
職場。

その主が朝から作業を実施して、

現場へ向かう姿を見送って、

この日は取引先の部長氏と打ち合わせを頂きました。7月の弊社発注量が減少するかもしれない旨をお伝えし、率直にその様子である「私が少しブレーキを掛けたいと考えているのですが、有難いことにお若い方々はフルアクセルで行きましょうと頂いており、一両日意見を取りまとめる時間を下さい」と伝えました。

他意もなくそのままの様子を伝えましたが「それはすばらしいことですね。普通いやいや仕事するものですが、どうしたらそうやってやる気になるのか不思議に思います」とご指摘頂き、改めてお若い方々へ感謝と敬意、一人ひとりに尊敬を深めた次第です。一旦帰宅後はEF85mmF1.2を持って下校を待ちます。今だけの待機ルーティン。

待ち遠しい存在が帰って来ました。他方、この子を撮るEOSR5の発売も待ち遠しいですが、レンズは新品、ボディは中古として、久しぶりな保護フィルターや追加のSDカードなど含め、

撮れるのも今しかない、段々と減っていくと思い、RFレンズ一本とRP発注完了致しました。レンズで選べばキヤノン一択、と言ってもいいほどに近年のキヤノンレンズ、RFレンズは格違いの唯一無比級に飛びぬけて魅力に溢れ、3.4兆円企業対8兆円企業で不利なところもあるはずですが、過去の資産たるEFレンズは日本の人口以上に市場に溢れ安価にも享受でき、かつRFマウントでEFの魅力が再燃もしつつこれも有機的に活かし、センサーやアルゴリズムについてもいつの間にか周回遅れを挽回するほど研究も重ねてきており、これら総合して数ユニットの空母打撃群を一気に降下浮上させてきたかのごとくな戦略として、考え方として、戦い方として、その隙のない堀もアスファルトで埋めたかのような包囲網ぶりに舌を巻きますが、いつになるのかRF35mmF1.2の発表も待ち遠しく思います。

さて、お出かけです。

数日前からドライブのプランも示しながらばぁばへオファーしていたアテンド開始の前段階。

この日はまたびっくりする発言を聞くことになりました。

ばぁばに「写真撮りすぎなんだよ、パパは俺のこと1日100回は写真撮るんだよ、このじじぃはさ」」と説明したりヘルメットの様相合わせ愉快な時間をくれながら、

少しの間このいで立ちでドライブがスタートです。

ずいぶん前にたわいもなく話したことがあった「パパこの辺で一人暮らししてたんだっけ?」と覚えていてくれて、何を記憶していることやら、うかつな会話はできないとも思いを重ね、高校1年から大学三年ぐらいまでアルバイトに精を出しながら一人暮らしをしていましたが、我が子にはそのようなことはしてほしくないと願いつつ、

「〇〇のビル、空く度に買って行って全部買って、じゃなくてパパに買ってもらって、ちょっと古いから立て替えて、一番上はAちゃん家族、下にパパとママ、鍵はAちゃんが全部持って屋上も使うんだよ」と将来的な住居プランをばぁばに説明しながら枢軸連合共和国到着です。

この日お昼に打ち合わせが終わり、一人12:30入店で、通常であれば繁盛しているチェーン系のラーメン専門店へいきました。私を含め店内は4人のお客。

12:40には私一人になり、ランチのコアタイム帯誰もいなくなりました。会計時に「お客さん少し戻って来ましたか」と聞いてみます。すると「5月のほうがよかったですよ、六月に入ってからさっぱりのぜんぜんです」とのお答えでした。「なぜだ」という言葉が頭を巡りました。繁盛系なここでそうであれば、他もしかり、たまには外で美味しいラーメン食べたいと思うはずがなぜ少ないのか、行列ができるところは平時以上に並んでいるところも散見しましたが、他の店も覗いてみれば全般的にはどうやらまだまだ厳しい様相です。

巨大なマジンガーZ。オリジナルはいったいどこで売っていたのか、四十肩の悶絶がなくとも夜も眠れなさそうです。

そしてまだ売れ残ってくれていた足がつくようになったロードバイク。

ばぁばが買ってくれます。レジへ、いってらっしゃい、いっちゃいましょう。

子供に玩具を買い与える、もったいないと思う大人がそこにいる。しかし夜に使う費用、レンズ沼、高級車、何台もの車、もしくは人によってはおねーさんへ貢物や旅費、別宅代にお小遣い、あるいは返ってこないお金、騙されたり、大人が買う高額なブランド品等々、大人もろくなお金の使い方をせずこれをすぐ忘れて「もったいない」という言葉が出てきるような気がしますが、最たる課題は自らのことをすぐに忘れる大人の性癖かと思いつつ、むしろ子供のうちに感性を身につけておくことは大いなるハイコスパモードのような気がしなくもありません。

この日の帰りは機関銃のようにばぁばに話をしていました。

まず驚いたのが昨年2019/9月に起こった
我が家のジムニー事件簿。

当時の情景をばぁばに伝えていたのですが、詳細をよく覚えていて「エンジンから煙がでてびっくりパニックだよ。車が止まってそのまま坂をバックしてそこで動かなくなったんだけど、パパ保険会社に電話、しかも二回も電話しているしさ」「そしたらレッカー来てくれて、それとは別に車に乗せてもらってへんな駅まで送ってもらってそこからタクシーでホテルに行ったんだけど、あっタクシーでは寝ちゃったんだけどさ」と聞いていて、自分が寝たことまで覚えているのかと驚きつつ「そんなことも覚えてるの?」「だって送ってもらった車で眠くて眠くてしかたなかったんだけど、恥ずかしくて寝るのがまんしてたんだよ」と、

記憶の細やかな情景具合に驚きました。言われて思い出せば、確かに保険会社へは二回電話し、送ってもらう暗い山を1.5時間ぐらいだったか走った車中、途中で眠そうにしていましたが、改めて聞いてみれば子供っぽいと思われるのが恥ずかしかったそうですが眠るのをがまんして、次の移動手段たるタクシーで寝入ったことまで覚えているのには我が子ながら絶句の脱帽をし、そしてジムニー事件が印象深かったのだと改めて認識しました。確認するように問うてみれば「そりゃびっくりしたよ」と感想をこうして9か月経って聞き、なのになぜ「さぁ冒険だ!なんて言ったの?」と聞いてみれば「不安だったけど、少しでも楽しんだほうがいいじゃん」となかなかの積極思考も思いました。「あれなあに?」「人形でしょ」と答えれば「くるみ割り人形だよ」となぜ知っているのに質問するのか、注意が必要です。

そしてもう一つ驚いた会話が、この帰路たる高速の料金所が工事をしており、

それを見たばぁばが「工事早く終わるといいね」とよく大人が思うような感想を何気なしに発したときです。

「ばぁば、それは工事している人に失礼じゃない?」と発します。どういう理屈なのか、どういうプロセスでその結論となるのか想像つかなく、興味を持って私も耳を立てます。

間を置かず続けてばぁばに言います。「工事している人の立場になってごらんよ。ばぁばが工事をしていて知らない人が来て「早く終わらせてください」って言われたらどう?どう思う?」と、運転している私の垂直不動で待機している耳に入ってきます。

なるほど。そのように想像もしたことがありませんでしたが、確かに言われてみれば話の筋が通っています。この日はEF35mmF1.4、最短がなかなか寄れるレンズで肉フォトです。

この週三回目となる、ハードオフそしてブロコンビリー。

じぃじとママのお弁当も用意して、

コルベットのドリフトを楽しむひととき。

ブロンコビリーあと、パパの夜は会社でお若い方といっぱいやる予定にしています。

お若い方との飲みでは、冒頭記した取引先部長氏の言葉をそのまま伝え、どうしてそこまでフルアクセルでやろうと思って頂けるのか、ダイレクトに質問をしてみました。

あまり深くは考えたことはないながら、しかしこの会社が人生と同化しているというか、人生そのものと感じるというか、公私を分けて考えてない、とお伺い致しました。なんと有難いことか、核となるお若い方々がいなければ、今はなく、そして未来もない。そう思い、記すときりがないですが、最たる一つは尊敬することを教えてもらい、20歳若い当時23歳の方にそう思わせてもらったことを端緒に、私の周りの方々への尊敬が広がり日々深まっていくという幸せが激増のドリフトです。

ばぁばのパパやママやグランドばぁばの質問がたくさん飛び、今のうちに聞いておくとして、ばぁばのほうはかなり家柄がよくその説明をしていると「パパとどっちがお金持ち?」と聞かれ、「比べ物にならないよ、ぜんぜんばぁばの生まれたお家のほうがお金も持ちだったよ」と伝えれば、

「それはパパだめだね、もっとがんばなよ」と言われ「会社1,000ヵ所ぐらい作ったら?」「それをやるには世界に出ないとだめだな、パパは無理、あなたが将来やってよ」と伝えれば「一緒にがんばろう、もっとがんばろう、世界一のお金持ちになろうよ、ばぁばも力貸してよ」と我が家のスネ夫氏、負けず嫌いに頼もしく火がついてました。

「パパが帰ってくるまで起きてる」と言ってたそうですが、事務所飲みから戻っての一枚。飲みに出かける前に家で、世の中には年齢に一切関係なく頭がいい人もたくさんいて、すごい天才もいっぱいいて、他方で大人に見えても大人じゃない人が世の中にはたくさんいる、プロレスラーのお姉ちゃんが死んじゃったんだけど「〇ね」「おまえ〇もい」とかインターネットで書き込みをするような大人がいっぱいいるんだよ。と説明すれば「その中に子供もいるでしょ?」と言われて確かにと思いつつ、

そしてotusの朝。ネットで悪口を書きまくる人のこと、そんなの大人なのかなってパパは思うけど、今度は自分が何か言われると「ぎゃーパワハラだ」とか騒ぐ。けど自分は人が死ぬまで追い詰める、その矛盾にすら気づかないでいる大人もいたり、勉強もしないでもっと楽してお金がほしいとか自分勝手なだけのそんな大人に溢れている。『つまりすべての大人を大人と思っていては間違いだ』そしてパパは若いときはそういう人を馬鹿にしていたけど、人を馬鹿にするとブーメランで戻ってきて嫌な思いを自分もするんだけど、今は考えが変わってそういう人たちの生きていく大変さを思うようになったよ、そして何か手伝えることはないかなって考えるようになったよ、だってそう望んで生まれてきたわけではないから、という話しをしてみました。

大人は皆、生きてきた分、仕事ができて、稼ぐことができて、知見や良識を持っていて、多くの問題を解決する能力を持っていて、足りないところがあれば変わり、勉強もして、人はみな努力して、努力すれば成長し報われていく、という大人、いや人間など非常に少ないという理解が私にはありませんでした。かなりの遠回りと無駄なコストも使ってしまった部分ゆえ、大人という概念は多くの場合、幻想に過ぎないというこの理解を伝えていきたいと考えています。

「飲みではどんなこと話したの?」と今朝は聞かれ、部長氏から頂いたお言葉にはじまり、お若い方との飲みながらでのお話し、お若い方々の意識や考えなどを、有難いこととして伝えました。合わせて「パパはあなたの親であり、あなたにご飯を食べさせ、勉強してもらう環境を整えていったり親としての責任がある。同じように今会社で家族も含めて1,000人以上の人がご飯を食べるようになって、これをしっかりと安定して続けてみんなの生活を守っていく責任があって、周りからみると車いっぱいあっていいなぁとか思えるようなところもあるかもしれないけど、そうじゃなくてパパはその責任をしっかりとやるために体はボロボロになるほどに大変だけど、それでもやり切るのがパパの役割なんだよ」とも話してみて、

少ししてから「俺さ、パパとママと会社の人達と玩具にしか興味ない、あとレゴも」と「会社」ではなく「会社の人達」と言った点に嬉しさを思い、レゴは玩具に入っていないのか、小分類が気になりますが、35mm、85mmと雰囲気を撮り比べてみる朝。

「パパ、Aちゃんが大きくなっても死なないでね」と聞き、「去年これと同じバイクの玩具Rくんにあげたんだよ。あとハワイで買ったサスペンションが赤い車も一緒にあげた」と記憶の官房長官からのアナウンスを聞いて、

「あっほんとだ」とトイレットペーパーを溶かして、

溜った水で朝からタイヤ遊びをして、

仕度を整えて、

今朝は何度も何度も、

振り返りながら曲がっていくほど、何度も振り返り登校していきました。