学校が早めに終わってフラフラと日産に出勤するとSUPERGTでシリーズチャンピオンを取ったことを記念したイベントで歴代のレースカーが展示されていました。
年代順にスカイライン2000GT-R 69年

この車は実際にレースに出た車両のレプリカです。

この車は69年のJAFグランプリに登場し、その後72年に2ドアハードトップの車両が前人未到の50連勝を記録、「栄光の50勝」を成し遂げた。
だいぶ飛んでカルソニックスカイライン 93年

当時、グループAで最強だったこの車、富士で片輪走行したことでも有名ですね。
4シリーズ全29戦全勝とこれまた歴史をつくりました。

当時、2駆の車がほとんどで、2駆で使い切れるだけのパワーしかないような車も多かった、そこに速く走るための四駆を持ったハイパワーな車を入れたら全勝もしますよね。

市販車と同じ位置に給油口の面影はありますが、見ての通りの状態です。
なぜなら、

給油口はトランクにあるからなんです。
しかも、効率よく給油するために二つ付いてます。
続いて、 R33スカイラインGT-R 95年

この車はあまりメジャーではないスーパー耐久レースで優勝した車です。

この頃から市販車から離れた造りの車がGT選手権の主流になってきたような気がします。
R33スカイラインGT-RLM 96年

ルマンに出場するためのニスモからプロトタイプのニスモGT-RLMが販売されたことでも知られてます。

ルマン参戦後、特別色(チャンピオンブルー)の記念モデル、LMリミテッドも2か月間の期間限定販売されました。
R33スカイラインGT-R 98年
GT選手権総合優勝した車両のレプリカです。
手前からR34スカイラインGT-R 03年 R32スカイラインGT-R 91年

手前の車は第二世代でGT選手権に参戦し、総合優勝した最後のスカイラインGT-R
この車はこれまでの直6ではなく、V6のエンジンを積んでいます。
奥の車はスパ24時間レースで総合優勝した車両です。
XANAVI NISMO GT-R 08年

ここまで来ると車体はアルミとカーボンがほとんどで市販車からは程遠い、

でも、市販車の部品も使用しなくてはいけないらしく、

ドアノブが市販車と同じでした。
LEAFのレースカー 12年

モーターとバッテリーは市販車と同じだそうです。

これだったら環境に優しいクリーンなレースができますね。
電気自動車の方が各部品のレイアウトの自由がエンジン車より効くはずなので重量バランスが良い車を造るのも以前のマシンより楽なはず、今後に期待ですね。
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日産本社ギャラリー | クルマ
Posted at
2012/02/17 12:55:02