相談は、新規レーンで相談します。
まさに車検の際にクルマを通して、チェックするとこをです。
(てっきり、事務員さんに相談するもんだと思ってましたが。)
で、検査担当者にこの書類を見せたところ、
「すごく詳しく作りましたね~。これは、不備も問題もなくO.K.出るでしょう。こりゃ、すごいなぁ~」
苦労した甲斐がりました。
ただ1点、気になっていた事が・・・
それは、ドライブシャフトの太さが分からない。
サービスマニュアルにも載っていないから、書き様が無い
ということを質問すると、
「載せ換えの時に実測して下さい。太さだけで良いです。」
で、「このドライブシャフト強度計算書に書き込んでください」
訳の分からない計算式の空欄に数字を埋め込んでいくわけですが、
何か、学生時代の
数学の答案用紙みたいな感じです。
要するに、シャフトの太さと、トルクと、変速比・減速比、材質強度を当て嵌めていく計算式です。
しかし、
シャフトの材質によっても、強度が違ってくるわけで・・・
その数字については、
担当者 「
材質なんでどこにも載ってないし、分からないから、
強度の辻褄が合う材質にしましょう」
えっ? そんなもんなんですか??
というわけで、かなり強度の数字が高い「ニッケルクロムモリブデン」という
金属名に決まりましたw(ナンジャソリャ)
実は、エンジン積み替えの際に
1番、重要視されるのがドライブシャフトだそうです。
エンジンのパワーが増える分、シャフトを太くして強度を増やす必要があるって事です。
(
どこぞのショップは、同じだら変えなくても大丈夫とか言ってましたが、
変えないと車検に通りません。それどころか、走行中にシャフトが折れたら事故ります)
基本的には、「エンジンと同じクルマから取った部品ですよ~」的な説明で済むのですが・・・
あとは、同時に購入した、第1号様式「改造自動車等届出書」と第2号様式「改造概要等説明書」「改造等の概要」に諸元データや説明を記入していくだけです。
記入は、検査担当者が一緒に手伝ってくれましたw
「あれだけ、詳しい資料作ってきてくれたから、こちらの手も省けたので」
とか言って手伝ってもらいました。
親切な人ですw
ということで、これで書類が改造内容と書類もO.K.が出たも同然です。
あとは、実際に積み替える時に、ドライブシャフトの太さを実測して、
計算式に書き込んで、書類提出して。
その間に積み替えが完了すれば、改造車の公認車検を受ける事ができるというわけです。
改造申請って、意外と簡単なんだぁ
Posted at 2008/07/28 23:23:55 | |
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エンジン積み替え | 日記