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ドライブへ行こうのブログ一覧

2018年02月17日 イイね!

2017年 11月の草津 前編

2017年 11月の草津 前編





旅へ出る前に、一仕事。11月草津の旅を忘れていました。





弊社で働くお兄ちゃんへ届け物です。




社会に、仕事に、少しでもかかわり、空気を見て、大人のやり取りを幼いうちから当たり前の世界にしていく取り組みの一つです。



幼い時から思春期も、大人の世界にかかわることは、社会に出た時のスタートダッシュも違えば、機微を少しでも知り感じられるようになるような気がし、けしてマイナスに働かない、そう考え、あるいはパパもたくさんしてもらったことを、してみようという継承の一つかもしれません。





ファミコンも楽しかったですが、自身としては頭が柔らかくイメージフォルダが作りやすい小さいうちから株式投資をしてみたかったと振り返り思います。アドバイスを頂いたこともあり、合わせてあなたには小学1年生から株式投資を通じて、社会やお金、銘柄すなわち多くの事業、金融の仕組みについても学んでいってほしく考えているわけですが、道中、資本主義とはなんぞやと、つまりは人々が生きていく仕組みについて考えるときもあるやもしれません。




容姿端麗な方、情報処理が秀でている方、手先器用、事務得意、運動能力や筋力が秀でている方、あるいは尖った性能の持ち主、実に様々な人が食べていくグランドデザインの壮大さを思い、あるいは何かが幾ばくか足りなかったとしても、適材適所をすれば十分に食べていけ、もしくはこれらの環境を作ることを微力ながら実行またはその手伝いができれば、それも立派な社会貢献かもしれません。待ち合わせ場所で待っている間も、何枚も。いったい何枚撮れば気が済むのか、愚問を自問自答はしないことにしています。



仕事の手伝いもしてくれ、皆から特段に可愛がられる元ネットカフェ難民だったお兄ちゃんとお話もしてもらった次は、




停めたナンバーのチェックに、清算業務です。隣接する保育園のお友達に手を振ってバイバイをし、



次は書類を一枚取りに例の辺鄙な事務所へ寄りました。



自ら開設に関わってきた事務所は、必ず日の当たりがよいところ、そして駅からほど近いアクセス至便を心掛けてきました。前者は明るく光に溢れ気持ち良くエネルギーで満ちていくことを期し、後者は人が立ち寄りやすく、集まりやすいように配慮です。



MAするに際してのハッタリと自覚しつつ、振り返れば虚栄もあったと思います。30歳で高層階、30代で全国主要都市に幾多の拠点、支社が当該地方でベスト100程度ですがランクインする規模にも入り、プライベートオフィスでは内装費もしっかり計上し、と一方でがんばってきたとも思いますが、



これら一通り遊んでみた結果もあるのか、今やそのようなことはどうでもよい分類となり、あるいは業績向上にオフィスの新美端麗は一切関係なく、むしろ賎陋なほうが収益には貢献し、どれだけ利益が出ようとも、引き続きローコストオフィスを心がけます。と、写真を撮っている場合ではありません。このあと温泉にも行きますが、



実は1~2分ほどのつもりで路駐中でした。




さっそうと乗り込み、




結果論として旅行用となっている車に乗り換えて、ママと荷物を載せて出発です。





目指すは群馬。



多忙につき断片的に少しだけ感じたような気がした、2017年の秋でした。




定点観測重点地区。観測を始めて早1年。まるで時が止まり、一部在庫が変わってない風合いも見受けられつつ、ひょっとすると置物かと思いカーセンサーで確認すると、なかなかにいいお値段の売り物でした。





今では一献数千円でも高く感じますが、法外に売れた不動産のあぶく銭で毎晩100諭吉飲み蕩児に変貌するのと同じく間違ったお金の使い方、その一つかと思いますが、中古も含めながら一度に10台超の外車を保有したり、とっかえひっかえクルマを買っていた頃は、コスト削減で本気で中古車屋、もしくはディーラーの経営を検討したこともありましたが、カメラ屋に写真館の経営はうっすらとしか考えたことはありません。ちなみに蕩児になったりいらぬ高価な物を余分に買うのは、お金の使い方を知らず、どうしたらよいかわからず、あるいは人間性と器が足りず、もしくは弱さなのだと振り返って思います。






そういえば営業車を一気に仕入れたわけですが、台数が多いとガソリンスタンドから受ける、営業も桁が変わってきて、このような世界もあると知りました。お得な洗車券、200万円分が50万円、という営業を受けましたが、これもスケールを大きく考え、旅客機の洗浄代を思えば安いではないか、と意を決し6万円ほど購入しました。






いずれにせよ、売るより買うほうが幸せと楽しさを享受でき中古車店の経営は甘くないと思うわけですが、どのような事業もしくは日々、何をするのか、これを決めるのは、非常に大切な仕事ではないかと考えています。




微細も含め25事業を一気に営んだこともあり、撤退したのも含めれば30事業以上は数えるかもしれませんが、始めの土台以外、当該事業をやるという意思決定、そのほとんども後進任せにしてきました。



気が付くと新しい事業を多くはMAを皮切りに始めている風体でしたが「収益性は十分か?」「成長性あるのか?」と当時それがないことを分かりつつ、しつこく質問はしていましたが、その答えも含め任せっきりにしていたかと思います。



今のビジネスは一年ほど吟味して、検討に検討を重ね、人任せにせず、自ら動き、自ら情報も集め、土台も整え、



気が付けば当時、私が改めて任命させていただいたボスとそりが合わず自宅勤務扱いになっていた今や同志と思う、後進の生きる道も作ろう、と声をかけ、近所の居酒屋で事業の説明をして、よし一緒にやろうとスタートしました。




検討中は医療系や、お世話になってきた方々からの応援で通信設備系も検討しました。ちなみに最先端医療を携えレントゲン設備も備えた病院の経営も法人トップを送り込む形でしたことがありますが、院長の滞納ぶりに驚きつつ、ど素人による病院の経営というのは非常に難易度が高い部類で、その点もトヨタはすごいと思った次第です。




という経験もありつつ、道中、これはすごい仕組みだと驚愕とセットで30院を経営するオーナー医師が引退し、子には引き継がず閉院し蓄財とともに海外移住するとのことで、その父親と知り合いだったことから情報をキャッチし、譲渡を受ける話しを進め本格的に検討している最中に、今のビジネスに出会いました。




蓋を開けてみれば収益性も悪くなく、成長性も今の日本を思えば著しく見込め、庶民が狙える唯一のインフラ寄りではないかとも思い、




過去日夜持ち込まれる投資案件含め検討したことある事業を数えれば100や200では効かないと思いますが、



今まで見聞きに加えてやってみた事業の中でも際立って面白く思います。




27歳ぐらいだったか、お店も経営したことがありました。BtoBの経験しかやったことがなく、BtoCと店舗経営というものを経験してみたいという動機です。加えて若かったのでお店も趣味で経営しているというのが格好いいかもしれない、という不純な動機もあったかもしれません。苦労した割には初期費用だけ回収して2年で閉じました。





などなど、さらなる失敗も多分に伝えつつ、この子には私の比でない大きな事業を営んでもらいたいと考えますが、その土台は用意できるようがんばりたいとも考えています。





この旅はライトな装備で、





この二台のコンデジとしましたが、振り返れば疲労のなせる技だったかもしれません。






つい最近のはずなのに、ずいぶんと遠くに感じる過去をスマホ写真で話題にしながら、家族のひと時を過ごし、





「草津はお湯がいいね」という大浴場へ。




昨日は故障かと思い携帯ショップへ行きました。同じ4歳児がいる綺麗なお姉さんがプランニングしてくれ、夫婦ともどもいくらか分かってもいない我が家の通信費、年間14万円も安くなりました。一部始終を家人へ簡素に伝えれば「よかったですねー」という声は綺麗なお姉さんにかかっているものと思われます。夫婦とも今の番号を20年以上使っているとのことで、そのような時代かと思いつつ、年月も感じる次第です。




携帯の契約代表者は家人となっていますが私の番号についても請求が一緒でいいのか、二度ほど確認をされましたが、問題がある事案も世にあるのだろう、そのような配慮をする必要がある職種なのだと、社会勉強もしながら、「ここばぁばとオセロしたところ?」と過去の記憶と思い出がよみがえる瞬間。





また道路と橋を造るそうで、本業にしたいところですが、元受という既得権益の一つに食い込んでいくのは庶民には高いハードルです。






この子が生まれ、この子の存在感を知ってから、すべてのことに興味を失ってしまいました。が、かろうじて仕事への興味は戻ってきたので、一安心です。





そして段々と興味は復活していき、共に働く仲間達の幸せや充実した人生、あるいは夢もあるゴールを目指し再出発するまでに、なまった体のリハビリも進んできました。




加齢には勝てず、体力の低下は最大の難所な日々ですが、若い方達が思いのほか寄ってきてくれるのは想定外で、まだまだやれる、という気概も頂いております。



男たるもの45歳から55歳が最も脂が乗る、という頂いた言葉を信じ、あと三年後に突入していくまでに、舞台を整えていきたく、





55歳の声を聞くころには、子供も増やしてくれるやもしれぬ軍資金とそのレバレッジで1,000億ぐらいは遊べるところまでいける人生となるか、儚いノンレム睡眠で終わるのか、あるいはそれ以上させてもらえる北アルプスぐらいには登れるのか。



この冬はじめての雪に出会い草津の眠りにつきました。




明けた朝、空だけレタッチしてみましたが、やりすぎました。



朝のコーヒーを挽いてくれ、



朝日を浴びて、澄んだ空気を肺に入れ、




まずは朝風呂に向かいました。




本当にどれだけ撮れば気が済むのか、なんでたくさん写真を撮るか分かるかを問うてみれば「だってパパAちゃんのこと大好きだから」と一定の理解は得ているようで、




お宝に遭遇です。






体操のお兄さんが出ているなんとかという番組、うるさいから消してくれという要望。代わりに集中したいのは「加藤君みたい」という呪文とともに4×4マガジンの動画という日々。渋いセレクトに心配になります。案外に子供の中でロングセラーが続いています。





最近はレーシングカートに興味も持ちつつ、安全面から家人は消極的、私は楽しみだと思う一方、やはり心配もぬぐい切れません。もう少し考えてみます。



Aちゃん今日恰好よくして出かけるよ、新幹線の靴下履く、という宣言とともに、





これからお出かけをしてきます。





つづく
Posted at 2018/02/17 10:08:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 群馬ドライブ | 日記
2016年05月22日 イイね!

早い紫陽花を撮りにドライブへ行こう。  川場散歩3/3 数百年もの

早い紫陽花を撮りにドライブへ行こう。  川場散歩3/3 数百年もの









  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

散歩をしていると、弩級な紫陽花に出くわしました。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

恐らく一株物です。でなくとも数株。丁度いらした方に声をかけたらデイケアなので分からないとのこと。




  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

散歩していて知ることになりますが、ここら辺りはこのような早く咲く白い紫陽花が点在していたのですが、この紫陽花も分家で、本家の紫陽花は、川場豪農桑原家の庭を源流とする、恐らくは個体としては何度も代替わりもしているのかもしれませんが、数百年もののようです。株を分けた人間模様の歴史を想像してみると面白いものです。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

いずれにせよ生命力が強い紫陽花一派です。と、誇張気味に想像も含めて当地の機微を想ってみたり。ちなみに一株あたりのあじさいについて、調べてみると神奈川開成町の紫陽花祭り、一株ごとが立派です。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

望遠があれば紫陽花を抜いて終わりそうです。晴天ならまた違った選択肢も増えそうです。結果としていい写真かは置いといて、望遠もなく、寄れるわけでもなく、曇天ゆえにどうしようか考える、というあたりがカメラの楽しさまた一つかもしれません。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

川場田園プラザ内、ソリ遊び場の頂上から見えた、ふれあい橋。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

橋の端、からもみじを通して村を感じて。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

川場桑原家の庭先。田舎料理が食べられるとのことですが、営業日が土日祝祭日とのこと。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

川場村中央公園


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

D51。こちらも土日祝祭日が営業日とのことでまたいずれ。大井川鉄道の機関車トーマス。どうしても乗せてあげよう、ということで抽選に3つ申し込んだら3つとも当選してしまいました。往復で6回乗車予定です。けっこう空いているのでしょうか。ちなみにキャンセルはできないとのことで。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

資料館もあります。お休みのようでしたが。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

ホテルSL兼ほたか高原駅も休館日。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

隣の日帰り温泉施設から汽車を見せてもらいました。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

川場村、その昔の消防車をガラス越しに。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

こちらが源流らしき、白い紫陽花の当代本家ということになるのでしょうか、な株。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

いつもとは違う被写体、異なる空間。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

度々置いて行かれ、走って追い付いて子供を撮って、またおいて行かれそして走る。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

MFだとAFよりも1枚当たりの時間がかかるゆえ、離される距離も多くなり、つまりは家族でのドライブ中にスナップをMFでやると、走る量が増えるという散歩の実態。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

鳥の足跡。まるでフライトレーダー24を見ているようだ、と家人の感想。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

釣り堀も。小さいと分かりづらいですが、この写真はだいぶブレてしまいました。ふれあい橋の上から。

  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

散歩道、別コースで戻るという周回もできますが、来た道を戻りました。先ほどの立派な紫陽花です。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

中井氏の考え方を知らなければ、撮ることがなかったであろう一枚に思えて。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

農道散歩。舗装されていますが。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

川場田園プラザに戻って、木の材質が勉強になりそうだと、仕入れてみて。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

気づいたらあっという間に会計でゆっくり撮る暇もなく。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

平日15時を過ぎると、一軒アイスクリーム屋はもう閉り、道の駅入り口あたりにあるラーメン店のアイスクリームを。ブルーベリーのほうが気に入って。バニラも頂きましたが、アイスクリームというよりもシャーベットアイスでした。こちらも美味しいながら、もう一軒のほうが美味しそうな予感だったのですが。

  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

いずれにしても、夕方に近くなると閉店や閉店気味、パンも野菜も品数がほとんどなくなり、なので、少し早めに買っておくなりしたほうがよさそうです。シーズンの週末はこの限りにあらずとは思いますが。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

ほろよい橋と名付けられていました。気が付けばあっという間に、散歩も含め5時間のときを過ごしました。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

「道の駅」というと、少し休憩したり、農産物だけ買って短い滞在という認識でしたが、どっぷり一日楽しめました。少なくとも関東では一番の道の駅。そしてまた来たいと思いました。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

ドライブの通過点ではなく、十分に、しかもよい目的地になる道の駅。ランキングを見るといろいろと人気の道の駅があるようで、興味が出てきました。マジックアワーの時間、ドラマティックな雲がコントラストやいろいろな光を見せてくれる光景の中で一枚撮りたいと思う、春の田植え準備が終わった光景を後にして。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

赤城高原SAで、いつものいちごはもう品切れで、こちらを仕入れて。まだまだ遊び足りなかったところですが、また近々行きたいと思います。
改めて、素敵な場所に空気、空間をひと時を頂いた気持ちに感謝です。

以上、曇空の白飛び手前の白に近いグレーも含めて、一枚に最低一つ白を入れてみました。

田舎を散歩しに、ドライブへ行こう
週明け半ばまでみんカラお休みします。




Posted at 2016/05/22 00:05:54 | コメント(3) | トラックバック(0) | 群馬ドライブ | 日記
2016年05月21日 イイね!

小さな村にドライブへ行こう。 2/3 道の駅散歩スタート編

小さな村にドライブへ行こう。 2/3 道の駅散歩スタート編











  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

川場村。人口約3,700人(2016年現在)。画角が異なるながらも家人のような写真を撮ろうと思って。「しゃがんで広く入れないとだめだよ」と後からアドバイスをもらい。次回画角によってはしっかりと下がって、かつそのようにしてみます。それにしても、案外と丁寧に撮っていたことを知り、びっくりした次第です。




  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

そのような小さな村に年間120万人を集客する道の駅が、川場田園プラザで、地方の生き方その一事例としても注目を集めてきているようです。




  SONY RX100M4

レンズ構成を少しずつ理解しようと努めている入口ですが「Apo-Sonnar135」にはなぜotusという名称を付けなかったのか、逆にotus55にはApo-Distagonとしたほうがよかったのではないか、という意見がネットでありこれが分かりすやすいことかもしれません。と、思っていると、この写真を見て気づきました。「Distagon」と記されています。もしやと思い、見てみればotusも記されていました。55は「Apo-Distagon」、85は「Apo-Planar 」と。灯台です。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

そろそろお昼にします。ピザにうどんも捨てがたいながら、


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

ラーメンを選択。丼物にも惹かれます。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

こちらも少々舐めさせてもらって。ビール工房の地ビールのほうが断然美味しかったですが、こちらも十分美味しいビールでした。川場道の駅の地ビールは「ジャパン・アジア・ビアカップ」金賞・銀賞に選ばれたこともある確かな味です。ソーセージも国際品評会で金賞を受賞と、努力に隙がありません。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

ラーメンもなかなか美味しい味でしたが、少々スープが少なめです。私は大盛にしたのですが、なおさらスープが足りなく感じました。男性の方は大盛よりもプラスでご飯系セットのほうがよいかもしれません。券売機には「大盛」はありませんが、一声かけると現金150円で大盛にできます。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

食後はまた活動再開です。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

川場道の駅、今回は施設としては半分ほどしか回れませんでした。5万平方メートル以上の広大な面積の敷地にビールやミルクの工房、そして今回は寄れなかった地元420の農家が朝摘みしたという野菜に果物がある農産物直売所「ファーマーズマーケット」も魅力的です。ブルーベリー農園に、足を付けて遊べる清流公園にと、まだまだ川場田園プラザとその周辺も含め、堪能するまでに至っていません。




  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

そろそろ道の駅川場の周辺を散歩することにします。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

歩いていると、ハーレダビットソンに乗ったお兄さん、お姉さんのカップルに素敵なバイクを見せてもらう機会に恵まれました。写真も撮らせてもらいました。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

排気量2400ccあるそうです。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

「私はよく分からないんです」と彼女の方がおっしゃっていましたが、我が家のカメラと同じ状態かもしれません。家人は1DXのことを正方形のような形を捉えて言っていると思うのですが、「四角いやつ」と呼んでいます。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE コントラスト上げてみて

otus風にするために、コントラストを上げてみました。実際のotusだとどんな絵になるのか、むしろ撮ってみたくなってしまいました。次の機会にこのような質感の撮影もotusにてトライしてみます。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

弊ブログ掲載写真は、基本としてはほぼすべてJPEG撮って出しですが、Milvus(ミルバス)はいじる必要性やその余地を感じる傾向にあるかと思いました。一方のotus(オータス)は一切いじる必要性も余地もなく、むしろいじったほうが絵がおかしくなるような独特の世界観がありながら、色やコントラストの完成度の高さを感じます。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE コントラストUP

ミルバスはRAWで現像すれば、よりotus風の雰囲気ぐらいにはすることができると思うのですが、一方otusは現像などレタッチをしなくともいい絵が出て来るので、撮影後の労力が少なくて済む、という利点もあるかもしれません。あるいはレタッチする場合でも、手間が少なくて済みそうです。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

まだ使い始めのレンズゆえ、癖を知るために、すべて露出+ -0で撮影しています。ローキー気味の一枚も見てみたかったと思いました。触るだけでなく、「乗っていいよ」とお兄さんに言ってもらい。いい経験をさせてもらいありがとうございます。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

otusはあらゆる収差の排除をする設計がなされ、殊更に軸上色収差は極限まで無くす設計がされた稀有なレンズであり、高コントラストが開放からどのような条件下でも安定していて、云々と言葉に変えることができるわけですが、これらを一言で表わせば「何とも言えない世界観」ということになるわけで、味を越えて独特の世界観が完成していると思います。と、Milvusを使って、改めて思いました。歴然とした差を感じます、というところが率直なところでしょうか。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

道の駅からそのまま周辺へ散歩開始です。まずはりんごの赤ちゃんと、りんごの花。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

加えて、解像力にボケが云々ということもあるわけですが、Milvusとotusのつまるところもう一つの大きな差が、被写体の立体感、そして存在感だと思いました。otusが作り上げる被写体の存在感は別格だと思いました。というわけでミルバスとの違いは分かりましたが、Apo-Sonnar(アポゾナー)やDistagon(ディスタゴン)との差を知りたくなりました、実感で。カメラ好きには三大疾病に数えるべき病気です。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

玉ねぎの小さな畑。いつも重いレンズを使うことが多いので、私的な固有の状況としては、比較的軽量なMilvusではブレてしまうケースが多くありました。これは慣れの問題ですが、意外でした。ある程度重みがあるほうが、安定します。




  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

シダの栽培までも。といくつかの農産物を横目に、ゆっくりとした空気と時間の中を散歩していきます。一点otusについて理屈として理解をしておきたいことがありメーカーに問い合わせをしたところ、はじめての事例だから興味ある、とのことでやり取りが続いたのですが、今一理解に至っていません。そのうち共有がてら記したいと思います。



小さな村にドライブへ行こう。

つづく




<カメラオタクの部屋>
  D7100 + シグマ18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

左からotus55/1.4 mlvus1.4/50 Canon50mmF1.2L Planar 1.4/50です。 サイズ感の参考比較です。シグマの便利ズームで撮りましたが、レンズ名を見て思い出しました、簡易マクロもついていたのを。


  D7100 + シグマ18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

写真を見て気づきましたが、D810が少々前に出て揃っていません。しかしながら、この取り回しの良さは積極的に手に取りたくなり、もしくは散歩スナップに連れ出したくなります。


  D7100 + シグマ18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

レンズフードをはずしてみて。


  D7100 + シグマ18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

D7100だと日中の自然光が入るところでも、室内だとノイズ感が出てしまいます。手持ちISOオート。F4.8


  D810 +Planar T* 1.4/50 ZF.2

カメラとレンズを変えて、F5


  D810 +Planar T* 1.4/50 ZF.2

F2.5


  D810 +Planar T* 1.4/50 ZF.2

ZEIIS(ツァイス)のmlvus(ミルバス)。露出も変えたりしながら、またそのうちにいいところを見つけるためにも、晴れた日も使いたいと思います。


Posted at 2016/05/21 00:11:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 群馬ドライブ | 日記
2016年05月20日 イイね!

道の駅にドライブへ行こう。 群馬県川場村 道の駅「川場田園プラザ」 1/3 道の駅編

道の駅にドライブへ行こう。 群馬県川場村 道の駅「川場田園プラザ」 1/3 道の駅編



道の駅 川場田園プラザ







  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

群馬県川場村。冬はウィンタースポーツで有名なところです。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

関越道沼田ICを降りて10分ほど。この道の駅「田園プラザかわば」がドライブの目的地です。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

東京から近すぎず、遠く過ぎず、ほどよいロングドライブ。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

そんなドライブの目的地になりえる、充実した、換言すると地元の本気な努力と、これだけの施設環境を思うと、当時は大きなリスクある勝負をかけたであろう英断が、入っている道の駅です。「田園プラザかわば」じゃらん情報




  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

つつじにさつき、カメラのテンションも上がります。「道の駅 川場田園プラザ」を運営する株式会社 田園プラザ川場は、川場村が60%の株式を有する事実上の第3セクターで、地元の意気込みある総意と言って差し支えないと思います。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

年間120万人を集客する力を持ち、数々の道の駅第一位に選ばれ、恋人同士や家族連れ、あるいは一人でも、幅広い方が楽しめる施設に周辺環境だと思います。田園プラザかわば周辺のお散歩マップ


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

ガチョウや鯉も出迎えてくれます。アヒルは鴨系、ガチョウは雁(ガン)系で、ガチョウの外観的な特徴としては首が長くコブがあるそうです。アヒルとガチョウの見分け方。ともに家禽としての歴史があります。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

「川場田園プラザ」または「田園プラザかわば」と表記の不統一で混在していますが、略称は「デンプラ」だそうです。食材も豊富です。パン工房に地ビール工房、ラーメン、うどん、ソーセージ、ピザ、丼物、レストランにはステーキにハンバーグなど、かなり充実しています。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

観光バスも入り、一気に人が増えている中で、撮りました。お土産でパンを買う場合は、到着早々先に買うほうがお勧めです。夕方近くになると、新たに作らないため、だいぶ品数が減ってしまいます。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

地ビールも非常に美味しいです。3種類から選べます。途中から、あっ撮っておこうと思いはじめ「手元を1枚撮らせてください」と許諾をもらってから、注ぎ終わる前に撮らねばということでピントも合わせ、いやどこに合わせようと考える暇もなくな、どうしてもAFよりは時間がかかるMFの泣き所。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

少々味見をしましたが、とてもフルーティーできめ細かく美味しい地ビールでした。この味にもなみなみならない努力を感じます。




  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

地ビールは今一に感じるところも多いですが、こちらのは美味しく頂けます。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

そうこうしていると店内は一瞬の静けさ。カメラのテンションもさらに上がります。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

この日は夜から雨の予報。春の曇空、都心で20度のころ、川場では16度でほんのり涼しくも、薄曇りから太陽の温かさも感じるときもあり、気持ちよく過ごせました。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

ばーちゃんと一緒にガチョウとお話しして。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

遊んでくれて、ありがとうね。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

F6.3


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

F11



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

ソーセージ山賊焼きでビールをゴクゴクやる。という至福のひと時を密かに楽しみにしている人が、ネットを見ていると多いようです。ソーセージにビール、カメラもドイツから輸入した文化に技術という共通項。一部アメリカ経由もありますが。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

遊びに夢中になって、山賊焼き現地では食べそびれましたが、お土産で仕入れました。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

季節感があれですが、凝ったディスプレイの動く電車を夢中で見入っていました。どの店舗の店員さん、とくに若い女性の店員さんは非常に親切です。トイレなど場所を尋ねると、店の外まで出てきて教えてくれたり、子供をあやしてくれたりしました。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

山賊焼きを心地よい空気の中アウトサイドで、みんなで食べて、楽しいひと時。という方々も。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

どれも美味しそうに見えてしまいます。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

F4



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

F6.3


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

F11


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

到着してすぐの感想。「気が早いけど、また来たい」、途中の感想「ここは楽しい、また来たい」、帰り際の感想「またちょくちょく来なければ」。と、大変心地よく、楽しいところです。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

雨用として仕入れたこのレンズですが、この日の撮影迄で、普段使いとしてはだいぶお腹いっぱいになったので、正式に雨天用に以後はしていきたいと思います。そこそこ軽量も魅力ですが。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

遊具にアスレチックも充実しています。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

F10 ばぅあーちゃんもトライして。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

F2.2 私も子供を抱いてがんばって。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

子供も大喜びでたくさん体を伸び伸び動かせます。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

そり遊び、もちろん無料で楽しめます。


  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

ソリを楽しむ家族連れとベンチで寝るカップルに、それぞれゆっくりとした時間が流れます。



  5D3 + Milvus 1.4/50 ZE

「道の駅 川場田園プラザ」は、みん友さんから教えて頂き知りました。程よい距離ドライブできて、自然も感じれるドライブ先をと思っている矢先、「少し歩くと川も流れてる」というフレーズが特に琴線に触れ、早々に行ってきました。夏に向けてもよさそうです。かなり気に入りました。ご教示、ありがとうございます。



つづく

道の駅にドライブへ行こう
Posted at 2016/05/20 10:54:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | 群馬ドライブ | 日記
2015年12月30日 イイね!

男だけで草津にドライブへ行こう。


今年の男草津の旅は、後進のクルマで行きました。昨年の男草津の旅は勘違いすることなかれの意味も込めて年相応の雰囲気にしましたが、今年は幹事もバトンタッチ、ちょっとよい仕立てになってました。たかがクルマ、されどクルマ。後進にも少しでもいいクルマに乗ってもらいたいと思っています。



いいクルマ、すなわち企業価値を高めたメーカーの考えや、教育プログラム、マーケティングを体感してもらったり、高品位な商品を味わってみたり、あるいは安全を買い、もしくは行く先が増え、車中彼女や家族との時間もより快適になり、つまりは感性を磨く機会を増やしてもらいたい。換言すれば、男には本物にふれさせろ、を少しでも多くしていきたいと思っています。新車に乗れ、お前は中古で十分。ステージや状況でメリハリもつけながら、いいクルマを「買う」ということも経験であり、そのような経験も若いうちからしてほしいと思っています。私自身はよほどのことがなければもう中古で十分です。



いいクルマを買うことはさして難しいことではないと思います。大変なのは他のことも充実させながら、あるいは飲み代もたんまり使いながら、維持することです。10年後もいいクルマに乗り続け、つまりは買い替えて、乗り続けるという難しさも知ってほしく思っています。どころか、自分だけでなく、後進に、さらにはたくさんの後進にそれをし、かつこれまたやり続けるハードルも越えてもらいたく、できれば軽々と。




東芝や、もっと厳しい事例たるサンヨーなど、万や十万以上いても適切なトップリーダーが生まれてこないところもあることを思えば、あるいは中小零細では後継者が育たなかったところのほうがマジョリティと言ってもいい中、私は100人いて、1人でも育つのならば御の字であると思っています。どころか比率で言えば2人、3人と育ってきているので、なんたる幸せなことであるのか、とも思ってこれを味わいながら生きています。



裏を返すと、99人なのか97人なのか、%に単位を変えてもいいですが、どれだけの経験や環境を用意しても無駄に終わることがある、と心得ないと、本当の意味で人など育てられず、かつ育たないと思います。表現を変えれば1人に裏切られたり、多大な投資が無駄になったりして折れているようでは真に人は育ちません。99人に裏切られたり、育成に失敗したり、それでも折れないどころか、それも内包していることであると思える強さも必要だと思います。日本はちょっと従順すぎるとも思いますが。そして幸せなことに、今年は男7人で一部屋。この年になってこんな泊まり方するとは思いませんでしたが、今年から26歳の若手も参加して、将来も楽しみな幸せな状況を噛みしめました。





まともに写せない大人の時間。
人を育てる、正確にいえばリーダーを育てる仕事というものは、多くの場合、最後の仕事であり、あがりの仕事なのだと思います。換言すれば仕上げです。しかしだからと言って50、60ましてや70になってから取り組んだのでは遅きに失すると思います。「あがり」という言葉に惑わされてはいけないと思う次第です。言うなればお寿司を食べながら、途中でも「あがり」たるお茶を飲むかのごとくです。ちなみに最終仕上げの仕事はもう一つ残っており、グランドデザインとしての最後の仕上げはまだまだ時間を要し、さらにもう一つはまだまだ見届けなくてはなりません。




私の知り合いで営業の成約率100%というありえない人がいました。もう定年をしたのですが、それなりに大きい会社でプラントを売っていた方で、後年は役付き取締役までなっていました。売れるまで絶対に諦めない、売れるまで毎日顔を出す、とおっしゃっていました。同じように営業のスタートは「断られてからが営業である」という格言みたいなものがあるのかと思うのですが、私が思う人を育てる格言みたいなものは「心底もう無理だ、手は尽くした」と強く限界を感じ思うところまで行ってからはじめてその人を育てるスタートに立ったと思っています。



己も変わり続け、器も広げ、やり方も考え方も変えて成長していくと思っている中で、後進に対しても、自らの子供に対しても、愛情の量は同じだと思いつつ、掛けているお金は後進のほうが圧倒的にこの先も多くありつつ、想いはほぼ同じです。




ほぼ同じ想いの意味は、後進へは「より大きな社会貢献ができる人に育って欲しい」と想い、子供へは「多大な社会貢献ができる人間に育ちなさい」と思っている違い程度です。前者はいろいろな器の人がいることを想定しています。ともに負けじともっと社会貢献ができる人間を私も目指します、と想いながら。




子供が生まれるずっと遥か前から、とにかく教育、つまりは人に興味が強く、10代の頃から、人と接するときは「教育」という視点は必ず持ってお話を伺ってきました。この人はどう育ったのだろう、どう育てたのだろう、どういう人を育てたのだろう、育てられなかったのだろう、なぜ人を育てられなかったのだろう、と。





人はなぜ20年もの歳月を使って育ち、育てられのか。私はその答えはその人が将来「社会へ貢献するために」だと思っています。




自分が食べるため、いい人生を送るため、だけであれば虫と何が違うのだろう、と思っています。福沢諭吉に教わる前に、自分でこの答えにたどり着きましたのは、自慢してもいいことかなと思っています。




教育というものは、100人いれば100の論があると言われますが、93ぐらいはさした論でないと思い、蹴散らしたいとも思っています。ほとんどの育成論は仕事ができないおじさんが飲み屋で「俺のやり方」をのたまわっているようにと同じなんだと思っています。どの口が言えるんだと。その人なりの器で一生懸命に生きているのは知ってはいるのですが。




若さとは無限の可能性と同義だと思うので、ダメ出しもたくさんします。答え合わせをたくさん一緒にやります。しかし年配者へはよほどの場面でないと批判をしません。それがその人が懸命に生きてきた結果であり、否定するということは、人格なんいうものではなく、人生を否定することになるからです。もう戻れない人生を批判しても何にもなりません。




親というものになる前から、たくさんの親に質問をしてきました。将来どうなってほしくて育てていますか、と。



多くが「いい学校」や「いい会社に入る」「手に職をつける」「食べていけるようになってほしい」などありますが、ひっくるめて言うなれば、多くが「しっかりと自分の力で生きていけるようになってほしい」という趣旨のことなんだと思います。「いっぱし」という表現を使う人もいます。これらはすべて換言すると「自分のことだけ考えて生きなさい」と教えていると同義だと思えてなりません。




そうではなくて、「社会に貢献しなさい」「社会に貢献できる人間になりなさい」と言われて育ったほうが、視野も広く育ち、自分のことだけで精一杯な器にならず、結果としてそう育てたほうが、本人も潤うように育つように思います。経済的にも精神的にも。




自分のことだけ考えなさい、と同義に言われ育つ人が多いゆえ、自分のことしか考えない大人、で構成された社会があるのだとも思います。あるいは自分が生きていくので精一杯で他者の人生をよくする実力を付ける前に皆無なうちにボランティアで悦に入る若者を生んだり。これが「社会に貢献しなさい」と幼い時から20年言われて育ってきた大人で構成された社会になると、なんとすばらしい世界になるのかと思います、こういうのを理想論というわけですが。



社会貢献とはなんだろう、それはまたの機会にするとして、名家であれば「国のことを考えなさい」「国を動かす人になりなさい」と育てられると思うのですが、そうでなくとも少なくとも「社会のためになることを考えなさい」と言われ、そう育ったほうが本人も張り合いが出てこようものかとも思います。政治家と官僚、前者の子息息女のほうがしっかりと育つケースが多く、この辺の違いも大きく一つあるのではないかと思います。



よく聞く、「将来、何がしたいか本人が決めること」本当にそうなのでしょうか。そう思った瞬間に親として、育てる側として、考える、ということの放棄に思えてなりません。少なくとも大切な将来についてしっかりと話し合い、だけでなく、社会というものを親が教え、その上で本人が決める、換言すれば社会の先輩としての信頼関係も作って一緒にとことん考えてやる、ということも必要であり大切なのではないかと思います。




後進や子供だけでなく、育てたり、その手伝いをすることが、おそらく天職を越えて、天命だとすら思いこんでいます、というぐらい好きです。




T芝といえば、副な社長をやったことある方にある日お会いしました。私はすでに相当に遊んでいたのですが「君、たくさん遊びなさい。遊ぶということは人間の幅を広げるんだよ」とおっしゃるので、御礼を伝え、そしてご子息の話を伺ってみればぜんぜん真面目すぎるということで、他人の私より自分の息子にアドバイスしたほうが、と思いつつ、息子氏を借り出して遊び仲間のところへ放り投げてきたこともあります。それから数年、真面目な芯はそのまま壊れることなく、艶が生まれていました。ということもありました。



不登校の中学生を、職場で預かったことがありました。小学校2年生のときから中学2年まで一度も学校へ行かなかった、ちょっとした名家のご子息です。




職場へ遊びに来るようになり、ゲームなどたくさんの話を聞いて、半年ぐらい職場へ通うようになり、仕事も手伝ってくれるようになりました。途中からは社会についていろいろなことも伝え、はじめは午後、やがて昼、だんだんと朝に「おはようございまーす」と来るようになりました。一貫して心がけたのは「な?人って怖くないだろ。社会なんてこんなものだよ」と問いかけたとしたら「そうですね、楽しいです」という心象を持ってもらうよう留意はしました。




その後、大学まで進学し、今や30歳ぐらいになる頃でしょうか。社会人になってからも鍛えてあげたかったですが、あとは親の役割もあるのでしょう。自信のない人には自信を持ってもらい、人や社会が怖い人には怖くないと知ってもらい、そして知らない間に強さを持ってもらい、あるいは傍観者には少しずつ、そして気が付くと自分こそが問題を解決するんだと思ってもらうようになってもらい、いろいろな実力というものも付けてもらい、その実力をどんな方向で活かしていくのかも話し合ったりして、人生を充実することを味わってもらい、すばらしい仲間にも恵まれ、いずれにしても、いきなりトップギアではなく、だんだんと少しずつ知らない間に、まるでレンズ沼のように。子供がもう少し大きくなってから、孤児院へ何らかの手伝いをするような人生の使い方をしたいな、とも思っています。近年は経済的困窮から育児を放棄するケースが増えているようです。


ドライブへ行こう

Posted at 2015/12/30 10:38:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | 群馬ドライブ | 日記

プロフィール

「1年点検合わせ動かしたの短距離だったのでディフェンダーでママとお寿司へ。1年ぶりの空気圧まともになってさらにめちゃいい乗り心地でした。中川さんの寿司ばなして、ママはビール、私は「俺のスバル」ではなくて『おじさんのスバル』と言われてしまった、ぐらいしか楽しみがなくなってきたぞ。」
何シテル?   06/16 13:46
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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カテゴリ:静岡お店
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