
ここ数回のオフロードをまとめておこうと思います。

ジムニー本納車を頂き沼津泊をし、ジムニーパーツショップへ寄ったあとのオフロードピクニック。なおリアラダーやヒッチメンバー、並びにお店からのご厚意なご提案による車検対応のためのフロントカメラの取り付けで現在入庫中となりました。

ママが「大丈夫なのか」と繰り返し心配しながらの、

はじめての当該地へ、新型ジムニーはじめてのオフロード。

すれ違うため片輪乗り上げる等「えぇここ通るしかないのか」かのように緊張の連続でしたが、そのポテンシャルを垣間見る日となりました。無論、ポテンシャルとして3割も引き出せてないと自覚あってのことですが。

親方へ懇願し休憩も頂きながら、

このラインを通れ、この小石の上通ってみろ、ここでスタックしろ、あっちょいバックなど細やかな指示に従います。

少しずつ新しいオフロード先を開拓してまいりたいと思いますが、時代の流れとしては走れるところが減少傾向とのことで、

林道一つ思ってみても、整備にかける予算や需要も減っていく一方であろう荒廃化も進み、あるいは禁止事項も増えていき、もしくは車両のレギュレーションやマーケットからの要請という観点から車種も消滅傾向で、コンセプトを維持し続けられるメーカーの合従連衡や疲弊も歩み寄り、

これら逆風へはアウトドアの流行が追い風としては弱いとも思われつつ、ジムニーの爆発的ヒットの加勢はじわじわとしかし僅かにオフロード人口も増やしそうですが、いずれにしてもさらにかなりニッチなカテゴリーとなっていきそうです。もしくは中古車の賞味期限が限界を越えていくであろうハイラックスサーフにランクル80やテラノ、ビックホーンなど彩り豊かにオフロードを楽しめるものあとどれぐらいか。

華麗なステップを見ながら、ママが高速から見つけてくれた渋滞回避の日帰り温泉到着です。展望風呂から花火を見ることができました。

コンビニで「これつけたい」とスマホホルダー。承知いたしました、着けましょう。

この日ジムニーパーツショップで購入したレスキューセットの一つであり、憧れだった一つでもある「ハンドウィンチ」。私の内心としては「あぁ出しちゃった、仕舞うの大変だ」ギーコギーコ動かす音も聞こえてくれば「これは明日明るいところで仕舞うしかないな」と思っていると、「しまえたよ」とそつなく元に戻して収納完了している後席にまた成長と若さとはすばらしいと思うハンドウィンチ。

スマホホルダーも快調です。

11月上旬の幼稚園がお休みな水曜日。スイミングスクールまでの間、マイセレクトなヘリノックスのマイチェアー、同テーブルもジムニーへ押し込んで、

男二人オフロードへ出発です。

ここに乗れと、スムースになるよう小さな石も積んだり、タイヤが細いため乗り上げたと思ったらずり落ちたりしつつジムニーのアクセルをふかして、やっと的に乗り上げた感覚も強く持って着席ならぬ着石しました。他方、後日タコマで同じ石に乗れば、クリープだけでなんなく乗り上げ、かつ乗り上げた感覚・実感もほぼないほど薄い手ごたえで、つまりはタコマあるいはTOYOTAビック四駆の安定性、動的走破性を驚異に思いましたが、裏返しにジムニーの面白さも思った次第です。加えてアプローチアングル、デパーチャーアングルにおけるジムニー自由度の高さ、そして何と言っても軽いという武器、この安心感もあとで思うことになり、それぞれの違いを一つ知ることができました。

なお、写真撮影のあとは、乗り上げ方が悪い、と指導をもらいながらやり直しです。

以後、定位置となる食事処の開帳です。

食前、

食後。簡易にカップラーメンでお昼を済ませ、

ここに登れと指示を受けますが、登りきる直前が直角に見えひっくり返るのではないかとこのときは怖くて登れず、しかし次に来た時に細やかな指示で登れることになります。

追加のおにぎりをかじったあとは、

レスキューセット遊びです。

数十回はyotube視聴を繰り返して来たレスキューセットの使い方。

座学はばっちり現場見学は二回ほど実地研修ははじめて、S字フック有り無しを試したりひとときを過ごせば、

やはりここに登れと、このときはここまでで勘弁をもらいました。

無償開放された河川の私有地、ちびっこオフロードライダーも多くいる道交法が適用されないエリアとのことで、水たまりで遊びます。

何度か水たまりを抜けてバックしてまた抜けて、段々勢いもつけて通り抜ける遊び。ジムニーは玩具であり、後日には「ジムニーはみんなの玩具である」という帰結へ昇華してくことになります。

水泳教室にも無事に間に合い、お風呂も夕ご飯も済ませる、副次的効果としてママ想いプランの満了。

そしてまた数日後の週末、男二人オフロードピクニックへ。

そして到着しました、

まずはカップラーメンのセレクトショップへ立ち寄ったあとは、

いつもの、となりつつある定位置に展開し、

ジムニーをパラソルにして、いやジムニーはタープにもなり、日差しをよけて、

昼食会場の設営です。

「なにこれうっま」とチリトマト、少々ピリピリしますが辛いもの好きママな血です。

清流、というわけにはいきませんが、せせらぎを味わって、

ジムニーで登れそうか、登ったあとは大丈夫そうか、リサーチ業務開始です。

そして現況を終えた監督、指示の開始です。

私が怖がっていると「それがオフロードでしょ、はい行って」と激励を受けながら、この日三つ坂を登ることになる一つ目。

はじめは恐る恐るでしたが、これぐらいではまだ安心感がある現場感。

前回エンドが直角に見えて登れなかった坂につき他のジムニーが登っていたのを見て安心しつつ「ここなら大丈夫だよ」と指示を受けながら二坂目となるひと山こなし、濡れたズボンは脱いでミネラルウォーターで脚を一応流し、次の三坂目へ向かいます。

着替えを持って来ていなかったので、セクシーな姿のまま三つ目の坂会場へ到着です。

一回諦めましたが、他のジムニーが登っているところをみて「どうしてうちのは登れないんだよ」と叱咤され、セクシーな誘導員のいざないで二度目の挑戦をしてみれば登れ、そのあとは二人でハイタッチの抱擁と、意外と「共鳴する達成感」もくれるオフロード。

最後は誰もいなくなったオフロードバイクコースエリアを自転車で堪能して、

セクシーオフロードを終えて、セクシードライブへ移行して帰ります。

これもあれも、楽しいドライブ、オフロード。我が子の趣向からもらいます。

翌日はまずはじぃじばぁばと水上オフロードを楽しんで、

ママを誘って今度はタコマでオフロード会場を目指します。

クリープだけで主観的に車内傾斜も感じず、タコマの力強さを知りました。

ラダーフレーム車、気が付けば累積6台目の5台保有となってしまいそうであり、ボールナット式換算では累積4台、保有3台と我が子の趣向が色濃く思う次第です。

ここまで購入してきて、大好きなジープはまだ手を付けていない謎仕様。

このあと傷がつくことになるTRDスキッドプレート。

ここに来るまでに一か所、狭いところがあり枝の歓迎を受けるストリートファイターがあるのですが、その線傷はコンパウンドで消せそうなものの、深い溝を通るとき、前述のスキッドプレートに加え、樹脂バンパーをこすり、リアはヒッチメンバーもこすり、ジムニーに比べ長いボディはアングルの厳しさを知り、私の心に板金が必要なことになってしまいましたが、「傷ついたほうがかっこいいんだよ」と言われつつも、樹脂バンパーはリペアもありそうなのでひと安堵しながら、

ドアバイザーを見て「あれ、なんかこれやっすちい」と、後部ドアバイザーのビニールを取っていなかったのがばれてしまい、はがされます。

ここにいるとあっという間に時間が過ぎていき、気が付けば日が落ちる寸前ですが、

私にブーツをはかせてくれて、

長靴でのオフロードを堪能する時間です。

時間が柔らかく感じるひととき。

今度はFJやGクラスで来てみよう、

オフロード談義をしながら過ごします。

しびれるほどいかすFJを見たり、ナナマルを見たり、

「あっこれサンドラダーの代わりになる」と、なかなかのオフロード現場感を持ち始め、「実際にサンドラダー代わりに使ったのかもしれないよ」と会話ししつつ、

やっとベースキャンプに戻ってくれることになります。

カップラーメン食べる?と聞かれながら、今日は食べないよとやり取りし、

記念撮影を済ませ、

アメリカでもオフロードしてみたい、と聞きながら、

我が子は自転車オフロードで場内移動し、

もう少し遊んでいくことにします。

「もっと乗り上げろ」「いやここで勘弁してくれ」の着地点。

応酬は続きながらも「これ以上乗り上げたらお尻がついちゃうからやだ」といえば、

「もうついてるよ、ほら」と泥よけが接地しており、これ以上進んでいれば泥よけが取れるぐらいはあったかもしれず、私の心に施工されている5層鏡面仕上げが危ないところでした。

有難いことに極度の、いや究極のパパっ子に育っているゆえいつもぴったりで、ただでさえ写真整理をする隙もなくなっており、やっと写真を整理していても「コントラスここまで上げて」とパラメーターを指さしながら指示が飛び、写真整理もままなりませんが、それも思い出となっていくのかもしれません。

誰もいなくなったバイクオフロードエリアに移動です。

自転車オフロードがよほど楽しいのか、

もうちょっと、もうちょっととやっていると、

かなり暗くなってきました。

自転車は危ないのでそろそろ手仕舞いにしてもらうとして、

自転車のライトで一枚撮って、

暗がりのオフロード。一方向からの光では溝がどれぐらいか分からず、擦るほどではないと思い越えてみれば、スキッドプレートおよび樹脂バンパーをこする瞬間到来です。本車両においてはスキッドプレートも大切な傷をつけるべきでない外装です。夜のオフロードは何十倍にも難しく、そして怖いことを知りました。
つづく