
11月上旬、新型レンジローバー
試乗の機会を頂き、このときは標準ボディのディーゼルを乗らせてもらい、これが十二分どころか素晴らしき完成度を思ってきました。しかし現状注文してもノイズキャンセルを始めいくつかの装備やオプションが付かないとのこと。

さて、どうするか、V8オートバイオグラフィーはグローバルで3年分のオーダーを抱え現在受注停止中。今からオーダーできる選択肢はディーゼル公称1.5年待ち恐らく実際的には二年、色や装備によっては3年くらいかかる上に装備が落とされる状態。さらには最高グレード4人乗りとなるSVこれも幾ばくか装備が落とされつつもノイキャンは付きつつディーゼル以上の納車時間の様相。SVは子供を思えばサービスエリアなどで休む際後部座席にて横になれない仕様なのと、後部座席が倒れずアウトドア系がまだあるであろう我が家に若干ミスマッチ仕様ながら何でも経験として、ディーゼルを頼んだ後に追加注文する2台発注プランか、しかも装備減の上にこれから10%も値上げ見込みとのこと、分母2,500を越える10%はでかく、しかし実際に車が来る頃に装備が復調し注文できるようになりそうな気もすれば、プレ値が乗っているであろう装備が落とされていない新古車の出物があったらそれを買おうか、もしくは試乗車の放出を待っていればそう遠くない将来に機会がありそうだ等、少々悩んでいると、

まさかの受注停止中の一台が、試乗から三週間後、正規新車をD様からしかも従来価格という意味ではバーゲンセールかのようにも感じながら売って頂けることになり、
4thを注文した翌日でこれもまさかの連日レンジローバーを買うことになりつつ、3rdも入れると一ヵ月で三台のレンジローバーを買うことになりでしたが、即決で即売っていただき、登録前にお車とご対面もさせて頂き、この子のじぃじが約半世紀前に乗っていたジャガーを眺める機会に恵まれれば、どこかで見てくれているのか、あるいは納車に立ち会ってくれているような、

もしくは「イギリス車のよさがわかってきたか」と言われているような気もしつつ、試乗した日から数えること丁度満一ヵ月、12月上旬の吉日、
朝に土曜日の学校をこなしてから、白石鹿毛と呼びたくなる白馬のような、遥か長く見えるボディがホワイトベースのような、特別に煌びやかな新型レンジローバーP530V8バイオグラフィーロングボディの一台、
納車を頂きました。

10月終わりに日本の港へ到着した一台。新店展示用を販売することになり、社内で販売権をご担当様が引き当てて、売って頂ける運びになりました。

ご担当様のこの引きの強さにも驚きつつ、お声がけ下さり、売って頂き、深謝を重ねる次第です。

経験したことないような異次元に極上な。いや至極な乗り心地。

まさしくリビングがそのまま移動しているかのような、悪く言えば車じゃないような、そもそも新車や車らしき香りが一切せず、高級な革ソファの香りしかせずこれもリビング感を増幅しているのかもしれませんが嗅覚に関する事項までこうも詰めているのか驚愕しつつ「いや~車はここまで来たか」「これはすごい車だ」「こうやって進化してきたか」「これはすごいわ」「おどろきの車だ」「パパもこんなに乗り心地いい車は初めてだ」と何度も言葉がこぼれます。

コインパ式のファミレスPに全幅が入らなかったので、正確にいえばなんとか入れたとすると隣の車のドアが開かない状態になるので、お昼は一旦先延ばしにして、旅の荷物を取りに戻ったついでに、車庫に入れてみました。乗り降りしやすいアクセスモードで車高が下がるので、停車時はレンジのほうが若干低めになりつつ、どちらも
購入店では第一号車となるそうな4年待ち級の受注停止中の車種。並べる機会を頂きました。

新型レンジの第一弾オーダーとしてディーゼルもしくはV8バイオ出物の中古を狙うとするなら、内装は白系、標準ボディ、外装色はゴールド系か黒系を想定していたゆえ、であればと4thは内装を黒にしたので、内装黒、天井はグレー系と、かように内装かぶりとなってしまいましたが、これはこれで楽しみたいと思います。なお、新型バイオの天井革仕様、パノラマルーフの面積を思えば革の存在感がほぼなく素材の存在感が乏しくもったいなく感じるのは単なる貧乏性なだけかもしれません。

自分では選ばなかったであろうこの白いボディに巡り合わせてもらったことと、我が家の用途では必要性もなくまた老体になってきた身では選ぶ勇気がなかったであろうロングボディを与えて頂いたこと合わせ、思いがけずそれらのよさ、たとえば気品ある白いボディに黒いパーツがモード系ぽく感じたり、ロングホイールベースゆえの乗り心地を享受させてもらうこととなり等、有難く思っている次第です。
何度も振り返りながらSA食堂に向かい、
カツカレーを食べました。なお黒いパーツが散りばめられたモード系、ちょっぴり我が子が仕立てた
モノクロ系ジムニーを思い出します。

希望ナンバーが取得装着され、電動ステップやらディーラー様取付分が整い契約から丁度一週間後となる「明日以降ご納車できます」とご連絡を頂いてから、急きょ空いていた「
年内また泊まりたい」と言っていた宿が今年3回目となる中に取れて関越ドライブ、埼玉から見える富士山を眺め、

「はーい、ぼくねまーす」ぐらいの勢いで、

あとで私も後部座席に座って少しリクライニングしたところ絶妙な角度と優しさに思いましたが、ママは「寝心地が良すぎる」と睡眠導入しながら、二人とも安眠モードです。

このレンジが来なければ、ランクル300を手放す決心がつかず、まだ時間を要したであろう、あるいは実際に手放したときにその寂しさも大きかったであろうと思い、まだまだホールドしていたかもしれませんが、レンジローバーの系譜を辿ろう企画、予定より数年分圧縮の前倒しとなり、3rdと5thが来てそして4thも明日来る中に、ランクルが先日旅立って行きました。下手な株や不動産の転売より高いパフォーマンスを発揮する、総じて我が家のベネフィット中央センターと呼びたくなる自動車投資家、現状利確分としてはプロフィット最大のディールとなりましたが、
含み益としてのディールではレンジディーゼルが1千諭吉ぐらいプレ値が乗って即日級で売れていましたので今ならこのV8レンジそれ以上とすると、V8レンジディールこのトレーダーにおける暫定的最高記録かもしれません。

という見方ができるかもしれない中に、ランクルディール結局200%の利回りを、企図せずしかし運を味方につけ我が家のトレーダー達成です。かようなランクル300につき、数日前から日程やり取りしていた中「今日引取りいいですか」とご連絡を頂き、図ったわけではないのにあとで気づけばぴったり
一日たがわず満一年で次へ向けて
走り去っていきました。

重量配分50:50、優しい乗り心地と絶妙なハンドリングが同居したメルセデスベンツS400と、どこへ旅するにも快適かつ豪快安楽に荷物を際限なく飲みこむメルセデスベンツGL550。この子が4歳に
FJクルーザーを選ぶまで、私にとってはこの二台で十分かつ幸せな組み合わせで、これで10年ぐらい、プラスたまに古い中古車1枠を入れ替え暇つぶしと気分転換ぐらいしながら乗ろうと思っていましたが、

こうしてこの子が生まれてからは何台目になるのか、初となるランドローバーの車は「パパ、
ディフェンダー欲しい」と始まって、
ディフェンダー試乗に行ったり、街を走っていれば「あっディスカバだ」などと言うようにもなり、段々影響されるようになり、ママからは「Aちゃんが
ディフェンダー買うまでまったく興味なかったのにね」と言われながら、そしてすっかり忘却の彼方でしたが2021年8月ランクル注文後に「
ランクル一年乗って、レンジ買う」発言、記録を見返して過日知りましたが、これが現実化し、

あれやこれやと、この子がいなければまだ前々モデルになってもSを乗っていたと思いクルマに対しての興味や期待もなくなっていましたが、まったく知らなかったラダーフレームにオフロードの世界や、ウィンチの強さ、あるいはチェアリングでゼリーやヨーグルト、アイスクリームを食べて過ごす出先でのリラックスなひと時、そしてこうして想像を越える技術と執念の結集にまた出会わせてもらうことができました。

技術と執念の結実ぶりは、知る限りのあらゆるジャンルにおけるプロダクトにおいて、秀逸が突き抜けている仕上がりに思います。

どのようなプロセスを経るとこのようなプロダクトが出来るのだろうか、インド資本が「いいよ、好きなように思うようにやってください。ぜひいい物を作ってください」とイギリスのメーカーに伸び伸びと仕事をさせていることが一つ大きな要因なのか、「これにこだわらなくとも売り上げに影響しないだろう」「ここは見えないから安い材でいいよ」「お前はバ〇か、こんなところ気にするユーザーなどいない」「エビデンスはあるんですか?」などの一般的または日本の発想ではこの新開拓と熟成が織り成す完成度は生まれて来ずに思い、

近年のランドローバー社の成功、それはイヴォーグあたりからの販売台数や、昇華レベルに向かっているブランディングという成果をもたらしている要因なのか、今般の値付けに関して「レンジでこれ?」もしくは平時的には「ランドローバー全般、怒涛の値下がり思えば、買う人ほとんどいないのでは」と思う殊に最高グレードでのプライスでしたが、

次へ繋げて行く確固たる意志と勇気ある、しかし自信もあるであろう挑戦的なマーケティングを感じ、乗ってみてそれがけして高く感じない企画や技術、サプライチェーン等のチーム総意と裏付けがあり、

「とりあえず白人が乗ってる絵を見せておけば、日本人は勝手にいい物と思ってくれるんすよ」という電通のおにーちゃん主導型的発想と油臭さを消し去りたい作り手のおじさん達とがどこか分断した昭和の表層的マーケティング、いやハリボテ演出とは異なり、

この美学すら纏っている、イノベーションすら思う突起物を排したデザインとそのこだわり、アイデンティティみたいな塊はしっかりと残し先進性ともいえる斬新さが芯からふんだんに取り入れて、かと言って変なまたはアニメのような近未来感ではなくリアリティそのものにも感じ、

あれやこれや総じてこの仕上がりという、この一手に驚愕を思いました。つい一~二ヵ月前はぜんぜん興味なかったのですが。

一方で、いまおじさんが滅法に欲しい車は日産ノートオーラ4WD紺色です。

これも、部屋についてまっさきに「パパのコーヒー淹れたい」と言ってくれる我が子の影響ですが、欲望増幅装置youtubeによってマシマシしてしまいました。

せっかく来る4thも乗りたく、5thもガンガン常用したく、3rdも整備しながら10年は味わいたくゆえ、思えばこれも
エアサスなA6もありつつ、急ぐ理由はないわけですので来年半ば以降の楽しみにしておきたいと思います。

「
最後の一部屋だったよ」やクーポンとポイント引き後のこの部屋の
価格を把握している、トレーダー、

全プロフィットはどれぐらいなのか、あれやこれや合わせると新型レンジV8バイオグラフィーぐらい稼いでいるのかもしれず、という意味ではこの子の稼ぎで、この子に乗せてもらっているという一面もあるかもしれません。

このレンジも今売却に回せば、累計総計するとレンジローバーSVにフルオプションな一台丸々分のプロフィットになるかもしれない仕事をしているこのプロフェッショナル・マネージャー、
いつものところに
今般もレンジを止めさせてもらい、ばぁばに「納車されて温泉ドライブへ来た」ことを業務報告です。

ふと思うと、ディフェンダー買掛分や、BMW、フリード売掛分、このレンジプレ値分等、すべて合わせると
現状1億諭吉に届きそうな勢いで、この自動車投資家の運用規模になってきました。冷静になるとちょっとやり過ぎ感があるので、クールダウンが必要かもしれません。

というわけで、知らぬ間に小学三年生で1億円の自動車ファンドを運用する、ファンドマネージャーになりました。

株主優待かのように、乗車優待が最たる報酬であり、ディーラー様でのやり取りや、あるいは相手様に敬意と尊厳を持って接する様相含め、多くのメーカーの考え方に触れることが、この小さなファンドマネージャーの大切な利得ではないかと考えています。

お
風呂でレンジの話しをして夕食を頂き「あぁレンジ見たい」「あぁレンジ乗りたい」と何度か呟き「パパ、レンジローバー見に行かない?」「もちろん。いいよ」「パパ、ちょっとだけドライブいかない?」「もちろん。いいよ。
あそこのコンビニまた行くか。その代わり帰ってきたらお風呂で体温めてよ」と、
1歳になる前から得意としてきているローボールテクニックを聞いて出動です。

寒空の中、すぐ近くですが目的地に到着です。

やっぱり何度も何度も振り返りながら、

カルパスを箱買いしようとすると「
前にいっぱい買っただろ?」となぜか逆に叱られて、
秘密の立ち読みもして、

「風上に前がなるように車動かして」と指示を受け、

チェアリングをしてしばし過ごしました。

これが
買えた喜びや、
車談義をしながら、

次はポルシェあたりに乗るか、しかしこのレンジあまりの出来のよさに「免許取ったら、これの新車乗りなよ。パパにも買って」「(もっと歳とっても)ロングでいいの?」と
何度目かの投げかけをして、

冷える夜、「フロントのところで待ってる」と聞きながら先にホテル前で降りてもらい、定位置に停め、

部屋に戻り、

お風呂へ体を温めにいきました。一旦これを前編備忘録とし認めて、

過日はお若い方が出張に行っていた広島へ、
ママばぁばのフィットを引取りにいきましたが、明日は同じくこれもたまたまですがお若い方が出張へ行っている地へ、おそらく明日新幹線上り下りですれ違うであろう、4th引取り納車の旅です。