
熱海市、
網代漁港(あじろぎょこう)。

網代漁港は一見小さな
漁港と思いきや、それは船場であって、いくつかの船場が小さな湾に点在する形で、トータルとしてみるとそこそこ立派な漁港です。
第3種漁港扱いされており全国へ漁に出られるようです。
ちなみに、比して第3種漁港の中でもとくに重要な漁港は
特定第3種漁港という区分けを受け、全国に3,000弱の漁港があるうちで、13港しかないそうです。銚子港や三崎港、焼津港など、特定第3種は有名どころの漁港が名を連ねます。
日本の漁港一覧。

海が時化ていたせいか、漁師のおじさん数名が船に腰かけたばこをふかしながら、いわゆるだべっていました。家に閉じこもっていたくないのでしょう。同じ気持ちです。

漁船三兄弟がここにも。網代漁港は釣り堀と釣り船があるのに加えて、小さな湾となっている
港で釣りもできるようです。
一度、いや二度三度釣りを趣味にしようと目論んだことがあるのですが挫折したのを思い出しました。仕事がらみで行った釣り船では徹夜明けもあって気持ち悪くなり、友人が誘ってくれた船では「これがディズニーランドの裏側だよ」と言われてもそんなのどうでもいい、それより寒いを通り越して痛いよ、早く帰りたい、と思ったものです。とにかく悪い思い出しかなく小さめの釣り船とは相性がよくないようです。おだやかな湾内で屋形船か、あるいはカーフェリーぐらい大きくて鉄製だと大好きなんですが、あの雰囲気が。

日本の漁港はやはり演歌が似合いそうです。
とくに夜の船なんて最高です。九州までドライブして九州を一周中に雲仙で日帰り温泉につかったあと島原から熊本へ渡るために急いで
熊本カーフェリーの最終便に滑り込んだり、あるいは
東九オーシャンフェリーで九州から二泊かけて東京までカーフェリーが帰路というドライブコースがこれまた、たまりません。船内の脱衣麻雀ゲームを意気揚々と興奮気味に没頭する旅。次はいついけるのだろう。
いとう漁協 網代支所 網代港直売所。
開いていれば「あわび600円」などで買えるようです。試食もあります、と表記も。ここは次回寄りたいところになりました。
趣味と言えば、ゴルフやサーフィンも相当がんばったのですが駄目でした。やはりカメラが一番です。仕事が趣味で生きてきて、はじめて趣味らしい趣味ができました。今のところ本格的にはじめて一年ぐらい続いていますが、なんとかちゃんと趣味として定着しそうな気がしています。カメラは年を重ねてもでき、むしろ散歩も増えたり、興味なかったものを知ったり日常をより楽しくしてくれます。人差し指をクイっと動かすだけで、よりハッピーライフ。なんて素敵な道具なんでしょう。
しかも先日、飲み屋でカメラが趣味になったことを店主へ話ししていたら、なんと飛行機撮りにとっては、すごい人を紹介してもらえることになりました。話しをしてみるものです。カメラが人のつながりも広げてくれます。飛行機もっと詳しくならないと会話できなさそうです。

少し歩いて、漁港の雰囲気を楽しみました。これもよい気分転換になります。
カモメの集団に別れを告げられて、漁港を後にします。

熱海ビーチライン。通行止めは大丈夫でしたが、堤防に打ち付けられ舞った海水がクルマに悪そうです。しかし自分で選んだ道。ときにはバックもしますが、前進あるのみです。

小田原厚木道路に入って、
夏に俯瞰と傍観した
酒匂川(さかわがわ)。
もうお昼も過ぎて帰路の中「もう一泊していこう」ということになり、急きょ宿へ電話。なんとか料理を用意できそうというので、

小田厚・
大磯パーキングでこの
妄想おねえさんシリーズのガチャガチャに引かれながらも、なんとか無心を保ち、そのまま小田厚を降りてUターン。

もう一度、酒匂川(さかわがわ)を渡り、

箱根、
早川も濁流。
ターンパイクはもちろん、国道1号も通行止め。
「おいおいどうやっていくんだ」。しかし天気は晴れてきているので、チェックインにも早いし、少し時間を潰せば通行止めも解除になるかな、と箱根をドライブすることに。

豊臣秀吉が、小田原城攻撃の際に築城した石垣山城跡地を整備した公園(wikiより)という
石垣山一夜城歴史公園前にて。

相模湾・湘南を見通せて眺めがいいです。夜景も綺麗そうです。
と時間が経っても通行止め解除の見込みがなさそうですが、

行く先を告げれば通れる、というのを知りました。「自己責任」です。通行止め中のR1。下りて来るクルマはそれなりにいました。山が吸収しきれない雨水が道路に小川を作っている箇所をいくつも通り、上りのクルマは宿の送迎車ぐらいの中、

途中、三ヵ所のガードマンと一ヵ所の通行止めゲートを通って、ほっと一息「ただいま」と思える宿に着きました。通行止めが通れるのは、知りませんでした。はじめての経験です。

宿についていっぱいは、半分飲んだところで残りは、一杯では足りない家人に取られ、

夕食では四元豚というのを出してくれ、

夜景はいつもフルオート。

空を見れば秋空に、そしてもう寒いくらい。

写真右下、相模湾にかかる雲があれよあれよと、

近づいてきて、

朝食を食べ終わる頃には、

すっぽり雲に包まれ雨が降り出しました。
と、思ったら雲が抜けてまた秋空みたいになったり、天候が目まぐるしく変わっていきました。天候というものはアメダスなどの情報にアクセスして全体的・周辺的に見ないと、まったくわからないものです。

翌日の酒匂川(さかわがわ)はだいぶ水位が低くなっていました。

海老名SAでお昼ご飯。お、ちょい古のベンツとBMWのツーショットだ、と思って見れば
前日に伊東でみたナンバーも同じベンツでした。こちらの方と行動パターンが似ているのでしょう。
と、帰路につきました。
漁港についてまで少しずつ知ったりして楽しい
ドライブに行こう。
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箱根ドライブ | 日記
Posted at
2015/09/22 00:56:04