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2015年06月16日 イイね!

北海道リハビリ特急

北海道リハビリ特急おかげさまで今年2月に負った不慮の大ケガも次第に癒え、まだ慣らし運転ながら少しずつ社会復帰を果たしております。思えば昨年から異常な多忙さが続いていたので、神様が休みをくれたのかもしれません。車も少しずつ運転できるようになってきたのですが、背骨を激しく損傷した後遺症により身体や首を捻って目視での安全確認が難しいため、まだ運転はなるべく控えています。バイクと自転車にはまだ怖くて乗れません。

今年の3月にJRの寝台特急「北斗星」が廃止されたことは記憶に新しいですが、2月頭に「カシオペア」の切符が奇跡的にゲットできた(北斗星は取れなかった)ので乗る予定でした。しかし多忙により泣く泣く前日にキャンセルし、懐も気分的にも大ダメージを負ったところでの大ケガ。初詣のおみくじで凶をひいたのがアカンかったんでしょうかね…(弱々)

さて、実はまた奇跡的にカシオペアの切符がゲットできました。まだオフィシャルにはなってませんが、カシオペアも近々廃止になることは間違いないので、血中鉄分濃度が高い自分としても、これはどーしても乗っとかないと!多少の後遺症なんか気にするな!
この日を異様に楽しみに指折り数えて、前日はワクついちまって殆ど眠れませんでした(コドモか!?^^;)。カシオペアが入線する30分も前に上野駅に着くと、かつて特急が頻繁に発着していた頃の面影はまるで無く、誰もいない寂しいホームでした。


かつての賑わいと望郷の想いを謳った石川啄木の短歌「ふるさとの 訛りなつかし 停車場の 人ごみの中に そを聞きにゆく」の記念碑の前にて。東京の大ターミナル駅だっつーに驚くほど人がいない。建造物は昭和の面影を残している。ちなみにこの13番線ホームのトイレは、都内ではガチなハッテン場らしいっす-_-;


そして遂にカシオペアが推進運転で13番線に入線!うわぁ〜なんか異常にコーフンして身体からいろんな汁が出てきます。ドアが開くとすかさず3号車でシャワー券をゲット。このシャワー券はあっちゅー間に売り切れてしまうらしいので、事前に情報収集しておきました。今回の座席は「カシオペアツイン個室」の1階。2階に比べて眺めは劣るものの、1階の方が揺れは少なく天井も高いのがポイント。確かに視点は低いですが、すぐに慣れました。禁煙席が取れなかったのでタバコ臭さには終点まで悩まされましたが、トイレも洗面所も完備され、居心地はサイコー!今日の牽引機関車はカシオペアカラーに塗られたEF510 509号機です(タイトル写真)。このEF510電気機関車は上野〜黒磯間の直流1,500V区間から、黒磯以北の青森までの交流15,000V区間まで一気に引っ張ってくれます。


発車前に買い込んだつまみと酒は、もちろん列車が動き出すまで食べません飲みませんとも(爆)。電気機関車の強力な牽引力を味わいながら大宮、宇都宮に停車。機関車のすぐ後ろのラウンジカーに向かい、そこに設置されていた「旅の思い出ノート」に得意の漫画をサラサラと描きこみます。


カシオペアには絶滅寸前の食堂車が繋がれているんですが、今回は座席までデリバリーしてくれる「カシオペアスペシャル弁当」をオーダーしてみました。普通の駅弁の約3倍ほどの値段で少々お高いんですが、これがいちいち美味い!酒もガンガン進むってもんです。


すっかり満腹になったところで、事前に券をゲットしておいたシャワールームに。走行している列車の中でマッパになるって行為に若干の違和感が…。サッパリしたところで、21:30から食堂車で始まるパプタイムに向かいます。


パブタイムの食堂車では、カシオペアのスペシャルワインをオーダー。つまみとして食べたビーフシチューと併せてかなり美味しく、かつてのテキトーな料理を提供していた食堂車のレベルとは一線を画してますね。食堂車の雰囲気は落ち着いていてとても良く、思わずオーダーストップまで飲みまくってました。


列車は青森県に入り、車内もすっかり寝静まったようです。ベッドメイキングして横になって布団をかぶっても、リアル鉄っちゃんとしては駅を通過する度・他の列車とすれ違う度にソワソワしてしまい殆ど寝付かれずにウトウト。BGMはジャコ・パストリアスです。

暗い中でジャコパスがベース1本で奏でる「トレイシーの肖像」を聴いていると、暗闇の中を光の粒子が飛び交うような錯覚に陥ります。


夜半過ぎの青森駅で機関車を付け替え、列車は津軽半島から青函トンネルに入ります。上野からここまで牽引してきたEF510から津軽海峡線用のED79電気機関車に交換するのですが、ドアが開かないので機関車の交換は見られません。青函トンネルに入った頃には少し眠ってしまったようで、ハッと気付くとちょうどトンネルを出て北海道に上陸していました。木古内駅には北海道新幹線の軌道が殆ど完成しており、新幹線開通とともに北斗星やカシオペア、はまなすといった夜汽車が廃止されてしまうことが少し寂しく感じられますね。


早朝の函館に到着。青函トンネルと海峡線を牽引したED79電気機関車はここでお役御免です。このED79も老朽化が進んでおり、トンネルの高湿度や急勾配での酷使でかなりの痛み具合でした。函館はもう今は会えない友人が住んでいた街で、ガラにもなくおセンチモード。

冬の函館の街、そして北斗星をモチーフに作った曲「ウィンター・コンチェルト」です。


函館からはDD51ディーゼル機関車が牽引します。かつては全国にウジャウジャいた雑魚キャラのDD51も今では風前の灯火。昭和を支えた名機も絶滅寸前で、特急を引っ張る勇姿はここでしか見られません。61,000ccのV12エンジンを2基搭載し、トルコンを介して駆動するその出力は2,200馬力。室蘭本線を走る他の特急がキョーレツに速い(後述)ので、追いつかれないように重連で牽引します。


昭和の古豪DD51は老若男女に大人気!かつての「けッ、またDD51かよ」といった雑魚キャラ的な扱いが嘘のよう。


生憎の土砂降りの中、函館から大沼公園までの緑のトンネルの上り坂区間をエンジン全開でもうもうと排気煙を上げながら引っ張ります。電気機関車と比べてガンバってる感が凄い。意外に速いぞDD51!


食堂車で朝食をとっているうちに、列車は大沼公園、噴火湾こと内浦湾や昭和新山の麓、洞爺湖や登別温泉といった景勝地を札幌に向かって爆走します。この辺りになると終わりが見えてきて自分もすっかりシュンとしてしまい、この一瞬一瞬を味わっておかないとっつー強迫観念にとらわれると同時に、寂しい気持ちになってきます。
そして遂に、昼前の札幌駅に到着。17時間お世話になった、そしてもう二度と乗れないであろうカシオペアとDD51を見送ります。なまら快適で思い出深い旅路でした!


さて、ゆっくりしているヒマはありません。実は飛行機が取れなかったので、ここから鉄道を乗り継いで帰る「北海道レイルウェイキャノンボール」の始まりです(無謀)。まずは来た道を函館まで戻るべく、ディーゼル特急「スーパー北斗」に乗車。このスーパー北斗に使われているキハ281系は、1両あたり710馬力というハイパワーエンジンを搭載(11,000cc・355ps直6エンジン×2基)した文字通りスーパーな特急です。札幌〜函館間の表定速度は109km/h(最高速度は130km/h)を誇り、これは電車特急を含めた在来線の特急の中では日本最速です。


しっかしスーパー北斗クッソ速いぞ!振子式の車体なのでカーブも高速のまま駆け抜けます。ハイパワーエンジンを響かせながら、内浦湾沿いをアッという間に走り抜け、広々とした風景が後方に吹っ飛んでいきます。


途中、カシオペアも停まった八雲駅に停車。ホームの縦字看板が懐かしい。吊るされた「カシオペア」の表示板の横には、きっと3月まで「北斗星」もあったに違いありません。10月以降はこのカシオペアの案内板も撤去されちまうんでしょうね…。


カシオペアが4時間以上かかった道のりを、スーパー北斗は僅か3時間で函館に到着。10分の乗り継ぎ時間で、ここから新青森までは789系電車の特急「スーパー白鳥」です。ディーゼルカーと電車の違いこそあれ、スーパー北斗のキハ281系とはまるで兄弟みたいな面構えですね。おろしたてのVANSのスケボーシューズが妙に眩しいw


座席の前には青函トンネルの案内が。青函トンネルが開通したての頃は、物珍しさにみんな車窓にかじりついていたようです。トンネルの難工事の様子は、高倉健主演の映画「海峡」に描かれてます。


青函トンネルに入る直前の車内の様子。ブッちゃけ自分以外は誰も興味がなく、みんなガン寝してます。


スーパー白鳥も充分以上に速い特急なんですが、スーパー北斗のバカッ速さの後は少々インパクトに欠けます。青函トンネルを抜け津軽半島に上陸…ところが…人が全然いない!車も!道路にも街にも田畑にも人っこひとりいない!トンネルを出た最初の停車駅・蟹田駅にも誰もいない!なんて寂しいのだ津軽半島…。過疎化が真剣に心配になるな。


電車は定刻に新青森に到着し、北海道レイルウェイキャノンボールの第3便は東北新幹線E5系「はやぶさ」。最高速度320km/hの日本が誇る超高速車両です。しかし青森から東京まで僅か3時間とは、にわかに信じられません。まあ、飛行機が取れてりゃ札幌から東京まで90分なんですけどね。


「はやぶさ」という列車名といえば、かつての花形列車である九州行きブルートレインの名前を思い出しますが、時代はすっかり流れてしまいました。オッサンの郷愁とは裏腹に、E5は東北の田園地帯の中を突っ走ります。実はこのころになると、ケガの後遺症で背中が痛み始めました。背中は痛いわトンネルばっかだわ外は暗いわでやる事がないので、まるでオッサンのように飲んだくれるしかありません。あ、立派なオッサンなのか(爆)。


320km/hで駆け抜けた旅もいよいよラストスパートです。大宮では北陸新幹線E7とすれ違い。つか、酔っぱらっててよく覚えてまへん(汗


10時間かけた北海道レイルウェイキャノンボールも遂に最終便。東京から地元の海浜幕張まではいつもの京葉線です。この遅い時間に上総一ノ宮までロングランする便があるとはちと驚き。いや、実は仕事帰りによく乗ってるやつじゃん!見慣れたE233系通勤電車ですが、これがカシオペアの非日常空間の車両と同じ1067mm幅のレールの上を走ってるとは、何となく想像がつきません。うわ、写真は完全に酔っぱらいのオッサンだ(-_-;;;


こうして全行程10時間強の「北海道レイルウェイキャノンボール」も無事に終了し帰宅。驚くべきは、日本の鉄道の時間の正確さ!これだけの行程で全て定刻通りでした!!
2月に多忙でカシオペアを諦め、その後には大ケガで約3ヶ月間動けず、今も後遺症との闘いの毎日ですが、念願のカシオペアに乗れたことで、何となく身体も心も少しだけ楽になった気がします。今も多忙続きならとても乗れなかったワケで、やっぱ不慮のケガも前向きにとらえないとですね。

しっかし、行程の殆どを飲んだくれてました^^;;;

今回ゲットしたカシオペアの土産&記念品。トートバッグやマグ、車内のリーフや弁当の包み紙等々です。鉄はどうにもこんな物に弱いんだよね^^;
Posted at 2015/06/16 17:27:57 | コメント(9) | トラックバック(0) | よろず | 日記
2015年03月02日 イイね!

ホイールチェアグランプリ・習志野GP

ホイールチェアグランプリ・習志野GP先日のブログでのご報告に皆さんからたくさんの温かいコメントやメールを頂き、本当に心強く思うとともに、とても嬉しく思っておりまして、どうやって感謝を伝えようかと思い巡らせておりました。

毎日が激しい痛みとの闘いですが、週末にワンオフのギプスコルセットが完成してきました。脇下から骨盤までの非常に大きなものです。


このコルセットのおかげで車椅子で院内を移動できるようになりましたので、車椅子グランプリ院内最速を目指します。昨日も向かいのベッドのオッサンを東トイレシケインでインを差してオーバーテイクしました。マシンはオンボロで古いですが、モタードのライディングで磨いたドリフトコーナリングで他を圧倒してます。(冗談ですよ…念のため…)


上半身をコルセットにキツく締め上げられ、脚には鬱血と血栓予防の纏足ストッキングを穿かされたその姿は、まるで“ロボジー”です。


幸いにして足の痺れはほぼおさまり、今週からは痛みの様子を見ながら歩行のリハビリに入れそうです。皆さんの温かいコメントやメールを読んでいたら、次第に足先に体温を感じて温かくなってきたので、必ず何とかなると確信しております。

夏までには何とか気合いで復活して(ちょっとムリかな…^^;)、夜明けの夏の海を自分の運転で観に行ける日を夢見て、これからのリハビリに打ち込みたいと思います。


皆さまには心より感謝しております。本当にありがとうございましたm(__)m
Posted at 2015/03/02 15:23:07 | コメント(12) | トラックバック(0) | よろず | 日記
2015年02月27日 イイね!

一生の不覚・シリアスインジュリー

一生の不覚・シリアスインジュリー先日「何シテル?」にも投稿しました(その節は頂戴した励ましのコメントに個別にお返しできず申し訳ございません)が、仕事中の事故で全治3ヶ月の重傷を負ってしまいまして、習志野市の某総合病院に入院しております。


事故はいつもアッと言う間に起きてしまいますが、今回も全ては自己の油断と不注意によるものです。撮影のため何台かのバイクを移動していたところ、オートリターンのサイドスタンドが突然外れて、フル装備の400kg超のバイクの下敷きになりました。グラッときた時にそれが自分のバイクなら諦めて手を離すところですが、大切なクライアントの広報車を必死に支えようとして下敷きとなり、背中から完璧な破壊音が聞こえたと同時に脳天まで突き抜ける激痛が走り、気を失いました。そのまま無人の地下駐車場で声も出せずカバンの中の携帯にも手が届かず、ようやく腕の力だけで唸り声をあげながら30分かけて這い出しました。幸い、広報車には傷は入りませんでしたが、バイクを起こしに駆けつけてくれたクライアントを心配させる訳にもいかず、広報車を約10km離れた撮影スタジオまで必死に運転していきました。運転時の記憶はありません。今思うと、他の車を巻き込まなくて本当に良かったとゾッとします。

撮影スタジオで気を失い、タクシーと救急車でそのまま搬送され、精密検査の結果は下半身不随の危険性アリの脊椎骨折及び脊髄損傷という過酷な現実。背骨を骨折したことは瞬間的に分かりましたが、想定外に重篤でした。

今も潰れた背骨の激しい痛みで日に何度も失神しそうになりながら、不便な入院生活を送っています。足が動かせず、背中は激痛のため、動かせるのは腕と首だけ。仰向けのまま身動きできないことがこれほどまでにタイヘンだとは…。食事もトイレも水を飲むことも、自分ひとりでは何もできません。

院内はベテランナースさんが多く、任せていれば安心です。昨日は事故後初めて入浴しましたが、慣れた手つきで寝たまま服を脱がされ、マグロ状態で身体の隅々まで洗って頂きました。有り難いことです。病院食は極端な薄味なもののちゃんと美味しく、昨日の昼食のおかずはラブストーリーは筑前煮。大好物なのですが、激痛で食欲が無く殆ど食べられないのが残念。


足が動かせないため、鬱血と血栓予防の纏足ストッキングを穿かされています。また再び自分の足で歩いて、バイクや車や自転車に乗って自由に走り回れる日が来るのでしょうか…夢は枯野をかけ巡ります。全く身動きできないためか酷い便秘で、処方されたピンクの小粒・幸楽が笑点でうまいこと言う。


寝返りが打てないので、床ずれ予防のセンサー式エアマットを導入。テクノの匂いがする優れモノなのだが、汗を吸わないので微妙に気持ち悪いです。


テレビ嫌いなのとPCは使用禁止なので、気晴らしにiPodで音楽を聴いてます。痛みが激しくて眠れない夜、暗闇と静けさの中でじっと耳を澄ませていると、圧縮されたACC音源とはいえ、曲の隅々まで神経が行き届いて聞こえてきます。こんな状況なので、不意に思い出の曲がかかると涙が出てしまうのは仕方ないか…


久しぶりの投稿がこんな暗い内容で、要らぬご心配をかけて申し訳ありません。自分の忘備録も兼ねているので、どうかご容赦ください。自分の中で不遇の脊髄損傷の方といえば、2輪レース関係では今でも最大のヒーローであるウェイン・レイニー、青木琢磨選手、芳賀謙輔選手、F1ではフランク・ウィリアムズ、ミュージシャンではカーティス・メイフィールドのことが思い出されます。

激しい痛みと睡眠不足でもうろうとしていると、ふと一瞬ウトウトした時に治った夢を見てハッと目が覚めます。今は体力が日に日に低下して不安と激痛しかありませんが、背骨の骨折が癒え、再び自分の足で歩いて、大好きな自転車やバイクや車に乗って桜の花や夏の海を見に行くことを夢見て頑張るのみです。幸いにして足先に少しずつ体温を感じてきているようで、酷い痺れもおさまってきました。
長い道のりかもですが、強い意志とポジティブなイメージトレーニングは、必ず具現化すると信じています。

Posted at 2015/02/27 10:00:31 | コメント(18) | トラックバック(0) | よろず | 日記
2015年01月04日 イイね!

ハッピーお仕事ニューイヤー

ハッピーお仕事ニューイヤーみん友の皆様、明け過ぎてますがおめでとうございます。昨年は退職や転職や独立等いろいろあって超多忙をぶっこいていたので、ブログの投稿も皆さんの投稿へのコメントも殆どできませんでした。今年も輪をかけて多忙になりそうなのですが…
バイクには取材や仕事の移動、息抜きでたまに乗っていたのですが、ポルシェ987にはあまり乗れておらず、順調に伸ばしていたオドメーターの距離も60,000kmを超えてから停滞気味です。そんな中、自宅のガレージでロッカーパネルを当てて凹ましてしまい、ムダな出費が(泣)…クルマがスネてるんですかね。
洗車や整備も殆どしてやれなかったので、せめてと思い12月29日にピカピカにしてやりました。

冬休みも正月も無いので、大晦日から元旦にかけても自宅で仕事です。自宅のスタジオを大公開!(ってほど大したもんじゃないけど)今は某輸入二輪メーカーの仕事を中心にやっています。


仕事で徹夜で迎えた初日の出。自宅から見た、御来光を浴びた富士山です。関東は大晦日から元旦は比較的暖かで穏やかな年明けでした。大雪に見舞われた地方は本当に大変でしたね…お見舞い申し上げます。


とにかく仕事続きで何処にも出かけられずに悶々としていたので、1月3日の午前中にムリヤリ時間を作って極寒の初乗りです。快晴の予報に誘われて乗り出したものの、もう寒いのなんのってアンタもう。通気性バツグンのモトクロスヘルメットで、鼻が凍ってもげるかと思った(弱々)
「寒いぃ〜〜っ!!」と叫びつつトーケツした路面で何度もタイヤを滑らせてコケそうになりながら、比較的温暖な房総の林道へと向かいました。ちなみにサムといえば佐村河内氏ですが、個人的には彼はたけし軍団に入って、ラッシャー板前氏のように現場レポートをやってほしいですね。スタジオ「現場のサム、聞こえますか〜?」現場「はいは〜い、よく聞こえますよ〜!」的な。


ところが、この日の最高気温は6度。日陰はバッリバリのカッチコチに凝ってます。ハイグリップラジアルを履いたモタードにはキツい-_-;


それでも正月の人里離れた林道は人もクルマもバイクも誰もおらず、自分だけの時間と空間を独り占め。刺すように冷たい風も身が引き締まるってもんですよ(ヤセ我慢)。


春には小ブナやメダカが泳ぎそうな小川の土手を進みます。そこは思わず詩人になってしまいそうなほっこりとした里山。だが寒い!寒過ぎる!


途中立ち寄った勝浦の街の朝市通りです。正月ということもあってひっそりとした雰囲気。そこから部原ビーチに向かうと、この寒さの中冷たい海でサーフィンをしている人たちが。真性アホなのか!?…つか、サーファーから見たらこの寒風の中バイク乗ってる自分も大アホに見えているだろうけど^^;


林道の日陰はどこも凍結していてかなり危険。ブッちゃけ、何度もコケそうになりました。先月コケて外装をイエロー→ホワイトに換えたばかりなので、意地でもコケませんでしたが…良い子のみんなはオンタイヤで真冬の林道に行っちゃあきまへん。


午前中のうちに千葉港に向かい、寒風の中で釣りをしている人を見ていたら、珍獣を見る目で見返されました。カレイかアイナメを狙ってるんでしょうか。写真のバックは千葉ポートタワーです。


そして今日(1月4日)、あまり乗る機会の無かったポルシェ987にも初乗りです。相変わらずリア周りからの異音が盛大で、乗る度に萎えてしまうんですが…年越し蕎麦を食えなかったので、里山の美味しい蕎麦屋までプチドライブ。たまには動かしてやらなきゃね。


987は走行性能は気に入っているものの、そうした異音や各部の品質が残念なところが多々あり、他のクルマへも食指が動き始めています。自分の使い方を考えると、Honda S660なんかいいですね。


帰りに立ち寄った館山道の市原SAは、Uターンラッシュどこ吹く風でかなり空いてました。風は冷たいものの快晴です。真っ青な空と真っ赤なボディのコントラストを眺めていると、明日からの仕事も全力で頑張らないとって気にさせてくれますね!(←かなり無理言ってる-_-;


市原SAで出会ったMB CTAとAlfa Romeo 155のDTM風、Ferrari 512TRです。バイク置き場には元気なオッサンのハーレー軍団がいました。


SA内にいた千葉県のマスコット「チーバくん」。何だかSMプレイで首を絞められてドM的に舌を出して喜びもだえてるようにも見えます。しかしナゼこの位置にLEDチューブを…?


ってなワケで、本年も何とぞ宜しくお願い申し上げます。写真は年賀状です。先日「何シテル?」の呟きにデカい画像のまま投稿してしまって見苦しいオッサンの顔を晒してしまったので、解像度を下げました^^;;;
Posted at 2015/01/04 18:18:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | よろず | 日記
2014年08月18日 イイね!

夏の終わりのバラッド

夏の終わりのバラッド残暑お見舞い申し上げます。5月以来久々のブログ投稿になります。また、みん友の皆さんのブログや投稿も殆ど見られず状態になっておりました。というのも5月で前職を退職し、ヘッドハンティング頂いた企業に6月から移籍しまして、イキナリ要職に就いたため超ドタバタしておりました。車やバイクにもちょこちょこ乗ってはいましたが、記事にできるようなトピックも特に無く、仕事に集中しておりました(今でも仕事三昧の毎日ですが…^^;)。タイトル写真は去る8月2日に幕張ビーチで開催された千葉市花火大会を自宅ベランダから見たカットです。

気付いたらお盆が終わっていた感じですが、それなりに大好きな夏を満喫できたと思います。自分の名前に「夏」という漢字がつくように、私の春秋冬は夏のためだけにあるのです。あ、誕生日は少し過ぎましたが、バースディプレゼントはまだ受付中ですのでよろしく(?)です。

タイトル写真の千葉市花火大会は、自宅の目の前で開催されるので、ウチが特等席になります。これ、自分の唯一の自慢w まあ、たまたまなんですけどねww 尺玉がバンバン打ち上がるのでめっちゃ迫力あります。


翌日の8月3日は袖ヶ浦フォレストで開催されたDucatiのイベントへ。次期戦闘機には三たびのドゥカを考えているので興味津々だけど、梅雨明けの袖森はとにっかく暑かった!ライダースーツを着てたら目眩とプチ脱水で仮死状態でした。路面温度は恐らく60度オーバーだったかと(滝汗


8月14日には所用で横浜へ。自宅から車で横浜にいく場合は、大抵大桟橋駐車場に停めます。ここは終日1,500円だし屋内だしで安心です。赤レンガで「ピカチュウ大量発生チュウ」なるイベントをやってましたが、生憎の大雨で赤レンガ広場に佇む巨大ピカチュウが若干ブキミな雰囲気に^^;


これは種車がトヨタPorteのピカチュウカー。おもちゃショーにも出てましたね。耳やシッポの部分はFRP製です。やたらにカワイイ;D


お盆の週末は南房総の千倉まで。家の前には古いMiniの団体様が。MK IIやサイケ塗装もいたりして、かなりマニアック。もともと旧い英国車フェチなので、BMCは大好きなんですよね〜。


その足で南房の磯まで素潜りに。Caymanのトランクはかなり広いので、ダイビング器具やテントまで積めちゃいます。そして夜はビア充。単なるビールの飲み過ぎって噂もあるが気にするな俺。


こうして明けた今日は仕事モード全開。少しずつ日も短くなりつつあり、夏の終わりは秋の終わりよりもずっと寂しいものです。そんな夏の終わりの切なさと夏の淡い思い出を、京都を舞台にした『時のしずく』という和風バラードです。ゲストシンガーとして歌ってくれたKanaの天使の歌声を、是非ご一聴ください。

【時のしずく】歌詞
君が遠ざかる光の窓 きっと違うこと感じてた
このままずっと会えないと 言われたわけじゃないけど
一年が長過ぎる とてもとても遠い

時のしずくがひとつ ふたつ落ちる
流れては消える 淡い夏の夢よ
掌の中で音が揺れる 短めのメール 少し時が止まったよう

君がいない街は別の色 細く聞こえる鐘の響き
祗園のころに知り合った 宵山で浴衣を着た
うたかたの雨上がり そっと袖を濡らす

時のしずくがゆらり ゆらり揺れて
沙羅双樹の花 白い夏の夢よ
今すぐに会って話したくて あふれ出す言葉紡いで 思い伝えて

時のしずくがひとつ ふたつ落ちる
流れては消える 淡い夏の夢よ
掌の中で音が揺れる 短めのメール 今は声を聞かせて
今すぐに会って話したくて あふれ出す言葉紡いで 思い伝えて
ありのままの私を
Posted at 2014/08/18 18:32:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | よろず | 日記

プロフィール

「@ぐんそ~ さん、「ぼくのなつやすみ」はヤバいです(笑)シリーズ化されてロングセラーになってますね🌻」
何シテル?   06/06 09:04
バイク、クルマ、音楽、スポーツ、酒、料理、雑学を愛する昭和の不良高校生のようなおっさんで、現在の愛車はスズキ ジムニー シエラとヤマハWR250Xです。機械いじ...
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