
六日目の夕刻。ラウンジでお酒も飲み、子供は部屋で一口ずつコーラとペプシ、ジンジャエールを飲み比べしたあとほぼ満杯のまま玩具に載せはじめ、夕食は私の希望でラーメン店へ。場所が分かっているのでダッシュで先行され、追い付く気がしません。焼酎ロックの香りが懐かしく感じ、調味料も揃っており、トン汁におにぎりも頂きました。テイクアウトをすることもできます。食後は散歩も兼ねてショッピングです。友達へのお土産はアメリカンチックなシールにしました。ガールフレンド用に女の子版も購入です。会計はと言ってもお金を渡すだけですが、いつも子供にやってもらい、何事も経験をしてもらい。

子供が回してくれたルーレット式のくじでは、この中ではレアと思われるTシャツが当たり、素早い意思決定により私の部屋着になることが強制的に内諾され、暖かい夜風も浴びて、おもちゃに飴をレイアウトする子供の発想を微笑ましく眺め、子供とベッドの中でDVDを見ながら、この日最後のポートレート撮影。

そしてグアム七日目の朝が明けました。チェックアウトはお昼ゆえ、午前中は海に行けますが、何度確認しても「海もプールももういい」という固い意思。気が済むまで堪能し、子供には長旅、疲れも溜まったのでしょう。朝食後は部屋でゆっくり過ごしました。好みのハイチュウだけ取り分けて、シールの現場は救急車にパトカーを貼っているので「どうしたのですか?」と聞けば
「自衛隊とベンツの事故」と出発時に通り過ぎた事故現場を覚えていたようで、などと過ごしているとお昼を迎えて、自慢のスーツケースでチェックアウトです。荷物を預け、移動までの三時間、ランチをして、無料バランスアトラクションは相当にお気に入りだったようで、

散歩して時間を過ごしました。

海辺を「濡れないで」とママから声を掛けられながらひと時を過ごし、ショッピングセンターへも行き、香水は一通りつけてみて、玩具のタイヤは全部はずしてみて、お面タイムも楽しんで、私はF2.8でコンデジ、イチガンを撮り比べてみて、ホテルに戻り、最後のバランスアトラクションも興じて、

空港へ向かいます。グアムの海にプールでつけた腕輪は「沖縄のお姉さんがつけてくれたやつ?
」と沖縄旅行も覚えており、私が海でおぼれるふりをして助けに来てくれるところを撮っていましたが、座っているときに同じ要領でシャッターシャンスの量産を狙えたば「プールじゃないよ、椅子だよ?」と言われ、あるいは「パパなんでもできるね」と褒めてもらい、空港につけば「ぴんぽんぱんぽん、本日はAちゃん空港をご利用ありがとうございます」といろいろ話せるようになり、この旅ではガムとドラえもんを覚え、コーラに味をしめ、飛行機から、この旅最後のサンセットを眺め、

「グアムと沖縄好き、でも箱根のほうがすき、家が一番好き」という感想も聞いて、ホテルと旅館今はどちらが好きか聞けば「箱根の旅館が好き、だってご飯が美味しい」との評価も聞き、ばぁばの真似で「運動しなきゃ、体悪いから」と言っていたのには笑わせてもらい、「なんか皮向ける、まっいっか」と好きな言葉「ま、いっか」が多く、この旅では「ジュースのテイクアウト」も覚え、

Gクラスのジープな子供用スーツケース「何色あったっけ?」と聞けば「黒と白と赤があるっておばあちゃん、あ、おばちゃんいってた」とオーナーマダムの表現を言い直し、「あっエミレーツ航空だ」と成田に到着しました。将来は「ジャンボを運転したい」ということで、機種ごとのライセンスなのを見越したかのように「パパはエアバス、ママはその他あとヘリコプターも」と指定されています。

玩具は大人用スーツケース1.2個分、子供用スーツケースには満杯に入れて、なんとか入り、それを持ち帰って、寝たまま大好きなママに抱かれながら、無事にグアムは六泊七日、成田泊も入れると七泊八日の子供にとっては長かったであろう、そして僅か記し残せても忘れてしまうほど色々な思い出もできた旅が終わりました。思えばこの子はいままで合計何泊の旅をしたのか、小さな旅人、一度も帰りたいとも言うことなく、思いのほか旅慣れしている様子も感じ取れました。
三泊四日、これがまた意義があり、楽しかった次の旅へつづく。
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Posted at
2017/04/23 10:05:33