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2012年05月01日

関越道バス事故で具現化したデフレという殺人者

関越道バス事故で具現化したデフレという殺人者 4月は痛ましい交通事故が多発した一ヶ月でした。

29日の関越道での高速バス事故も、高速道路での単独事故としては最多の犠牲者だったとのこと。
何の落ち度も無く理不尽に命を奪われ、怪我を負われた方々とそのご家族の方々はやりきれない思いでいっぱいだと思います。


この事故をニュースなどで見て、運転手の自己管理能力や運行会社の管理責任問題が問われるのは勿論ですが、私はそもそもこういった事態を引き起こした遠因は「デフレ」にあると考えます。

今回のバスツアーも報道によればいわゆる「格安ツアー」であったようです。

報道で知りましたが、「金沢-東京」間の料金が\3,500。(他社の最安値は\2,900というツアーもあったようです。)
いくらデフレとはいえ、私の感覚だと安くても\7~8,000くらいかと漠然と思っていましたので、この\3,500には驚きました。
本当にこの価格で安全が担保できるのか…不思議というか、企業や従業員の苦労が目に見えるようです。

また、ネットでの価格検索サイトも価格競争に拍車を掛ける一因なのかもしれません。


今回は悲惨なツアーバスの居眠り事故として具現しましたが、デフレによる悪影響は至る所にあると感じています。
いわゆるワーキングプアの増加もデフレの悪影響のひとつでしょう。

日本がデフレに突入したと言われて10年以上が経ち、デフレは完全に日常化しました。
私がこの事故から教訓を得るとすれば、「価格」という一面のみで物事を捉えずに日々を過ごすことだろうと思います。

同時に、今回のようなバスツアーなど、一時でも顧客の命を預かるサービスが安心して利用できるような環境づくりのために、政府には早急なデフレ脱却の施策を強く望みます。


タイトル画像、当該ニュースの脇の広告が虚しく…
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Posted at 2012/05/01 14:38:40

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この記事へのコメント

2012年5月1日 15:04
コメントさせて頂きます。

私も同様に感じております。

適正な品物を適正価格でと言う当たり前の事を出来る思考回路に切り替えなければ置けないと思います。

品物の流通もネットの活用で本来の流通系統に変化が起き、本来の問屋、卸しと言った物では無く

直で販売、購入が可能になって来て、本来の降ろし価格で末端のユーザーに販売する所も出てきています(私どもの仕入れ価格以下の物も有ります)

そう言う行為は広い意味で業界の衰退を招く事になる、自身の首を自身で締める行為になって来る事に気が付いていない、不景気だから目の前の利益確保に走ると言う所が増えてしまっているのも事実の様に感じます。

※車輌にしてもヤフー等で安く購入し乗るのに修理が必要な状態のクズ、ゴミと言って良い様な車輌を詐欺まがいで購入させられ、時店での購入者では無いのでと修理を断られると言ったケースも有ります。
(店側にすれば、安い車輌をヤフー等で買うからやろ・・・と言う気持ちも解らなくもない訳ですが・・・・)※

消費者、購入する側が品物に対し適正な品物を適正価格で購入すると言う当たり前の事を、

思考回路を常識と言う物に戻す必要が有るのでは無いのかと感じます。

いつまでも安い物、低価格にと価格にだけ目が行き、何事にも低価格、価格競争を薦める様な事が変わら無ければ、この様な事はいつまで経っても無くならない様な気がします。

それどころかもっと凄惨な事故が起きるかもしれないと懸念するのですが・・・!
コメントへの返答
2012年5月2日 1:08
こんにちは。

仰るように、ネットを中心としたCtoC BtoCのオークションが実際の物販に影響を及ぼして久しいです。
私もネットオークションはよく利用しますし、それ自体を否定はしません。

ただ、Hybrid-Insectorさんが問題視されている「車輌」の売買には特に問題が多いと感じます。

先ほど、某オークションで「バイク」を検索してみて、改めてある意味「無法地帯」的な販売に少々驚きました。

写真とコメントだけで、自走できるかどうか判らない車輌を全く整備できない素人が買って、その後どうするんでしょう。

ネットで買って動かないからといって修理に持ち込まれたお店もいい迷惑なような…。
かといって、危険な車輌をそのままむげに突っ返すことも出来ない…ジレンマですね。

売る側もそうですが、買う側に本当の意味で「自己責任」を理解していない方もいるような気がしてなりません。

車輌のようなものは特にそうだと思いますが、値段はそのモノ自体の価格以外に付随するコストが必ずついてまわるはず。

売る側、買う側双方がそれを理解して、適正な流通が確立されることが大事なのでしょうね。

コメントありがとうございます。
2012年5月1日 22:42
適正価格、という発想に日本人としてのモラルの崩壊を感じます。近江商人の三方好しではありませんが、買う側も売る側も作る側も、全てが成り立つ価格というものが存在するはずで、自分だけが得をするという発想では社会は成り立たなくなっていきます。搾取される側が海外であったり、国内のワーキングプアであったり、様々でしょうが、バランスを崩して、自身だけが得をするお買い得商品が存在するという発想が貧困だと思います。格安チケット、格安航空、必ずコストダウンには理由があり、自分だけが得をするような買いモノは存在しない、と全ての買い手が肝に銘じるべき事柄だと思います。
初めて家を購入した20年前、それを買い換えた10年前、色々調べて勉強しましたが、お買い得なモノは一つと言ってありませんでした。価格には必ずその裏付けとなる理由が存在します。不動産で、広くて、大きくて、便利で、質が良くて、駅に近くて、買い物・病院に近くて、新しくて、という物件があれば、必ず、そこで死人が出た、とか、近所にトンデモナイモンスターが住んでいるとか、何か必ず理由があるものです。それを見抜かないと、今回のツアーのような高い買物になることもあります、、、。
コメントへの返答
2012年5月2日 0:51
こんばんは。
修理後の愛車の調子はいかがでしょうか。

仰る通り、理想としては"全てが成り立つ価格"というものがあって然るべきだと思います。

しかし残念ながら、今回のケースは消費者の利益を優先するあまり、ツアー企画のハーヴェストホールディングスとバス運行会社の陸援隊の間の受発注関係が、本来BtoBの理想であるWin-Winの関係にあったかは非常に疑問が残ります。

多くの事例を鑑みると、諸条件は発注側の言いなりだったのではないかと憶測してしまいます。

消費者は勿論、下請業者もWin-Winの関係が築けない取引に関してははっきり「NO」を突きつけられる様な社会になれば今回の様な痛ましい事故も減るのではないかと個人的には思っています。

最後になりましたが、「価格には必ずその裏付けとなる理由が存在」するというお考えはとても共感します。

コメントありがとうございます。

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何シテル?   10/07 17:59
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