G5X

出動、戦隊キャバレンジャーレッド担当、は依願で退官しましたが、生まれて初めての有給というものを使い、子供も連れてカメラの「れんず」を買いに行きました。
G5X

前夜にアマゾンでポチっとするも、5分後にキャンセル。カメラ屋で買うことにしました。4万円も違うのでもったいないわけです。紙袋はソニーでした。近くにカメラ屋、浪費環境として秀でています。ドライブネタは以上です。
5DsR + EF100mmMACRO

ZEISS、つまりゼットイーアイ
エスエスですが、「ツァイス」と読み、
Carl Zeiss(カールツァイス)という、ソニーとも距離が近いレンズメーカーだそうです。
5DsR + EF100mmMACRO

Otus、入力モードを間違えると、「おつs」と入力されてしまいますが「オータス」と読む、レンズのシリーズ名です。Otusの特長は、極めて優れたコントラスト再現性、カラーフリンジ(偽色)の追放、中判カメラを連想させるシャープネス、色にじみの無いアポクロマート仕様、球面収差を除去する非球面レンズ設計と説明されています。
5D3 + 24-70mmF2.8Ⅱ

世界最高の中望遠レンズと自ら謳い、新宿あたりでは「キングオブキングスと呼ぶに相応しいレンズ」と評される、Carl Zeiss Otus 1.4/85(カールツァイス オータス F1.4/85mm)。
日本製で、逆輸入してるとか、していないとか。
1DX + 85mmF1.2Ⅱ

レンズの方向性からすると、D810も保有しているのでニコンマウントの選択も一考ですが、あえてキヤノンマウントにしました。
1DX + 85mmF1.2Ⅱ

MF専用レンズです。先日動いている子供撮影において、開放絞りでもMFが思いのほかいけたので、自信をつけて仕入れてしまいました。買った後に「いくらするの?」と聞かれ、値段を伝えれば「は?バカじゃないの?」と、セオリー通り、日本語で言えば定石ですが、私は将棋派なので定跡と記したい。
1DX + 85mmF1.2Ⅱ

「Otus 1.4/85はポートレートレンズをはるかに超えています。Otus1.4/85には、あらゆる収差を除いた光学補正がなされています、
何千回撮影した後でも撮影時の興奮は、最初の撮影時と同じで冷めることがありません」メーカー談。1万回撮影すると興奮が少なるという逆説的な解釈をするべきなのでしょうか。いや何千回は例示的と考えるべきかもしれませんが、そこをあえて何万回撮影しても、もしくはシャッターを切っても、というぐらい表現してもらいたいところです。何千などすぐに消化試合だけでいく数字です。
5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

カンロ!ハーブのど飴で潤したあとに楽屋で発声練習をするソプラノ歌手のように、自宅キッチン付近にて試し撮り開始。
5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

「ZEISS Otusの場合は、軸上色収差を極限まで抑え込んでいるため、カラーフリンジ(偽色)は存在しません」広報担当WEB氏。
5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

「撮影者に息を呑むような微細なディテール再現を提供します」自信が漲っています。写真は小さい手鏡。これだけは割らないでね、と大切にしてくれているイタリアでのお土産。
5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

「たぶん最も成功を収め、そしてその後のレンズ設計に最も影響を与えたレンズ構成でしょう」、という中で、最低限「たぶん」を「おそらくは」か「私たちが知るかぎり」に変えるか、削除して結びに「と言っても過言ではありません」にするか、もしくは欧米文化らしく「最も成功を収めた一つ」にするか、「レンズ史上比類なき成功を」などに変える、あるいはまともな広告代理店をつけたほうがよさそうですが、出荷台数からすると合わないのかもしれません。
5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

「ディテールを追い求める方のために完璧なハイライトを表現。同時に撮影者の創造力を最大限に発揮できるレンズです。 Otus 1.4/85をもってすればあらゆる撮影環境で卓越した性能を期待できます」。私の存在を予期しなかったようです。このレンズの性能をあえてセーブしています。
5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ヴェネチアで仕入れた置物。剣は子供に粉砕されて。
5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE トリミング

前の写真をトリミング。
5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

F1.4。黄色いトラックの文字にピントを合わせて気持ちぶれた気がしたので、
5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

SSを稼ぐため1/1000、F1.4。黄色いブルトーザーへピントを合わせて。
5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

F2.8で1/1000だと暗すぎるので1/160。前の写真より明るくなってしまいましたが、参考に。夜の部屋撮り高画素機MFでの極薄ピントは難しいです。
1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

というわけで高感度につよい1DXに交代。中央ブルトーザー文字にピントでF1.4。
1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

同F2.8。
RX100M4 + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE + 念写

ちなみにCarl Zeiss Otus 1.4/85 ZEの箱はこのような感じでした。開封レビューは以上です。
D810 + ART35mm

1DXとのバランスもよさそうです。サイズとしては大きい部類のレンズと思われますが、想像していたよりは大きくなく拍子抜けしました。
5DsR + ART35mm

20~30枚子供撮影もしてみました。最短撮影距離さえ越境されなければ、開放極薄ピントであっても走ってくる子供であろうと、なんとか行けそうです。そして非常に撮影が面白いです。ピントを合わせるだけでなく、被写界深度を体で理解しておいてカメラの先にゾーンとしてイメージがラフにできてきました。これをより深化させていくと、レンズ全体の被写界深度の理解にも繋がっていきそうです。
1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

日中の光はまだこれからですが、ハイキーもよさげなレンズです。これから使い込んで行きたいと思います。
明日も楽しくしよう、
ドライブへ行こう。
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Posted at
2016/03/15 00:00:00