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2013年11月29日 イイね!

廃校紅葉ナチュラルハイ

廃校紅葉ナチュラルハイ以前に何度かブログにも書いた987ケイマンの異音ですが、自分やショップでバラして点検しても原因が分からずに半ば諦め状態でして、殆ど乗ってません。乗る度に症状が悪化しているので、心配なのとガタガタとうるさいので乗る気になれないのが本音です。素性はとても良いクルマなのに、こうした原因不明のマイナートラブルはとても残念です。
というワケで、引き続きバイクネタです。南房総は関東で最も遅い紅葉が見られるので、紅葉狩りツーリングに行ってきました。比較的短距離なので、嫁さんと久々にタンデムツーです。WRはおよそタンデムには向かないバイクですが、何故か家内は喜んで後ろに乗ってくれます。過去に乗っていた大型バイクのタンデムは、パワーがあり過ぎて少し怖かったらしい^^;

とはいえ、タンデムだと往復250kmぐらいがケツ筋的な限界(?)なので、行き先は自宅から約70kmの養老渓谷界隈に決定。R297の馬立付近からいくつもの林道を繋いでアプローチします。この辺りは林道や農道が網の目のようにはりめぐらされており、ひとつ道を間違えるととんでもない所に出てしまいます。でもって、今回もやらかしました。大福山展望台に向かう林道を走っていたつもりが、ダートから廃道となり、しかも前日の雨でグッチャグチャのヌッタヌタ。いくらモタードバイクとはいえ、完全なロードタイヤにしかもタンデムとあっては、全く走破不可能(汗)。それでも諦めずに先に進んだことが傷口を広げてしまいました。いくつもの崩れかかった素堀りのトンネルや崖崩れを乗り越えた先は、さらなる泥沼地獄。完全にタイヤが埋まってしまい、そこから抜け出すだけで大幅にタイムロスしちまいました。嫁にも手伝ってもらって、泥にハマったバイクを引き起こし、狭い林道を力づくでUターン。二人とも汗だく&泥だらけです。写真は引き返して安全な場所に出てきたところ。家内も既に力尽きてます。


泥地獄を何とか抜け出し、里山をノンビリ走ります。いや決してノンビリじゃなかったけど^^;この辺りは「市原市の宝(?)」とも言われる小湊鐵道が通っており、運が良ければ超ラブリーな古いディーゼルカーが見られます。


写真は月崎・上総大久保間の小湊鐵道の撮影スポット。列車を待とうと思い調べてみると、次に来るのは1時間後なのでアッサリ諦め、日も短いので先を急ぎます。


養老渓谷はこの時期ならではの凄い人ごみです。いつもは正直うら寂しい観光地なのですが、みなさん思い思いに紅葉狩りを楽しんでいます。梅ヶ瀬渓谷から大福山にかけては素晴らしい紅葉。しかし、バイクを降りるのがメンドかったので、写真は殆ど撮ってません。


大福山から先はハイカーの姿は殆どなくなり、対向車にも全く出会わない細く暗い山中の林道となります。一部ダートもあるけど概ね簡易舗装された走りやすい道。モタードには楽しい狭小屈曲路です。夏場はよくヘビが横断しているので轢いてしまわないように注意が必要。いくつかの分岐を通り、秘境のような小さい集落に残る福野小学校跡に到着。山中に佇むそのオール木造の風情ある校舎は、20年ぐらい前に初めて来た時には、幻を見たのかと思ったほどでした。2002年に廃校になってしまったらしく、しかも数年前に訪れた時よりも廃墟化が進行していました。


錆び付いた校門の外から校舎を眺めていたら、軽トラで現れた地元のおっちゃんが「中に入って見学してもいいよ」とのお言葉を頂いたので、ギイギイと校門を押して校庭へ。この校庭の中心には大きなあすなろの木があり、滑り台の隣には桜の老木があります。きっと春はこの桜が満開で、夏は周囲の山の蝉時雨、そして秋は紅葉に囲まれて、ここではいじめなんか無かったんだろうなあ。


さてさて、この季節は日が暮れるのがマッハなので、暗くならないうちに家路につきます。本当は安房勝山まで出て、街の魚屋で新鮮なカワハギを仕入れていこうと思ってたんですが、ケツ痛も限界なので、上総一ノ宮の魚屋でアジとウルメイワシを仕入れ、真新しい圏央道に乗って一気に夕暮れの幕張へ帰還。さっそく魚をさばいて日本酒で一杯。この季節のカワハギの肝和えも最高ですが、脂ののったウルメの刺身とアジのタタキだってなかなかのもんですよ!
Posted at 2013/11/29 15:40:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | モーターサイクル | 日記
2013年11月15日 イイね!

【納車1周年】YAMAHA WR250Xインプレ

【納車1周年】YAMAHA WR250Xインプレウン十年前に中型免許をとって初めて買ったバイクはYAMAHA RZ250でした。それからオフやエンデューロ/モトクロスにハマり、限定解除してからはDucatiやKTMといった外車の乗り味、サーキット走行にもハマり、10数台のバイクを乗り継いで、昨年になって再び250ccに帰還。ブッちゃけのところ、車検が面倒になったことと、マンションの駐輪場が狭く大型バイクを押し引きしての出し入れが億劫になってきたことが原因です(トシですな…)。去年まで所有していたKTM640もオイル漏れや再三のバッテリーあがり等のマイナートラブルがあったため、信頼性の高い国産メーカーのライトウェイトで俊敏な250にスケールダウンすることにしました。

候補モデルはYAMAHA WR250Xの一択で競合モデルはナシ。2007年にデビューした頃からその本気の高性能ぶりはネットや誌面で知っていたし、どうせ250になってパワーダウンするのであれば、モタードやオフ車が好きな自分にはコレしか選択肢がない状況でした。しかし、購入前に念を入れて近所のYSP店でホワイトの試乗車を調達。確かに250なりのパワー/トルクだが、気になるほどパワー不足ではない。いや、むしろ町中ではかなり速い!ってなワケで、KTM640を下取りに出して昨秋に新車を購入。

YSP店で乗った試乗車

無事納車され、早速ナラシのツーリングに茨城・房総へと向かいます。今までのオフ車とは一線を画する高い質感と手応えは、さすがに少々お高いだけありますね。アイドリングは、今までの4スト250ccシングルの「トントントントン…」という牧歌的なものではなく、「ドルルルル…」という異次元のもので、否が応でも高回転・高出力の高性能さを感じさせます。しかし、やたらに回りたがるエンジンはナラシ走行にはキツい(汗)。
ナラシ中に気付いたことは、フルアジャスタブルの前後サスとシャシーの素晴らしさ。従来のオフ車のように捻れたり腰砕けになったりすることが全くありません。問題なのはケツの痛み。ほっそーくてかったーいシートは三角木馬そのもの。ちなみに乗る時はモトパンやレザーパンツの下にサイクルジャージ履いてます。7Lチョイしか入らないガソリンと併せて、これじゃ長距離は難しそう。ちなみによく言われる足付きの悪さは、身長175cmの自分では両足ベッタリですが、170cm以下だとちょっとツンツンするかも。車体が軽いので万一グラッときても余裕で支えられますが。

ナラシツーで早くもケツ痛が…

1000km走ってオイルとエレメントを交換し、同時に最初のモディファイ。リヤ周りをフェンダーレス加工し、ナンバー灯をLED化。さらにホイールにイエローのリムテープを貼りました。このリムテープは二輪車用ですが、各色あるのでクルマにもお手軽なモディファイとしてオススメです。19インチ用は無いかもしれませんが。また、着座位置を上げてコーナリング時の体重移動をしやすくする為、輸出仕様車用のハイシートに交換。これでシート高が更に高くなって足付きが劣悪になりましたが、軽いので片足でも楽勝です。

フェンダーレスのプチモディとリムテープ

昨年は秋から冬のいい季節にかけ、毎週のように乗り回し、ワインディングを攻めまくりました。250とは思えない速さとハンドリングと高剛性で、タイトな峠ならリッターバイクを楽勝でカモれます。中速ワインディングでポルシェ996C4とバトルして勝った(これこれ)こともありました。今まで乗っていたどのバイクよりも、タイトワインディングが速く走れます。これホント。ただし中〜高速ワインディングでは、大排気量車の加速には足元にも及びません。そりゃ250だしね。

秋〜冬はサイコーっす

マシンの性格上、のんびりトコトコと走ることや長距離ツーリングには向きませんね。ケツ痛を誘発する細くて固いシート、立ったポジションは高速巡航がキツく、軽さ最優先のためタンク容量が少なく航続距離は200kmしかありません。それでも、シングルながらパワフルで振動が殆ど無いので、風圧さえガマンすれば1ぬぅあkm/hぐらいまでなら高速巡航もなんとかイケます。これは既存の250オフではできなかったことですね。
タンデムはハイシートにすれば想定外に楽です。いや、決してツアラーほどには楽ではないけど、往復300kmのタンデムツーリングにも行きました。基本設計がオフ車なので、フラットなダートや林道にもガンガン入っていけます。前後フルアジャスタブルのサスをセッティングすれば、サーキットもかなりのペースで走れてしまいます。故障は今のところありません。

ガレてなければ林道ツーも楽勝

スタイリングは非常に満足。もともとYAMAHA車のデザインはGKダイナミクスが手掛けているので、国産車の中でも群を抜いている(あくまでデザイナーとしての個人的感想)と思っていますが、現代的なシャープさとオフ車ならではのスリムなシンプルさを纏ったWRは文句無くカッコいい。ケニー・ロバーツを彷彿とさせるイエローのUSインターカラーも好みです。

1年間で8,500kmと、長距離に不向きなバイクながら結構乗ったと思います。確かに価格は250にしてはお高いですが、エンジン・シャシ、サスの全てに金がかかってます。この価値と高性能さが分からないと、ただ単に割高の250バイクでしかありません。こうした設計思想はポルシェにも通じますね。ですので、バイク歴の長いベテランにはオススメできます。もちろん、バイク初心者がこうした高性能車からバイクライフに入ることは素晴らしいと思います。

弱点と気になる点も記しておきます。
・少ないガソリン容量に於ける航続距離の短さ
・ボルトナット類はユニクロメッキで質は高くない
・提灯のように暗いヘッドライト
・100kmも走るとケツが割れる細くて硬いシート
・荷物積載能力はほぼゼロでやんす

総評として、個人的には250のベストバイです。このバイクが気になっている方や欲しいと思っている方には、自分の価値観に於いて楽しさは全面的に保証します。とはいえ、よく言われている「リッターもカモれる」は明らかに言い過ぎ^^;
ウン十年前に乗り回していた2スト250ccバイクに跨がる時のワクワク感、それを思い出させてくれるバイクです。中身がガキなオッサンがさらにガキに戻ってしまいます。来年はDIYで少しカスタムしてみますか。


【追記】
2014年秋の15,000km時点でエキパイをPower Boxに交換してエアクリーナーボックスを加工し、ワインディングでコケて貴重なインターカラー外装のナラシも終了した(泣)ので、外装をホワイトに交換しました。Power Boxはイイです!ノーマルマフラーは重いけど静かだし出来は良いので換えてません。
国産車はパーツも安く入手も容易でメンテは全て自身で行っているので非常に安上がりです。しかしタイヤは既に5セット目…。(現在はDUNLOP α-13を装着)
Posted at 2013/11/15 18:35:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | モーターサイクル | クルマ
2013年11月02日 イイね!

【PORSCHE 987の異音】犯人はオマエ・・・じゃなかったのか

【PORSCHE 987の異音】犯人はオマエ・・・じゃなかったのか以前のブログにも記しましたが、987ケイマンの車体右側周りからのゴトゴトというかなり大きな異音(何か重い物がどこかで遊んでいるような音)が気になっており、少しずつ悪化しつつあるので、連休を利用してリア周りのトリムを外しチェックすることに。

このゴトゴト音、耳をすまして聞いても発生源が特定できません。頭上のようでもあり、フロントサス周りのようでもあり、Cピラーのようでもあり、ハッチゲート付近のようでもあり、エンジンルーム内のようでもあり、はたまたストラットタワーか下周りからのようでもあり、それがモノコックを伝わって聞こえてきます。このような発生源が分からない異音の修理が最も厄介で、とりあえずひとつずつバラしていくしかありません。

まずはエンジンルーム。ボクスター/ケイマンオーナーの方はご存知かもですが、このクルマはエンジンを見るのもなかなか面倒です。シート後ろの内装カーペットと断熱材をひっぱがし、トルクスとボルトで止められているアクセスカバーを外してようやくエンジン様とご対面。パワステオイルを補充するのも大作業なんです。さてエンジンルームをチェックしてみると、ACGやACコンプレッサー、ウォタポン類のプーリーやベルトにもガタは見られず、ファンやホース類もガッチリ固定されてます。そもそも、これらにガタがあっちゃヤバいんですが。ってなワケで、異音はエンジンルームからではないとの結論。


シート後ろのアクセスカバーを開けたついでに、Cピラー根元の内装裏側を確認。ここにも異常は見られません。


次に目を向けたのがハッチゲート。ゲート裏の大きなトリムを取り外します。ゲートキャッチ近くの2本のトルクスボルトを緩め、内装はがしを使ってクリップを外していきます。ここで気付いたのが、ケイマンはトリムの固定に金属製クリップが使われていること。多くのクルマは樹脂製ですが、内装を外すと必ずいくつか割れてしまうので、重量を犠牲にしても強固な金属製を使っているのかも。

トリムを外してみると、モナカ構造になったハッチゲートの中心付近に、何やら見慣れない黒い物体を発見。コレ、何だと思います?正体は、重さ1.5kg近くはあろうかというスチール製のウェイト。これがユニクロメッキされた鉄板とゴムブッシュを介して、ハッチゲートに留められています。おそらくコイツが無いと、ある速度域でハッチゲート全体が共振してしまうんでしょうね。


そしてこのウェイトのゴムブッシュがヘタってガタが発生していることが判明。あのゴトゴト音の犯人はお前だったのか!ようやく突き止めた原因のウェイトを取り外し、板金と接する面に防振ラバーを貼り付け、ネジロックを塗って組み直します。これで気になる異音ともオサラバだ!


トリムを元に戻して、早速試乗してみます。おおお、あのゴトゴト音がキレイに無くなって、元の剛性感あふれる車内音に!…直ってないやんー(泣)。やはりどこからともなくゴトゴトという重苦しい大きな異音が…。完璧に原因を捉えたと思っていたのに、すっかり萎えてしまって今度はCピラー周りをヨロヨロとバラしにかかります。ところがこれがまるでパズルのようで、とんっでもなくバラしにくい。まずはエンジン後端のシルバーの大きなカバーを外さないと何もできない構造なのですが、このカバー(アルミ製に見えるが実は樹脂製)が何故これほど!?というぐらい強固に留っています。トルクスのタッピングをいくつか外して、バキバキと嫌な音を立てながらカバーを取り外して裏側を見てみると、こんな負荷のかからないパーツにも異様なほど沢山のクリップが。


Cピラーのトリムとストラットタワーのトリムを取り外しにかかったところ、天気予報が外れて雨が…うっうっうっ(;_;) 今日は秋晴れで絶好の行楽日和じゃなかったのか?ここで作業を断念し、内装の取り外しのあまりのタイヘンさと雨にすっかり意気消沈。一カ所ずつ無闇にバラしていくしか方法は無く、時間も限られているので、もうここはおとなしくDラーに持ち込む方が無難そうですね。

ってなことで、DIYを諦めてポルシェセンターに入院することになりそうです。原因がわからないよ〜(゚´Д`゚)゚ 987ケイマンオーナーの方で同様の異音トラブルに遭われた方がいらっしゃいましたら、もし何か情報をお持ちでしたら是非お教えください!(懇願)
Posted at 2013/11/02 20:02:44 | コメント(7) | トラックバック(0) | ポルシェ・ケイマン | クルマ

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「@ぐんそ~ さん、「ぼくのなつやすみ」はヤバいです(笑)シリーズ化されてロングセラーになってますね🌻」
何シテル?   06/06 09:04
バイク、クルマ、音楽、スポーツ、酒、料理、雑学を愛する昭和の不良高校生のようなおっさんで、現在の愛車はスズキ ジムニー シエラとヤマハWR250Xです。機械いじ...
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