
昨年は、富士宮ルートの1合目より下から、6合目まで2回登って、富士山登頂の自信が付きながら、天気等によって富士山登頂できませんでした。
今年は7月ももう終盤というのに、
武甲山登山ぐらいで苦しんでた。
富士山登頂を目指すと言っていながら、今年は富士山登頂できるだけの体力になる自信がいまのところありません。
自信はありませんが、でも富士山登頂を目指し、一歩一歩体力向上を目指したいと思っています。
その結果、やっぱり登頂できなかったとなっても、悪いことではないので。
今回選んだのは、御殿場口からスタートし、富士宮ルート2合目ぐらいの、幕岩、三辻を経由し、御殿場ルート横の双子山に登るルート。

獲得標高は約600m。1.5高尾山です。
このルートを選んだ理由は2つ。
1つ目
富士山富士宮ルート、御殿場ルートの登山道MAPですが、左上の赤〇が富士山頂上。
下の方の水色の2本が、昨年登った富士宮ルートの1合目下から6合目までのルート。
今回のルートが黄色。
これで、富士山の富士宮5合目の下の登山道をまた埋めることができます。
2つ目
ヤマノススメのアニメには出てきませんが、
コミックでは、このコースのトレイルランをやっているのです。
なので聖地巡礼でもあります。
さて、7時過ぎに御殿場ルート登山口駐車場に到着。
御殿場ルートは、富士山登山シーズンに自家用車で行ける唯一の登山口です。
なぜなら、御殿場口5合目は、標高1440m。富士宮ルート5合目より、1000m低く、富士宮ルート5合目行きのバスにのる、 水ケ塚公園とほぼ同じ標高。
ここから頂上まで登るのは、とんでもなく体力気力が必要で、一部のマニアしか上りません。
なので御殿場ルートはマイナー。
マイナーな御殿場ルートで、平日だというのに、駐車場は8~9割埋まってました。
私がいるところは曇っていて涼しいけど、富士山頂上は見えるという、理想的な天気。
だったのですが・・・・
富士山保全協力金

今や、富士山5合目特設テントでも キャッシュレス決済が可能。
協力金を払うともえらる、記念品。スタンプ押すの失敗した。
今年は富士山世界遺産登録10周年!
御殿場ルート登山口鳥居
頂上方向に行くには、ここから登っていきますが、私の今日のルートは、違う場所からのスタートになります。
間違ってこの鳥居から、5分ほど登ってしまいました。

もどって駐車場裏のここからスタート。
すぐに砂利の路面となり、富士山頂上と、左に宝永山が見えるようになります。
富士山頂上に、雲がかかり始め、私がいるところは晴れてきて、理想の天気から反転してきました。
ここから森に入ってゆきます。

ここは標高1400m越え。森の中に入れば、晴れていても涼しくなります。
涼しく、アップダウンもあまりなく、快適な道を歩いていきます。
ヤマノススメではこの辺
こんな岩の道を登ったりもします。
幕岩に到着
木が茂っててわかりにくいですが、正面に高さ30mぐらいの垂直の岩が横に伸びて、幕のようになっています。
幕岩から、細く、きつい道を登っていくと、
おっ、この道の感じ、見覚えある感じがする。
5分程度昨年歩いた道を歩き、ここで昨年歩いた道から分かれます。
昨年は、この標識の左手前、富士宮口五合目の方に向かいましたが、今回は左奥の、二ツ塚(双子山) へ向かいます。
ちょっと急な坂を下りると、
ちょっと急な上り坂。
昨年登った、ここと並行するルートも同じ感じの道でした。

木がだんだん低くなってきて、富士山頂上と、宝永山が重なって見えるようになりました。
でも富士山頂上は、雲に隠れ始めてる。
右の方には、上双子山も見え始めました。
完全に森から抜け、上双子山が正面に見えるようになりました。
富士山らしい、砂利道を歩いてゆきます。
四辻に到着。
ここから富士宮口五合目方向三辻を目指します。
ここからは、ロープも張ってないし、ピンクのリボンもないし、コースの表示が何もない。
うっすら残っている人の足跡と、スマホの登山ルートアプリを頼りに進んでゆきます。
こんな沢渡りも、足跡を頼りに。
こんな道を歩いていると、対向側から走ってくる若者が。
すっごーい。
宝永山が見えますが、その向こうに見えるはずの富士山山頂は、雲で全く見えなくなりました。
三辻に到着

ここが折り返し地点です。

水色が昨年歩いたコース。
青が今回歩いたコース。赤はこれから歩くコース。
ここで、私と同じルートで、私より後ろを歩いてきた方と会いました。その方は、これから富士宮6合目まで登り、宝永山に登るとのこと。
私も将来的に、御殿場口から、御殿場ルートを通って宝永山まで登る計画を考えていますが、今の私の体力ではとても無理。
そんなお話をしていると、富士宮5合目の方から、また走ってくる若者が。すっごいなー。
ここまでの獲得標高が390m。ほぼ1高尾山。でもほとんど疲れてない。
よし、ヤマノススメメンバーもトレイルランしたことだし、私もトレイルランしてやろう。
ここから四辻に向かって、ゆっくりですがジョギングします。
背中にしょったザックが揺れてじゃま。靴もトレイルラン用じゃなく、登山靴なので走りにくい。
大きな坂以外では、走ります。
四辻まで戻ってきました。
ここからもゆっくりですが、走ります。
ヤマノススメのこの辺。
2つの二子山の登り口二ツ塚到着。
あとで地図で調べると、コースの距離約1kmだったので、800mぐらい走ったと思います。
標高1800mでのランニング。これは高地トレーニングだ!
ここからまずは、ヤマノススメメンバーが登ってない上双子山に挑みます。

写真で見るよりかなり急な上り坂です。
事前調査では、ここを登るのはかなりきついよう。
登っていくと、ほんとかなりきつい。砂利で滑るので、場合によっては1歩すすんでもその1歩分滑り落ちてしまう。さっきのトレイルランよりも息が切れる。5歩ぐらい進むと休みたくなります。
ちょっとずつゆっくり登ります。
きつくて、さっきトレイルランなんてやらなければよかったと思ったりもします。
途中で下を見ると、怖いぐらいの角度。
上の景色と下の景色から、半分ぐらい登ったかと、登山道アプリを見ると、まだ1/3ぐらい。
途中で心が折れて、ヤマノススメメンバーも登ってないし、やめて下りようかと思ったりもします。
たかだか標高150mなのですが、いつになったら登り切れるのか。
ルートタイム25分(本当かよ)のところ、37分かかって、やっと登り切りました。
今回の山行の最高標高、1929m。

宝永山が見えますが、その向こうの富士山山頂は完全に雲の中となりました。
東には山中湖が見えます。
南には、抹茶プリン下双子山
西には駿河湾
御殿場ルートのラインも見えます。
今回の最高標高地点の360°の景色を堪能し、 下りに向かいます。
下双子山を見ながらの下り、下りは滑る分、1歩で2歩分降りて行けます。
御殿場ルートの下りには大砂走りというところがありますが、ここの下りは小砂走り。
登り37分かかったところ、下りは7分で下り切りました。
上双子山を下りたら、今度は下双子山を登ります。
こちらはヤマノススメメンバーも登ってます。
こちらは標高30m。道もそれほど滑らず、苦労せずに登れました。
上双子山から見えた、山頂のくぼみ。
ここには結構人がいて、みんな昼食をとってるようでした。
特に、女子高生と思われる団体がいて、楽しそうに話をしたり、遊んだり、追いかけっこをしたりしていました。
ここで走るなんて、若いっていいなー。うらやましい。
私もちょっと早いけど、ここで昼食。
さて、ここから富士山山頂方向を見ると
上双子山、宝永山、富士山山頂が並んで見える・・・・のですが富士山山頂は雲で完全に隠れています。
雲が無ければ、こんな風に上双子山、宝永山、富士山山頂が並んで見えるとのこと。
これ見たかった。
下双子山山頂の鳥居や祠
これは何なのかわかりませんが、ハート💓型に石が並べられています。
ここはヤマノススメでは
私は、富士山山頂は見えなかったけど、それ以外の景色は良かったので、ヤマノススメメンバーよりは良かったですね。
登った道と違う道から下ってゆきます。
下ったところの標識
このまま御殿場ルート登山口に下ってゆくと、下双子山の上りと下りの間の道を通ってないことになるので、下双子山を下ったところまで戻ってゆきます。
下双子山の上り口まで戻り、満足してゴールの御殿場登山口を目指します。
後は下るだけ。
砂走りを下ってゆきます。
私は速足から小走りぐらいで下ってゆきます。
ヤマノススメメンバーは
元気に走って下りて行きます。さすがJK。
大石茶屋に到着。
結構お客さんがいます。
英語じゃない外人もいました。
下双子山にいた女子高生たちも、私の後で下りてきましたが、やっぱりヤマノススメメンバーのように、みんな走って下りてきてました。

JKパワーおそるべし。
私は今回も富士山かき氷
ふと店の中の方を見ると、ヤマノススメのここなちゃんのウエアを着てるお姉さんが。
(お姉さんというのは、私より年上に見えたので)
ここなちゃんのフィギュアも持ってました。

私を上回るヤマノススメマニア。
ここまでくれば、ゴールまであと5分。
御殿場ルート登山口到着。
前回の武甲山の時のように、脚がつることなく普段履きのシューズに履き替えられました。
帰りに道の駅すばしりに寄りました。
ここからも富士山は雲で全く見えませんね。
ここには、富士山の水が蛇口から流れてくるところがあるので、ここで手や顔を洗って、富士山の水をペットボトルに入れてもらって買いりました。
武甲山の時は、2日間筋肉痛だったけど、今回は全く筋肉痛になりませんでした。
武甲山で苦しんだ分、少し成長していそう。
富士山の登山道も、赤いラインで埋めたところが増やせせました。