<1>MOPナビ TV/DVD映像 走行中表示可能化
ブルコン FreeTVing オートタイプ 「FFT-218」 (
RU1 RU2 RU3 RU4 H25/12~H30/02)
※ナビ操作可能なキャンセラーにしたかったが、CAN通信に異常が出るリスクを考えて今回は避けた
MOPナビ DVD映像外部出力取り出し(後席モニター用)
ビートソニック 映像出力アダプター 「AVC41」 (RU1 RU2 RU3 RU4 H25/12~H30/02)
※データシステム
VCO-H63にすればTV出力も可能らしいが、他車種用流用&生産終了品&配線が複雑
<2>後席モニターの電源取り出し
<3>後席モニターの配線と取付(MOPナビのDVD映像を映す)
パイオニア カロッツェリア モニター 「TVM-PW910」
※後継TVM-PW930でも良い、先代TVM-W910は対応ヘッドレストシャフト径が小さいため要加工?
<4>HDMI出力2分配→入力(MOPナビと後席モニターにスマホHDMI映像を映す)
プリンストン HDMIスプリッター(HDMI分配器) 「PHM-SP102A」
※汎用品なので、機器やケーブルとの相性など 賭けの要素あり
・車両について・
HONDA VEZEL HYBRID 2014年4月発売モデル (前期型・201312~201601)
メーカーオプションナビ「
インターナビ」装着車
車両型式:
DAA-RU3
ナビ型番:nvf-8438zh 39100-T7B-J530-M1 (パイオニア製)
----------------------------------------------------------
<クラスターパネル取外し>
使用工具:内張りはがし・タオル・養生テープ(忘れ)
パネルは、ツメのみで留まっている。嵌合はそんなにきつくない。
手と内張りはがしを使って、徐々に外していく。
グローブボックス・助手席ドアを開けるとやりやすい。
※注意点
パネルを外す際、周囲に当てて傷つけないようにする(ワイパーレバーとの接触に注意)
ハザードスイッチが接続されているので 無理に引っ張らないこと(コネクタが顔を出したら外す)
パネルを外したまま走行テストする際は、パネルにビス留めされたハザードスイッチを外して付ける
<ナビゲーション取外し>
使用工具:ソケットレンチ・ディープソケットorエクステンション・タオル・養生テープ(忘れ)
ナビ本体は、車両用ステーを介してビス3ヶ所(上左右2・下真ん中1)で留まっている。
インパネに留まっている 上側ビス左右2ヶ所を外す。
インパネに留まっている 下側ビス真ん中1ヶ所を緩める。(完全には外さず、緩めるだけ)
ステー下側のビス留め部分は、穴ではなく 下側が切り欠き状になっている。
ナビの前後方向奥側を上に傾けてステー下側の引っ掛かりを外してから、ナビを引き出す。
ナビ背面のカプラを外して、ナビを外す。
※注意点
ステー下側のビスは 奥まった場所にある(画像参照)ため、柄の長いソケットレンチが必要
ナビを引き出す際、エアコンパネルなど 周囲に当てて傷つけないようにする
ナビのカプラを外す際、接続されているカプラの位置・本数を把握しておくとよい
<TVキットと映像出力アダプターの取付>
使用材料:タイラップ・両面テープ・エプトシーラー
・TVキャンセラーキット FFT-218の取付
ナビ背面下側20ピンカプラを介して取り付ける。(画像参照・白線の束の箇所)
キット本体から生えているアース線クワ型端子を、ナビ側面ステーのビスと共締めする。
本体は、運転席側の黒い小部品と一緒にタイラップで固定。(黄色いタイラップの箇所)
・DVD映像出力アダプター AVC41の取付
上側16ピンカプラを介して取り付ける。(画像参照・茶色カプラ手前)
アダプター本体の出力端子(メス)に、RCA映像ケーブル(別売・汎用品)を接続しておく。
本体は、ビビリ音防止のエプトシーラーを巻き 運転席側の黒い小部品下の隙間に押し込んで固定。
※注意点
ナビ裏スペースは狭い。取付機器・ケーブルの逃しに配慮しないと、ナビ本体を戻す際に難儀する。
TVキットFFT-218から生えている太い配線チューブが厄介で、
キット本体を奥まった位置に取り付けないと 干渉しやすくなる。
(チューブを取り去って保護テープで巻くなりして細くすればよかったかも)
<DVD映像出力アダプターのRCAケーブル引き出し>
使用工具:内張りはがし・配線ガイド(配線引き出し棒)
DVD映像出力アダプターAVC41に接続したRCA映像ケーブルを、
後席モニターからのケーブル間とで容易に脱着できるよう、前席の足元に引き出す。
取り回しは、運転席側or助手席側 お好みで。今回は助手席側から引き出し。
グローブボックス下側のパネルを外す。(画像参照・ツメ3ヶ所と奥側の固定で留まっている)
DVD映像出力アダプターに接続したRCA映像ケーブルを、ナビ裏から引き出す。
グローブボックス下側のパネルを戻す。
(画像参照・黄色いRCAオス端子が 引き出した先端)
<ナビの動作テスト>

GPS信号
ナビ地図画面で受信確認→OK

ETC車載器
ETCカードを挿入し、本体インジケーターランプとナビ画面表示で動作確認→OK
ナビ現在地表示・地デジTV視聴/DVD再生の走行中画面表示は、実走で確認→OK
ナビDVD映像外部出力は、表示可能なモニターを適当につないで確認→OK

車速信号など、より詳細な確認は 自己診断メニューにて
・自己診断メニューの出し方
起動しているナビのボタン3ヶ所を同時に押す。
POWER(ハードキー)・EJECT(ハードキー)・HOMEボタン(タッチパネル部)を同時押し
ナビ画面下段に表示される「自己診断メニュー」をタッチする。(画像参照)
※注意点
本来はディーラーが作業で使うための画面なので、メニュー操作は全て自己責任でおこなう
動作確認の手段のひとつというだけで、必ずしもこの画面でやる必要はない

自己診断メニュー

GPS情報

車両信号

車両信号(下へスクロール)
正常動作の確認完了。
<ナビ本体を元に戻す>
ナビ本体を 前後方向奥側を少し斜め上にして押し込み、
ステー下側の引っ掛かりを インパネと緩めてあるビスの隙間に下ろす。
緩めた下側ビス真ん中1ヶ所を締める。
外した上側ビス左右2ヶ所を締める。
ナビ本体の固定完了。
<クラスターパネルを元に戻す>
ハザードスイッチのコネクタを付けてから、パチパチはめていくだけ。
徐々に徐々に、優しくネ。
----------------------------------------------------------
~作業<1>の振り返り~
・ナビのステー下側ビス、“外さずに緩めるだけ”という意味がわからずに、外してしまった。
外すと、奥まっているので (マグネットなど何かで掴んでいないと)ビスは確実に落ちる。
幸い、ナビ下(エアコン操作パネル裏面)はスカスカだったので、ビスは拾い出せた。
ステー写真は撮り忘れてしまったが、作業前にステー下部の形状を見れば把握できたはず。
・全面フラットのエアコン操作パネル・ピアノブラックのセンターコンソールパネルを傷つけないよう、気を使った。
・MOPナビってのは、ネット上の弄り関連情報が DOPナビよりもさらに少ないんだよねぇ。
背面カプラの接続先・ピン数・形状、知識を得られないまま作業。
いざナビ本体を戻す段階になって見たら 上左側カプラが空いていて、気になってしまった。
ホンダに聞いたら 何かの周辺機器用なので通常は空きで大丈夫とのこと。ホッ。
(メーカー装着ナビの質問だからか、当該車両車台番号 RU3-◯◯◯◯◯◯◯が必要だった。
ナビの型番など 口頭で伝えずとも、車台番号だけで データはホンダ側に一発で出るみたい。
頼めば ナビのカプラの配線図もFAXしてくれそうなかんじだった。)
背面カプラとご対面した段階で、写真撮るなりして 状態をメモしとかなきゃだな。
7年前にフリードの作業した時にもそう思ったのに、学習してない…。
----------------------------------------------------------
<2>につづく