うちには現在2匹の猫(元野良猫)がいます。
2匹は兄弟で、両方とも2017年4月生まれの満6歳です。
兄は
マーブルと言い、マーちゃんと呼んでいます。
弟は
大福(だいふく)と言い、大(だい)ちゃんと呼んでいます。
この弟猫大福が先月、尿が出にくくなる症状が出始めました。
排泄物の色や量のチェックは毎日欠かさず行っていましたので、異変にはすぐ気付きました。
ですが毎回では無かったので、2,3日程様子を見ていました←本来様子見はNGです!
ところがある日、大福が何度も何度もトイレに行き、長時間トイレに籠もるようになってしまいました。
これは危険な状態で、すぐに動物病院で診てもらわなければなりません。
翌日かかりつけの動物病院でエコーで腹部を撮影したところ、膀胱内にハッキリとしないまでも異物が存在することが分かりました。
診断結果は【膀胱炎】でした。
その日は尿が出やすくなる薬剤を皮下注射し、帰宅しました。
どのくらい状態が改善するか、2週間後にまた診てもらうことにします。
翌日、自宅で採取した尿を動物病院で検査をしてもらうと、尿に【ストルバイト】という成分が検出され、これが【猫下部尿路結石】を引き起こす原因となります。
しばらくは尿が以前ほどではないまでも順調に排泄され、とりあえず一安心。
そして治療から12日経った日、最大のピンチが到来。
尿が全く出ず、今まで聞いたことのない悲痛な鳴き声が家中に響きました!
すぐに動物病院に向かうと緊急処置。
エコーを撮ると、前回ぼんやりと見えた異物は、今回はハッキリと粒状の結石として見えました。
すぐに尿道カテーテルを挿管し、溜まった尿を排出します。
その時の尿は鮮血に染まっており、想像以上の真紅で卒倒しそうになりました。
そんな状態の尿なので、各成分の数値は目ん玉が飛び出るくらいに最悪の数値でした。
幸いにも粒状の結石は小さく、尿管から排出するには問題無い大きさで、水分をどんどん摂らせてどんどん尿を排泄させれば結石は無くなるとのことなので、とりあえずカテーテルを挿管して2日間の入院となりました。
2日後、担当の獣医さんから連絡があり、無事退院となりました。
獣医さん曰く、
・尿や血液の数値が良くなった。
・問題のストルバイトは検出されなかった。
・結石の出来方は個体差の影響が大きい。
・大福の場合は小さい砂粒程度だった。
・尿と一緒に排出可能。
中には、8年間で4回も開腹手術で結石を取り出す酷い症状の子もいたとのこと。
退院後は自宅療養ということで、獣医師から指示を受けたフード以外食べさせるのは一切禁止。
猫みんなが大好きと言われるちゅーるも禁止です。
一応マグネシウム含有量が少ないフードを選んでいたんだけど、こればかりは個体差だから仕方が無いのかな。
今後はエサ代がドカーンと跳ね上がっちゃうけれど、猫たちにこんなに辛い思いをもうさせたくないので、ここは飼い主ががんばっていくしかありません。
とりあえず退院後2週間経ったら、また獣医さんに診てもらうことになっています。
ひとまず安心ですが、しばらくは要観察です。
愛くるしい仕草や表情をいつまでも見ていたいですからね♪
やっぱり猫が好き!
Posted at 2023/04/16 21:05:13 | |
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