
「君は緩勾配がないのに、一部伐採もあって手入れされているね」

「君はガードレールまでつけてもらって、まるでドレスのレースに見えてくる、いったいどんなヒストリーを持っていて、どんな生活を送っているのだろう」と、通りすがりの山達さんと対話をしたり、想像もし、あるいはあとあと
グーグルマップにて3Dで見たり、ストリートビューなどで入念に確認を試みたりして、山を楽しみながらのドライブ。

公費をかけてもらい厚化粧を越えて、整形された山や、

高速道路の土台、その一部として地の利を活かされている里山もあることに気が付いたり、

山に海底、あるいは都市部の上下水道など、シードルマシンの進化発展により、各所穴があけ放題の現代、ところかまわず貫通させる様相を感じれば、

トンネルの頭上に眠る、土に木々、そこで営む虫達や、息づく獣を想像しながらハンドルを握るだけでなく、山の所有者はトンネルの補償あるいは区分地上権はどれぐらいの相場なのか、

ときに「あんな橋まで通してもらって」と眺め、

「あの先はいったいどうなっているのか」繁みの先がどうしても見てみたく、
グーグル教授に依頼してみるも、年齢制限なのか見せてもらえず、むしろ反対側も気になり始め、

などと考えていると、ドライブの楽しさが増してくること請け合いの下請けです。

あれは風呂なのか、と富士SAの立派な建物をみて、形がよい小山氏を眺め、

8合目以上は浅間神社が所有するという富士山をみれば、浅間山、赤城山、榛名山、全国津々浦々の有名どころは誰がホールドしているのか、新たな疑問もわいてきて、

この日一泊することになる沼津の、

まずはお風呂に到着です。

小さいことは気にしないオープンマインドなDB9を素敵に思い、翌日平日な10時頃にお風呂前を通ればポルシェもいましたが、東京の暇人暇つぶしドライブ先スポットになっている節も感じ、

露天湯舟から見える、お風呂裏手にあるお寿司屋さん「あそこ行きたい」と指名で入れば、

なかなか美味しい食事にありつけました。数日内の予約の紙を見てみれば、概ね予約分だけで20万円の売り上げと啓示がおしえてくれ、

家人の牡蠣に続き、注文して着丼食前に私の所有権ということになるのか、あるいは支払いと同時に所有権は移転するものなのか、というさざえのお刺身も到着しました。

お風呂もご飯も済ませて、

ナビなしで動き回れるようになってきた沼津の一部を進み、

いつもの的なホテルに到着です。

日曜日の沼津北口。メインたる南口の反対になるとしても、この人出。ほどよく感じます。

夜遊びに繰り出します。

「あのマンション住んで、駐車場もいっぱい使って、沼津住みたい」と、私も沼津あたりに住みたいと、人の数を見て思う沼津にて。部屋狭くなるよ?と一応問うてみると、全室住む、全部おもちゃの部屋にする、と可愛い声も聴き、部屋の掃除が大変だという指摘には、そんなの頼めばいいんだよ、との発想らしく、

沼津をベースに遊んで、ほどよく仕事して、というライフスタイルは可能なのか、と考えてしばし現実逃避の検討をして、

最近、と付してもよいであろう、お気に入りな沼津のゲームセンターで遊びます。

いつもは私と二人での散歩コースですが、この日はママも付き合ってくれ三人で夜遊び、楽しいひとときでした。

なんと心地よい秋風の中「まだ帰りたくない」とダンスして、

メインメニューです。の「おでん食べてく」とおでんナイトクルーズ。

「変なの、変な足、ロボットから足が出てるよ」と、いつも不思議に思うモニュメント。調べてみればロボットが足を出して、未来に向かう一歩をイメージしているそうです。

そして朝。

私のためにパンを焼いてくれ、

月曜日09:33の沼津駅北口。こういうところに住みたくなり、思わず沼津の物件もスーモで見ます。その他のエリアも勢いで見ていれば「この家住みたい」と要望が出てきたり、そういえば「あの山いらない、A山がいい。作るの面倒だから出来てるの買おうよ」とレゴのような明確なジャッジももらったり、

不動産屋殿も看板を出して、工場の関係で単身世代の需要もそれなりになるのか、事務所を出して何らかの仕事をしたくなります。

等と、考えているだけであっという間に過ぎサリーちゃんな人生。

我が国におけるキングオブマウンテンを見て山心という初心に戻り、

正直に申しますと、上記写真は家人が撮り、こちらは私が撮りましたが、富士山よりも手前のおそらくは延伸新東名の土台たる人工の里山を「登りたい、登らせてください、デフロックついてますから」と考えている己の小物さを垣間見て、

おやつ代わりに、車ですぐ食べられるようみかんにぶどう、家用にりんごに洋ナシとSAで整えて、

日本のスタンダードたるはずの和歌山剥きは、関東出身の私が伝授してあり、

帰路ついでに山をもう一物件見て帰ることにします。

「君の名前はなんていうの?」と礼儀を重んじながら通り抜け、

思春期に好みかどうかにかかわらず、四方八方異性に目が行っていた頃張りに山に気が行きながら、

都心から一時間前後の利便性が高いアクセスとなる、水も綺麗な川が流れる、非公開物件付近に到着です。

こちらは全部で7万坪前後とのことで、ロケーション合わせなかなかいいお値段がしますが、その一部2万坪程度を想定して見て周ります。

都心からのアクセスを思いますと、これだけの立地は文句のつけようがありません。

下見として資料だけもらい我ら単独で来ているため、どこからどこまでか特定するのも難しいですが、

頂いている地図や公図、写真を手掛かりに、まずは北側と思われるところから攻めてみます。

近くにはゴルフ場もありますが、昭和にバブルに、ゴルフ場の開発も土地をまとめるの合わせ並外れたパワーを思う次第です。人だけでなく、それを後押しするマネーのパワーという時代。

一旦山への入り口をスルーして、山を半周し、

本物件で何件目か忘れてきましたが、結果はどうであれ、我が子がくれたこの機会に、この流れ、勉強としても楽しみます。

セット完了写真プリーズやら、降りて見たい、やら共に楽しい時間を過ごしながら、

この傾斜はどうだろう、ここを伐採してコースを作ったどうだろう、「これ仕事だからね」「分かってる」の合図も忘れずに、現場の確認をしてみながら、

「よし中に行ってみよう」と入口に向かって進んでいると、どこで覚えなんで分かるのか「あ、もう少しで入口、そこだよ」と指示を受け、

カーブを曲がり

将棋で言えば入玉です。

立地は言うことなしなところ、入ってみないと分かりません。すなわち地球のうぶ毛も兼ねている木々を切り裸にしてみないと、真の魅力は分かりませんが、この窪地どうなのか。

いやよく見ると平坦地があるかもしれません。

虫が怖いながら、対象外たる隣の山ともつながっている平坦地で降りてみれば、なるほどこういう使い方もあるのかと、とある同好会管理地を見つけ、

「いっちゃう?」「よしいっちゃおう」と使いのバッタに誘導されて森の竜宮城へ、枝がキリキリキーキーガサガサとボディで和音を奏でながら入ります。
つづく