2015/10/17 富士スピードウエイ　人生初の雨の中の200km/hオーバー

富士スピードウエイ2回目の走行。
前回走行した時は、なんて楽しいコースだろうと感じました。
コース幅が広い上、アウト側のエスケープゾーンが広く、舗装されているため、怖くない。
そこで前回は、最高速が実測で236km/h。
（どこからこの数字が出てきたのか忘れたけど）
今回は実測240km/h越えられるか？



天気を1週間前から週間天気予報でチェックしているましたが晴れ。
気温は最高気温23℃とのことで、前回の18℃より高いけど、楽しみ。
木曜のPM11:00ぐらいまでは、遠足の前日の小学生のようにウキウキして落ち着かないでいましたが、その時間に週間天気予報を確認して、愕然としました。
いつの間にか当日の天気が雨になっている。
雨の富士スピードウエイ。
怖そー。
ウキウキしていたのが、一気にテンションが下がり、不安でたまらなくなりました。
雨の中で200km/hオーバーなんか出したところで、スピンでもしたら・・・・
それからはいやーな気分が続きました。
行くのやめようかとも迷いました。

1番怖いのは、もちろん事故を起こすこと。
2番目に怖いのが、怖いからといって、全力で走れないこと。


当日朝早く、まだ真っ暗な中、そして雨の中、富士スピードウエイに向かいました。
真っ暗で、しかも雨。気分は重～い。
東名の大井松田ICから降りて246を走りましたが、雨が強くなってきた感じ。コンビニにより、車を降りると結構強い雨。
こんな中、富士スピードウエイなんか走って大丈夫なのだろうか。
ますます不安が増してきました。

富士スピードウエイに付いたのが6:20ぐらいで、ゲートオープンを待つ。結構な台数の車が、オープンを待っている。みんなこんな雨の中走るの平気なのか？

パドックについてしばらくすると、sagamiGVBさんが来ていました。sagamiGVBさんは、別の走行の参加でした。
富士スピードウエイベテランのsagamiGVBさんに、色々アドバイスしていただき、いくらが緊張が緩みました。sagamiGVBさんありがとうございました。


富士山発冠雪から約1週間。
富士山の景色も楽しみにしていたのに、富士山の方向の景色はこんな感じ。

1本目の走行。
1周目はみんなおさえて走っているので平気て付いていける。ストレートも完全に全開ではない。
徐々にペースが上がっていくが、問題なく付いていける。
ホームストレート、全開！ブレーキング開始までアクセルを緩めることなく、全開で走れた。人生初の、ウエットでの200km/hオーバー。
その後、コーナーは押さえて、立ち上がりでは踏む。
ところどころのコーナーで、たまにリアがズルッとなり、自分なりには全力走行ができている。300Rは自分なりでも今一攻められていない感はありましたが。

ドライを想定して、プロの同乗走行を申し込んでいました。
塩野選手が担当してくれました。
さっすが。このウエットだというのに、横Gが私とは違う。私は、ちょっとテールが出ると、おっとっとと、すぐにカウンターで押さえてしまいますが、塩野選手は、それを利用して、オーバーの姿勢で旋回する。
「コントロールしやすい脚ですねー。全然怖くなく踏めますねー」と言ってました。
私は、ズルッとリアが出ると、ドキッとするのですが。
「どこでチューニングしたんですか？」
と聞かれ、D-Languageですと答えると、
「じゃあヤス（菊池さん）がセッティングしたのか。ヤスとは親しいんですよ」
と言っていました。
なんかうれしい。

2本目
1本目より、ちょっとだけ、より攻める運転ができるようになりました。
その中でEVO Xと黒のGRBとバトル。
前をEVO Xが走っていて、それを2周ほど抜きあぐねていたところ、シケインで後ろから黒のGRBが迫ってきて、シケインを出たところで右に車を持っていき、道を譲る。その黒のGRBの後をついていき、ストレートでぶち抜く。前を走るEVO Xに迫るが、なかなか抜けない。100Rでインをあけて旋回していたので、そのインをつき、やっとのことでEVO Xを抜く。すると、黒のGRBはなんとその100RでアウトからEVO 10と私をまとめて追い抜いていく。その後黒のGRBについて行こうとするが、徐々に離れていく。次の周はストレートでも、迫ることはできたが、抜き返す事はできず。
と言った感じで、マシンのポテンシャルは私のほうがはっきり上なのに、腕で完全に負けたという悔しい思いもしました。
でも走行前は、全力で走れるか不安でしたが、そこまで全力で走ることができ、ウエットの中、事故を起こすことなく走りきれました。
タイムはウエットなので参考ですが、2'21"132
順位は、約250台中10位と十分満足。（私をぶっちぎった黒のGRBは9位でした）
最高速は、デジスパイスの数値で、232km/h。メーター読みで240km/hオーバーと、前回のドライのときとそれほど変わらず。こちらも満足。

ウエットの富士を、走る前は恐れていましたが、それを乗り越えた気分です。


まだ路面はぬれていますが、晴れてきました。

帰るころには天気も良くなり、気分よく帰ることができました。


明日18日はTC2000。
富士はまだアウェイという気分ですが、TC2000のホームに帰ってくるので、明日は気分が楽。


ところがTC2000でこんなことになるとは・・・・・・
このときは知るよしも無かった。