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2010年11月20日 イイね!

クラッチラインのトラブルと謎の解明

クラッチラインのトラブルと謎の解明さて、リヤセクションをまるっと交換した赤ブリ号、ブレーキラインを交換する際にクラッチラインをはずす必要に迫られた。

どうせフルード抜いちゃうんだし、だったらこの際にマスター・レリーズシリンダーのOHとホースのステンメッシュ化もやっちゃえ!ってことで
整備手帳にも載せました

が、...フルードを注入する際にトラブル発覚。
クラッチパイプとホースの繋ぎ目から盛大にフルードが漏れてます(^^;;;

なんとフレアナットのネジ山がつぶれて、ちゃんと締まっていませんでした。
画像とかはこちら

原因を究明すると...

赤ブリ号の現状で、ワタシにわかった範囲では、

・クラッチマスターは少なくともターボのものではなく、フレアナットのピッチが大きいので前期のものっぽい。(とはいえ整備書の写真とはちょっと形がちがってる気がする...)
・レリーズシリンダはターボのものっぽい。というか、クラッチホースのネジピッチが小さいのでターボのかな?と思っている。
・となると...マスターからパイプまでは前期(ネジピッチ1.25)、ホースからレリーズまではターボ(ネジピッチ1.0)な気がする。
・しかし、もひとつよくわからないのは、レリーズシリンダのブリーダープラグのところで、ターボ(後期)のはプラグの先端部にスチールボールを入れるタイプだけど、赤ブリ号のブリーダープラグはテーパー形状でスチールボールが入っていなかった。なんでかな??

ってことになってました。

で、もともとあのクルマを作った某氏に聞いたところ、クラッチラインは57年式のドナーから丸ごと移植、ミッションは別にターボ用のを用意した、ということでした。

いずれにしても、ターボ用でさえクラッチパイプは在庫なし製廃になっていますので、ネジピッチ1.0で統一して、パイプの代わりにステンメッシュホースを使うことにしました。たまたま手元に使えるホースがあったので。
ってことでマスターシリンダーはターボ用中古を移植します。
#クラッチマスターの脱着はしんどいからあんまやりたくないのだけれど

どうもよくわからないので、最悪レリーズまで全部手持ちの中古ターボ用を移植するつもりで、鬼門になりそうなブリーダープラグとスチールボールの新品を用意して作業開始、です。

まず、マスターシリンダーをはずして、中身を取り出します。中身はつい先日入れた新品ですのでこれをターボ用中古に突っ込みます。
ま、さすがに2度目になるとちゃっちゃと組み換えできますね。

次にレリーズシリンダを一度ミッションからはずします。で、見比べてみました。


左がターボ用(中古)、右が赤ブリ号のもの、です。ブリーダープラグの形状が違うのはすぐわかりますね。右のはブレーキキャリパー用のに似ています。

ブリーダーホールの拡大写真は...


これが赤ブリ号のもの、ちゃんとテーパー形状になっています。



こちらがターボ用中古のもの。穴周辺の形状がどうやら違います。

シリンダ本体の形状・サイズはまったく一緒でした。左のホース取付口のネジピッチは1.0だしピストンの径もまったく一緒です。
ですけど手元の2005年4月版マツダEPC(電子部品カタログ)で見ても、載っているのは左の形状のものだけで、右のものは載っていません。

ただ、Dラーのフロントさんから聞いた話では、「スチールボールが入っているのは古いタイプで、どこかで製品が変更になったのかもしれない(スチールボールのタイプは漏れ等発生しやすいから)」ということなので、右のタイプのほうが新しく、漏れ等なければそのまま(ピストンは新品にして)使ったほうがよいだろう、と考え、そのまま使うことにしました。

が、どうもなかなかエアが抜けません。またブリーダーからエアを吸ってるような??
そこで最後の手段に走ろうかと...実はターボ用レリーズシリンダの新品Assyが手持ちにあります。もともとはキャナル君用に2年ちょっと前に買って保管しておいたものです。
これを持ち出してきて、”さぁ、どうしよう!?つかっちゃう!?(こんなんでも福沢先生お一人では買えないんで)”と悩んでいたとき、ふとブリーダープラグに違和感が...


で、新品のをはずしてみると、なんと赤ブリ号のと同じでした。


ワタシの脳内結論は、
・何時からか不明だが製品が変更になったが、それはAssyでしか出てない(レリーズシリンダーのガワだけ単体の部品番号はなく、単に”レリーズシリンダ”を注文するとAssyで出てくる)。
・既存品の補修用としてスチールボールとそれ用のブリーダープラグは今でも製造している(つか正確には「在庫があった」)。
・赤ブリ号のドナーとなったクルマは、いつかの時点でレリーズシリンダをAssy交換(ホースも)していて、その際、ピッチの違うフレアナットとホースを無理やりねじ込んだ。
です。


新品Assyを見て謎が解けました。
ちなみに、新しいタイプのブリーダープラグはどうみてもキャリパー用(今回リヤキャリパー用に2個注文したものと見比べた限りは)と同じでした。

ちゃんちゃん♪


ま、結果、どうやらクラッチのエア抜きはできたようです。漏れの有無は明日もう一度確認します。
Posted at 2010/11/20 21:02:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 赤SA | クルマ
2010年11月08日 イイね!

赤ブリ号リヤセクション大幅仕様変更

赤ブリ号リヤセクション大幅仕様変更ブレーキ強化を主目的とした赤ブリ号の足回り仕様変更、そろそろ大詰めです。

今日はいよいよホーシングの載せ換えをやりました。
幸い、お友達のしんじさんが手伝いに来てくれて、本当に助かりました。

昨日のうちに移植するホーシングにブレーキローターやキャリパーを取り付けてあり、降ろすほうのホーシングはブレーキ配管やらサイドブレーキワイヤーやら細かい部分は切り離してしまい、ペラシャのボルトも緩めておいたので、今日はサスペンションリンクのボルトを外せば降りるはずでしたが...

なんとペラシャが固着してコンパニオンフランジから外れず、結局ホーシングとペラがくっついたまま降ろしました。

載せる方の作業は、大型のガレージジャッキをお隣さんから借りてある(ずっと借りっぱなし(^^ゞ)ので、ホーシングをこれに載せてあげていけばよいのですが、二人いるので、一人がバランスが崩れないように押さえて、一人がジャッキ操作(上下だけじゃなく前後左右に動かすのも)する要領で、なんなく載りました。

とはいっても実際には今日はリンク類の仮付けをした程度ですが...それでも、その部分が一人でやるとかなり困難なので、本当にたすかりました。しんじさんありがとう!

ま、まだブレーキライン他細かいところがきちんと接続されていないので、まだまだ作業はありますが、形になってきたってのはちょっとうれしく、元気が出てきますね!

ちなみにリヤのブレーキ系は(整備手帳に上げましたが)FCローターを4穴加工して移植し、キャリパーをちょっと外側にずらしてローターの端をつまむような形になります。
リヤの制動力のコントロールには可変プロポーショナルバルブの導入で対処するつもりで、こちらはすでに装着してあります。

ホーシングがちゃんと装着され、ブレーキラインがきちんと接続されたら、いよいよエア抜きしてブレーキ調整になります。ちゃんとブレーキが効くかちょっと不安だったりします(^^ゞ

フロントサスも同時に調整となりますが、こちらは、クルマを動かせない状態でまずはキャンバーをどうやって適正に調整するか?が目下の課題かな...
Posted at 2010/11/08 00:32:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 赤SA | クルマ

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