Leica M11 + Voigtlander ULTRON 35mm F1.7 Vintage Line Aspherical VM

鰻店。私にとって商売の師匠その一人であり、商売の神様であり、先生でもある女将様。父上の代から数えて50年以上、大将殿と共に商売の大先輩であり、大成功者であり、感謝の心、その在り方はじめ、尊敬致し、電話の切り方一つ心意気を真似をするところから、その昔TTPしてみました。

という私にとっての聖地巡礼へのお使いがレンジ3rdのラストミッションとなりました。あぁいい車だったなぁ、これは売れてほしくなかった。というと「まだ言ってんの?」とママに指導されますが、「もうちょっと高くても売れてたな。ごめん」などと我が子から聞きながら私の値付けより高い我が子の値付けで予想外の早々に旅立つことになりました。SUVだらけになっているので、整理が必要だ、と自らに言い聞かせます。

車がお腹いっぱい、そもそも車はもう卒業したあとにこうして我が子の感性を育てようと車を10台以上買って来たり、バッテリーをあげたりしてきて、あとは免許取ってからやってくれと思うぐらいお腹いっぱいなのもあり、何なら1台で十分な心境です。でもこれは残しておきたかった。

なかなか無いのではと思うぐらい内装も外装も綺麗で10年は乗りたかったですが、これと同等の優しさや品がある寛容さみたいなのを感じるのが新型ディフェンダーです。いやそれでも「LX570がいい」とがんばっているのですが、多勢に無勢ディフェンダーにつき「こっちのほうが若々しい」とママから言われれば反論はできない事実レベルに思います。

我が子を自宅でピックアップして、鰻とともにばぁばのところへ送り届け、自宅へ戻って車を仕舞ったあたりで天ぷらが油のお風呂から揚がってきて、自転車のかごにママが揚げてくれた天ぷらをセットして、

ウナパー開催。

「そう、まいちゃってんだよ。Hちゃんみたいになるかな」とすね毛が立派になったことを指摘すれば、憂いていて、

いつもの足湯、洗うの2回、お湯をかえてマッサージ1回、とメロン。ばぁばの愛情をもらい、
1DX + EF100mmF2.8マクロ

お持ち帰りのうなぎが、やたらに美味しく、以前より格段にお店で頂くのに遜色なく近づいていると思えば、水滴がつかない蓋の容器に変更されていて、こうして容器一つ50年以上商売していても甘んじることなく見直し、時々山椒やら、箸やら、随所に見直すのを見てきて、これまた天晴に敬意を重ね、勉強をさせて頂きます。
Xperia Pro-I

我が子が生まれてから本格的にカメラというものを始めて、そして好きになった花であり魅せられるようになった被写体、あじさい。雨が好きなのも手伝って、この季節が待ち遠しく思います。と我が子が習い事の合間にあじさいを見ながら夜ご飯を済ませたり、

ママと朝食兼昼食に出たり、午後我が子が帰宅してきてゲーム中な部屋の向こうからなんかボソボソ聞こえ独り言かと思えば、金曜夜に冠水ドライブへ行くことになりお泊りが頓挫し、翌土曜日は甥っ子達と御飯もしたりで夜遅くなり、日曜日は熱が出て、ばぁばのところにお泊りへ行けなかったので「泊りにいけなくてごめんね」と電話をしている声でした。

という電話をしていると声量が上がり「ぱぱ~?ばぁばが山〇湖に360坪の物件あるって」
Leica SL2 + アポズミクロン50F2

私が「いくら?」と聞けばそのまま「いくら?」と電話でばぁばに聞き、「300万円だって」と返ってきて、同様に「安いな。山〇湖のどのあたり?」と言えば「山〇湖のどのあたり?」とばぁばに伝えていて、続けて「借地権だって」と返ってきて、「借地権じゃいらないな」「借地権ならいらないって」「建物は未登記だって」「いらないな」「いらないって」とこうした我が子をメールボーイ的に通すやり取りが面白く思った日があったりしつつ、見てみると借地権の管理地別荘一千万円前後から同後半でも市場に出ており、やる気ある人なら少し儲かるか、もしくはお買い得かもしれません。
EOS R5 + RF28-70F2

自分で書いた英文を「あっこれはグーグルね」と説明してくれながらアイフォンで翻訳している小4生、時代を思います。自動車も、パソコンも、電子部品も、マテリアルも、ゲームも最終プロダクトとしては言語に依存しない領域でかつて日本が伸びてきたと思います。言語に依存しないもしくはシンプルな機能が本質である一部のアプリは除き、結局は言語に大きく依存するOSに始まって、多くのWEBサービス、ソフトウェア等、英語で英語圏へサービスインしないとスピードからして勝てる見込みは一切なく、あるいは単なるネットサーフィン一つにしてもこれら言語に大きく依存する分野では日本は台頭が厳しいのではないかと思われる中、翻訳機能の著しい進化が見込めるところですが、自らが直接文献に当たれること含め、あるいは翻訳を介さない相手の感想を生で感じること合わせ、英語の土台を持っておくことは重宝するシーンが増えて行くような気がします。
GFX50R + EF50mmF1.2

「パパみて。俺が撮ったやつ」と、ゲーム内で撮った車の写真を見せてくれ「だいぶ前に和室でやっていたときに撮ったやつだ、懐かしい」「そうだよ、始めの頃」と思い出の共有がまた有難く、そうこうしてあっという間に一週間が過ぎて行き、
EOS RP + RF24mmF1.8マクロ

一週間日程をずらしてもらった祝ディフェンダーの納車を頂きに向かいます。コロナの影響でタクシーの数が減っているのか、なかなか乗れませんでした。ちょっと遅参してしまいつつ、

何台目になるのか、いつものように押印をお願いします。何も言わなくとも判子の上下をしっかりと整えて、慣れたものです。

新型レンジローバーと同じ鍵、同じ箱、同じキーホルダーを受領させてもらいました。率直に、一週間前の納車予定日だったときから家族全員まったくわくわくがなく、最初の予定日に行けなくなっても残念感もなく、待ちきれない感もなく、どころか4月1日には納車を頂くことも可能だったところ、D殿もそのほうが都合がよいとのことで、手持ちがあり過ぎて二カ月半も遅く受け取る始末で、

そしてこの日も、前日も、楽しみ感もやはりワクワク感もなく、重い腰をあげて「しかたない、行くとするか」ぐらいの様相でした。さらにいうのであれば中古の安いレンジ3rdやアウディのほうが楽しみだったのが不思議に思うくらい高揚感なき理由は全般的に、車にお腹いっぱいになっていることに加え、ディフェンダーの上位互換と言っていいのかだめなのか、ランドローバー最上位車種レンジローバーしかもV8が先に思いがけず我が家に来たことがあり、

より上質な内装、より上質な乗り心地、より上質なフィールと出来栄え、世界観を体感してしまったのであろうと想像される、期待感の喪失もあったかもしれません。しかし、しかしです、

実際にご対面して、触ってみて、乗ってみると「これはいい」とテンションがじわじわと急上昇していきます。

納車日をピークにあとは下がっていくだけの高揚感ではなく、どん底から上がっていく、そしてさらにジワジワ上がっていく高揚感とワクワク感、そして満足感。をディフェンダーはくれました。「でもやっぱりレンジローバーのほうがいいな」ではなくて、
小声で言うと「レンジローバーよりいいんじゃないの?」とすら思いました。

ディフェンダーよりあとに発表発売された最新のレンジローバーを体感してしまったゆえに、今年2月になる前後ぐらいまではノーペナルティでキャンセルはできるみたいだけど、せっかくだから一カ月だけ乗って売ろう論が我が家で支配的でしたが、実際に乗ってみるととんでもありません。これはいい。試乗では分からなかったあまりのよさを予想できなかった中に、LX570旗艦論を見ていたような気もします。

後日、LX570に乗ってみることになるわけですが、それと比べても改めて乗り心地は格段によく、いやLX570もとてもよく独特の味や重厚感やお前はユーラシア大陸かと思うセンターアームレストがもたらす安心感、リビング感などがたまらないと思いますが、室内の雰囲気合わせて、ディフェンダー我が家のお気に入りとなり、家族で虜になりました。

この日、ディフェンダー三台とすれ違い、うち一台はまったく同じカラー、

お菓子まで頂き感謝いたしつつ、

素敵なディフェンダー日和となりました。

思えばすべて当時まだ小2だった我が子が営業様からご教示頂いたり、コンフィギュレーターで選んだりしたグレード、外装、内装、装備ですが、と思うと歳月の最高速度がやはりリミッターカットされているのか恐ろしくなりつつ、

選んだグレードでは当初希望していた内装に白を選べず、妥協的にこのタンカラーにしたのですが、納車時「これもいいねぇ、いい色じゃん」と、気に入った様子で、加えて素晴らしいのがこの満タン航続距離。LXでは東京大阪片道で一回給油が必要ですが、ディフェンダーディーゼルはうまくやれば途中給油なしで東京大阪の往復ができそうな気配です。

「ステーキ食べたい」と向かうことにします。

お酒を飲めるようになったり、ノートPCを持ち歩いて仕事するだけでうれしい年ごろがあったように思いますが、同様に思い返せばガソリンスタンドへ行くことも大人の階段をちょっと登ったような気がしたり、夜のGSに居るだけで旅情を感じれた年頃もあったかもしれませんが、年を重ねるほどに、ガソリンスタンドの単なる億劫度が増していくような気がして、しかも最近のGSはポイント「貯めますか?使いますか?」「クーポンはありますか?」「油種は?」「量の指定はある?」最後は「キャップは閉めましたか?」「忘れ物はありませんか?」やら質問確認攻めにこれがネオ年寄りにはもう面倒で、一回でも押し間違えると振り出しからになり、ポイント用カードと支払い用カードまたは現金もしくはお釣りも機械でこれらもせせこましく気絶しそうな勢いで、給油頻度が減るのは大変有難くと思ったり、

ディーゼルとこの車のキャラクターがまた合っているような気がして、さらには子供を乗せていると出だしの急Gは避けたいところですが、アクセルワークに気を使うこともない頃合いでスムースに乗員へ優しく発進してくれて、トルクの出方と伝わり方にとても好感を思いました。

いつも盛り付けてくれる我が子スペシャルサラダから頂きます。こうして「俺がパパのやっていい?」なんて言ってくれるのも今だけです。あぁそれが寂しい。

新型レンジローバー納車を頂いたときもここへ来ましたが、横幅的にここのパーキングに止められなく断念しましたが、今回はいいところが空いてました。レンジ5thはコインパの配置が狭めだとそもそも入ることすらできないときもあり、あるいはレンジ4th合わせ、物理的に一旦止められてもドアが開かない=隣の車も乗りこめなくなることがあって駐車をあきらめざるを得ないのが難点でした。これも横幅はありますがレンジよりは若干スレンダータイプかと信じたいと思います。

ランチを食べ終わり車を発進させると「ありがと」だなんていうので何かと思えば、ちょっと遠回りが必要なのにステーキ店にわざわざ行ってくれてありがとうの意でした。そんなことも気配りもするようになってと思いました。

現状での納車はアナログメーターになるケースもあるそうですが、デジタルメーターだったとのこと、LX570等アナログメーターであり不足に思ったことはなく、むしろアナログメーターも好きなのでまったく意識せずどちらでもいいと希望なく思っていましたが、なるほど、アナログだとナビ等をメーター内に表示させたりできないということかとおじさん理解すれば、デジタルでよかったかもしれませんが、でもやはりアナログでも、どちらでもよかったかもしれません。

電子制御のエアサスゆえ、車高調整や悪路の各種モードがついているのですが、レスポンスがよくなったり、足回りが一段硬くできるスポーツモードがついていません。高速走行において好みに合わせられるよう任意にもう一段硬くできればなおよいのかもしれませんが、マイナーチェンジ時に譲る追加機能となるのか、

しかしそれがなくとも低速、中速、高速つまりは全域で、実に乗り心地が良い絶妙なセッティングを思います。

おおっと、レンジで見慣れていた我が子が大好きなまさかのエアクオリティ機能もついてました。ナビの大きさもレンジローバーと比して小さくなりますが、何ならLX570はもっと小さいですがそれでも心地よいぐらいなので、むしろ丁度よく感じ、そして何よりいいのが物理スイッチがレンジより多い点は操作性がよく、ストレスフリーに資するかと思いました。あとレンジの大きな画面は、暗所対応にうまく対応しないときがあり夜間突然眩しすぎる場面になったりしたのですが、ディフェンダーは今のところ昼/夜画面の切り替わりが適切です。この個体がどのイヤーに該当するのか忘れてしまったのですが、23.5Yモデルとかで修正改良されているのかもしれません。

足回りのよさを格段に思う車ですが、そもそも個性的なデザインを実現した前後オーバーハングで重量配分が秀逸なのかもしれません。視座が多くのSUVより一段高いのにピッチがまったく気にならず、ロールもまるでセダンに乗っているようで、これはトルクの性格と合わせて、SUVの中で酔いにくい車だと思います。と見てみると直4モデルだと前後重量配分50:50、V6ディーゼルモデルで52:48とSUVでこのようなバランスドがあるのかあまり聞いたことないような気がしますが、秀逸な前後重量配分の車種なようです。とさらに見るとレンジローバーもV8でほぼ50:50を実現しておりしかしピッチが気になったので、とすると素性のよさその上にいいセッティングの成せる技かと思いつつ、BMWのようにあまり大ぴらに宣伝しないところにこっそり力を入れていてなかなか面白いメーカーだと思いました。

車線逸脱防止システムは何かのセンサー数が違うのかセンサーユニットが別物なのかなぜなのかレンジのほうがレベル2としてまぁまぁ使えいい動きをするかと思いましたが、その点ディフェンダーはレベル2はムリゲー的に思い様子を見たいと思いますが、

実にいい車、実に素晴らしい車です。快眠モード、

からお目覚め頂き、我が家のディフェンダー処女航海、この日は家を出る前から、泊まりじゃなくて日帰りで温泉「天成園行きたい」ということだったので、新型ディフェンダー納車日ドライブ先、

箱根に到着です。

この日は混雑していて日帰りは第二Pのみと指示を受け、空きが一台、頃合いよいところに止められました。

この先、なんだか専属カメラマンの必要性が減退していくのではないかという危機を思う自撮りを見て、

ママは先にお風呂へ向かい、ここともう一カ所で餌やりをして、アイスクリームを食べてから、ゆっくりと新緑の木々、その香りを楽しみながらリラックスして、お風呂をしました。

浴場に入れば「ここひんやりするシャンプーあったよね」とよく覚えているなと思いつつ、久しぶりの温泉、久しぶりの自然の中でのお風呂、久しぶりの日帰り温泉、久しぶりの天成園、とても気持ちよくリフレッシュできました。清潔感的な信頼性としてはここが随一に思いながら、

「あっこの間走らせたNゲージのロマンスカーだ。ロマンスカーってグリーン席あるの?」「全席グリーン席扱いで、自由席がないんじゃないかな」と、一回ロマンスカーで箱根に来たいと言われて早数年、ロマンスカーは毎度一駅だけで幾度か乗りましたが、これに乗って新宿発でロマンスカーロングでまだ旅ができたことがなく申し訳なく思いつつ、

「羽田いける?」「あっタンタンメン?いいねぇ。行こうか、寄れるよ」「じゃ始めのプラン通りってことで」と、行きに羽田は遠いのか聞かれていたので、

泊まりでなく日帰りという基本骨格から、ステーキ、天成園、元祖ニュータンタンメンと、全行程この子のプラニングで通すことになったディフェンダー納車日ドライブとなりました。

ママが飲みの日、ママの帰りが遅いとご立腹していた話題をママへ話せば「パパとママが出かけていると『大丈夫かなぁ』ってなんか心配なんだって『とくにパパが心配』って言ってたよ」と、

自転車で二台走っていても、後ろを走る我が子から「ほら、そこ気をつけろよ」「大丈夫か?」だなんて言われてしまいどっちが親かわからないこと合わせ、何が頼りないのか、危なっかしいのか、模索しつつ気を付けたいと思います。

繰り返しになりますが、先に予定すらしていなかった新型レンジローバーに恵まれたため、ディフェンダー熱がすっかり冷めてしまい、その一環で、

最終Dオプの確認を頂いたときどうせすぐ売るし的要素もたっぷり含め「うーーん、いらね」と、屋根の上に取り付けるルーフキャリア、ルーフキャリアへアクセスするために車体横に取り付ける純正はしご、加えて車体横につける収納BOXを不要だとのことで、「じゃあ収納BOXだけつけようか」と私から提案しこれが残りましたが、

BOXもいらなかったかなぁと発すると「BOX簡単にはずせるよ。上のネジはずせばすぐ取れるよ」と何でも認識しているなぁと思いつつ、、ルーフキャリアは装着せずで正解だったかもしれず、高さが抑えられた結果、予定外に自宅に止めることができました。おかげで運用しやすく稼働頻度が上がりそうです。

最近のは知らないのでまだ電子式でない頃のアルピナのような絶妙なというか、猫足系も入っているというか、いや実に絶巧に巧妙の絶妙なセッティングを繰り返し思います。

そして初めて聞こえてきたのが「このホイールかっこいいなぁ」と、

無論、これも自分で選んだホイール、扁平過ぎるのは好きじゃないという感想も当時聞きながら、つまりまだ小2のときだったということになるのか、当時私が何度も選択肢の中から選べる最大インチを推奨したのですがそれになびかず選んだインチにホイール。これとの相性もよかったのかもしれません。ちなみに歴代中アウディのホイールもなかなかかっこよかったと聞こえてきてもろくに見ていなかったので覚えてすらいませんが、

来週あたりはこれで仲間の姫達とお出かけも決まって、

「うわ~GXかっこいい。けど内装はランクル300みたいだな」だなんて言うようにもなって、

「これならかっこいい上に、内装もいいディフェンダーのほうがいいな」とまでも言うようになって、

結局GXになびかず、

帰路のコンビニで車高調で遊び、リフトアップ状態とその過程を目視で確認し、

車中泊もしたい、とも聞きながら、

バックドアは上下に分割のほうが、雨宿りしながらチェアリングしてアイスを食べれたり、何かと便利ではありますが「タイヤがついてるからしょうがないんだよ」と弁護を聞いて、

「5年は乗ろうよ」と言われていますが、

LX570案は廃案の憂き目にあうのか、

少なくともしばらくの当面はディフェンダーにお世話になりそうです。