EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

本日EOS R5を使ってまいりました。そして表題の通り、その完成度に感動を致しまして、開発なさった方々に敬意を思いつつ尊敬致し、ここに展開共有を致し、R5のご報告をさせて頂きたい所存です。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

みんカラ殿の環境ではその性能をお伝えしきれない中ですが、まずはこちらを
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

トリミング。レンズもすごいが、ボディもすごい、というF1.2開放からこの解像力を引き出す4500万画素とのハーモニーといってもいいかもしれません。我が子が写る僅か先にいらっしゃる青い服の方もしっかりと確認でき、後ろの木々もディテールを確認することができます。
EOS M + EF28mm F1.8 USM

1995年 9月 発売のEF28mm F1.8 USMにAPSであるEOSMにつけて、換算44.8mmをF2.5で
EOS M + EF28mm F1.8 USM

トリミング。画角も画素も違い、諸条件もあれですが、スマホだと概ねこのような感じが多いかと参考値程度ながら、青い服の方がいるのかどうか分かりにくく、木々のディテールも限界を超えている様相です。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

踏み入れ禁止の柵があり鳥に近づけないため遠影で撮って、こちらも大きくトリミング。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

先ほど何しているへ投稿してしまいましたが、こちらも大きくトリミングにもかかわらず、このハイキーからアンダーへかけての階調が美しく、ダイナミックレンジの広がりを思う一コマです。これも一つ感動をしました。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

これもトリミング。白い鳥、黒い鳥の対比。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

シャッターボタンと言う名称の黒いプラスチックを押すだけで、F1.2の最短気味な極薄被写界深度内にある潤う瞳の中を見ると、ジュースのペットボトルがまるで虹の架け橋かのように綺麗に写っていました。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

瞳AF「人物モード」のままで、ベンチに座っていたところに寄ってきた鳩をカメラを膝に置いたまま適当にレンズだけ向けて、適当にシャッターを押しただけの写真です。動物モードにすれば多くの場面で広範に歩留まり高く、動物も写せそうです。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

近寄れないのでトリミング。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

瞳AF例。無論、高画素なのでトリミング耐性も十分なのでここから切り出して使っても余裕の描写性能。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

瞳AF例。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

EOS R5で撮れない写真はない、
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

と思うほどの性能です。瞳AFが食らい付き続けます。RF24-70F2.8やRF24-105F4であれば、なおさらに楽勝モードになること風のごとしなAF性能に思います。
EOS M + EF28mm F1.8 USM

EOS R5 と RF85mm F1.2 L USM DS。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

どこにいても、どう動いても瞳AF。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

ちらっと見えれば瞳AF。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

開放で連写してもどれもバチピン(追従強モード)。大口径の場合は向かってくる速度の限界は低めかと思いますが、被写界深度をF2やF2.8程度にすればこれは解決され、かつ標準ズームレンズであればかなりの速度までAF追従対応できるものと推察されます。将来EOS R1が発売されれば大口径+開放+近くで+速く向かってくる被写体でも歩留まりが上がるようになると予想します。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

瞳AF例。
EOS M + EF28mm F1.8 USM

今一度 EF28mm F1.8 USMの写真です。古いレンズゆえ収差も大きく、解像も甘いところもあるゆえ、多少レタッチしないと見映えが生まれてこないような一枚かもしれませんが、
EOS M + EF28mm F1.8 USM

そのようなEOS Mの28mmF1.8で撮った写真を
EOS M + EF28mm F1.8 USM

トリミングしたこの質感。どうでしょうか、自転車金属の質感はお世辞にも高品位とは言えないかもしれず、あるいは髪の毛あたりのディテールは確認が難しいかもしれません。
EOS M + EF28mm F1.8 USM

もう一度、同じセットAPSの25%トリミングをご覧いただいたあとに、次の写真、
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

髪の毛が一本一本綺麗に解像し、黒い服の暗部グラデーションによりTシャツの立体感も出ているこちらの写真は、

砂粒も綺麗にしっかりと解像され、靴の下にある淡い影も繊細な階調で優しく表現し、金属の質感も綺麗に出ているこちらをトリミングし、こちらの写真は、
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

瞳AFでバチピンにしてくれている、こちらをトリミングしたものです。キヤノン殿の凄みと気合を感じます。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

公園でお友達になった「将来カメラマンになりたいんだ」というカメラ大好き小学校一年生の子がはじめて触ったR5で撮影したF1.2開放の一枚。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

頭部AF例。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

こちらで注目したいことが、センサー性能の向上と一例としてのハイキーです。写真のような夕日の比較的強いサイド光が作る影は、従前であればもう少し顔の影が落ちて暗くなってもいいはずですが、まずもってこの露出バランスに、恐らくはDIGIC Xによるシャドウの上がり方があり、しかも影の階調も豊かな中にディテールも綺麗で(アップでみれば毛穴もしっかりと写っています)、そして帽子の白い部分はほとんど飛んでもよさそなのですが、
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

分かりやすくするためにハイキーを落としましたが、多くの部分でディテールを残しています。これに非常に驚きました。これらすべて取って出し JPEGゆえ、もう少しアンダーで撮っておく、またはRAWであれば、さらに広範な階調が残ったまま、選択肢の広いレタッチ耐性があることになります。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

ISO32000、SS1/5、F1.2という数値からするとほとんど真っ暗で光がない状態ですが、瞳AFして、かつ手振れ防止機構に頼った手持ち、これだけディテールを残してノイズレスに撮れてしまうカメラは画素ピッチが狭い4500万画素であり、という点も慄きます。これだけの暗所性能の進化は、画素ピッチに余裕があるR6が出て428あたりで、暗闇の草原を疾走する動物写真がお目にかかれたり、千里川夜の着陸写真も一段二段今までとは違う写真が撮れるようになったりと、その広がりが楽しみです。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

もちろんトリミング。RF85mm F1.2 L USM DSレンズのボケは非常になだらかでマイルドなため、
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

同じくトリミングですが、どこをどうトリミングしても自然な様相を出してくる点が一つ特徴や特技と言えるのではないかと感じた次第です。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

ボケがなだらかなだけでなく、極めて高い解像力もありながら、収差もほぼないレンズなので、トリミングしたときの後ろのざわつくトリミングズーム感や、パープルフリンジも拡大してしまうトリミング感が皆無と言ってもいいかもしれません。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

R5、黒の出かたもその階調合わせ、なんと美しいことかと思いました。今までのボディとは一線を画するかのようです。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

とっさの飛び物も、適当にカメラを向けて、あわててシャッターを押すだけで、大口径ですがなかなかに合わせてくれる優れもの。望遠で撮ってみたくなります。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

目の前を鳥が横切ってから「まぁだめだろう」と思ってスイッチを急いでオンにしながらカメラだけ向けて、ファインダーも液晶も見もしないでシャッターを一応切った程度の写真、でこれです。
EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS

「これはかなぶんじゃないよ」と小学生に教えて頂いた一枚。まだ85mmだけでしか撮っていませんが、いろいろと試したくなる極上ボディです。
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Posted at
2020/08/02 01:27:31