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ドライブへ行こうのブログ一覧

2015年12月26日 イイね!

富士山を楽しみにドライブへ行こう。 中伊豆~河口湖


中伊豆ドライブ続きです。


毎度、構図に四苦八苦しているこのバス停をもう一枚撮ったあとは、この先日本経済が厳しくなる中であっても、ずっとこの宿を楽しみたいと願いながら、宿のみなさんに謝意を伝えつつ、




伊豆縦貫道を北上し、帰路がてらまずは伊豆の国パノラマパークへ向かいます。富士山が綺麗に見える快晴。



ロープウェイに乗って、富士山が見えて来ました。
2050年になる頃には、鬼籍に入っているやもしれませんが、あるいは支えられるほうになっているかもしれませんが、おおむね1人の若者が1人の高齢者を支えなければならない時代が到来します。移民政策を取ったとしても、日本の若い世代が苦しむことに変わりはないように思います。



山頂到着。小笠原諸島から伊豆半島を通って富士山まで続く火山帯の痕跡。遥か太古は激しい地殻大変動があったのだと想像しながら、今は美しい富士山と箱根、伊豆など温泉が楽しめる有り難い時代だと思い巡らせ。

1人が1人の老人を支える。自身も食べて、家族も養い、親の面倒も見ながら。現状でも年収300万円時代と言われていたのが、気づけば200万円時代であるのに、この先の疲弊を勘案しなくとも、不可能と言っていいレベルだと思います。





駿河湾も同じような雰囲気で一枚。国際的には太平洋に属するフィリピン海にある駿河湾。日本一深い湾です。海底から富士山頂までだとおよそ6,000m。ここで獲れるタカアシカニはその味噌が逸品だと思います。

来る2050年や2060年を待たなくとも、2030年、2040年と向かうに従い、いやもっと早い段階で、日本列島から壮絶な悲鳴が聞こえ、軋轢だらけになることでしょう。今や実は江戸時代なら一揆が起こっていた年貢率を超えている場合もあります。年収300万円ならば切りつめてもほぼすべて支出となるので家賃以外の手取り分すべてから、消費税という名目でさらに8%上納することになります。これから長いタームとしては根本的かつ全体的な解決策はないに等しく、海外移住を考えるか、開き直るか、一人ひとりの防衛策を全力でやるしかないと思います。




昆虫というものは宇宙からの外来生物である、という都市伝説があるほどに、その造りが異なるわけですが、カニやエビは節足動物という生物学的に便宜上分類されてた地位から、近年は遺伝子的にも蜘蛛と祖先が同じかもしくは親戚のようだ、ということまで分かってきたそうです。を知ると、なぜかおいしさダウン。ネガティブな話をしてしまいました。エビやカニはもっとネガティブな話もありますが、とくに越前カニなどのズワイガニは、春までのシーズンに一度食べに行きたいと思っています。そして実は昆虫どころか植物も負けじとすごい造形、とカメラをやるようになってから思いました。植物を間近で見ると、まるでエイリアンそのものです。いや人間の部位や器官も見方によっては怖い世界であり、あるいは精密な造りを思えば、とんでもない芸術性もあるのかもしれません、という感覚はちょっと危ないかもしれませんが。




パノラマパーク山頂を散策。小一時間は歩けるアップダウンありの散歩道。

昭和50年代には、いやその前から人口減が分かっていたという話もありますが、少しは人口が増やせたかもしれないラストチャンスな団塊ジュニアの層も期待できず、そもそも「国家百年の計は教育にあり」という中で、教育は票に繋がらず、結果としてこれだけの識字率と教養を誇る国民を擁しておきながら、国力が駄々下がり真っ最中なのは、もう少しマインドと考え方を育ててきたほうがよかったのではないかと思います。戦後の様々なアレルギーの中で一定の考えを如実に押し付ける難しさもあったのだとは思いますが。




富士山をトリミングして宝永第一火口。すごい時代です。

遡ること16年前の2000年。文部省の官僚であり広告塔の役目もした寺脇研氏の講演を見る機会がありました。「競争から共生へ」、何度もおっしゃっていたメインテーマでした。まだ社会人になったばかりの私でも「何を言っているんだ」と憤りを覚えたものです。思うに、生きとし生けるものはすべて生存競争をしているのであって、にも関わらず、国をあげて共生だ、と生ぬるいことを発しはじめた。そのような方向へ持って行ったさらに遡った先人にも責任はあるのかと思うのですが、総括するのであれば、ときの文部省にも教育というものをより劣化させた重い責任があるように思います、と言っても何もはじまらないのですが。




街をトリミングして沼津と三島の一部を俯瞰。これだけ見える怖い時代です。俯瞰、つまり全体を見渡す立場、あるいはそのような役割を預かるものは、俯瞰したくともできない階層にいる人を思えば、しっかりと見渡し、目を凝らしとにかく見て気づくという役割も遂行しなくてはならず。

そんな憤りも感じた若いころ、自らできる範囲で人を育て、あるいは教育というファクターに関わっていこうとも思い、今日まで七転八倒ばかりの八起きもしてきました。これから10年、20年、さらにはその先も壮絶な時代が必ず来ると思っています。そのような時代でも立派に社会で役立てる人を作りたい、できれば大きく役立つ人を。そのためには自らも成長しなくては、がカメラ趣味にはまり。




同じようなパターンで、こちらはコンデジ。
厳しさが増す一方で、大きなチャンスもたくさんあることでしょう。地殻変動レベルに日本経済が変わっていきます。チャンスを掴むためには、チャンスを掴めるだけの成長と準備をしておかなければならない、とも思っています。そして厳しい時代にどの方向へ舵を切っていくのか、船長、あるいはリーダーには重要な役割と遂行する強靭さが求められ、蚊帳の外。




三万円少々出せばこれだけの技術を享受できる時代。数百万画素時代のズームオリジナル画像ぐらい、いやそれより綺麗かもしれません。




街をトリミング。三万円出しても、これだけのカメラを自分で作ることなど不可能です。いやどうやっても作れません。やはりいい時代です。しかも何枚撮ってもランニングコストもかかりません。フィルム時代では一枚が貴重なので、こんなところで景色だけを何枚も撮れませんでした。なんと恵まれた時代に生きているのか。




いや、デジカメ時代になっても、当初は記録メディアの容量もなく、余計な風景写真など撮れて1~2枚、そんな時代もありました。



もみじのトンネルを通って。

頭を使い「心底考えた」と実感できるほどに、考えるという行為をしたことが三度の機会あります。一つの機会は子供が生まれたとき、猛勉強し考え抜きました。子供の人生を導くにあたり20年、30年先、いやその先もまでも考え、様々なケーススタディも想定した帰納法で。方針によってはゼロ歳児から取り組むこともあるので、いつまでも考えられません。一定期間内に決めなければなりません、最善を。



昼食は静岡県を中心に展開する「沼津魚がし寿司」。ささっと食べられるネギトロ丼を掻き込んで子供の相手。

同じようにもう一つの機会としては、社会へ出てから、猛勉強し考え抜きました、長いスパンの未来を想像しながら、原理原則と睨めっこして、どう進んでいくべきか。ときには空を仰ぎながら来る日も来る日も未来の社会がどうなっているのかシミュレーションするのに、ゴマ粒程度の脳みそが爆発するんじゃないかと思うくらい考えました。




伊豆修善寺 虹の郷(にじのさと) 花と緑の公園

残る一つの機会は、似たように万馬券を2回中、2回とも三通りだけ買って当てたとき頭を使いました。全紙のデータを頭に叩き込んで頭の中で映像としてシミュレーションを何度もし、言ってみれば考え抜きました。非常に疲れる行為であり、コスパが悪いので競馬は二回以降やっていませんが、人生も子供も考えに考え抜いたのは一定期間だけです。あとは多少の修正はしながらも、大筋は考えたことに全力かつ一糸乱れぬように行動を合わせ、想像もしなかった試練は乗り越えるのみの、努力のみ。人生だらだら考えるのではなく、集中して考え抜いて、あとはそのことは考えない、人生そんなときも必要かもしれません。




伊豆市の第三セクターが運営する虹の郷が誇るロムニー鉄道。さすが第三セクター、サービスクオリティがてんでバラバラのせいか、いつきてもガラガラです。



そんな伊豆の車窓から。ここでも富士山が綺麗に見えました。薄っすらピンク。




望遠ではなく、トリミングの良点としては、圧縮効果がなく本来の形により近い描写ができることです。



望遠の圧縮効果では、飛行機も機種によっては前後がやたら短く写ったり、だいぶバランスがおかしくなってしまいますが、トリミングであればその心配がありません。もちろんケースによっては圧縮効果のよさもありつつ、1億画素まで行くと望遠への感覚も変わり、選択肢が増えてくるかもしれません。



天候は不思議なものです。この15分後には富士山がいったん雲に覆われて見えなくなりました。天気の予報を気にするくらい、経済の予報も気にしたい、みんなで。



終点で降りて、少しだけ散策し、帰りは園内バスです。ダイヤ構成もちょっとした気遣いも、利用者目線なし、それがいつの世も第三セクター。動かざるごと山のごとし級にどの時代も変わらない、という意味では太古より変わらず生存してきたゴキブリ並みに貴重なことかもしれません。もっと多くの人が楽しめれるように出来ると思うと、そして伊豆で遊んでいく人も増えると思うと、もったいない。でもそんなところもお茶目に感じます。



同世代の中では、残念ながらトップを走れていませんが、客観的にはトップクラスのトベぐらいには残留してこれたかなと、思っています。同世代の平均値のような感覚になりたくて憧れみたいなものもあって、という理由でこのみんカラもスタートした経緯がありました。



やがて行った先を記しておこうと思うようになり、カメラの話題も増えつつ、同じところばかり行っているのでマンネリ解消も含め、粘りだけはある納豆一粒ほどの脳みそながら一国民同士で何かのナレッジみたいなものの投げ合いや共有していくことも大切だと思いつつ、余計な記載もはじまったように思います。やがてご家族との交流にブログを活かしている方を見て、子供へ伝えておきたいことも盛り込んでおこう、というブログ使用の変遷を辿ってきました、が



企業規模と成長性、加えて日本における自動車マーケットの縮小を鑑みるに、このみんカラが二十年後に果たしてあるのだろうか、という継続性にはかなり疑問符が付きそうです。継続性という観点だとgoogleブログが一番固いかもしれません。いよいよなときはブログというものは引っ越しでもできるようですので、カメラ好きも多いこのみんカラの住民でまだまだいさせてもらいたいと思っています。

暗くなってきましたが、山梨の河口湖を目指します。ほうとう食べに。




東名を御殿場で降りて、闇に消えゆく漆黒の存在感な富士山。



道中、まだまだ驚異の存在感を放つ富士。



富士五湖道路にて富士山を狙って、あとで明るさをあげて見れるはず




で見れました。だいぶ画像は汚くなりますが。



これも同じく。肉眼では闇の中、薄っすらとさらに黒い存在感をまだ感じ。



小作、河口湖店。ほうとうで体を温めて帰りました。




往復約370kmのドライブを楽しみました。


いい時代のうちに、ドライブへ行こう
Posted at 2015/12/26 06:56:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | 伊豆ドライブ | 日記
2015年12月22日 イイね!

旅先で散歩を楽しみに、ドライブへ行こう。 中伊豆


中伊豆ドライブの続きです。



朝食。



たくさんの食材を、たゆまないアイディアに包み、思いが詰まった調理で「いただきます」。気使い溢れるサービスもありがとうございます。



食後も朝の光を感じて散歩。



トリミング。様々な物質ごとに光を反射し、可視化され、質感というファクターを脳が加味して、それらが織り交ざって、いろいろな景観。こんな小さな存在も例外なし。



きらびやかに感じる朝の光と、清らなかに感じる冬の光とが交わった、身が引きまる心地よさが、冬の朝にはあります。大雪のところはそんなこと言っていられませんが。




遅い子だったのもあり父を早くに亡くし「おやじならこんなときなんて言うかな」と想像しながら生きたり、苦労して知った社会の仕組みなどたくさんのことを早くに教えてもらっておけば社会へ出る際に、言ってみれば知的シード権があり、もっと先でエネルギーを使えればとも思ったり、社会へ出る際あるいは若いうちにいいスタートダッシュをしてもらうべくとにかく知っているすべてを次に伝えて行こうと思っています。子供はもちろん後進へも。




若いころ、あることについて「大人になり気づきましたが、誰も教えてくれませんでした。案外と大事なことは教えないものなんですね」と、とある企業幹部の人へ、大人の意見を聞こうと思って伝えたことがあります。答えは「あったりまえだろ」でした。求めていた以上のいい答えを得られたと思いました。大切なことは、意外と伝えないケースが多いように思います。口は災いの門、角が立つどころか、恨みを買うケースも多くあります。言わない、伝えない、無駄に敵は作らない、ほうが無難で、もしくは他人はどうでもいい、これもまた大人の世界、正確にいえば、利口なもしくは既得権がある大人の。



伝える側が自分のことで手一杯な場合や、そもそも伝える側にメリットがないどころかデメリットになる場合が多く、またエネルギーを要するだけでなく、あるいは伝える側に強さ、そして本気で伝えようと思うと、尋常ではない忍耐も必要になってくるのかと思います。よりたくさんの人へ伝えようと思うと、想像できない試練を乗り越える必要もあるのかと。




多くの場合、本人が自覚している以上に、遺伝子的影響と、親から与えられたすべての環境も加味して考えると、限りなく9割に近い甚大な影響を受けているものと思われます。体や脳を、細胞一つひとつを与えられ、愛情や教育環境と、そして言葉や感性も想像以上に与えられてくるものです。足りない部分も継承すること盛りだくさん。




自身の努力不足はもちろんのことながら、成年するまでの間に親から教わらなかったゆえに、「有難うございます」や「すみません」あるいは生涯で最も発する言葉の一つかもしれない「いただきます」「ごちそうさま」の意味を社会人になって人生の先輩から教えて頂き知りました。教えて頂いたことは、そのときの情景含めて一言一句覚えています。一生の財産どころか子々孫々にプラスになることであり、一つひとつが感謝です。親としてこれぐらいの意味は教えて、社会へ送りたいと思い、また後進にも意味内容をしっかりと把握して歩んでほしいと思っています。





言葉とは、学問的には一つひとつの正確な定義から論争になり、やがて正確な定義が固まってくるとこれに基づいて考え方を投げ合い磨き合い、あるいは言葉や文字は時代とともに変遷しつつも、日常生活の中でも言葉一つひとつを大切にすることのバランスを図っていく中で、いくつかの大切な言葉はその意味も知り丁寧に使っていきたいと思います。





たとえば「すいません」と書く人も多くいる中で、この「すいません」というのは口語体なところ、本来は「すみません」というのが正しいとされています。もともとの漢字を知ると一発で理解できるのですが、もともと「澄みません」と書いたそうです。つまり「それでは私の心がなにかの濁りやわだかまり、モヤモヤがあって澄んでいません」という状態を伝える言葉だそうです。気を付けたいと思いつつも、たくさんの言葉を意味を正確に理解せず、毎日のようによく誤用します。ゆえにいくつになっても一つずつ日々勉強です。





教えて頂いた「すみません」を今度は一歩自分で考えてみました。自分の心が澄んでいないという状態を相手に伝えるのであり、だとすると「すみません」を連発するということは自分の話ばかりしていることであり、ましてや「すいません」を連発していてはその前段階であると思い至るようになりました。相手が不愉快に思ってない場合や実損がないときで気持ちを伝えたいときに「すみません」と使うことにし、実生活の謝罪が必要な状況においては「すいません」はもちろん「すみません」ではなく、相手の立場にたった言葉として「失礼しました」や「申し訳ない・ございません」を使用することにしています。




謝意、謝罪、意味も正確に知らないで使っているのであれば、理屈の上では気持ちを伝えていることにはなりません。何気なく使っている言葉の語源を知るのも面白いものです。他方で自分たちの文化を知るきっかけもなります。なお日本人は謝りすぎだとよく言われますが、私の実感では少なくとも英語圏の方も思いのほか「sorry」も多用すると思います。




周りへ本もよく贈呈してきた中で、また子供も本が好きな環境となるように導いています。しかし本を与えるだけならば、高校生にもできること、と考えて、社会をいろいろ経験した大人がゆえに教えれることを伝えようと思っています。例えば、社会へ出てすぐのころは海千山千の先輩の中で「間」に負ける人が多いと思います。しかし余裕ができてくるとなんとなく「間」に負けないようになり、やがてはコントロールできるようになるのではないかと思います。そんな経験した上で知っている「間」というものも、子供が1歳のころに教えてみました。結果、といっても途中経過になるわけですが、も面白いものでした。




子供の吸収力というものは、すさまじいと思います。1歳になるころにはハザードランプのON・OFFにサンルーフの開け閉めもお願いすればしてくれるようになりました。さらに数か月経つと自分でDVDを入れ替えて見たいものも見るようにもなりました。教え、環境を用意さえすれば怒涛に物事を吸収していきます。一歳数ヵ月で自分で電源を入れ、シャッターボタンを認識しカメラを撮るようになりました。私の真似をしたのでしょうまずは料理を撮り、やがて私たち夫婦を撮るようになり、撮った写真は確認をするようになりました。



びっくりしたのがある日ジェットコースターを撮りたいという意思表示をしてきたのですが、そのような意思を持ったことには驚きました。「これを撮りたい」という意思をもてるのですね、一歳数ヵ月でもできるとは想像していませんでした。子供は皆天才です。子供を普通にしていくのは、普通の感覚を持った大人なのかもしれません。




若い人も同じだと思います。子供に比べれば、20代の吸収力はかなり落ちていきますが、中年に比べれば驚異の成長ができる時期であり、そして人生における高吸収率最後の時期。ここで土台がかなり固まるように実感します。この大事な20代という時期に、どうしてもっと多くの経験を積ませないケースが多いのか、残念でなりません。社会的損失だとすら思います。




人は皆、自らのスケールで物事を図ることが多いかと思います。スケールが大きい人、小さい人、どんな人でも経験という物差しを用います。スケールが小さい人はそのような経験しかしてきておらず、従ってそのような世界観を持ち、ゆえに次の後進へも狭い世界観しか与えられません、「君にはまだ早い」と言って。スケールが大きくなってきも、今度は自我が邪魔をするケースもあります。「俺にはできたけど、お前に無理だ」と。





自分が変わり、自らも成長し続けることは強く意識しながら、人を育てることが何にも代えがたいほどに大好物なので、そんな物差しで考えて、多くの人もそうだと思っていましたが、世の中を知るにつけ、そもそも教育、人を育てることに興味が薄い人のほうが多いことを知りました。後進は他人です。他人には興味ない、どころか実子でもさして教育を深く考えていない親もなんと多いことか、と大人になるにつけ知りました。「子供にどう育ってほしいのか」「20年前後、どう教育していくのか」という問いに答えられないか、実はさして深く考えた答えでない親は意外と多く、驚いたことがあります。





一方で、たった一言で人生を根本から大きく変える。そんな経験をさせてもらったことがあります。変えられたのは私のほうです。ある人のおかげで法律を勉強する機会に恵まれました。その人のおかげで法律を学ぶ道を歩んだことにより、のちにたくさんの社会勉強をさせて頂くことになり、そして実益も得ることになります。




あるとき地上げにあったことがあります。正確にいうと二回。一回目は地上げというよりも、単に入居しているところで立ち退きを余儀なくされました。数億円ほしい、プラス数千万円も、と言ってみるとまさかのOKが出てしまいました。法的な知識が実益として役立ったときでした。




一回目の軽い散歩を終えて、今度は全員で小一時間の散歩へ。
相手不動産企業はノンバンクからお金を引っ張ってきていたので、「毎日30万円の利息がかかるから、お願いしますから、早く出て行ってください。お願いいたします」と深々と頭を下げながら、言われました。この地上げ屋さんは面白い人で、その後とても仲良くなり飲みにいくようになり「お前占有で儲けやがって」というので、「違います、単なる入居者ですよ」と言い合う関係になりました。ちなみに本当に単なる入居者です。




二度目にあった地上げは所有している土地でした。人を介して持ち込まれたこの投資案件、平たく言うと儲け話の相手は詐欺師でした。血気盛んな若さで相手が詐欺師、よし頭脳勝負だ、と意気込んでとある土地を詐欺師と分かっていて買ってみました。ついていたのでしょう、本物の金の生る木でした。まずすぐさまマンデベに半分を売却することができ、投資効率でいうと1000%の利益確定をしました。十分利確したので焦ることは何もありません。残り半分、さらに高く売るために希望額で売れるまで、紆余曲折ありつつも、じっくり持っていよう、と判断しました。自己資金なので、つまりは利息もないので、気楽に気長にいることができます。



そんな折、どこで調べたのか、私の携帯に突然掛かってきました、すごい剣幕で100円で売れと。加えて、言われたのが「某組織幹部の隠し子だろ、お前は、調べはついている」というものでした。向こうの目的はとにかく私に会うことで、会う必要性はこちらにはないので、電話でガス抜きする程度だけで対応していると、いやがらせのFAXやら続き、けっこう相手も必死なんだな、と思いつつ警察にも相談しながら対処しました。




「俺はロシアの諜報員もやっていたことがあるんだ」とまで言うので、「この支離滅裂さ、あっこれは薬をやっているな」と判断しましたが、そんなことを言われた旨も本社な警察の刑事さんが所管していた件だったので、伝えると「それは本当だぞ」と言われました。世の中、自分の小さなスケールでは計れないことだらけで、分からないものです。この投資案件はさらに面白い話しもあるので次回にでも。






そんなことがあり数年後、今度は某大手企業内で噂になったことがあるのが、私がキヤノン御手洗さんの隠し子であるというものです。いやどちらも光栄なんですが、いくら父親を早くに亡くしているとはいえ、だれが言い出すのか、なぜいつも隠し子扱いなんだろう、とそこは疑問に思う次第です。




人は勝手にいろいろ言うものですが、なぜ変なところの幹部や御手洗さん。思って見ればそんなキヤノンとの縁とはいえないこともありました。だからと言って、キヤノンを使っているわけではありません。すっかり忘れていました。あとキヤノンといえば、キヤノンへ会社を売却した社長さんが知り合いなくらいでしょうか。キヤノンは系列の社長であっても数万程度しか交際費が認めらないこともあり、経費に厳しいそうです。トヨタしかり経費に厳しい会社は成長する胆力が違います。ちなみに半官半民のような巨大企業の幹部な方は私の「コストって意識したことあるのですか」という質問に対し「一切気にしたことがない」と言っていました。さらに官そのものになるといかに予算を使うか増やすかしか考えていないわけで、その大きさの話題が中心で士農工商。



昔は免停の常習犯でしたが、ここ数年、交通違反で捕まっていません。多忙を極めてるときは、移動の時間も有意義に使うべく、携帯での違反も多くありました。スピーカーやイヤホンだと声が通りにくく使いませんでした。「ビルゲイツは一日三度捕まったことがある」と過度のAタイプはしかたがない、と自分に言い訳を作っていました。



もう一つ言い訳にしていたのが「行政違反なだけ」でした。規範意識が低かったわけです。あまりに無謀な若年者の運転も危険ですが、運動神経も動体視力も低下した加齢者の飛ばしすぎも危ないので、もうここ何年もかなりゆっくり走るようになりました。高速道路では軽自動車に抜かれ家人より「遅すぎないか」とクレームを頂くまでになりました。





ちなみに違法行為とは、簡単に言えば法に違反することなわけですが、大別すると二種類あります。主に公法的な観点として、自然犯と行政犯というもに分けられます。自然犯とは、人の命を奪ったり、わざわざ法律で決める前から悪いことです。行政犯とは、速度違反など法律で定めることにより、はじめて悪いことになります。制限速度50キロと定められてはじめて、50キロをオーバーすると違法になるのであり、法律による定めがなければ、時速30キロであろうと、100キロであろうと、そもそも悪いことではないわけです。元来的に悪いことをしたわけではない、という言い訳です。




中年になって子供の頃の話をするのはかなり痛いことだと思いつつ、しかし子供が将来見ることがあれば少しの刺激にもしたいと思って記すと、小学校3年生から高校3年生まで独学で翻訳本にまで手を出すほどに量子力学や天文学、心理学を学びました。学校では独学したジャンルだけですが、試験勉強を一切しなくとも理系のテストは常に100点で、学校での勉強が簡単でつまらないと思うほどには勉強をしました。中でももっともどっぷり勉強したのが心理学です。中学生のころはユングやフロイトなど普通に読み、学校は得た知識を実践してみる実験場でした。という流れもあり、高校受験の際は一校「生徒を先導する危険がある」という理由で落第もしてしまいました。




そこまで心理学に没頭していたので大学では心理学系の勉強をしたいと考えていましたが、ある日当時の通産省次官クラスの方と出会うきっかけがあり「君はどんな学部に行きたいんだ?」と聞かれたので、当然に、そして意気揚々と青年ながらに長年学んできたことも評されると思い「心理学の勉強をしたいと考えています」と伝えると、



間髪入れず「君はバカか?心理学なんて1円にもならん、法律を学びなさい」と言われました。ごたごた何も言わず、一つの質問もすることなく、「わかりました」と一言だけ返事し、長年入れ込んだものをあっさりと捨て人生の大先輩の言うことを素直に受け入れてみることにしました。一言助言をくれた方の静かな気迫を感じたのもあるかもしれません。これが社会に出てから大当たり、そしてたくさんの経験や勉強をさせてもらうきっかけをもらうことになるのですが、ここまでたった一言で人の人生を左右した人を見たことがありません。たった一言だけです。




子供のころから打ち込んだものがある単なる高校生へ、容赦なく単刀直入に言ってくれる、今思えば有り難いことであり、なかなか出来ないことです。同じ場面で何も分かってない屁理屈好きな高校生へ思いを伝えることができるのか、子供扱いして話を小難しく伝えたり、あるいは本人の意思を大事にし過ぎてしてしまい大人としてよりいい道へ導くことができるのか、私にはまだまだ自問自答が必要なレベルです。



散歩を終えて、そろそろ宿を出発することにします。つづく
本日は属するところのメインの忘年会、呼ばれていませんが。一年の苦労を労い合ってほしく思います。


ドライブへ行こう



Posted at 2015/12/22 18:29:14 | コメント(4) | トラックバック(0) | 伊豆ドライブ | 日記
2015年12月18日 イイね!

中伊豆にドライブへ行こう。   伊豆 湯ヶ島温泉・天城温泉




久々にまともなドライブです。写真の成長や劣化の確認に加えて、新しい被写体を探すもはもちろんながら、成長を課すために、この湯ヶ島旅行時はできるだけ半年前と同じ被写体の写真も撮るように努めます。と思いつつ、足柄SAから撮る富士山は、この大傑作に譲るとして、この写真は新東名に入るあたりで、家人が車内から。たまたま入ったロールスロイスと。いうなればトップ級対決。




少し角度を変えてみると表情が変わってきます。大沢崩れ宝永の噴火跡の開口部が大きく開けた口、左右上の少し黒いところが目で、まるでダンボー君が富士山に乗り移り正常進化したような顔に見えます。そしてこのあと、あっという間に富士山は広がった雲で見えなくなりました。富士山は相当な恥ずかしがり屋なようです。




富士山も見えないので、伊豆の国パノラマパーク・ロープウェイは翌日に持ち越すことに。予定より時間に余裕があるため、伊豆縦貫道にあるいちごプラザで入念に休憩。同じような花に見えても、



色違い。そういえば昨夜は鳥を掴まえる夢を見ました。正確には子供が掴まえ腕で抱え鳥が逃げずにいるような光景でした。よい暗示を感じます。以前は死ぬ夢を見たことがあるのですが、これは衝撃が強く、暗示的には一皮むける意味を示すそうですが、夢の分析は占い的領域から脱することができず、心理学的な解明はまだまだこれからなようです。いや永遠に推論の域を出ない気もします。宇宙を知るより難しいかもしれません。いずれにしても目覚めがよかったり、脳がすかっとする夢はいいものです。



すぐ近くに咲いているのに、花びらの形が少し違ったり、こちらはシャープな形で面白いものです。人間の顔はたとえ親戚同士でも、もっと違うので、と思うと、違って当たり前かもしれません。



こちらはたしか、りりちゃんという名前だったはず。休憩中に袖触れ合った方の愛犬で、少し散歩させてもらいました。散歩していると今度は若いカップルの男性のほうが満面の笑みで話しかけてきたり、ときに物事は分かりやすく連鎖したり、あるいは旅は面白いものです。悲しい過去のお話もお伺いしました。人のたくましさを教えて頂いたような気がします。




バイクのお兄ちゃん達。楽しい青春、なのでしょう。くれぐれも気を付けてください。私もバイクは大好きです。若い頃は少々乗り、ゆえに今も乗りたいのはやまやまですが、いろいろな責任を考えると、万が一のリスクが高く、家庭的立場はもちろん、社会的立場も含め、責任を全うするためにも、乗らないことに決めています。いつ旅立ってもいい老後にはアメリカンもいいですが、ドゥカティを希望しつつ、他にもパラグライダーやスカイダイビング、オールドカーなど同じくです。責任云々の前に、親御さんが健在であろうとなかろうと、心配でしかたないかと。



長居していると、お昼時。いちごプラザの食堂でランチをすることにしました。ここで食べるのははじめてです。バイクのお兄ちゃん達もオフ会でしょうか、空気が固かったように思います。中年近くになってからバイクへ乗り出した友人へ禁止令を出したことがあります。その後事故を起こすのですが、私に怒られると内緒にしていました。いつもは子供もバイクへ乗せていたようでしたが、事故を起こした際は一人だったのが不幸中の幸いでした。お見舞いの病院でがっつり叱責してきたのを思い出します。ちなみに今では乗るのをやめているようです。こんな話しを聞いて10人中、9人のバイク乗りな方で不愉快に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、1人が乗らない、乗るのをやめることを考えはじめる、ことを期して。




伊豆の真ん中を流れる、狩野川(かのがわ)にいる沢蟹のカニ汁ラーメン。しっかりとしたカニのダシが出て美味しく頂きました。
この友人というのは、10年以上の付き合いになるのですが、社会人になってから出会いました。ネットで出会った縁です。2~3通メールでやり取りすると「お前は間違っている」と頭に血を登らせて、大阪から東京へ出てきました。そして大激論。お互いに若いエネルギーで「お前は間違っている」の大合戦。それが海外旅行を幾度も一緒に行ったり、何度も飲んだり、まさかこんなに長い付き合いになるとは、当初は想像もせず。分からないものです。とくにミクシィが全盛の頃はオフ会もよくやり、飲み仲間ができたり、数名でサーキットを借り切ったりクルマ仲間もでき、あるいはミーハー系は苦手でありつつヒルズでやるようなホームパーティーも何度か行きましたが、屈託なくなんでも言い合える深い付き合いに発展したのはこの友人だけでした。




外に出ると、可愛いわんちゃん。ちょっと白とび気味ですが、思わず一枚。犬はいままで柴犬、秋田犬、柴犬と飼って来ました。最後のメス柴は足を引きずって、たまたま訪れていた普段はいかない郊外の職場へ迷い込んで来たところを保護したのがきっかけで飼うことになりました。けっこう長生きしてみんなに可愛がられ、はたまた実家に預かってもらえば、散歩で親の健康に一役かってもくれる存在でした。次に飼うことがあるとすれば、利口でのん気、陽気なトイプードルもいいかな、と思っています。



浄蓮の滝へ。クルマを降りればもみじがきれい。色づきが遅れてやってきました。まるで秋の一枚な感じで、冬とは思えません、人間の勝手で小さなスケールで思うと。
メス柴は最期、腫瘍ができて、かつ痴呆症にもなりました。懐いていた私のこともわからなくなり、ただただ永遠と同じところをぐるぐる回る姿をみていて、ボケるということは死ぬ準備なんだと、教わった気がします。人間の場合ですとボケてやがて死ぬことは周りに迷惑をかけるから嫌だという人が多いですが、思ってみれば本人は死への恐怖もなく、別れる辛さもなく、訳がわからないまま旅立つので、幸せな死に方の一つかもしれません。




先の友人は年上なのですが、私のほうがしっかりしている役割なので、いつも説教と、いよいよ人生が大変で落ち込んだときは励ます役割です。の、繰り返しで、少し状況が好転するとすぐにタイへ遊びにいきます。そしてまた天狗は足を掬われるらしく、説教を聞かないので大変な事態に陥ります。励まし、好転してきたときこそ説教。それを求めてくるから応えるのですが、まったく言うことを聞きません。




私はいわゆる風俗はやらない派です。神経質なところがあるので衛生上、不可で、別段道義上どうこうは思いません。この友人は大の大好きなのですが、香港へ行った際もいわゆる「チェンジ」で大騒ぎし、隣の部屋から大声が聞こえる始末。今度は廊下からもめる声が聞こえてきたので、出てみれば、英語が通じず話が通らない女の子になんとか伝えようとしたのでしょう、メモに書かれてた「change!」を見て、そこまで・・・と思わず笑ってしまいました。日本の歌舞伎町でも後ろに何がいるのか分からない中、何が後ろにうごめいているか分からない異国、しかも香港でそこまでもめてまでも意志を通す、ほどに好きなことがあるのも、幸せなのでしょうか。




いつも私が叱るほうの役割でありつつ、この14~15年ぐらいの付き合いの中で、一度だけ激高されたことがあります。唯一その友人に怒られたときです。この友人というのはキレやすく、お店でも店員さんへ怒鳴ることを幾度となく見ては諫めてきましたが、私には怒ったことがありませんでした。怒られたのはアジア旅行三日目。みんなで行こう風俗へ!三日目も断ると「なんでや!」と大声で怒鳴り散らされました、好きなんですね、男同士絆を深めることが、とよい理解をしておきたいと思います。




その際は、後進などもいたりして、私の付き合いの悪さでかなり空気を壊したという経験をしたので、それ以来はできる限り風俗へ付き合うことにしています。それでも断ると「なんで」の大合唱がはじまること多数ですが。どうしても行ったときでも、行くにはいきますが現場に入ると開口一番「キャバでいいよ」とトークだけです。風俗があることにより、性犯罪の発生が少なくなるのも事実だと思います。歴史も長い商売です。しかし私はいつも周りへしつこいほどに啓蒙しているのですが、本当に衛生上、かなりまずいほどによくないので、気を付けたほうがいいと思います。事詳しく何度も伝えた人は、やっと理解し、いや理解しすぎて、過去を思い出し頭を抱える人も多く居ます。





いい大人にはとことん性教育もしますが、難しいのが子供です。やりすぎてあまりに真実を伝え過ぎると、恋愛すらブレーキがかかりすぎてしまいます。若いうちは免疫力も強いから、まぁ大丈夫でしょう。ほどほどに伝えたいと思いますが、いわゆる性病とカテゴライズされているウィルスや菌はほんのごく一部で、性行為により多大な細菌などの行き来が起こります。




虫歯一つも移るのは有名なところですが、最近は耐性を持った菌やウィルスも増え始め、それだけでなく、まだまだ未知のウィルス・細菌も多くあります。近年話題にのぼることも多いHPVは多くの人は自己の免疫力で排除できるケースが多いのであまり気にする必要はありませんが、病名が慢性○炎症と、まともな病名すら付けられないものもあります。思っている以上に本当に怖いものです。これ以上の真実はここでは記せません、傷つくだけの人がいても望むところではありませんので。一つだけいうならば、自分だけでなく、守るべき家族やパートナーの将来的なガンなど病気の原因になる可能性が非常に高くなります。




上の写真をトリミング。この切り取り方な世界観もありなような気がします。

身近に性病のホームラン王がいます。なんでそんなにもらうんだ、と思う程に打率がすごい。夜のかっとバースと呼んでいます。この彼は、膿の状態で病名まで分かる賢者です。もう感覚が麻痺していて少々重めの性病にかかっても「一切不安がない」と言い切り1年放置していたこともありました。私がその場でスマホで見てみると「壊死することもあると書かれている」と伝えると、真っ青になり、あわてて翌日病院へ行きました。このような人が病気を治さないまま、また風俗へ行きます。こんなお客だらけがまた風俗なんだと思います。



「しっかりしているところは検査しているから大丈夫」と言う人もいますが、昨日、今日、あるいは週単位や潜伏期間も考えれば、まったく分かりません。先輩や友人、何かのきっかけで風俗へはじめて行くときは緊張し、やがて癖になり、当たり前のようになっていく人を多くみてきましたが、正確な知識や情報を持たないままに、40歳、50歳になっている人も、また多くいます。




ついでに言うなれば、士業、ことに公認会計士殿はこれらのサービスが大好きな方が多いように実感してきました。結果が同じなのだから、という一つの合理性を追及したような動き。製造業界の方々はアジアに工場がある関係で、そちらのスキルが伸びる傾向にあり、また技術職の方はその純粋さと探求心が相まってとことんはまっていく人が多いようにも思いました。もっともヘビーユーザーな方は、やはり女性との縁が遠い方のように思います。



浄蓮の滝を去るまえに鮎をもう一枚。釣り好きそうな方が「これは痩せて細いなぁ」と言ってました。時期的なものがあるのかもしれません。

ところで医療従事者は医療行為をするにあたりまずB型肝炎のワクチンを打つのですが、我々一般人は人の体液に触れる際にB型肝炎など心配しません。真実と一般的イメージとは大きく乖離がある一例です。すべてありのままを世の中に伝えたら、パニックが起こり、あるいは性行為をする人が激減するぐらい、と言ったら言い過ぎかもしれませんが、しかしそれぐらい本当は怖いことです。




性風俗で働く女性は本当に危険なところに身を落としているわけですが、働かなくては生きて行けず、危険どころか今日と明日を生きることのほうが大事なわけで、否定する気はまったくありません。しかし日本経済の経済的困窮度合が深まることに、そのような危険な仕事をしなければならない若い女性が確実に増えていくことは、大変残念なことだとは思います。他人のお前に何が分かるんだ、と言われたとしても、子を風俗で働かなくてすむように親の責任を全うしてほしいとは思います。苦労していても貧しくとも責任を全うする人もいるのですから。




バスも無意味に流し撮り、の練習を忘れず。

とはいえ、風俗で働かざるを得ない女性の絶対数は増えていくのでしょうが、見方を変え後進国を思えば、やはり経済的に疲弊が進んでいる客観的指標としての証しでもあるのだと思います。ちなみに風俗店を経営している人に会ったことがありますが、かなり儲かっている様子でした。利益を社会的に全うといえるような事業に投資し、息子氏のために会社を残してあげたいようでしたが、お昼の事業はあまりうまくいっていない様子でした。



宿に到着です。ここももみじが時期でした。

そこそこ大きくなった会社の中には、初期の軍資金づくりとしてラブホテルを経営していたところがあり、上場一部の会社などや老舗と言われる企業でもその例を見ることができます。その昔は銀行評価も高い安定的ビジネスと言われたそうですが、社の成長とともに世間体もあり手放すケースが多いようです。とくに息女ができると、これに配慮して売却するケースが多いように思います。加えて、近年では地方でのラブホテル経営は相当に厳しい時代となっているようです。若い人がそもそも使わなくなってきています。あらゆるところで時代が変わっているわけです。




この宿は大人の時間を大切にする、という方針で中学生未満の子供連れは来ることができません。年に二回だけ、子供連れで泊まれるプランを案内頂けます。

世の中に不必要なものはない、と言われる通り、人へ悪さをするウィルスや菌の役割もありつつ、それはまた別の機会にのたまうとして、いずれにしても、衛生的なこの国での風俗は、後進国の一部地域で普通に生活するよりも衛生的とも言え、その意味においてもやはりなんと恵まれた国なのでしょう、とも思いつつ。のん気に写真の趣味。



基本としてはここの宿は子供向けに慣れていないのですが、段々と子供向けの気遣いも増えてきます。前回は数個だったアヒルが15個に。親の部屋と合わせると30個のアヒルが迎えてくれました。



親孝行と同時に、時間をずらして食事をスタートすることで我々も少しゆっくり食事を楽しませてもらいます。束の間の休息です。



まずはひと休憩ゆっくりして、と思ったら到着早々に隣の部屋で子供がお風呂に入れてもらって。親の裸は見れないものの、写真は軽く撮って、



景色も写真に撮って、と思いきや、



前の写真はこれのトリミングです。画素が増えて来ると標準ズームだけでも、幅が増えてきます。トリミングのぜひというものがあるのですが、たしかにあまり前提にし過ぎるとカメラの腕が向上しない要素と繋がりそうですが、技術の進歩に合わせて感覚や考え方、手法も変えて、受け入れていくことも必要かと思います。



この写真も拡大してみれば、橋のメッシュ一つひとつまでわかる、そんな時代です。



親は飲まないとのことですが、もったいないので大人四人分のウエルカムドリンクをもらって家人と分けました。



日本酒のカクテルもいい感じでしたが、気に入ったのが、このココナッツのカクテル。気分だけでも南国を思い出して。



そして食事へ向かいながらカメラ。だんだん暗くなってきたので、カメラとレンズを変えて。にしてもこの花は暗い中で難しかったです。来年の同じ時期にもう一度。










家人はシャンパン、


私は家人が選んでくれた、お値段も控えめなカルフォルニアワイン。ちょっと違うかな、という感じでしたが、おいしくいただきました。家人の経済観念は目を見張るものがあります。最低限のおしゃれはしつつ物欲もなく、ちょっぴりお酒がすきなだけで、何より貯蓄能力はずば抜けています。

家人がOL時代、年収は300万円に満たなかったと思うのですが、女性としておしゃれはしっかりとしつつ、筋として毎月実家にいくらかも入れつつ、三年で300万円以上を貯めました。貯蓄も能力だ、と気づきがありました。私はまったくお金がなかったので、それが結婚式費用となり、一生頭があがらない次第です。



二品目。いつも感動させられる、何度来ても薄れることない感動です。いつもは対話させて頂くつもりで芸術品と言ってもいい料理をいただくのですが、今回は意味はとくにないのですが、勝負という気持ちで挑んでいただき始めました。



が、一品目を口へ運んだ瞬間から玉砕の完敗で、写真すらうまく撮れませんでした。写真の料理は60種類以上の材料・調理法で作るという一品。前に聞いたときは材料の仕入れから三日かかると教えてもらいました。実際に数えてみると120種の材料・調理法だったことも。



もうちょっと料理をわかりやすく撮影すると、こんな感じです。仕事のジャンルを問わず、仕事として超一流を感じます。料理界のジョブズ、あるいは羽生氏と言ってもいいくらいの逸材に思い、ジャンルに関係なく、ここまでのレベルな仕事する人としてここのシェフを尊敬しています。年齢は関係ないながら、すごいと思っています。同じ道に進んだとして、とてもじゃありませんが敵いません。今回は料理のアイディアをどこで考えるか、生みの苦しみをほんの少しだけ聞かせてもらいました。



栄養価はもちろん、シェフの丹精を頂くために、ソースもきれいに残さず頂きます。どうしても残った場合はパンにつけて頂きます。叔父がフランスで修業し、一応名店と言われるオーナーシェフを麻布あたりで数十年やってきたのですが、賛否ありながらマナー違反ではない、というプロの意見を信じて。ま、細かいことは気にしませんが。ゴーイングマイウェイも大事です。



私は牛肉を選択。小学校一年生のときに食した、叔父が作ってくれた料理の味をいまでも覚えています。正確にいえば衝撃を覚えています。エスカルゴってこんなにも美味しいんだ、フォアグラ!?、なんだこのソースはなど。がしかし、それよりもおいしい、叔父さんごめんなさい。



子供のリゾットは、子供にはまだちょっとアルデンテすぎたようでした。少しずつ舌の経験も本物も積ませていきたいと思います。いつもは大人の空間であるこの宿も、この日ばかりは児童館。今まで一番子供たちも騒がしかったと思います。おかげで写真撮りやすかったです。ここでのディナーはプリントして飾ることにしています。今回は出会いもあったり、前回も前々回も見た顔ながら、まだお知り合いになるタイミングがなかったり。かなりリッチ層な人は部屋食です。もったいない。



デザートだけで2~3品ぐらい出てきます。途中、子供と遊んで離席しつつなので、よく覚えておらずのマナー違反ですが、この日ばかりは大人の空間なフレンチ系でも許される企画で有り難い限りです。子育て、いや人の育成というものは、ときとして人の目なんて気にしていられないときもありますが。後進を育てるにおいても、まったく同じです。



先月は一生独身かと思っていた同世代の仲間が結婚したのですが、中でも披露宴は非常にカメラが難しかったです。照明の強さが目まぐるしく変わったり、そもそもレンズの選択も難しかったです。ゆえに二台持っていきました。カメラの修練としてもいい経験をさせて頂きました。今回の旅行も二台体制で昼と夜用に分けました。少しでもいろんな場面でいろんな組み合わせを使うという経験を積むことで、どんなときにどんなセットがいいのか、体で理解していきたく思います。



ちなみに、その友人の結婚式・披露宴でも多くの声をかけられました。新婦側友人の女性から「プロなんですか」や、年配の方からは「なぜ二台なんですか」など。レンズの説明をすれば実はカメラ好きということで盛り上がったり。中には女性からピンで撮って下さい、と言われ、それを見ていたその友人から「ずるい私も撮って下さい」と、誰よりも女性のしたたかさと怖さを知っているつもりの私ですが、この辺りの女性心理はまだよくわかりません。先日飲んだ女子とそんな話をしてみれば「女性はただ幸せになることに貪欲なだけです」と。どん欲なだけ、です。その気持ちはわかります。




同じ構図で絞ってみて。結婚式、披露宴、二次会では合計2,000枚撮りましたが、今までで一番歩留まりが低かったです、というくらい難しく、いい経験をさせてもらいました。今は披露宴の終わりに当日の写真が映像で流されるのですが、比べるまでもなく当然ですが、プロの写真も見てすごさを知り、勉強になりました。次の機会は70-200も持っていこうと思いました、とくに結婚式の指輪の交換など必須かもしれません。



コンデジでも参考に1枚。カメラにとってはかなり暗い部類に入る空間でしたが、コンデジ高感度撮影も立派です。加えてこのような低めのアングルでもコンデジならさりげなく撮れるところも魅力です。



翌朝は朝食前にまずは軽く写真。


トリミングしてはじめて気が付く世界。朝露。



オリジナルで見れば朝露、いや朝霜は分かるけど、


トリミングしてはじめて感じるこの世界観。トリミングも考え直していく必要を感じました。


つづく
ドライブへ行こう
Posted at 2015/12/18 07:54:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | 伊豆ドライブ | 日記
2015年10月08日 イイね!

伊豆をドライブしよう。  大川温泉


シルバーウィーク半ば「どっか行こうか?」と問いかけると家人より「伊東あたりは?」という返事。内心「この間行ったばかりで気乗りしない」と思いつつ、「空港はあるの?、ないよね」と独り言を発して快諾。通ったばかりの伊豆東海岸側国道135号ではなんなので、せめてルートを変えていくことにしました。この日のドライブマシーンは代車、白のS400・ハイブリッド。私のそれよりグレードがいいエクスクルーシブ。赤外線遮断ガラスが付き、調整部分がより充実しエアーコンディショナーも標準装備されたワンランク上のシートになり、エンターテインメントシステムもハイグレード化。




ドライブ中に残りの距離感をリアルタイムで知りたくナビを設定するために一旦停車。
この日は、伊豆縦貫道を抜けて、伊東方面にある大川温泉を目指します。単に箱根ターンパイクから伊豆スカイラインを通って行こう、という家人の提案を私が勘違いしただけなのですが、思いっきり遠まわりドライブです。伊豆を半分ドライブすることになりました。





東京方面から海老名で小田原厚木道路へは行かず、東名をそのまま直進。新東名と伊豆縦貫道が接続する沼津岡宮インターチェンジまで飛ばします。その前に、途中の足柄SAで長い休憩を小一時間以上。



新世紀エヴァンゲリオンイベントをしていました(2015.12.23まで)。wikiに記されたあらすじは二行しか読めませんでしたが、ネクスコ中日本のWEBサイトによると箱根が第三新東京市という設定なのは分かりました。その昔、歌だけはいろんなところで夜のアフターでよく聞きました。新宿、六本木、銀座あたりだったかな。歌舞伎町の子がエバオタクで一番歌が似合っていたように記憶しています。



富士山をもう一枚。
「おねえさんは着くの?」と声をかけてもご覧のとおり、はにかみ屋さん。それよりも一枚前と比べ、格段に構図が洗練されてきました。溢れる躍動感。確実な手ごたえを感じる一瞬。自称航空写真家の御三家に食い込もうとしているわけなのでこのあたりで一皮むけないと困ります。航空写真家は二大写真家状態なので、各業界御三家のほうが発展性が増すため、私利私欲ではなく、航空写真家業界の発展に寄与するために、御三家体制の確立を目指しています。



子供たちが通るロボットの下をさりげなく歩いてみました。御三家体制のために。




ちょっと緊張気味なのか、表情も硬かったですが、私服が気に入りました。このいで立ちでおじさんが城南島ででかいカメラで撮っていたら、危険信号というよりも違法行為と言っていいでしょう、という葛藤を終えて、



SAを散歩して、写真も撮ったので、そろそろ昼食にします。



足柄の森レストラン エクスパーサ足柄SA
数組待っている場合でもすぐに通されるので、だいたいいつもここへ入ります。



美味しいかと聞かれれば、可もなく不可もなく、といったお味です。オーダーから配膳まではとくに混んでいるランチ時は遅めですが、スペースにゆとりがあるので、ゆっくりと食事をすることができます。



伊豆縦貫道。思わず中伊豆の温泉に行くんだっけ?という気分になります。だいぶバイパス化の整備が進み、修善寺のあたりまでノンストップで行くことができるようになっている中、まだまだ延伸工事は続いています。完成するまでにはまだ20年以上かかるようですが。

沼津・三島の市街地を抜けていた頃はけっこう時間がかかったものですが、これで中伊豆へ行くときもだいぶ時間に余裕が持てるようになりました。が、ドライブの醍醐味というか、街並みを楽しむ味は減っしまったようにも思います。その代わり急いで帰る必要がない帰路に、沼津方面へ寄る機会が増えました。



アウディオールロードクアトロ、に大きなカヤック。楽しそうなライフスタイルです。



国道414号で天城越えをして、ループ橋を通り、県道14号河津川に沿って南下していきます。伊豆半島は南下するにしたがって、彼岸花がたくさん群生していました。はじめてそんなことも意識して。



秋、そしてもうじき冬、やがてすぐに春となり満開の桜と多くの人で賑わうであろう河津川。



稲取漁港(第三種指定)に立ち寄れば、



多くの網元がある中で、やり手のほうだと思われる徳造丸(売上102億円/年)もこちらが母港。




稲取駅伊豆急を一枚捉えて、



前を見て、横は見もしないで適当にカメラを向けてシャッターだけ押してみれば、けっこうちゃんと撮れてた白田川




旅館に到着、チェックイン。ここの宿は景色はいいながら、年々サービスクオリティが北風運用で降下アプローチ中。定宿へ行く合間の気分転換で立ち寄ることが多い宿です。



夜が更けて、



チェックアウトした後は、ちょこちょこクルマを止めながら彼岸花(有毒性)をカメラで切り取って、



ほんと一度たりとも気にしたことがなかったですが、伊豆は彼岸花の群生が多いと知り、



久しぶりの大室山、強風。



こちらの女性が写真を撮り終わるのを待っていましたが、あまりに入念に構図を作っているので、待ち切れずフレームイン。写真が好きなようで他の旅人へシャッターをお願いするも、ダメ出しして撮り直してもらってました。こだわりを見習いたい。



大室山の彼岸花。強風が下からサササ、ザザザ、ザワザワザワと草をなびかせていく光景は壮観でした。



強風で揺れるすすきと伊豆高原の山々。



大室山から海を望み、海上安全・海難防除・大漁を見守る大室山八ヶ岳地蔵尊。
まだまだ若い31歳の方々達(2015年現在)。



観光地にあるとは思えない、本当にけっこう美味しい「おおむろ軽食堂 」 。私が頼んだとろろ麦ご飯セットは途中からお茶漬けにもできる配慮付き。家人が頼んだ明太子うどんも、いい味でした。食事の前後で女性旅をしている二組と絡めたのもいい思い出。よい旅を。



大室山隣にある「さくらの里」できれいなススキを発見。



大室山と代車ながらS400とで一枚。このエクスクルーシブのワンランクアップしたシート。革のグレードもよくなっているようで、柔らかい手触りと弾力。しかしいろいろランバーなど調整したのですが、どうも体に合いませんでした。10年ほど前のメルセデスは肩甲骨と肩甲骨の間あたりがどうやってもフィットしないシートが散見されたのですが、久しぶりにしっくりこないシートでした。



さくらの里、というだけあって、満開の桜と大室山を撮りに来たくなります。9月下旬より、十月桜が咲き始めたようです。



伊豆スカイラインへ向かう道中も彼岸花。すごい数です。



夜景もきれいな伊豆スカイライン、滝知山展望台。あいにくの天候で眺望はほとんど望めず。



箱根 十国峠レストハウスで伊豆名産、ニューサマーオレンジを仕入れて。ジュースも美味しいです。
天気が良ければ箱根十国峠ケーブルカーもあり。というわけで次の機会に乗りましょう。



箱根ターンパイクではなくて、湯河原パークウェイをチョイス。箱根ターンパイクの陰に隠れて地味な道かもしれませんが、ちょっと舗装は荒いながら、景観もさほどではないながら、運転好きにはこちらのほうがいいかもしれません。攻めるのにとても楽しそうなコーナーの連続でした。



奥湯河原



土肥実平夫妻の像がある湯河原駅を抜けて、



海沿いの国道135号へまた出て、真鶴半島を通り、小田厚、東名で帰りました。けっこうドライブお腹いっぱいになりました。



往復350km超の楽しいドライブとなりました。


伊豆へドライブに行こう
Posted at 2015/10/08 21:58:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 伊豆ドライブ | 日記
2015年09月20日 イイね!

小さな漁港にドライブへ行こう。ついでに川奈温泉、そしてくるまやラーメンも


この日は伊豆・伊東にある川奈温泉へ。

真鶴道路のトンネルを抜けると、




「そこはさわやかな空と真っ青な海だった」ならばよかったのですが、この日は台風が近づいていて悪天候。なのに、サーファーが湯河原海水浴場あたりでサーフィン。好きなことに打ち込めるってすごい。荒天の海や山登り、自然相手はくれぐれもお気を付けください。多くの人が、そして私も何かと神頼みしたり手を合わせたりしますが、冒険家や登山家など厳しい極限の自然を知っている人は言うわけです「いかに神が無慈悲に、そしてあっという間に命を奪っていくかを私は知っています」と。





「明日はここビーチラインも通行止めかな」と思いつつ、熱海海岸自動車道(通称・熱海ビーチライン)が終わり、熱海に入るあたり。
写真左手は数十メートルショートカットできる道。ですが、まさに急がば回れ。右手に行ったほうが絶対的に早いポイントです。とくに夏の混雑時期は左手の道に突っ込むとほとんど動かない・身動き取れないので気を付けたいところです。



長浜海浜公園でひと休憩。ここは無料駐車場、トイレなど休憩施設が整っています。



少し行くと「くるまやラーメン 熱海多賀店」。
かなり古くから各地にあるチェーン店ですが、最近は数々のラーメン店に押され気味なのか店舗が減ったような気がします。と思って「くるまやラーメン」見たら一度会社更生法が適用されているようです。



レンゲの存在感。それは名わき役。たとえ使わない場合でも、それはセリフがなくとも、必要な存在。を感じつつ、注文後ネギにすればよかったと小さな判断ミスを、店をあとにしたあとも引きずりつつ、人としての器で乗り切ります。たまに食べると美味しい、そして味がかなり濃い目な味噌ラーメン。ニンニクと落花生油が隠し味のようです。伊東方面へ行くときはけっこうこちらの店舗へ引き寄せられます。



伊豆東半島を海岸線に沿って通る国道135号を走り、いくつかトンネルを抜けて、



伊東市へ入っていきます。
写真右手にある青い看板「浜善」は伊東魚市場の目の前にあり、135号線沿いの海鮮屋で今のところ一番美味しかったお店です。



どんよりとした雲の下、港町を感じつつドライブして、


川奈温泉の旅館へ到着。ここは二回目の往訪です。オープン当初に行ったときは今一だったのですが、いつの間にか一休で評価が上がっていたので再訪してみることにしました。宿泊中とてもすばらしい心遣いあるおもてなしを頂きました。ありがとうございます。
そして宿に入ると土砂降りに。



散策もできないので、さして広くない館内を歩いてみたり、外を見たりする他は、お風呂と食事が楽しみです。



夜は一人NHKの再放送をいくつか見ていました。
画面は巨大災害という番組。他にも気象に関する番組を立て続けにやっていました。この翌日に栃木で、翌々日に仙台で堤防が決壊します。


我々が感じる時間は、地球スケールの時間で考えればまだほんの一瞬の出来事です。番組によると、これから50~100年は気象変動が激しいタームに突入する可能性があるとのことでした。「今まで大丈夫だったから大丈夫」という判断基準が通用しない気候環境になる蓋然性が高い、と言っていい状態になっていくかもしれません。




外の天気が荒れる中、朝食です。伊豆に来たら干物もごちそうですが、私も家人が選んだ金目の干物にしとけばよかったと思いつつ、美味しく有難く頂きました。荒天が続けば干物を作るのも一苦労です。


堤防の決壊は昭和30~40年代頃までの治水が未熟な時代の光景に見えました。
堤防は300ミリまでの雨量で設計されているそうで、栃木での堤防決壊の日は、600ミリや500ミリの降雨が観測されたところもあるそうです。かつ300ミリを軒並み超える豪雨が川上から川下まで全域に渡り降雨したわけで、本来の設計からするとより広範囲での破堤がなく済んだ、という意味では「むしろよく耐えた」という評価があってもよいかもしれません。トータルで設計の数倍の水量だったわけですから。




丁度チェックアウトの頃に土砂降りが収まりました。


ところで、海外の道を小一時間も走ると、かなりの頻度で路肩に止まっているパンクしたクルマを目にします。清掃状況が悪くパンクに至るようなゴミが多いということなのでしょう。比して日本はアスファルトも綺麗に整備され、そして逐次メンテされ、道路の清掃も非常によく行き届いています。帰国して成田空港からハンドルを握るとなんて道が綺麗で滑らかなんだ、という感想を抱くと思います。日本は道に限らず本当に綺麗な国です。




そのような清潔感ある国に生まれて本当に幸せなわけですが、一方で私はちょっとした環境問題ぐらい、たとえば温暖化も、そんなに目くじら立てなくてもいいじゃないか、と思うこともあります。地球が誕生して46億年から考えれば、あるいはカンブリア紀、ここ数万年、数千年前。に比べれば非常に落ち着いた地球環境だと思うからです。

もちろんダイレクトに人体へ大きな影響がある公害は勘弁してほしく、避けていきたいところでもあるわけですが。



川奈駅の踏切を渡ったあたりから、青空が少しずつ見えてきました。荒天のあとは空がいつもとは違う変化をしていくことが多く、写真を撮るようになってから荒天が嫌なことばかりでなくなりました。



一時期は酸性雨で騒いでいた私たちですが、遥か昔はマグマがあちらこちらで噴出し硫酸の雨も降っていたわけで、長い目で見るとどんどん地球環境はよくなっているじゃないか、と思うわけです。あるいは弥生時代は洪水で村ごと滅失したどころか、大きく人口減も起こったことが分かってきたり、今はそのようなこともなく非常に恵まれた環境にいます。

荒天に気楽にドライブ行けるなんて、どれだけ恵まれたことなのか。
と思えば、ドライブ先もマンネリだ、とか不平不満なんて言ってられません。




伊豆スカイライン通行止めにより、復路も135号をそのまま北上して帰路につきます。着かないのですが。



そもそも温暖化はおまけ程度で、それよりも太陽活動が0.1%~0.2%などコンマの世界で変動するほうが地球に及ぼす影響は大きく、それからすると人間がどんなにがんばってもどうしようもない、ところもあるわけです。





名もなき小さな漁港。


いくつかの宗教で言われる輪廻転生があるのか私は分かりませんが、ときに植物、ときに人間、ときに水や鉄など姿を変えるだけで、少なくとも原子、あるいは分子レベルでは地球内の総量はさして変動しないわけで、姿形・分子構成が変わるだけというのも一面事実であり、蜂が花粉を運ぶかのごとく、地球からすれば人間の様々な活動も地球の原子を移動させているぐらいの話しであり、そういう一面もあるのではないかと思ったります。


とはいえ、そんな中でももちろんやれることはやっていく必要性も感じつつですが、人類の力を大きく超えて、想像以上に気候変動していくことが予想されるので、どこに住むのかや、どう仕事していくのか、イニシアチブをグリップしてコントロールをすることができないリスクに対して、少しでもリスクマネジメントしていくことも、これからは今まで以上に大切なファクターになっていくと思いつつ、




「関係者以外立ち入り禁止」。
既得権益者から怒られたら謝罪してここをあとにしようと思いつつ、入ってみましたが、近くにいた人から何も言われなかったので、そのまましばらく風を感じて。



次は伊東マリーナ/マリンタウン。だんだん天気がよくなってきました。風も乾いてきて少し海外にも来た気分を強引に思います。リッチ層は東京の桟橋から船でここに来るそうです。




私はクルマで。
そういえば昔に下田へ行ったときインフルエンザにかかり、スーパーペーパードライバーな家人が代わりに運転してくれたこともありました。を思い出したり。




「あぁ~気持ちいい」。
しかし荒天のためビジターバースと呼ばれる堤防は散歩禁止でした。



虫や花は詳しくありませんが、この蝶々。けっこう獰猛らしいです。



「お、渋いベンツだ」とベンツに限らず、古いクルマに味を感じたり、希少なクルマに目が行くのですが、このベンツ450SEL翌日も見ることになりました。というわけで伊東マリーナをあとにします。



気持ちよい、から暑い!へ。自衛隊の船が停泊。



海洋面積まで含めれば世界第六位の面積を有する日本。経済性も含めて、相当な大国です。を守ってくれています。日本の潜水艦は、世界一の艦隊であるアメリカ第七艦隊の指揮下の基、活動しています。あるいは思いやり予算など見えにくい・見えない予算も含め、もしくはお隣韓国や遠いサウジも同じような状態があり、そうして考えるとアメリカの軍事予算は実質上もっと膨大な予算である、ということになります。

それも思いつつ、自衛隊があることによりパワーバランスが働き抑止力にもなり平和があるのも事実であり、しかし自衛隊にそれよりも実際に大いに活動してもらっているのが被災地へ行って、ときにはトラウマになるような光景であろうと災害復旧活動をしてくれています。自衛隊は違憲である、と言っていても被災すれば、助けてもらうのでしょう。


多くの我々はもちろん私も、経済活動を通じて納税したり、GDPへたとえ微塵でも貢献したり、あるいはちょっと不安もありつつ国債がまだまだ発行できるように雇用を創出そして維持したり、付加価値をなんらかの形で増せるように日々がんばる役目を全うしていきたい、とも思います。


なんて書いていたらしまった!
昨夜飲み過ぎたのに、ブログを書きながら日本酒一本空けてしまった。シルバーウィークですので。


漁港へ続く、

荒天でもリスクマネジメントもしながらドライブへ行こう


Posted at 2015/09/20 01:03:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | 伊豆ドライブ | 日記

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「まさか歳重ねるとこんなにすることないなんて。なにかしたいっていう元気もなくなるし。明日は、この先は、どうするんだよ。という中に長生きするとその分生活費等の生きていくコストという罰金必要だし、なんてことまでお風呂で思案😅だからこそ少しでも苦しみがないようにしといてあげたいな。」
何シテル?   09/07 20:30
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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