
「
ぎゃぉおう!」
しまった。人格者として自らをリスペクトしている、わたくしとしたことが取り乱してしまいました。
恥ずかしいです。千葉県成田市、
さくらの山公園にて。

「
千里川連れて行ったせいだよ」と家人から、千里川ほどの迫力がない、と生まれつき人格が破たんしている私がクレームをもらいながら、「まぁたしかに」と思っていたわけですが、やはり飛行機を目の前にすると不思議とテンションが往年の千代の富士、すなわち歴代トップクラスです。
プリンセスジュリアナ(カリブ海にあるオランダ領)は飛行機を撮影するようになる前から行ってみたいと思っていましたが、エアライン撮影が好きになりだしてからは、
世界のいっぷう変わった空港、がたくさんあることを知り、長時間のフライトは本当にしんどくなってきた年頃ながら、一つ二つは行ってみたくなりました。

伊丹にジャンボが降りる姿と、昔の香港空港を撮ってみたいというのは、叶わぬはかな過ぎる夢ですが、というようにいつ状況というものは変わらぬかわかりません。遠い、遠いけどジュリアナはまずは行っておきたい。二年内を目標にしたいと思います。「もう泊まるホテルも決めてあるよ」と家人と話をしていたら「どんだけ飛行機好きなんだよ」と、いえいえまだ女子アナでは竹内由恵さんぐらいしかわかりませんがかなりタイプであり、可能性がゼロなわけではないはず、すなわち純朴な初心者です。

「南風の
さくらの山公園」は今のうちです。冬は北風が多くなるので、反対側からの着陸進入になります。ということをこのカメラのおとうさんから教えてもらいました。いろいろ教えて下さってありがとうございます。また会う気がします。
後日、羽田も再度行ってきたのですが、少しずつ詳しくなりはじめました。羽田では、いやそんな見方もあるんだと勉強です。高校生ぐらいの子に教えてもらったのですが「
あのライトはLEDだから一年前の787だよ」とか、「じゃあ最近の787はLEDじゃないの?」と、情報の正確性を確かめるよりも自尊心を傷つけてしまう可能性が気になってしまい、なぜか聞けず、いずれにしても、もうディープすぎておじさん真っ青です。

「この構図もいいよ」。と教わりました。成田のおとうさんありがとう!

しまった×1.4。写真が多い予定なのに、テキストも多い。
個体により機体の製造工場まで把握している人もいて、いやいや会話も楽しめそうです、これから。いろいろな飛行機撮影のブログを見ていると声を掛けられても飛行機撮りは返事もしない人もいるそうですが、でもその気持ちもわかります。
ブログにUPするためにリサイズしている最中に家人が「ほんとカメラって一人で楽しめるよね、撮るときも、撮った写真を見て楽しんでるときも」。おいおい的確なこと言うな、と思いましたが、本気を出せば本当に誰とも関わらずに一人で完結できる世界です。とくに飛行機や電車など相手が無機質であればあるほどに。被写体も好きに選べて、そこがまたカメラのいいところで、返事もしない属性の人もそれなりにいるジャンルだと思いますが、これまた話しかけてくる外向的な人もけっこう多いから、それもまた面白い世界であり、楽しいものです。

自慢ではありませんが(というくだりは古今東西180%完璧自慢なのですが)CAに機内で一度ナンパチックな対応をされたことあります。家人に思いっきり自慢していたら「まぁいいんじゃないの、そうはなかなかないことでしょう」と、家人が悟りを手中に収めたフランクミューラーをしながら即身仏になった方々に見えたこともありました。繰り返します「物欲にまみれた即身仏を見てみたい」。

素人ながら気持ちがわかりはじめました。
人としての浅はかさを教えてくたあの一言。「
やっぱ787はええね」。天使の声。すなわちおっちゃんの優しく、そしてまるで綿あめのように甘く儚い、諭しの声。もうすこしでガンジーの域になるくらい無抵抗な私がいました。そしていま自分の話しばかりで猛省しているところです。

1

2

3、ダー。
アントニオ猪木氏の言葉「元気があれば、なんでもできる」。
まったくプロレスファンではない中ながら、若かりし頃友人にこの言葉を教えてもらいました。若いときはなんとも思いませんでしたが、年を重ねるごとに、けだし名言なんではないか、と思います。
元気に勝るものなし。
たとえば愛があっても、元気がなければ、できない、こともある。愛がなくとも、ような気がする。
たとえばお金があっても元気がなければ使えない、使う機会もない、どこかへ一緒に行くこともできない、お酒も飲めない。元気がなければ仲間とも楽しい時間を過ごすのは難しいかもしれない。
経済的に厳しくとも元気さえあればがんばれる。あるいは元気なうちにしか、旅行も、飛行機撮影も、重いカメラも使えません。軽いカメラにしようと思う時もありますが、まだ重いカメラを持ち運べるうちはがんばろうと思います。心はチャックウイルソン。

羽田、伊丹・千里川、成田と(横田は失敗でノーカウント。軍用機は本当に難しい)と、まだ三ヵ所・三回しか撮影経験がないですが、それぞれにいい所があるな、と感じ始めています。羽田はその本数(超望遠があればさらに楽しみは広がりそう)、千里は日本のディスコではないジュリアナなごとくの迫力、成田はエアラインの豊富さとジャンボの大盛りに、にA380がそれぞれ魅力です。

機材がまだ分かりません。機体番号で一つずつ調べたいところですが、もうちょっと余裕ができてからにします。

ちなみに家人は女性ながら、飛行機が大好きで、でもカメラはあまり興味がないのですが、かなり遠くに飛んでいる飛行機を「
あっ飛行機だ!!!!!!」と見つける能力に富んでいます。あまりに大声で車内で言うので、そんな近く?と米粒みたいな機影を見ては毎回騙され、どこの子供だよと思いながら、そのまま航空自衛隊へ行って頂いて、哨戒任務にあたってもらいたい今日この頃です。
陸自・海自も飛行機あるよ、というわけで選択肢を広げながら、自衛隊の方、もしくは防衛省の方、年輪がけっこう輪が掛かっていますが、いかがでしょうか、ヤフオクにて入念にお待ちしています。そんな家人とも学生の頃に出会いもう20年も経ってしまいました。
デルタに、
ユナイテッド。
デルタに吸収された、
ノースウエスト航空というのもありました。ボーイングなどメーカーも再編を繰り返してきましたが、エアラインも再編を繰り返してきました。
安めのツアーだとJALなど日系以外が多く、昔はこれらの外資系もよく乗りました。とくにアメリカのエアラインはサービスもフレンドリーですが、機内のメンテナンスもフレンドリーで、シートが壊れていたり、イヤホンから音がでない、とか必ず何かはあるものでした。

ジャンボを見る機会もめっきり減ったので、しつこく掲載。

ジャンボの二階席も懐かしいですね。

着陸も迫力が違います。

不動産証券化のように、航空会社がリースしている機体の権利を持つことができるそうですが、先般のスカイマーク事案では影響があるのでしょうか。

離陸。そしてリスペクトは幻。

ジェットの陽炎を見たくて思いっきりトリミング。超望遠がほしくなります。が、一定以上の重いレンズは厳しいかな、やっぱり。体力に自信がありません。それにしても最近のデジカメっていうのはすごいですね。これだけ拡大しても、まだぜんぜん見られます。カクカクしていません。

デルタは
スカイチーム。
ワンワールドに、
スターアライアンス。
意訳すると、すみれ組に、一人の世界に、ゆかいな仲間達。
エアチャイナ。
ジェットスター。
スターという単語使用、航空業界に多いように思います。

それぞれの人生、それぞれの時間、それぞれの一瞬。その積み重ね。

マイレージのゴールドやプラチナを維持することだけを目的にフライトする人もいるそうです。沖縄まで搭乗し、離島に寄って、すべて一度も空港を出ずに帰ってくる人もいるそうです。

北米のエアラインは787が多いような印象でした。
当初はトラブルもあった787でしたが、今のところ安定運用されているようで一安心です。

来年の南風が吹き始めるころに、満開のさくらと絡めて撮りたいところです。
ベトナム航空。
親日の国、ベトナムにて、とある通信企業の方が「遺伝子を置いて行ってくれ」と、村長に言われ村ごとの若い女性が出てきたことがあるそうです。親日過ぎて怖いですね、いろいろな意味で。煩悩の3辺の合計が115cm以上ある場合は注意が必要です。

料金はファーストクラスなエコノミークラスなコンコルドが飛んでいた頃や他の超音速旅客機構想があった頃の夢。せめてジャンボだけは無くなってほしくないですね、なんとなく。将来的にA380もしかり。

完全に近いほどの風下でした。
写真を撮っている一帯はジェット燃料の排気臭と、タイヤのゴムが焦げたような匂いに包まれています。合わせて「あぁ~いい匂いだ!」と若い青年が言っていました。よほど好きなのでしょう。ゴムの匂いは苦手です。

公園内を移動しながら、他のスポットも探索。

移動中に飛行機が来ると、しげみの中から一枚、なんてことも。

おっとANAの787だ。

二機飛来。後ろから迫りくる異形な雰囲気。

まずは前に飛んでいる自衛隊機のような色なエアカナダ。
エアカナダも787の保有率高そうです。

からの、A380。

この絶妙にアンバランスが取れている機体。

と、比べて
777-300はスレンダー。
スレンダーはやっぱええね、と天使へ電報を届けたい気分です。

海外から戻ってきて「あぁ~帰ってきちゃった」という気持ちとともに、日本の地が見えると思う、あの安堵感。を思っていることでしょう。おかえりなさい。

気が付けば、だいぶ秋らしいですね、今日も。
季節の移ろいは分かりやすいですが、国力における経済的環境変化の移ろいは分かりにくい。
先に先に早めに感じて、対処していきたいものです。

そんな中、のん気に飛行機の写真なんて撮っていていいのだろうか、とご先祖様に申し訳なく思ってきました。

集い。

楽しいひと時。

遠くに飛ぶ飛行機も楽しみます。そんな人格者達の集いこと、リスペクト同好会。

1,500億円の光景(動産のみ)。
1機あたり150億円。戦闘機に比べると破格のお値段です。
ちなみにA380は1機500億円と割高なので、リボ払いにしようと思っています。

映画ロッキーに出てきた
アポロを思い出すカラーリング。

はいポーズ。

夏の終わりに。

本来は生粋BMW党です。若い時こそBMWは似合うと思います。

年を重ねてからいくらでもベンツは似合います。という意味では現ドライブマシーンまだ早すぎたと後悔もしだしたり。

からの成田空港。ちなみに成田姓にかなり縁があってもう何人の成田姓と出会ったことか。

機体番号は
N777ANでスリーセブン。
こういう楽しみ方もあるのか、と思いました。

成田空港での帰路前はお寿司。
第一ターミナルのほうが、美味しい、けどここも美味しいです。

お名残り惜しい。

成田空港第二ターミナル、ありがとう、次回は第一ターミナルいきましょう。

パーキングでも女々しく飛行機を想い。

ちょっと余計に走ってレインボーブリッジを渡り帰りました。

眩い飛行機オタクを目指して、
さくらの山公園に
ドライブへ行こう。