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イイね!
2016年06月01日

標準ズームレンズをつけて、いつもの公園へ。 ノードライブ

標準ズームレンズをつけて、いつもの公園へ。 ノードライブ










  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

八ヶ岳から帰り、長時間飲みをした翌日の朝。優しい空気を胸いっぱい吸いながら、さわやかなひと時。最近は少々忙しい気味に動いているので、一瞬の合間です。




  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

少々飲み疲れもあったので、フルオート対応も織り交ぜながら。ノーファインダーで下から狙ったりします。一時期はノーファインダー撮影が得意でした。画角ごとに適当に向けても、思うような構図になっていたのですが、ファインダー撮影ばかりするようになり、不慣れになっていました。見切れていたり、けっこうはずします。何事も日々磨き続けないと、さび付きます。仕事も組織も、人も。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

近年は週に一度の飲みでしたが、ここ最近は週に数日と増えただけで、内蔵が少々疲れ気味です。数年前までは、毎晩6時間、9時間飲んでいたわけなので、若いとはすばらしいことである、と老化現象を実感するにつけ思うところです。



  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

どんなに飲んでも、翌朝は早朝に必ず目が覚めます。これも加齢なのでしょう。この日はばぁばもいつもの公園へ。この翌々日に軽度の心筋梗塞で、救急車で運ばれることになるとは、想像もしていません。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

いくつかの奇跡的な要素も重なり、たった数日で退院をすることになるのですが、何より驚愕したのが、東京という都市の医療体制です。



  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

時おり自然豊かなところや南国方面に行けば、「ここで暮らせる」と年老いて来た母親が言う中で「年重ねて、何かあれば病院が遠いよ」と返して来たのですが、都心に住むメリットその一つが医療環境かと思います。



  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

運ばれると同時に心電図だけでなく、夜中の23時にCTスキャン。CTスキャンをできる技師が揃っている上に、さらに夜中に心電図から心筋梗塞の疑いを読み取った女医氏が、造影剤をしましょうと。



  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

看護婦さん6名ほどがざわつきました。「えっ今から造影剤だって」。というほどの深夜に鋭い的確な判断をしてくれる女医氏。



  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

気が付けば、そのまま手術まで執り行い、あっという間に問題を解決してくれました。運ばれたその日に、深夜に、神の手もいてくれて、数時間後には本人も楽そうに話せるまでに。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

飛び立つ羽音が聞こえて、とっさにシャッター。分かりにくいですが、そんな状況でもフルオートでピントをそこそこ合わせてくれました。フルオートのアルゴリズムもすごいものです。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

じぃじがいるときに発作が起き、そして救急車だけでなく、ドクターカーも来て、そしてこのような環境が整った病院へ搬送してもらい、幸運が重なったのだと思います。有り難い限りです。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

命を救ってもらっただけでなく、問題も取り去ってもらい、今後の生活の不安も一つ無くなったわけです。



  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

この翌日から北海道へ行くのですが、一緒に行こうと一声かけたものの、行かないでおくとのことで、もし北海道や機内で発作が出たと思うと、同行しないで本当に胸を撫で下ろす結果となりました。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

一寸先は未知。何が起こるか分からないものであり、いつもの当たり前な日常が明日もあるとは限らないわけです。



  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

確実なことは、順当であることが一つの幸せでもある中で、残念ながら確実に順番というものがあります。やがて必ずあの世に旅立つ日が到来するわけです。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

甘く感じます。ピントを追い込んでもう一度トライしたいところですが、この優しさがキヤノンレンズのいいところだとも思います。人を撮ったときは、otusとはアプローチは異なりながら、しかし負けず劣らずのいい表情を切り取ってくれると思います。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

広角の難しさを実感しながら、ついついズームしてしまいそうになるときも多く、単焦点で練習したほうがいいような気もしてきました。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

露出は+-0値で、まずは24mm程度ながら広角の世界観に少しずつ慣れようと。広角で撮れるようにならないと、写真が上達しないような気がしています。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

自分で決めることではないながらに、希望としては来るべき日は、昔から妻より先に旅立ちたいと思い、かつそれも伝えてきました。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

妻を看取るのは耐えられそうになく、かつ先に逝くことで、向こうで待っていれば後から妻が逝くときに多少は寂しくないだろう、という趣旨です。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

ところが、というべきか、有り難いことに「死ぬときは一緒がいい」と若いころから、そして今でも変わらず返してきます。東日本大震災の原発がどうなるか分からないときも、夫、男としての責任も考え、あるいはまだこれから子供を産むやもしれない体ゆえも考え、大阪に避難させました。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

大阪へ送り届け私も一泊して、帰京しようとすればまた同じく「いやだ死ぬときは一緒がいいから」とかなり強い意志を示され、結局東京へ一緒に戻ってきました。家人に「肝っ玉ある女」を感じてきました。「外で何してもいい、子供だけ作らないでくれれば」ということも、若いころに言われたことがあり器の大きさも感じてきました。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

すごい女に出会ったものだ、と思ってきています。男と女の「裏切る」という定義は異なると思う中ですが、何があっても男として妻を裏切ることなく、つまりは一生の面倒は見ていく、食べさせていく、という決めは揺るぎなく持っている腹づもりです。それよりも支えてきてもらって多大に感謝もしていますが。


  EOS 5D Mark III + EF24-70mm F2.8L II USM

出会ってからもう20年。若いころの二人の写真も飾ってあるのですが、若かりし頃の妻を見れば、仮にまたこの子と出会ったら、惚れているだろうなと思うことしきりです。しかしやがては年老いて別れが来る日があるわけで。親も子も。そこは寂しく思うながら、逃れられない定めなわけで、ゆえにある命、流れるときを味わって生きたいと思い、子供に少しでも長くときを共有してもらいたくばぁばもしぁじにも長生きもしてほしいと願いつつ、今年の紫陽花も一枚。公園近くにて。さて今年の紫陽花はどう撮ろう。2つのプランで撮っています。


ときを味わいに、散歩へ行こう。



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Posted at 2016/06/01 12:57:12

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この記事へのコメント

2016年6月1日 17:46
こんにちは(^^)

わたくしも全く同感です。

妻は多分150歳まで生きて、一躍有名人になるかも(笑)

妻には長生きして欲しいです。

妻から、死ぬ時は一緒よ!なんて、ジーンとくる言葉を聞いた事ありません(爆)

介護の話題がよく出るようになりました。

介護してもらうくらいなら、ポックリ逝きたいものです。

お子様もまだまだ小さいんですから、お身体ご自愛ください。
コメントへの返答
2016年6月2日 7:41
ブーブーブーちゃん、おはようございます。

150歳までですか。その頃には諸々のテクノロジーが進歩して、さらに延長されるかもしれません。それにしても、奥様はずいぶんと生命力が強そうなお方ですね。

一緒どころか、遠い将来のお迎えなど眼中にないような、エネルギーにパワーが溢れていそうです。

ぽっくりが一番幸せそうですよね。そうありたいものです。

まだこれから20年、孫も見るためには30年ぐらいでしょうか、先が長く感じますが、自身も労わりながらがんばります。お気遣いありがとうございます。ブーさんもお体をお大事になさってください。

2016年6月1日 21:16
ドラいこさん、こんばんは(^o^ゞ

標準ズームと言われる2470。何度も検討はするのですが、いつも『RXで充分だしな...』で終わってしまい、今に至ります(-_-;)

拝見するに、随分と気楽に撮ってらっしゃる感じが伝わってきます。つまりは旅行に最適な一本かな?と。

RXもご存知の通り、2470です。では、画角以外で敢えてレンズを持つ意義とは?何だと感じてらっしゃいますか?宜しければご教示下さい(^o^)


母君。良かったです。

コメントへの返答
2016年6月2日 7:54
ぽんさん、おはようございます。

無難で便利な標準ズームがあるにも関わらず、単焦点使用が圧倒的に多い状況です。言うに及ばず単焦点レンズの方が断然楽しいからです。

そんな中ですが、RXとの違いを思えば、1)テレに素早くできる結果、シャッターチャンスも増える。というのも大きいかと思います。コンデジだと70mm側までいちいちズームしていられないケース、あるいは心理的にもズームの時間が抵抗になるときもあるかと思います。デジイチだとこれがなく、案外と大きなアドバンテージかと思っています。

2)フルサイズでの表現力。諧調やボケ、暗所などを思えば、同時に持ち出しても24-70レンズが付いた一眼のほうを多く使ってしまいます。

3)画角に関わらず、デジイチのほうが楽しい。コンデジがカバーしている50mmにも同じことが言えるかもしれません。

RXがあるか中で、旅行用など使用頻度を考えると、悩ましいところですね。

温かいお言葉、ありがとうございます。

2016年6月2日 7:21
ドライブへ行こう さん
おはようございます。

お母様は大事に至らなく良かったです。

また今回はとても感慨深いお話ですね。

お別れは平等にやってくるという事は良く理解しているつもりですが...

実際に身近な人にそれが訪れた時にどうなってしまうのだろうかと考えてしまいます。

コメントへの返答
2016年6月2日 7:59
@Blackさん、おはようございます。

温かいお言葉ありがとうございます。

「歳は取りたくないものだ」という言葉。お互いにしみじみ思い始める年齢になってきたかと思います。

これから段々と少しずつ別れが増えていくであろう中で、体をいたわりながら、病気や事故に気を付けて、順当だけは守る努力もして、先々の覚悟を作っていかねば、なのかもしれませんね。嫌なものですが。

ゆえに今日も一日楽しく過ごしたいものです。
2016年6月2日 11:54
こんにちは〜!

とても 素敵なご夫婦の形ですね(*^^*)
どちらかが先、、では無く2人一緒。
ドライブへ行こうさんの奥様に対する愛情は
計り知れないですね(*^^*)
また 奥様の深い愛情も素敵です!

我が家も 今は夫婦だけの生活で、これからも
主人に対する愛情は 私も変わることは有りません!(*^^*)
やっと手入れた幸せですからね(*^^*)

ドライブへ行こうさんは まだ お子さんが
小さいので、ご自愛くださいね。

お祖母様も 大事に至らなくて良かったですね。
どうぞ おだいじに。
コメントへの返答
2016年6月2日 18:13
りかさん、こんばんは。本日は快晴でしたね。

若いときに結婚式費用まで出してもらい、何一つ文句を言わず、反対することもなくやりたいようにやらせてもらってきているので、なんだかんだと頭が上がらないのだと思います。

愛情とお互いに思いやり溢れる生活が続く。すごいことだと思います。お孫さんもいて、もう何も望むものはないのではないでしょうか。

薔薇の件、ありがとうございます。みんカラで多くの方を拝見していても、男性は花の名前が分からない、というケースを多く見ます。私もその一人です。どのような感覚なのだろうと興味をもっていたところ不躾に質問させて頂きましたが、ご丁寧にありがとうございます。なるほど、香りも判断基準になっているとは想像もしていませんでしたが、香水やシャンプーなども香りで好みが大いに変わるのと似ているのかもしれませんね。

重ねて、温かいお言葉に感謝いたします。ありがとうございます。


プロフィール

「月曜の前に金曜『私の好きな人知ってる?』『しらん!』『あててみ!』『わからん!』『考えて!』というやり取りあったそうで、きゃーそれだけで楽しいじゃん!嬉しいじゃん!こっちは毛深いおじさんとこのあと電話なんだぞ!(笑)という返しは何度かしつつ、まったく下に降りてこない(^_^;)」
何シテル?   06/24 20:30
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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