11月8日(日)。鈴鹿へ行って来ました。
『約束の日』と言われた走行会へ参加するためです。
この走行会、どこかのショップ主催とかじゃなく、純粋に仲間内の「鈴鹿走りたいね!」から始まった企画です。ですので、すべてハンドメイド、です。
参加台数はおよそ150台。そのうち半数弱がハコスカ。ほとんどがL28改。由緒正しいS20もちらほら。
つづいてS30フェアレディZ。これもほとんどがL28改。
ケンメリ、510ブル、ジャパン、鉄仮面...日産車が大多数。
RE勢は、サバンナ5台、SA6台、LA33ルーチェ1台、かな。ちとさびしい。
トヨタ勢はもっと少なく、TA22セリカ、KP61くらい。富士のジャンボリーのときはTE27カローラがそれなりにいましたが、今回の走行会は、ほとんど口コミだけで集まった人たちだけなので、偏りはしょうがないです。
組分けはA~Dの4つ、だいたい各40台、それぞれ30分x2本走ります。私はC組です。
一本目にはペースカーの先導走行がありますし、全車がピットに戻るまでが30分ですので、実質27分ごろにチェッカーがでます。
さて、鈴鹿(を走るの)は十ン年ぶりなのは前にも書きました。前回はキャナル君で、当時は計測器なんてありませんでしたから正確なタイムなんてわかりませんが、大体3分ちょうど(3分0X秒)、というくらいだったです。
#当時のコースレコードが、たしかベルガー(フェラーリ)で1分30秒くらいで、「ちょうど倍だ」と思ったのを覚えています。
当時のことでよく覚えているのは、
・1~2コーナーが楽しい。特に2コーナーはわずかにリヤがドリフトしながらクリアする感覚が楽しかった。
・S字はチョト怖い。調子に乗ってペースを上げるとクルマの姿勢が不安定になって...
・スプーンが苦手。出口側がきつくなっているコーナーなんでペースをコントロールしないと出口側でアウトに膨らむ~。私の直前を走っていたSAターボが曲がりきれずに外側へ飛び出して行きました...
・F1みたいに130Rをノーブレーキなんてゼッタイ無理。ノーブレーキはともかく、あまり減速しないで、なんて怖くて無理
でした。
さて1本目。3′05″296。ま、こんなもんでしょう。てか、慣熟走行含めて30分枠なんで、タイム計測は実質2周だけ(データは3周分でていますが、最後のはチェッカー受けた後のだな、これ)でしたし。
それにしても、いわゆる”まっちゃんコーナー”の走り方がわからない...どこまで踏めるのか?どのラインか?などなど...
キャナル君とはパワーが違うのと、タイヤが全然進化しています(当時はポテンザRE71だった?)ので、赤ブリ号の限界が全然わかりません(^^ゞ
前回、加熱されてあふれたフロントのハブグリスですが、OHしたのが効いたのか問題なしです。ま、このハブももうじき交換しちゃいますけど。
車載ビデオですが...カメラのホルダーの固定が甘かったのか、途中から傾いて、ナナメに写ってしまっていましたorz
さて、2本目です。ETをF8にメイン260、エア120で行きます。濃いかな~とは思いましたが...
まずはF8の感想。これはこれでアリだな、と思いました。ぐずつくのは4,000rpmすこし手前。鈴鹿でワタシの走り方だとこの領域ってあまり使わないので、アタックしているときは無問題でした。気持ちよく走れました。
富士で、ファイナルを4.3にした後は、最後のテクニカル部分でどうかな?というところですかね。
2本目は、皆さんなかなかピットロードに並ばないようだったので、先頭にならんじゃいました。「おぉ~これでクリア取れる~」と思ったのですが...
車載カメラの録画スタートを忘れた
「せっかく先頭なんだしこのまま行っちゃうか?」「いやいや、鈴鹿は次何時来れるかわからんぞ?」という葛藤(^^ゞの結果、スタートしてすぐピットインしてスイッチオン!
...またやっちまったぜ...
気を取り直してアタック開始。すこしずつペースを上げて...じゃなくて、最終コーナー立ち上がりでのんびり走っている方々を一気にかき分けて行きます。皆さんなんでストレートなのにアクセル踏まないのでしょうか...
S字とかダンロップとかデグナー2個目~ヘアピンの間とか、なんかいっぱい抜いた気がします...別の周と記憶がごっちゃになってるかもしれませんが。
で、まっちゃんコーナーをケッコウアクセル踏んで駆け抜けると目の前に1台。この速度差ならスプーンへ入るところで前に出られるか?ここでアクセル抜くと裏ストレートまで抜けないか...?
「えぇ~い、行けー!!」
スプーン入口でインから行きます。ブレーキ遅らせて...止まんねぇ!...なんとか向きは変えたものの、リヤが不安定になって...もうちょっと!というところでこらえきれずスピン。外へ振られるところを逆をあてておつりをもらって内側に巻き込んで180°回転。後ろ向きでグラベルを走って、再度左回りに180°回って、スプーン内側に”まっすぐ”前を向いて止まってしまいました。
イエローの原因を作ってしまってすみません...
なかなかエンジン始動せず、煙とかでてくるし...大丈夫か!?
なんとかエンジンは再始動したものの、急に止まったせいで水温・油温が急上昇、油温が危険領域へ。クールダウンのため高いギヤでゆっくり走ります。
あーぁ。
これが5周目で、6周目も途中までクールダウン...とこの周でチェッカー振られてしまいました。
結局2本目のベストは2周目の3′04″486。
1本目から全然タイムアップしてないじゃん...ってそりゃそーだ。
ここで、フツーなら車載ビデオでスピンのシーンを!ってなるのですが、なぜかビデオが録画開始直後に止まってしまっていて、2本目は全然写っていません!
とほほ...
ビデオは、鈴鹿在住の知人が来てくれて撮ってくれていました。
先頭に出てくる赤い車がうちのです。では、ドゾー
他にも探したらケッコウありますね。
私が撮ったフォトは
こちらからドゾー。全部で5ページあります。
今回はスピンしてはらっぱを散歩したりしちゃいましたけど、トラブルもなく帰ってこれてよかったです。
クラッシュしてしまったクルマもありましたから...
最後に、今回の主催者氏、すんごい頑張りでした。行動力、リーダーシップ、そしてなによりもそれの源である情熱、これなくして何事もなし得ないのだ、という良い例ではないでしょうか。今回のイベントは。
情熱があるからこそ皆もついてくるし協力者も現れるのではないでしょうか。
この企画がなかったら、主催者の友人A氏からお声がけいただけなかったら、”鈴鹿、走りたいなぁ...けど、遠いしなぁ...”ってずっと思っていた【だけ】だったと思います。
本当にすばらしいイベントをありがとうございました。