通りすがりのSAのりのブログ一覧

さてさて、遅ればせながらの日本グランプリレポートです。


金曜日はすごくいい天気で日焼けするほどでした。
午前は2コーナーから3コーナーの間で見ていましたが、3コーナーでは結構アウト側へはみ出したり、カウンターをあてるクルマが多く、攻めてる感じでしたね。

午後は指定席（H席：旧300Rの先のシケインの外側）の下見も兼ねて、その場所で見ていました。
おまけに、キヤノンが鈴鹿と同様にカメラとレンズの貸し出しをしていたので、EOS40Dと400mmズームを借りました。本当は400mm単焦点がよかったのだけれど、”売り切れ”でした。
ですので、金曜午後の写真はこの400mmで撮ったものです。

狙いは真っ赤に焼けるフロントブレーキディスク、です。
きれいに撮れたのは、マクラーレン、ルノー、レッドブル、トロロッソ、スパイカー。あ、BMWも見れたかな。逆にフェラーリ、トヨタ、アグリ、ホンダは全く見えず。フェラーリ（トヨタもだったかな？）はホイールカバーがあるのでダメですね。つまんない。

土曜は雨、おまけにすごく寒くて．．．
土曜は最終コーナーの内側で見ていました。
最終コーナーへ向かってくるところと立ち上がりとぐるっと見ることができる、面白いポジションです。
最終コーナーひとつ手前のコーナーを立ち上がって最終コーナーへのアプローチの部分で写真はとりましたが、あまり面白くないのでアルバムには載せていません。

さて、最終コーナーはラインが一定ではないので、そのあたりが見所ではあります。

で、土曜は問題の「バス」です。これについては別途コメント。


日曜の決勝は．．．まぁ、レースとしては面白かったし盛り上がる場面もあったし、雨にも係らず結構よかったと思います。やってるほうは相当しんどかったのではないかと思いますが。

【写真はこちら】
https://minkara.carview.co.jp/userid/168491/car/69227/photo.aspx


以下、今回の運営の不始末に対する私の見解です。
長文になりますので、メンドウな方はパスでヨロ。

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さて、問題のバス。
今回はアクセスの悪いFISCOということで、サーキット近辺には主催者側が用意したシャトルバス以外で接近することはできません。
しかし、絶対的なバスのキャパシティが足りません。金曜の朝は来ないバスを1時間待ち、帰りも1時間待ち。土曜の朝は、バスはそれなりに来るけど乗る人数も増えているのでやはり1時間待ち。
で、土曜の帰りが大問題。雨で道路陥没とかでバスが動かない？らしく（主催者側からきちんとした説明なし）3時間40分待ちで夜8時40分ごろようやく乗れた、というテイタラク。
「来年は鈴鹿でやれ！」と思っていたら「明日から鈴鹿でやれ！」と言った観客がいたとか。

日曜朝は相変わらず、夕方は多少マシでしたが、キャパが足りないし途中の道が狭いせいか、バスで渋滞する始末。
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今回のFISCO側の対応（特に土曜の件）はとても一流企業とは言えません。
現場に情報が全然ながれてこない。昼ごろにはすでに道路が通れなくなっていることを知っていた（らしい）にも係らずサーキット場内放送では全くこの件に触れず、アナウンス全くなし。
別途社長が会見するもこの辺りの経緯等詳細な発表は全くなし。普通、まともな一流企業なら、社長会見にあわせて詳しい経緯を用意するもの。言えないほどまずい状態だった、ってことなんですかねぇ。
別途FISCOには詳細発表すべし、と言う趣旨のメールを送りましたが未だになしのつぶて。これもまともな企業の対応とはとても言えません。
いったい「客」をなんだと思ってるんでしょうね？

今回のテイタラク、親会社であるトヨタの責任も大きいと思います。
これほどの大きなイベントなんですから、親会社が関与するのは当然と考えます。しかしながら、このような状況になったということは、
・状況の把握ができない
・把握はできても判断を誤った
といった状況があったはずです。
初めてなんだし予測が外れる場合もあるでしょう。が、あらかじめ余裕を持った計画にすればよいのだし、それでも予測が外れた場合であってもその後に迅速に修正するとか、せめて状況を顧客に説明するくらいはできるでしょう。この辺りができていないってのはFISCOが一流でない証拠でしょう。

このあたりをきちんと指導するのも親会社の役目じゃないでしょうか。
今回の件、トヨタも顧客（観客）に対する責任をきちんと果たしているとは言えない、と考えます。

FISCOおよびトヨタには、今回の不始末を深く反省していただき、来年は劇的な改善を図って観客が満足できる運営を（鈴鹿と同様なサービスレベルを維持）していただけるよう強く希望します。
それができないならそもそも日本GPをFISCOになんて持ってこないでいただきたいところです。