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Nackyのブログ一覧

2016年08月09日 イイね!

サボローの7月

サボローの7月気付いたらすっかりブログ更新をサボってて約3ヶ月ぶりの投稿になります。慢性的な多忙のせいもあるけど、単純にネタが無かったこととサボってただけです(汗

ってなワケで、6〜7月の自身の忘備録に近いです。仕事の関係で不定休なもので、週末のオフ会やイベントになかなか参加できないのが悩みですが、自分の車にはこの1年間で約10,000km、バイクには約7,000kmと相変わらず過走行気味に乗ってます。まあ仕事の取材の足がそのうちの半分以上なんですけどね。すんまへん、夏風邪をこじらせてこれ書いてるのでちょっとテンション低いっす。

サボってた、といえば明光義塾のイメージキャラクターの「サボロー」。そう、あの黒いヤツ(もしかして関東ローカル?)。カブトムシ採集に誘惑したり、海や山に誘惑したり、サボローと過ごす夏はナイスな夏になりそうです。かくいう自分もサボローに誘われるがままに遊んでるんですが、全身真っ黒い出で立ちの自分自身がサボローなことに気付きました(←タイトル写真)。

■サボローと秘密の林道までツーリング

梅雨の晴れ間にはポルシェ997で伊豆箱根に取材を兼ねたツーリングへ。オダアツからいつものターンパイクの入り口で「ヨッシャ〜!」とばかりにスロットルを踏み込むと、100mも登らないうちからあたりは濃い霧に包まれ、進むにつれ視界は殆どゼロに。大観山ではこんな状態で、箱根の山では超安全運転でした。

■これでも補正して明るくしてます

あまりの濃霧に、フツーの人の一生分以上は箱根に行ってる自分でも、伊豆スカの入り口を見失いそうになるレベル。亀石PAまで行ったところでようやく霧が晴れてきました。

■Lotus Elan S4Sprint、Lotus Europa S2と

別の日にはDucati Scramblerで道志みち〜山中湖経由で箱根まで。せっかくなので山中湖近くの吉田うどんの某老舗店Wに行ったら、ウルトラひどい接客態度に辟易。「美味しんぼ」にも登場するほどの名店らしいけど、そんなに忙しいのが嫌なら商売やんなよ!と言ってやりたいほどの態度の悪さ。食い物屋に入ってこれほど嫌な思いをしたのは2回目です(1回目は房総勝浦の有名割烹N)。食べ終わって出てきた他のお客さんも口々に「もう来ないね」とか「態度わり〜!」「二度目は絶対無い」と話してました。味の評価は高いようなので、勘違いして思い上がっているのか…

気を取り直して、このDucati Scramblerはめっちゃオシャレ!今までのドゥカのスパルタンさは微塵も無く、言葉は良くないけどサボローのようにチャラくてライトで気軽で楽しい。ただし今回のように長距離を乗ると、煮詰めの甘いところ(特にサス)とコストダウン箇所が気になります。

■タンクのパネルは着せ替え可能

道志みち途中の「道の駅どうし」はライダーパラダイス!停められた他のバイクを見るのも楽しいです。

■Ducati Scramblerも何台か発見

今やドゥカ唯一となった空冷OHC2バルブデスモエンジンはトルク感と軽さがナイス!ポジションはいい意味で中途半端ですが、肩に力を入れないで楽しく走れるバイク。次期戦闘機候補の1台でしたが、個人的には煮詰めの甘さが気になったんで、自分で買うことはないかな。

■チョイ乗りや街乗りには軽いし楽しいしナイスなバイク

タコとスピードを包含するシンプルな一眼多機能メーター。脆弱そうな鋳物のハンドルクランプとトップブリッジ、減衰圧調整機構のないサスペンション等でコストダウン。

■さすがにディティールにはコストダウン感が

次に乗ったのはカタログ落ちしてしまったハーレーのスポーツスター883R。883Rのこのガシャガシャ感とガサツだけどおおらかなところは大好きだな〜。他のハーレーより排気量は小さいんだけど、その分軽く回るのも好きです。
ニューモデルのXL1200CXロードスターも気になります。

■乗ったのは2014年モデルのXL883R

灼熱のバイク取材のあとはビールっ!地元駅前のブリティッシュパブで至極のお疲れサマータイム。

■指定席(?)のテラス席にて

今年の関東は梅雨明けが7月ギリギリと遅く、取材や屋外ロケの仕事が多い自分は毎週のようにヤキモキ。そんな中でも楽しかった仕事は、某輸入牛肉の広告用BBQ撮影とクリエイティブディレクション。普段はオイル臭いものや鉄っぽい硬いもののクリエイティブばかりなので、梅雨明けしない天気に左右されたものの、久々にいい匂いで柔らかくて美味しいものの仕事ができました。

■レッツバービー!

ふと休めた平日には997で房総半島の里山まで気分転換プチツー。ヨーロッパ車には夏の都心の鬼渋滞はかわいそうなので、都内に乗り入れる気が起きません(機械的には平気なんだろうけど)。

■木漏れ日の中で

次に駆り出したのは、発売間も無いHondaのニューモデル・CRF1000Lアフリカツイン。世界的に人気を博しているアドベンチャーモデルのカテゴリーに、Hondaが満を持して投入してきたこの渾身のモデルも次期戦闘機候補です。

■今回は6速マニュアルモデルを借り受け

ビッグオフには目が無いので楽しみにしていましたが、このパラレルツイン1000ccエンジンはいいですね〜。どこまでフラットトルク&パワフルで、ドラマチックな盛り上がりこそ無いものの、扱いやすさはHondaらしく特筆モノ。フレームもサスも各部のタッチも素晴らしい。

■パワフルでスムーズな並列2気筒リッターエンジン

多機能デジタルメーターは非常に見やすい。オフを走る時に便利なABSの効き具合もコントロール可能。小型スクリーンは高速をぬぅわkm/hで巡航しても平和そのものですが、YAMAHA MT-09トレーサーのスクリーンと比べると、視界の歪みが気になりますね。

■低速域では僅かな歪みが非常に気になるスクリーン

オフ車らしくフロントは21インチで重心とシートはかなり高く、デカくて重いボディは小柄なライダーにはかなりキツそう。広いダートやフィールドでのオフロード走破性は高いです。

次期戦闘機の有力候補ではあったものの、この重さは日本の狭いオフロードで振り回すにはかなり厳しそうで、押し引きもカタログ値以上に重く感じるため、1日中乗ってみて食指が動かなくなりました。あと20kg軽ければ、間違いなく買ったと思います。

■暑苦しいカッコとリゾートな背景とのミスマッチがものすごい

帰路のアクアライン・海ほたるPAにて。向こう側はこの手のアドベンチャーモデルのベンチマークとなっているBMW R1200GS。何度か乗りましたが、乗るだけでお腹いっぱいになってしまう(?)完成度が超高いバイクです。

■BMWのライダー氏もアフリカツインをガン見

海ほたるで洋上の太陽のカフェでひと休み。

■ここから川崎まで灼熱のトンネル内の大渋滞の間をすり抜けるハメに

ポルシェ997の12ヶ月定期点検のため近所のDラーまで行き、そこで貸して頂いた代車はトヨタ・アリスト。10年ほど前のモデルですが、完全に乗りっ放しで何ら手をかけてもらっていない可哀想な状態。

■黄ばんだヘッドライトと錆びたナンバーボルトが哀愁

アリストも今乗るとちょっと厳しい質感かな…内装も手アカとタバコのヤニだらけです(苦笑
ちなみに997はエアクリーナーとエンジンの補機ベルトを交換してもらいました。

■絶妙なヤレ具合の代車

そして早く帰った日には、再び地元駅前のパブの指定席で、麦芽とホップを原料とする黄金色の聖水を摂取。

■The golden ale in the golden sunset

自宅で仕事中、サボローが遊ぼうぜとしつこいんで、バイクで夏の里山ツーへ。7月末にようやく梅雨も明けて夏本番!

■田んぼを渡ってくる風は涼しい…と言ってらんないほどの激暑さ

あまりの暑さから鬱蒼とした林道に逃げ込むと、そこはヒグラシの合唱とカブトムシやクワガタでも出てきそうな雰囲気。

■サボローに教えてもらった秘密の森へ

林道から里山へ抜けると、ちょうどローカル線のディーゼル列車が通過。

■小湊鐵道のキュートなキハ200

この辺りの田んぼはすっかり稲穂が実り、早場米の刈り入れも近そう。稲穂が色づいてくると、一気に夏が終わってしまいそうで気持ちが妙に焦ります。

■色づき始めた稲穂

誰も通らない農道の片隅には、打ち捨てられたガソリンスタンドの廃墟が訪れる人もなく朽ちていくのを待っています。若かりし頃の冒険では、こんなガソリンスタンドに助けられたこともありました。

■セミの大合唱の中ひっそりと佇むGSの廃墟

ノドが渇いたので、小さなよろず屋の前にある自販機でミネラルウォーターのペットボトルをガブ飲み。炎天下の昼間には誰も出歩いていなく、虫採りをする子供達の姿もないけど、そこは夏休みの原風景。

■亡くなった田舎の婆ちゃんを思い出すような夏のひとコマ

そこから海へと抜けると、真夏の日差しが真上から降り注いでいました。

■波が高いため海水浴場は意外に少ない九十九里浜

バイクに乗る時は大体Bluetoothインカムで音楽を聴いてます。夏はやっぱりサーフミュージック系で!
かつてのサーフミュージックといえば、ヴェンチャーズを代表とするようなテケテケ系やビーチボーイズのようなアーウー系でしたが、昨今はジャック・ジョンソンやミシカ、ドノヴァン・フランケンレイターといったユルいアコースティック系、アヌヘアやJ・ブーグといったハワイアンレゲエ系、スライトリー・ストューピッドやコットンマウス・キングスといったミクスチャー系に発展してきており、そのどれも大好きです♫

そのミクスチャー系の代表ともいえるシュガー・レイの「Every Morning」は、ビーチパーティで盛り上がりたいような夏の定番ナンバー。


次に駆り出したのはハスクバーナの701スーパーモト。これは春にも乗ったことがあり、KTM690SMCと並んで大好きなマシン。バカッ速で爆発的なパンチ力のビッグシングルエンジンと超軽量な車体、馬並みに高いシートと高剛性フレーム&高品質のWPサスに加えスタイリッシュなデザインと、全くスキがありません。

■メーターなんか見るな!と言わんばかりの超シンプルなメーターと削り出しのクランプ

メチャクチャ欲しいんですが、今のWR250Xとはバイクの方向性が殆ど同じでパワーが倍以上になることでスピードも上がってしまうことと、今のWRの使い方と全く同じになってしまいそう(ロングツーリングは厳しい)なスパルタンなマシンであることと、故障に対するデータがまだ少ないこと、何より4台連続のモタードになってしまうこともあり暫くは様子見で。

■やっぱ過激で俊敏なモタードはいい!

今年の梅雨は関東以北では7月末ギリギリまで明けなかったので、これからが夏本番のイメージですが、そうこうしてる間にも肺炎にかかってしまい暫く寝込んでしまいました(弱々)。

■寝込んでいた時に自宅から見た夏の夕暮れ

みん友の皆さんが素晴らしい夏を過ごせますように。
Posted at 2016/08/09 15:27:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | よろず | クルマ
2016年05月17日 イイね!

てんこ盛りウィークエンド

てんこ盛りウィークエンド5月のこの季節が嫌いって人はあまりいないかなと思います。自身の名前(夏輝)の通り、自分の春秋冬は夏のためだけにあるので、夏が近づいてくるこの季節は挙動不審になるほどワクワクします。バイクに乗るにも暑くも寒くもなく晴天率も高い5月は最適です…ってなワケで、今月はいつにもなくブログを更新しております。
多忙のおかげで友達も少ないので(爆)、基本的には一人で遊ぶことが多く、祝祭日もあまり休めないこともあり、先週末はガッツリ休んでバイク(自転車)とモーターサイクルで2輪三昧してみました。

ここで個人的に気に入って使っているツール&アイテム紹介です。キャノンデールの古いMTBは15年以上の付き合いで、他のモデルにも色々乗ったり試したりしたけど、何故か縁あってずっとウチにいます。今となっては重くて古臭い絶滅危惧種の26インチMTBで、自分でメンテしながら乗り続けています。
また、ヘビーデューティーでカッコいいサンフランシスコのCROME(クローム)のメッセンジャーバッグもお気に入り。

■CANNONDALE Super V CarbonとCROMEメッセンジャーバッグ

このメッセンジャーバッグはガチのプロ仕様なので、これでもかというほど頑強でしかも使いやすい。ショルダーストラップは車のシートベルトの素材を使い、バックルもシートベルト用のそれです。このストラップ&バックルがメッチャ便利!通常のメッセンジャーバッグの様にストラップを持った腕を頭の上に伸ばしてヨイショ…といった面倒はなく、カバンを背中に当ててバックルをカチャッとはめてストラップをシュッと締めれば一瞬で固定、荷物を取り出す時はストラップをシュッと緩めてバッグをお腹側に持ってくるだけ。強力な防水仕様で、これまで何度も雨に降られたけど中身が濡れたことは一度もありません。しかもデザインがカッコいいので自転車やバイクはもちろん、街や旅行でも使えます。

■使いやすいシートベルト素材のストラップ&バックルのCROME

プチツーリングには丁度いい花見川サイクリングコースへ出発!このコースは海浜幕張のビーチから、ベッドタウンの住宅街を超え野鳥のさえずる林の中、幽谷のようなダート、広々とした河川敷と次々に表情を変えながら、印旗沼を経て利根川まで続くルートです。
「プチ」とはいっても、幕張から印旗沼まで行き、沼を一周して帰ってくると軽く往復70kmを超えるコース。割りと平坦なので風が無ければ結構楽勝かと。

■幽谷のダート風情な新緑の中を走る

途中からオオヨシキリやウグイスが鳴くアシとガマの群生に囲まれたコースとなり、自転車や歩行者も減って単独走行が多くなります。時折聞こえるコジュケイやキジの鳴き声もナイス。

■写真の左側は花見川の流れ

風光明媚な印旗沼に到着。昨今はブラックバスやブルーギル、アメリカナマズにアメリカザリガニ、そしてカミツキガメといった外来種の脅威にさらされています。もともとは質の良いウナギが獲れていたので、沼の周辺には美味しい鰻屋が多くあります。

■新緑が萌える印旗沼

沼をぐるっと1周して、佐倉ふるさと広場で小休止。

■新鮮野菜の土産はメッセンジャーバッグに入れて持ち帰ります

帰路はサイクリングコースを外れて、川沿いのシングルトラックを選んでダート走行を楽しみながら。タイヤをブロックからユッチンソンの細身のスリックに交換してあるのでダートはキツいけど、ロードタイヤでダートを走るのはモタードで慣れているので、パンクに注意しながらもガンガン走る!

■川沿いのシングルトラックは「Stand By Me」の世界

帰り途中の住宅街で、自分と同じYAMAHA WR250Xを発見したので、キャノンデールを並べてパチリ。自分のは今はホワイト×レッドの外装になってるけど、もとはこのインターカラーのイエローでした。

■シートはアンコ抜き&マフラーはUSヨシムラにカスタムされてますね

帰路の強い向かい風に悩まされながら、汗だくで自宅前の幕張ビーチ駐車場に到着。びっ、ビールっ!!

■奥に見えるのはQVCマリンフィールド(元マリンスタジアム)

ついでに花見川河口の堤防まで。

■まるで夕陽に向かう道のよう

翌日はバイクにタンデムして房総の里山まで。日曜日は寒気が入り冬型になったので、関東はちょっと寒かったっすね。菜の花と桜の季節も過ぎ去り、里山は新緑の世界です。

■冬の快晴のような乾燥した冷たい空気と青空

寄り道しまくって迷い込んだところは、長南と睦沢の田園地帯の細道。田植えから日が経ち、稲もすくすくと育っています。田んぼの上を渡ってくる風は冷たく、こんな寒い日はカエル達はどうしてるんでしょうかね。

■用水路と田んぼを渡る細道はトトロが出てきそう

太東岬に出てみると、肌寒い中でサーフィンの国内大会イベントが開催されていました。あと10年ぐらいして仕事の量を減らしたら、南房総に移住してまたサーフィンを始めようかと思っています。その時は好きな料理を活かして、みんながドライブやツーリングで気軽に立ち寄れるようなカフェもやろうかな!

■サーフィン大会を応援する姿も寒そう

帰宅したら月がキレイだったのでベランダに面したバスルームの窓を開け放ち、照明を決して月明かりの中でフロに入ると、体がとろけるような気分が落ち着くような却って冴えてくるような、不思議な感覚。

■東京湾には月の道が

997カレラに乗り換えてからまだ箱根方面に一度も行っていないので、梅雨が来る前に行ってみますかー!

■去年の10月にバイクで行った時の伊豆スカ
Posted at 2016/05/17 17:43:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2016年05月13日 イイね!

GWはゴー・ウェスト

GWはゴー・ウェスト※自身の忘備録も兼ねているのでムダに長文&写真大量です

受注産業のクリエイター職という自分の仕事柄、プライベートな予定を立てることがほぼ不可能な上に休みも取りにくく金も無い(泣)ので、なかなか旅行や遊びに行けなかったりします。この連休も自宅で契約オフィスで出張でと仕事をこなしていましたが、ちょっと時間に余裕もあったので、ロケハン出張を兼ねて気ままなロングツーリングに出向いてみました。
“ロングツーリング”とはいっても、本当にロングツーリングが好きな人からは笑われてしまいそうなディスタンスだけど、あてもなく走れる機会ってのもなかなかないので、自分なりに楽しんでみました。

GW中盤の5月4日、ポルシェ997にガソリンを満たしてタイヤのエア圧をチェックし、連休の渋滞を避け時間をずらして午後15時に自宅を出発!湾岸線から大都会の地下を一気に抜ける首都高C2中央環状線を経て、中央自動車道を目指します。
昼頃までは連休の渋滞だったみたいだけど、この時間は中央道もス〜イスイ。“Go West”でも聴きながら鼻歌まじりでノンビリ走ります。ところが・・・この時間帯に中央道で西に向かうと、午後の太陽が常に真正面にきて眩しいの眩しくないのって(汗)。

南アルプスの向こうにはギラギラの西日が

名曲「Go West」※Pet Shop Boysによるカバー


眩しいのは他の車も一緒らしく、全体にゆっくりしたペース。相模湖周辺のグネグネ区間では、太陽が山の影に入ったり突然真正面に出現したりと状況が刻々と変化するので、トンネルは多いけどサングラスとサンバイザーは必須っす。

♬み〜どりの中を走ーり抜〜けてくオッサンポルシェ

特に急がないので、途中のサービスエリアに漏れなく立ち寄り、談合坂SAでおやつを食った後は、日没直前に双葉SAに到着。パーキングの車は様々な都道府県ナンバーで、どこから来てどこに行くのかなと想像してるだけでも楽しい。

強烈な西日が差し込む双葉SA

双葉SAの片隅にある展望台に登って東側を眺めてみると、雲ひとつ無い空の向こうには夕日を浴びた南アルプスと富士山の姿が。

眼下の駐車場は上り車線のパーキング

双葉SAから更に夕暮れの中央道をひた走ります。ここまで来れば連休渋滞は完全に無縁で、走行車線を規制速度でノンビリ走ります。

80km/h制限区間をノンビリ走行

日没と同時に諏訪湖SAに到着。老眼で暗い中を走るのは好きじゃないので(弱々)、今日はここまでとして車中泊の準備をします。

薄暮の空を湖面に映す諏訪湖SA

諏訪湖SAは上り車線と下り車線の格差が大きいですね。反対側の上り車線側は改装されて非常にキレイで広々としてるけど、こちら側は昭和の香りを残す味わいのある(古臭い?)佇まいです。

混雑する上り車線側

フードコートで“山賊焼き定食”を食べてしばしまったり。ここにはSA内に温泉施設があるので、風呂でゆっくりあったまって夜風に吹かれながら諏訪湖を眺めていると、思わず詩人になってしまいそう。

街の銭湯風情な諏訪湖ハイウェイ温泉

夜も更けたし寝るとしますか〜。
ポルシェ911は(いちおう)4シーターでシートが倒せるので、意外に眠れます。

この自撮りはかなり恥ずかった…

かなりぐっすり眠って、老人並みに夜明け前に目覚め。さすがにちょっと肌寒いけど、今日もいい天気になりそう。

周囲も車中泊仲間なので妙な連体感が生まれる

諏訪湖の夜明け。この日はロケハンの仕事があるので美ヶ原方面に向かいます。

朝日に照らされて輝く湖畔の街並み

フードコートで朝食を摂り顔を洗って出発!この時点でまだ朝5時過ぎぐらい。

ミニバンはやっぱ車中泊しやすそう

岡谷JCTから長野自動車道に入り松本方面を目指します。天気は快晴で通行量も殆どありません。

駒ケ岳や御嶽山を左手に見ながらの走行

松本は大好きな街だけど、まだ朝早過ぎるのでスルーして美ヶ原まで登る峠道を行きます。通行量皆無なので、6MTを駆使してガンガン回しながらタイヤを磨り減らしてワインディングを駆け上がります。
途中からは絶景ロードで名高いビーナスラインに入り、高原のワインディングを全開でブン回しながら走ると、いや〜楽しい!しかし、ビーナスラインの一部は路面がかなり荒れてきてますね。

ビーナスラインは青空と新緑のコントラスト

カッ飛んでるバイクやスーパーセヴンとランデブーしながらどんどん高度を上げていき、標高2,000mの美ヶ原高原美術館に到着。ちょうど本州のド真ん中あたりの天空の駐車場の気温は4℃。寒くてほとんど外にいられません。

この気温の中バイクは相当数が走ってました

タイヤを削りながらダウンヒルのワインディングを堪能して和田宿に到着。風情のある中山道の宿場町です。

新緑に萌える和田宿の陸橋で三脚撮り

古い家屋が建ち並ぶ山間の街にも、東南アジアから渡ってきたツバメの姿が。

店の入口でツバメがお出迎え

この先は全く目的地を決めていないので、とりあえずR153で奥天竜方面に。伊那からR361に入り、R152に向かおうとしたら、何やらいい雰囲気の街並みが。
そこは高遠という城下町で、今回初めて知りました。

千葉の大多喜に似た雰囲気のこぢんまりとした城下町

R152沿いに、ポルシェ964が停められた雰囲気のいい蕎麦屋を発見!11:00の開店にはまだ早かったものの、店が開くのを待ちながら付近を散策することにしました。

今やお宝となったポルシェ964を所有する蕎麦屋

暫くすると、見る見るうちに人が押し寄せて、開店前に長蛇の列となってしまいました。すっげー人気店なんだなここって。
この店は天ぷらなどはやらずにほぼ蕎麦だけで勝負する潔さ。“高遠蕎麦”ってもんを初めて知って食べましたが、焼き味噌と辛味大根で食べる滋味深い蕎麦は絶品!行列にも頷けるってもんです。

美味すぎて3枚も食っちまいました^^;

この高遠町からR152で奥天竜を経て浜松に向かおうと思い、それを今何シテルにつぶやいたところ、みん友のセルムさんから「R152は途中林道区間もあって浜松まで丸1日かかりますよ〜」とのご忠告を受けて、おとなしく中央道で飯田山本ICまで。確かに遠い!
飯田山本からはR151遠州街道のワインディングをひた走ります。この間の写真が無いけど、いや〜本当に遠い!踏んでも踏んでも着かないので思わずポックリ逝くかと思った(汗
基本的に信号も少ないのですが、遅い先行車につかまると抜きどころが無いのでかなりペースダウンしてしまいます。
途中で信州平谷の道の駅に立ち寄ると、そこはライダーのパラダイス。皆さんここを起点に奥天竜のワインディングを走っているようです。

鉄馬と生馬の競演

奥天竜のワインディングを抜け、夕方になってようやく浜松市に到着し、隣の新城市の新しい道の駅で小休止。
浜松に来ると必ず買うのが、この「あおしま三ケ日みかんジュース」。季節限定で三ケ日みかんをギュっと絞った果汁100%ジュースで、そんじょそこらのオレンジジュースとは次元の違う美味しさで、疲れたオッサンを身体の中からフレッシュにしてくれます。

季節限定・地域限定のあおしま三ケ日みかんジュース

給油がてら渋滞マップアプリを見てみると、東名/新東名とも上り線は東京まで数十kmに渡る大渋滞。マトモに帰ると渋滞にどハマリしてしまうので、まあ急がないし時間を潰しながらノンビリ帰ることにしました。下道を行くことも考えましたが、信州からここまでほぼ下道で来て若干お疲れモードなので、東京までは高速で楽をしたいところ。

昼に蕎麦を食い過ぎたのと道中で買い食いしまくったため腹が減らないのでウナギは諦めて、浜松いなさICから新東名に。渋滞にはハマりたくないので、御殿場ぐらいまでは全てのサービスエリアに立ち寄って時間を潰すことにしました。
…と思ったら、イキナリ浜松SAが満車で入れそうもなかったのでそこはパスして次の遠州森町SAに立ち寄ったところ、そこの駐車場で1時間以上も爆睡。すっかり日が暮れてしまいました。
掛川SA〜藤枝SAと立ち寄って、ここで晩飯を食うことに。藤枝SAのフードコートはお座敷もあってしかも空いているのでゆっくりできます。藤枝ラーメンを食ったらすっかり満腹になってしまい、ここでも1時間近く爆睡^^;

すっかり日も暮れた藤枝SAにて

この段階で20時を過ぎ、それでもまだ御殿場から先が渋滞しているので、静岡SAに立ち寄ろうと思ったら「満車」の文字。ここはパスして次の清水SAに向かいます。
清水SAでは殆どの店舗が閉まっていたので、コーヒーを飲み顔を洗って歯を磨いたら、なんだか眠くなってきたので(またかい)ここでもしばし爆睡^^;;;

車も人もまばらな清水SA

次の駿河湾沼津SAは大混雑。しかしこの時間では開いている店舗もあまり無いので、散歩とストレッチをして身体をほぐしてすぐに出発。
既に渋滞は横浜町田で10kmにまで減っているので、このまま行けば解消するはず。

夜中近くでも満車の駿河湾沼津SA

さすがに12時を回ると渋滞はほぼ解消して快調。御殿場から東名に合流し、最後に海老名SAに立ち寄ってコーヒータイム。

海老名で深夜ラーメンの誘惑に打ち勝った よくやったぞ自分

海老名からはナイトクルージング用のジャズをかけて軽快に夜の高速を駆け抜けます。こうして盛大に時間を潰しながら、渋滞には遭わずに深夜2時にホームタウンに到着。

静まり返った深夜のホームタウンのプロムナード

全行程の距離は約1,200kmで、平均燃費は11.2km/Lと、下道も多くワインディングではブン回した割りにはなかなか優秀な数値でした。深夜2時すぎでもドラコン上の外気温は17.5℃。この時期はあったかいっすね。

3.6リッターのスポーツカーにしては結構な好燃費

仕事がらみとはいえ気ままなロングツーリングはこうして無事終了。「ロング」ってほど長距離でもないけど。これぐらいの距離じゃドライバーもマシンも疲れ知らずです。翌日の5月6日からまた仕事でしたが、滅多に連休も取れないので、充分にリフレッシュできました!
ここで、あての無いツーリングにピッタリなBGMは、モッドファーザーことポール・ウェラー師匠の「Driving Nowhere」。


また夏ごろに、今度は北東北にでも行ってみたいです。休みとれるかなあ。
Posted at 2016/05/13 17:54:48 | コメント(8) | トラックバック(0) | ポルシェ911 | クルマ
2016年05月10日 イイね!

サツキとメイの新緑ライド

サツキとメイの新緑ライドみん友の皆さんはどんなGWを過ごされたでしょうか。自分はといえば、受注産業クリエイター職のサダメで仕事から離れられませんでしたが、ロケハンを利用してポルシェ997であてのないロングツーリングにも行くことができたので、それなりに連休を満喫できたかなと思います(そのレポートは後日アップします)。

仕事ついでに気になっているバイクに乗れたので、今回はそのレポートになります。昨今のバイク事情といえば、ちょっと前は「乗りたいバイクが無い」ってなぐらいに没個性的で日和見的なモデルが多く、つい絶版車や旧車に目がいきがちでしたが、ここ数年は超ハイパワーなスーパースポーツからアドベンチャータイプ、ヘリテイジモデルやアメリカンクルーザーからミドルスポーツまで、国産車も輸入車も魅力的なモデルが多く、非常に盛り上がっています。
バイクもいつかは電動化されてしまうかもですが、今は各メーカーの技術とセンスがフルに活かされ、ライダーを楽しませようとする競争が激化しており、いつの間にか「アガリのバイク」という概念も無くなっているので、旧車ばかりに捉われていると非常にもったいない気がします。

まずは、長距離移動&ワインディングにチョイスしたYAMAHA MT-09 Tracer。世界的に流行しているアドベンチャータイプで、このジャンルの王者はBMW R1200GSですが、他のメーカーも負けておらず、900cc並列3気筒エンジンを搭載するこのMT-09 Tracerも素晴らしいバイクです。
ベースモデルのMT-09には発売当時に試乗してますが、そこでも個人的に絶賛してますね。走り出した瞬間に感じるパッケージングの良さと楽しさは群を抜いていて、世界中で大ヒットしているのも頷けます。今回乗ったこのTracerも高速道路から街中、曲がりくねったワインディングまでどこでも楽しくて速いマシン。

※写真はYAMAHAオフィシャルサイトから借用

この個性的なスタイリングは好き嫌いが分かれるかも。自分はぶっちゃけ特にカッコいいとは思いませんwが、全てのパーツが実に機能的にできています。

カマキリの複眼を思わせるフロントマスク

アドベンチャーモデル全般の特徴として、オフロードを意識しているのでシートが高く、このMT-09 Tracerも845mmと低くはありません。シート高は2段階調整式で、自分はオフロード出身なので高い方が好みなため、高い方の860mmに上げてみました。身長175cmで写真の足着きになりますので、小柄なライダーはグラッときたら恐怖を覚えるかもしれません。ちなみに車重は210kgと900ccのビッグバイクとしては軽量です。

ライディングポジションは非常に楽です

今回はタンデムで往復700km以上を走破しました。高速道路から山中のワインディング、渋滞する街中と様々なシチュエーションを長距離走りましたが、非常に快適でしかも速い。特にワインディングでのハンドリングはめっちゃキモチ良く、デカいのに俊敏にスパスパ旋回します。リアシートのパッセンジャー(女性)も「バイクってこんなに寝かせてもすごく安定してるんですね!」「すっごく楽しい!」を連呼してました。最近のYAMAHAはパッケージングとバランスが本当に良いですね。

マルチファンクションディスプレイでエンジン出力モードや様々な設定が可能

信州と奥秩父のワインディングを快走!タンデムでも安定していて非常に速く楽しく走れます。同じアドベンチャータイプでも、競合のBMWやDucati、KTMが倍以上の価格を付けている中、MT-09 Tracerのこの価格は非常に安いと思います。このバイクがあれば、ロングツーリングから日常の移動まで、バイクライフが楽しくなることは間違いないかと。これで前後サスがフルアジャスタブルであれば今すぐにでも欲しい1台。

峠道は青空と新緑のコントラスト

GW中盤には自分のバイクでオフィスまで。たかが250ccのモタードですが、ナカナカどうして飽きが来ないバイク。フレームとサスのクオリティが素晴らしく車体の限界が非常に高いので、まだまだ乗りこなせていない気がします。

新車購入から3年で30,000km走っても飽きないWR250X

仕事の途中にふと築地まで。連休で場外市場はありえない人混み(マジでラッシュ並み)でしたが、場内の魚河岸はご覧の通りいつもの築地です。今年11月に豊洲に移転しますが、子供の頃から慣れ親しんでいた、この築地に当たり前のように存在していた市場が無くなるのは少し寂しい気もしますが、施設の老朽化を目の当たりにすると、縁起でもないけど大きな地震が来る前に移転する方がベターかなと。

この日はバイクだったので鮮魚の買い物はできず…

お次はスウェーデンのHusquvarna 701 SuperMotoです。わずか135kgの車体に690cc・70馬力の単気筒エンジンを積むジャジャ馬モタードで、その爆発的なパンチ力は非常にアグレッシブ。正直、使い道が限定される過激バイクです。

スリム&ライトウェイトなモタード

今回乗ったバイクはシートの出荷が間に合わなかったらしく、ブラックの仮シートが装着されてましたが、本来はこんなスタイリッシュなシートです。ガソリンタンクはシート下で、給油口は一番後ろにあります。

※写真はHusqubarnaオフィシャルサイトから拝借

これがまたクッソ速い!フツーにスロットルを開けると爆発的なトルクでフロントから竿立ちします。こうした極端なバイクに乗り慣れていないライダーはすぐに疲れてしまうかも。
実はKTM 690SMCと共通の兄弟モデルで、以前にKTM640SMを所有していたので、こうした暴力的なモタードは大好物です。単気筒特有の振動はそれなりにあるけど、振動で全身がかゆくはならないレベル(以前のKTMはものすごかった)。

強烈なパワーを発揮するOHC690ccシングルエンジン

この日も房総の内陸を400km近くも走り回りましたが、ワインディングではとにかくバカッ速い!同じモタードでも愛車のWRとはかなり違うハンドリングで、前後のWPサスが非常に粘るネットリとしたハンドリングに躾けられてますね。逆にクロモリパイプで組まれたフレームがしなやかにいなす設計思想のようです。コーナーの出口でフルスロットルをくれるとフロントアップするので非常に楽しく、粘るハンドリングと爆発的なトルクに慣れればガンガン振り回せます。
シート高は900mmと非常に高い上にサスが1Gではあまり沈まないので、自分の身長では両足の爪先が接地する程度です。これは仮シートですが、通常のシートでも同じかと。

オフヘル&ゴーグルとモトクロスブーツで武装したけど意外にカジュアルウェアでも似合いそう

このテのモタードは使い道が限定されるので、人によってはハマるけど殆どのライダーからは対象外になるでしょうね。ロングツーリングやタンデムには向かず、荷物も積めずに振動も多く足着き性は最悪。ワインディングとサーキットでのストレス解消用と割り切ればメチャ楽しいモデルで、個人的にも欲しいです。ただ、以前KTMに乗っていた時にマイナートラブルが続発したので、そのあたりが気になるのと120万オーバーは完成度と比較してちょっと高いかな。でも最高にカッコいいと思います!

サーキットでドリフトしながら思い切り走りたい(写真はHusqubarnaオフィシャルサイトから拝借)

この日立ち寄った房総内陸を走るローカル線の駅。GW最終日にしてやっと完全OFFの休日でした。連休中に仕事で2,000km以上走ったってのに、この最終日もまた400kmも走ってるっつー^^;

年甲斐もなく、この季節は妙に『となりのトトロ』が観たくなるので、VHSに録画してある汚い画質で畦道を走りまくるサツキとメイでも観てみますかね。

新緑に囲まれた久留里駅

1年でも最もいい季節、この5月を引き続き楽しみましょう!
Posted at 2016/05/10 18:10:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | モーターサイクル | 日記
2016年04月18日 イイね!

翼を広げろレッドウィング

翼を広げろレッドウィング九州の震災に非常に心を痛めております。軽々しいことは言えないのですが、「頑張ろう九州」と言った瞬間に他人事になってしまいそうで、今は義援金を送ることしかできず他に言葉がありません。自分はもともと神経が脆弱で災害や事故のニュースでショックを受けやすいので、つい目を背けようとしてしまう自分が嫌になります。

さて、この4月から職場が変わって自宅から遠くなった上に仕事量も増えたため自分の時間がとれず、クルマにもバイクにも殆ど乗れないので特にネタも無く(?)、ブログもひと月かふた月に一度更新ぐらいのペースになってます。ポルシェ997は先月サスを交換したのですが、近所を少し走って初期アタリが出たと判断し、車高調機能で5mmほどローダウンしてみました。これでスロープや段差にギリギリ当たらない車高です。

いつも情報収集している2ちゃんねるの水冷ポルシェスレを見ていたら、自分のブログにアップした画像リンクが流用されていることが判明。一種のシャレやネタであって悪意のあることではないものの、そこから2chの大勢の匿名投稿者に自分の身元が割れてしまうということは恐怖です。みん友さんじゃないと信じておりますが、ちょっと変わった写真やネタになりそうな写真をアップする場合は(特に女性は)気を付ける方がベターかもしれません。

クルマ/バイクのネタが無いのでちょっとヨタ話ですが、実はブーツマニアだったりするので、そのあたりのトピックでも。
20年間バイクに仕事に遊びにと酷使しまくってきたRED WINGのPT91エンジニアブーツがいよいよボロボロになってしまったので、新調してみました。本当にブーツが好きな人なら一生モノとして愛用し続けるのでしょうが、アッパー部のレザーがめくれてきてあまりにこ汚くなってしまったので、これ以上のリペアは諦めました。
このブーツではバイクでオフロード走行もガンガンしたし、雪の中や泥の中を歩いたりキャンプの火を落下させたりと足を守り続けてくれましたが、特にバイクのシフトペダルが当たる左足の甲の部分はもう少しで分厚いレザーも破れそうです。

20年以上酷使しまくってボロボロのエンジニアブーツ

今回新調するにあたり、ウエスコやホワイツといったブーツは高くて勇気が必要なので、頑丈でコスパに優れたRED WINGを再チョイス。新品で買える現行のRED WINGエンジニアブーツを調べてみたところ、ド定番の2268というモデルを見ると、以前とはちょっと違うもっさりとした印象。それもそのはず、ブーツの内側や断面までブラックに染められたレザーを使用し、脱ぎ履きのしやすさを追求してかシャフトも随分と太くなっており、以前のシャープなイメージがありません。
調べてみると、つい最近出たばかりの9268というPT91復刻版のエンジニアブーツもラインナップされていることが判明。こちらは昔ながらのPT91のスリムなシャフトに、レザーの芯までブラックに染めていない、いわゆる「茶芯」クロンダイクレザーを使ったモデルです。

茶芯レザーはやはり味があります(画像はRED WINGオフィシャルサイトから拝借)

さらに調べてみると、青山のRED WINGオフィシャルショップ限定で、トゥにスチールカップが入っていない2966というモデルが存在することが判明。スチールトゥはヘビーデューティでカッコいいけど、ブッちゃけ重いし内側で爪先が当たって痛いしで、今回は軟派にスチール無しの2966をオーダーしました。

自宅に届けられた2966は、箱まで昔の被せ型ボックスを復刻していて、現行の真っ赤な箱を見慣れていると妙に新鮮です。箱を開けるとニオイまで以前のPT91と同じで、瞬間的に青春がフラッシュバックしました(笑)。今までRED WINGは全てUS7 1/2のサイズで履いているんですが、ネットの情報で9268は“少し小さい”ということがあったので、US8サイズを購入したところ、確かにかなりタイトな印象。早速歩いてみたところクロンダイクレザーがガチガチに硬いこともあって痛い痛い(;_;)。自分の足になじむまで数ヶ月はかかりそうです。

懐かしいダンボールのかぶせ箱!革カッチカチやぞ

トゥにスチールカップが入っていないのでPT91よりかなりシャープなイメージです。ディティールを細かく観察してみると、使い込むとブラックの表面からブラウンの下地がうっすら顔を出す茶芯レザーの他、現行2268の鋳物のガッチリしたバックルとは違うプレス打ち抜きの薄いバックルを使用していたり、ベルトの位置が下がっていたり、サイズやモデル表記がスタンプだったり、スネの内側に「RED WING」の型押しがされていたりと、かなり忠実にイケメンのPT91を再現していますね。ヒールとソールはRED WINGオリジナルです。そのうちビブラムに変えてしまうと思うけど。

シャープ&ナローでスタイリッシュな印象です

この茶芯レザーの匂いは、昔とまったく同じですね。ちなみに現行2268のブラッククロムレザーはちょっと違う匂いです。
内側のタテ型の羽タグまで再現されてますね。まあ言ってみれば懐古主義的なんですが、クルマでいえば憧れのアルピーヌA110に新車で乗れるようなもの(ちょっと違うか?)なので、デッドストックや状態の良い中古でもとんでもない高値が付けられているPT91を新品から履けることに感謝です。この先また何十年と履いていくと思いますが、ワークブーツは履いて履いて酷使してナンボなので、最低限の手入れとリペアの他は甘やかさないつもりです。この先20年も頼んだよ。20年後には自分が死んでるかもだけど・・・

羽タグまで完璧に復刻

懐古主義といえば、1960年代のスモール・フェイセズの名曲「Get Yourself Together」をカバーしてみました。スモール・フェイセズのオリジナルは彼氏と別れた女友達を慰めるソウルフルな歌声ですが、かなり元気良く現代的なビートロックにアレンジしてみたところ、何だかナンパソングみたいになっちまいました…


久々の投稿がクルマネタじゃなくマニアックなネタですんません…気候も良いしロングツーリングに行きたいなあ。
Posted at 2016/04/18 14:39:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | よろず | 日記

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