
「ママ、またビジネスクラス乗りたい」「うちはエコノミーでいいの!」「あんな普通のじゃいやだよ」という我が家のお坊ちゃま、テレビを見ているところです。

「なんか靴の形みたい」と木のクズを手土産として整えて、

着替えを整えながら、

ダンスもして、テンションの鼓動も整えます。

「ねぇあの郵便屋さん笑ってたよ、なんで?」という質問に「微笑ましく可愛らしい光景だと思ったんじゃない?」と答えてみれば「幸せになる可愛さってこと?」「そういうことだね」と、お出かけです。

けっこう小顔のほうなはずですが、広角で上から、かつこのヘルメットに、レインコート効果も手伝った、絶妙なアンバランス感あるデフォルメスタイルにサングラス、なかなかの愛くるしさ感とひょうきんさのハイブリッドブランドです。

「パパ、あの鳥撮って、ちゃんとピント合わせてよ!」と言われながら、鷺の仲間のような一羽の雨宿りを撮って、

途中雨粒で濡れたサングラスを拭くよう指示を受け「まぁこんなもんでしょ」と評価されつつ、ナチュラルひょうきんテイストとともに移動です。

動くことを確認してあったジムニーに乗車し、

我が家の「人遣いが荒いリーダー」と出発です。

1人でやれることは事項、ボリューム、時間軸、空間距離、体力ともに知れています。己を100とすれば8掛けで御の字と考えて、5人にお願いしていけば、100×5×0.8で、一人でやるよりも4倍の効果たる400の成果が出ます。工学系理論ではなく生物系理論ですから、計算通りとは限らず中には一人当たり50のこともあるでしょう、しかしチームが増えて行けば己より成果を出す160、200、300の人たちも出てきます。あるいは高めていきます。総じてより大きな成果を目指せるよう、人遣いが荒いは勲章に思い、しかしお願い申し上げていくという心の方程式を整えていくことは10年単位で見ていきたいと思います。

なんでパパの腕をつかんだのか、愛しさも増しながら、

「おいおい出すなよ」と隣のトラックから見えそうだった信号待ちを過ぎ、「隣がいないか走っている時なら出していいよ」と伝え「これギター買うお金?」「そうだよ、この中古ジムニーが二台買えるぐらいかな」と経営の会話がスタートです。

「50万円使って100万円儲けるのと、100万円使って100万円儲けるのどっちが頭いいかな?」「分かんないよ。」「じゃあ10円が100万円に増えるのと、50万円が100万円に増えるのだとどっちがすごい?」「えっ10円のほう」「そう、それを投資効率といいます」

「でもね、10円で100万円儲けるのと、1億で1,000万円儲かるのだったら、リスクは増えるけど1億円のほうがいいかもしれない」「100万円儲かるのと、1,000万儲かる差もあるけど、誰でも1億円もっているわけではないから誰でもできるわけではなく、お金が必要なビジネスにもメリットがあって、これを参入障壁といいます」

「パパは〇〇を買うとき、〇〇で買わないの?」という質問をもらい、「パパは今例えば50万円使って100万円儲けようとしているんだけど、これを何個も200個も500個もやっているんだよ。一気に100個もできないところが多いからこれが一つ強みになっている」「あとね1億円あったとして、一つに100万円かかったら100個しかできないけど、50万円だったら200個できることになる。コストっていうんだけど、同じ効果ならコストが安いほうがたくさん買えたり、できたりする。ちょっと難しかったかな。何回でも説明するからまた聞いてね」

抽象化して記しましたが、これをもう少しかみ砕いて私がやっている具体例で説明すると「すごいよくわかった。パパってさぁ説明上手だよね」の評価にまだ未消化も感じ、想定もしつつ、またじっくり伝えていきたく、この宵もベッドで復習をしてみましたが、かような会話をしながら楽器店様到着です。数日前からお財布も用意してほしかったピックを両面的にご厚意を頂きながら無料級に購入させて頂きました。

金額は伝えていなかったものの、概ね紙幣のボリューム感の様相は感じ取っていた家人が数本だと思っていたらしく「あれ一本なの?」「そうだよ」と朗らかな夫婦の会話をすることになる、思ってみれば車両価格よる上回ることとなる運搬スキームでギターを拝受し、感謝致しつつ享受します。

「ママに何か買っていくか聞いてよ」と電話さえ渡せばあとはできるようになったことを楽でもあり、成長に感慨を思いつつ、

幼いときを体が思い出すのも手伝うのか、この日も久しぶりの車中眠りに就きます。

そしてギターの練習に火が付くことになる、まさに珠玉という言葉が相応しい、神々しいギター到着です。なお取り出す前に「あれだけ入れとく」と空間除菌を最初にしばしケース内に設置も忘れません。

マスターオブマスタービルダーが名誉にかけて作り上げ、名工が施した装飾もしかることながら、神の木と呼ばれる「ハカランダ」という現在では入手困難な材木の恐らくはさらに最上級の中の選りすぐりなブツが宛がわれ、麗しく漆黒で、素敵な甘い香りも材から漂い、素地からして特別な存在です。

弾き心地は無論のこと、音の格が実際に違うように感じます。率直に手持ちの160万円ギターも霞んでくる音と弾き心地です。副次的効能としては中途半端な一本が欲しくならない、というのがあるかもしれません。

世には専用のスタジオにグランドピアノ、あるいはストラトヴァリウスの環境を持って育まれて来る子もいると思えば、さした環境ではありませんが、「こういう世界もある」「安価や高価、さらに一つ壁を越えるとここが異なる」等、感性を育てる一つにも数えたいと思います。早々に「これ作った人、ポールさん?」「これ作った人、すごいよね」と製作現場に興味が湧いて来たのは御の字です。

早々にベッドには写真集が公式移動をしていました。時間を掛けながら、希望する数本を並べていく予定です。無論残りが見えつつある私の人生暇つぶしも兼ねています。行きの道中「買うっていうのはお金と交換するってことでしょ?」と確認するように質問され、当たり前のことながらしかし本質的な質問に聞こえ、「世の中の多くの人は「買う」のが大好きだけど、買うよりも売ることが大好きなのがトヨタだよ」「トヨタはいっぱいっぱいいーーーっぱい売るをしているってこと?売るをもっと考えてみる」という会話が到着間際に続いていました。

あとで冷蔵庫に入る危険性を伝えつつ、耳にOKの手を作り動かせば「あぁ綿棒か」とお風呂上りに理解したりな様相で、私が電話中は無言の手話で意思を伝えようとするときがありつつ、このときはなぜか冷蔵庫の整理整頓。

調味料を分類して整えたり、たまごのプラスチックを取ったり、私は電話しながら写真を撮ります。

「ギターやりたい」「これは練習用にする」と、自発的に練習開始です。ギターを持ってきてこのメーカー検索して、もう一本欲しいとの申し出に、一つ条件をつけてみれば奇跡のプレイヤーきらきら星を奏でることになります。

今までは一つ一つ確認しながら、たどたどしく「ゼロぜロ・ナナナナ・キュウキュウナナ」と都度1乃至2回弾く程度でしたが、この日は初めて何回も練習を始めました。

そして驚いたのが、初めてまともに5回ほど練習したそのあとに見ないで、目をつむって弾いていた光景です。ワンフレーズ終わるまで一度も目を開けることなく、右手はもちろん、左手も見ることを一度もなく、薄目にしていないか注視も続けましたがそれもない様相に、そつなくつまることもなく弾きました。相応に慣れてからでないとなかなかに難しい行為です。

メロディーは無論、音とフレットの関係やフレット間の距離感を覚えないと目をつむってあるいは見ないで弾くのは難しく、この子の記憶力のよさを感じた次第です。アマゾンで自発的に探して「パパ、カッコいいの見つけたよ。これはかっこいい」と見つけたジャクソンのVギターが欲しいという要望に「目をつむって弾けたら、新しいの買ってあげる」と言ってみたところ、5回くらい練習を始めての達成でした。

やる気になってきたのか、練習用ギターを秘密基地に配置して、

「またギターやろ」っと着手し「「次はこーじゅん先生練習したい、あとドラえもんも!」「よーし今日は寝ないでやるぞ!朝まで寝ないで練習する!パパも一緒に起きていて」と頼もしいマインドと気合だけは確認し、ママに「すごいね、Aちゃんはちょっとやっただけですぐ覚えちゃうよね」と褒められれば「まぁ完璧だけど、すぐわすれちゃうよ」と謙遜も覚え始め、

きらきら星「パパが続き書いてくれてたよ。あとでやったら?」とママが言えば、「いま!いまやるんだよ!いろいろなのをやっておいたほうがいい」と面白い男の練習続行モード。

右手を上げて「俺の新曲を聞きに来てくれてありがとうぅ!もりあがっていこうぜいぃ」とどこで覚えるのか、考えるのか、MCもバリエーションが増え、面白さに天使の輪がかかり、

豊潤に贅沢なひと時の練習モードも、今後のギター購入プランも相談しながら「まつたけ狩りいきたい。赤松でできるんだよ」とよく分からない欲求を聞き、「6×6アメリカで中古で売ってないかなぁ?さばくの国とか世界中のどこかにない?」とパパにとってはぎくっとする怖い質問力あるいは提案力、または視野を持ち始めていることと思い始め、

我が子ながら、そして世にはとてつもない怪物がいることとも思いながら、しかしそれとは関係なく「この子はすごい」と客観性を持ちつつと思い感じていますが、もしそうでなければまた違う個性を伸ばそうと考えているだけの話しであるとも思いますが、

勤め先の他人のお金ではなく、自腹の私財数十億円使い人材育成を行ってきた身として、つまりは一歩も二歩も踏み込んで真剣に人を見てきたつもりな私なりにこの子の素地を感じつつ、音楽家のパパが子に音楽を教え才能を引き出していくかのごとく、レーサーだった親が子に世界一になる環境を与えるかのごとく、経営の素養を伝えていけたらと思っていますが、あまりに素地を思うため「パパを100とした場合、どれぐらい利口に感じるか」またばぁばに聞いてみれば「比べ物にならないくらいかしこい、こんな頭のいい人に出会ったことがない」とパパとまったく同感の感想でした。しかも魅力にも溢れているとパパは思います。

お風呂上りも自主練です。

ミニギターが探しやすい楽天で見つけてから、はじめて「ドラッグの選択」と「コピペ」を覚えてアマゾンで約束通り「ではいっちゃいまーす」と聞いて発注です。

そして寝室に泊りにきて「誕生日はダブルネックのギターにしてよ。この話は忘れるからびっくりさせてね」といいながら可愛い寝顔を経由して起き掛け一番もギタータイムです。珠玉のギターすでに元を取ったぐらいの感覚です。
つづく

丁度頃合いよく、幼稚園時代の写真が出てきました。どうやら同じサングラスの模様です。

サングラスを替えてお出かけ前のチェックをしていた幼稚園時代。日々笑いと驚きを感慨深く提供してくれる面白い男に感謝します。

全日本ちびっこドリフトもどき協会の設立趣意を固めるため、本日も修行に行ってきます。