
開放近接ぽやぽや、絞ればキリっとする、コニカ HEXANON(ヘキサノン) AR 57mm F1.4、美品7,000円、実用3,000円~のレンズが到着しました。GFXで遊ぼうかと思ったのですが、ARマウント→GFXマウントのアダプターが3万円もするので諦めて、AR→ソニーEマウント2,000円ゆえソニー機で遊ぶことにして、本日のヤクルトです。

ぽやぽやっぷり、そして強い光が当たっているわけでもないのに、偽色大王です。中央付近はマゼンタ系、そのすぐ横はシアン系な偽色が発生している開放の最短撮影。

開放最短。

開放最短のトリミング。このような様子なので、拡大表示でのピント合わせも合っているのか分かりにい開放最短です。

開放のまま少し離れてみると、

少し締まりが出て来るような様子です。

今度は最短から僅か離れてF2。

最短から僅か離れてF2をトリミング。締まりが出てきます。

最短から少しだけ離れてF2.8。締まりを確認できます。

最短から少しだけ離れたF2.8のトリミング。

少し離れたまま、再度開放。

最短付近の開放。どうでしょうか、奥行き感がなく、線が太いまま滲みが大きいせいか背景がペタっと二次元的に私は見えるのですが、これがまたこのレンズの妙味に思う次第です。

そのトリミング。手振れ、風による被写体ぶれもありません。なぜならばSS1/2500なので、ブレようがありません。純粋にこのレンズの滲みと言って差し支えないと思います。なおF1.4のISO100。

開放最短からプラス数十センチあたり、鉄パイプの網目模様も独特なボケ方をして、全体として独特の滲み方が、独特な世界観を作るレンズに思います。

もう一度、最短開放。

そのトリミングSS1/2500。

開放近接。どこにピントが来ているのか今一分からないぐらいのノリですが、これはこれで楽しそうです。

そしてこちらはキレッキレッの三乗レンズ、新品でバレンタインに届きました。世界最高クラス三本並べてみると、なかなかの迫力で壮観です。はじめて海外からレンズを買ってみましたが、国際配送料等オール込で恐らく世界一安く買えたのではないかと思います。明日から使っていきたいと思います。
<追記>

コニカ KONICA HEXANON ヘキサノン AR 57mm F1.4は、こじんまりとしたサイズ感、金属鏡筒の質感ともに好印象に寄与してくれ、描写についてこの優しいトーンを作り出してくれるあたりに、魅力を一つ思います。ときに開放最短では恐らくは太い線が背景の遠近感を消して独特な世界観を作ってくれること合わせ、この個性を素敵に思いました。

散らかって汚れたままの中庭で恐縮ですが、
α7R II +コニカ KONICA HEXANON ヘキサノン AR 57mm F1.4

X-T1+ ミノルタ MD ROKKOR 45mm F2 +クラシックネガ風設定(クラシッククローム改)
それぞれ開放にて。

左:α7R II +コニカ KONICA HEXANON ヘキサノン AR 57mm F1.4
右:X-T1+ ミノルタ MD ROKKOR 45mm F2
当時、後にコニカミノルタとして経営統合することになるコニカとミノルタとで撮り比べしてみました。
コニカに似た社名の創業社長が昨年私の誕生日と同じ日に虹をお渡りになっていたことを知りました。ある点について非常に稀有な才能を持たれていた方で、今でもその点について敬意を思い考え方をなぞらせて頂いております。簡易にいえば今までみたどの会社よりも結束が固い会社を築かれて、バブルに作った社屋の莫大な借金があっても、社員の方々が「おやじを助けるんだ」と口を揃えて発し、その後幾多の不況を乗り越えられてきておりました。精神をすり減らし大変ご苦労もされたと思います。安らかにお眠りくださればと存じます。謹んでご冥福をお祈りいたします。
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Posted at
2021/02/14 20:33:38