いつも稚拙で無駄に冗長な弊ブログにコメントやイイねを下さる皆様方はじめ、御礼を申し上げます。今宵はかなりお酒が入り、いいね巡礼をせずに、作成してあったブログを上げさせて頂き、布団へ直行直帰致します失礼をご容赦頂けますと幸いです。
α7R II + SEL1635Z
RX1 R

「えっ5泊なの?」とハワイに来てから知った、日程。最終日が来てしまいました。ほぼ歩きながら撮った割には水平も悪くない気がしますが、左右対称性、もう少し右に振ればと悔やまれます。

せっかくなので、モアナサーフライダーの朝食としました。朝6時台の爽やかさは格別ですが、7時台、飲み比べたいとの要望。スーパーで買ってお気に入りとなった玩具が頭角を表して同伴。

飛行機がけして短時間でないことを考えると、わざわざ来たので7泊ぐらいしたいところですが、日本に帰ってからあとの日程が決まっています。帰らねばならず、幼稚園も考えればこの期間しかなかったようで、無理やり予定してなんとか来ることができた、というのが実際的かもしれません。すなわち我が家の先生、休暇がない級な大忙しの夏休みです。と同時に1ヶ月近く、料理をしない家人がいますが、これは役得であり、裁量権の濫用かもしれません。

部屋の天井突起物を「あれはなに?」と聞くので、スプリンクラーだよと教えれば「自動?消防車がくるまえに?」と矢継ぎ早に質問で返してきました。いろいろな理解も進んでいたりな可愛い会話から、

つぎの旅行はどこにいきたいかを聞いてみれば「静かな温泉行きたい」と、若々しさに欠けるようなやり取りをしたり、

プールも気が済むほど満喫をしたようで、帰国するこの日、午前はプールに入れる時間もあり、何度も確認しましたが、もういい入らなくて大丈夫、の一点張り。

幼稚園に行って、そのままハワイに来て、到着早々初日からプールに何度も入って、体の芯に疲れが残っているのかもしれません。35mm。

少し近づいて16mm。「ママ、昨日イライラしてごめんね。だってお腹空いてたから」などと、ぼそっと言ってみたり、これでママはまたコロっとやられる人心掌握術マスターコース一級。

そして4,000円の私特製サンドウィッチが完成です。どうしても高く感じてしまいます。自分のせいであるきがしてきました。

食後はベッドでごろごろして部屋でのんびりしながら、過ごしました。そして「帰るの寂しい」という子供の声を聞きながら、帰ります。

子供が生まれて、カメラをやるようになり、旅の荷物で一番変化があったのがこのカメラバックを持ち歩くことになったことです。荷物として預けられないので、手持ちを通さねばなりませんが、えっこらせと持ち歩くのは旅の全行程からすると一瞬のことです。「バスが来ました」という声が聞こえれば、カメラとレンズ三本、ストロボに充電器、サブバッテリーやメンテ用品が入ったバック、子供が持ってくれようとします。

「イラダム、イラダム」謎の呪文を唱えながら、歩きます。

三歳児、まだバスも楽しいアトラクション。

我々の超大型リムジン、特等席に座れて、いよいよワイキキから出発です。

「ジープって書いてある」だけでなく、「トヨタって書いてある」などクルマメーカーは少しずつ読めるようになっているようです。トヨタは後日の旅で、FJクルーザーに加え、ハイラックスサーフも好きになります。ランクルは新旧を識別しながら興味を持ち始めました。そしてあっという間に空港につき、ジープ大国ともしばしのお別れです。

ご年配者も多くいました。皆さんエネルギーが十分におありなのでしょう。同じ年齢になったときに、自信がありません。

旅の荷物、もう一つの大きな変化は、海外旅行時はスーツケース一つが玩具でいっぱいになる、ということです。新しいスーツケース、満杯におもちゃしか入っていません。これは一過性で、そう遠くない将来、解消されそうですが。

甲高い声で「プルルルル、笑って笑って~」というスキルをインディアのカメラマンから教わって、私もやります。わざとらしい笑顔も可愛く思い。ママと交渉した結果、一つだけ手持ちにしたおもちゃを持って。

チェックインカウンターで塗り絵を手違いで二枚もらい、同じ飛行機の静岡マダムにたくさん話しかけてもらいながら、出国手続きを行い、中に入れば前触れもなく突然に「こんぶがよろこんぶ」などとも発するので、誰に教わったのか聞いてみれば「ドラえもんだよ」とのことで、どうやら行きに視聴した影響のようです。

抱っこして、段差に登って、飛行機を見せました。そして抱っこしたまま「あぁ~こわいよ」という声を聞きながら段差からジャンプ。一部始終を近くにいた子連れの白人ママがにこやかにみていたようでした。親心、万国共通かもしれません。と思いきや貧困する地域では子供を売らねばならないところもあります。それを思えば、いや思わなくとも、幸せなことと十分に理解して。

先日は子供に募金をしてもらい寄付を教えました。病院も注射も薬もないところがあって、そこの子供達は痛くても病院にいけない旨を教えました。「エスカレータもないの?幼稚園は?」矢継ぎ早の質問に答えながら、いかに日本が恵まれているかを伝え、寄付で学校を作ったりすることをお話してみました。

デルタと迷いつつ、ハワイアン航空のレゴも仕入れ、他のお店も見てみると、

今までは気にも留めず気づきもしませんでしたが、ホノルル空港でマニアックなお店を見つけました。

飛行機ものなワッペンにキーホルダーの小物系から、模型は大人向けから子供用まで、チャーリー古庄氏ほどのセレクトではないながら、飛行機のシートまで、なかなかの品ぞろえです。

デルタのセットにしたようです。

デルタの会計を済ませた後に店をでようとしたその瞬間、とっておきを見つけました。飛行機のスーツケースです。飛行機の玩具を買った後に、また会計へ向かうと、

お兄さんがカウンターからにこやかに微笑みながら出て来てくれ、会計をしてくれました。

という、ダニエルなんとかは覚えにくいので、ホノルル空港と呼びたくなる素敵なエアポート。

そういえば行きの飛行機で「シルカイタイ」というので、なんだろうと思い、

「シルってなに?」と聞けば「スープだよ、スープ」ということで、「汁を買いたい」ということらしく、汁を買うとは何かをさらに聞けば、飛行機で売ってた汁とのことで、
今年の春にソラシドエアで買ったスープが美味しかったらしく、言われてみれば買った気もし、そのような記憶と趣向もあるのかと、また一本取られました。汁買いたい、なるほど、間違っていません。

飛行機のスーツケース内部は早々に空港で買った飛行機のおもちゃ群が占有しました。

世界に入って遊び開始です。

ある日「全部飛行機で統一したい、服も靴も」という趣旨のことをぼそっと車で発しました。羽田行きたい、成田行きたい、最近もマロウドホテル行きたいともよく言いますが、と意思を尊重してきた結果が、

飛行機のシャツを着て、飛行機のスーツケースで決め、飛行機の玩具で遊び、飛行機の玩具を詰め込んで、飛行機に乗り慣れたオーラも出しながら、飛行機に乗る。これがCA氏の琴線に触れることになります。我々が乗り、素敵で特別な思い出もくれる787。

飛行機に乗る寸前まで空港ごっこ。つまりは帰路はトータルとして、飛行機尽くしの旅といえそうです。

搭乗です。前の方を抜かす勢いで、ハイテンション。

行きと同じく、搭乗口や通路で、CA氏からシャツを弄ってもらえる特権階級。機内にいるほとんどのCA氏から「あら服可愛いわね」「飛行機好きなのね、ありがとう」などお声がけをもらうのですが、よくぞ子供の服まで気がいくそこに脱帽を思います。日本のエアライン、そのCA氏の人的クオリティの高さはすさまじいとすら思えます。声をかけてもらうために私も子供の真似をしようかと熟考中。ここで一旦停止で、抜かしてしまった方に先にいってもらい、搭乗させてもらいます。

どれだけ飛行機好きなんだ、というほどにとことんやると、それは何でも実利に繋がっていくのかもしれません。そう、それはまるで私が前夜にアルアルファを大皿に大盛二皿分食べれば、快適な朝を迎えたかのように。

なぜか梅酒を買ってしまいました。甘さはぐっと控えめ、酸味が強く、梅の香りが潤沢に豊潤な美味しい梅酒を探していますが、ばぁばが作ってくれている自家製に敵うものがまだありません。

ハワイ、そしてホノルルよ、ワイキキよ、また。

日の目を見ないであろう、動画を撮ってもらっています。離着陸の録画、α7機で30分も撮ってしまったことがありますが、どれもまだ見たことがありません。

シートに座るところからはじまって、くつろぎ方まで、手慣れた感はCA氏にノーチェックで大丈夫というメッセージを醸し出しているような気がします。今まで飛行機で泣いたことは一度もありませんが、私は幼稚園のときに黒人のスチュワーデスを見て、いつも見る人と違ったことからだと思うのですが「おばけだー」と号泣したことがあるそうで、とんでもない失礼をしてしまいましたが、それに比べれば息子の方が格段にしっかりしています。

子供に約束をしてもらったことがあります。これだけは頼む、絶対に守ってくれ、という約束。女は怖い、変な女に捕まるなよ「変なって?」という会話もしつつ、最たる願いはこれではなく、

ばぁばにじぃじが死んで、やがてパパとママが死んで、Aちゃんに子供ができて、やがてAちゃんが年老いて死ぬときが来て、とこの順番を絶対に守ってほしい。だから、命に危ないことはしてはいけない、というような趣旨の話しです。

分かった、約束する、と言ってくれました。この順番だけは守らなければなりません。絶対事項です。先日はひいおじいちゃんのところへたまたま遊びに行けば88歳米寿の誕生日。おめでたいこです。その一方春先にお見舞いに行ったひいおばあちゃんは、そろそろ旅立ちそうだ、と連絡が入ってほどなく旅立ってしまったという知らせがありました。お義父さんが飛行機で向かい、ついて10分後のこと。待っていたのかもしれません。幸せがある分、順番に悲しい想いも乗り越えていかねばなりません。冥福を祈りたいと思います。

ママと子供の素敵な会話を聞きました。会話の流れで「ママ達が将来死んだら星になるんだよ」というと、

「じゃあ宇宙船で会いに行くね」。と返す息子。なんと素敵な返し、そしてそうまでしても会いたいと思ってくれることを、いつしかはこの子との別れがくることに胸がつかえながらも、嬉しく思いました。

「やだ」とも言ってくれますが、この「じゃあ宇宙船で会いに行くね」。一生忘れられない言葉になりそうです。

その前に、親と出かけるのがつまらなくなり、友とばかり遊び、恋人とばかりすごす日が来るのでしょうが、それが適正でありつつ、しかし辛く思います。何よりも私たち夫婦もけして若くはないので、子供の子供、つまりは孫を見れば孫の成長をみたいと欲もでるのでしょうが、天涯孤独にならぬよう最低限孫ができるのを見届けるまでは旅立てないということもよく考えたりします。日本に到着しました。機体に触る儀式をして降ります。

飛行機に乗ると、かなりの確率で特別なとあるサービスを頂いてきました。今のところLCC含め、乗ったエアラインすべてでそのサービスを受けたかもしれません。という中にママも「こんなの見たことない」というサービスを今回頂きました。

静岡マダムに「あらAちゃーん、また会えた」と声をかけてもらいおかしをもらいました。

機中、前後と横、斜めの席にも同じくらいのお子さんがいらっしゃる中なのに、頂いたサービス。

飛行機好きの子供、というだけでなく、この子が持っている何かかもしれません。サービスの差があってはならず、という考え方もあり、それを不愉快に思うこともありますので、批判もあろうかと思い、具体的には伏せておきますが、

以前、JALでCA氏が後にお子さんがいるのに一瞬迷いながらも周りを確認して「あぁ~もう可愛いから」とサービスをしてくれることもありましたが、その親たる私もコツを掴んできてしまいまして、そのサービスを受けるさりげないプロセスを会得してしまいました。しかし今回はその術を使うわけでもなくどころか、予想だにしない、このような事があるというのもはじめて知った、素敵な思い出を頂きました。

ハワイはもちろん、帰路も素敵に思った、思い出がたくさん詰まった旅の〆はばぁばのところに寄って、うどんを頂きました。いつもありがとうございます、感謝しながら、美味しく、ほっとした気持ちで頂きました。
次の旅は東海編。まだ写真整理手つかずです。