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ドライブへ行こうのブログ一覧

2016年03月21日 イイね!

か  重装備でピクニックにドライブへ行こう。 EF70-200mm F2.8L IS II USM+85mm



  5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

段ボール隅っこらの木漏れ日のような淡い光すらも玉ボケにするレンズという神業を持つ魔物。ときとして人の心を魅了する力を持つそんなレンズと言う物体と、頂いた今年一番のしかも甘くて美味しいスイを持って、


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

ピクニックへ。なお弊ブログでは、単独ピクニックも推奨しております。


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

久しぶりに70-200を外に持ち出しました。飛行機撮影以外では数えるほどしか持ち出しで使っていません。


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

ばあばにじいじも一緒だったので、これはチャンスとばかりに85mm装着カメラも携えて、傍から見れば軽いロケハン。


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

ここは他よりもデジイチ率が高いものの、やはり少な目。ましてや重装備は私だけでした。と思いきやクラシックカメラを持った若いお父さんもいたり、いろいろな切り取り方があるわけです。一度デパートの屋上でライカを子供撮りに使っている方も見たことがあります。まだまだ知らない世界もあるわけで、レンズの沼の深さを怖く思う、この宇宙およびこの公園における小さな存在。


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

70-200も持ち出すとやはり面白くて、久しぶりなせいか85mmよりついつい多用してしまいます。標準レンズではなかなか切り取れない、寄れないところへスッと近づけます。



  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

仮に柵がなく、近寄れたとしても、警戒心が強い動物の場合はなかなか切り取れないリラックスした表情も望遠であればいとも簡単に。レンズにはそれぞれの魅力があって面白いものです。


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

気候も心地よく人出も隆盛な昼下がり。


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

200mmとはいえ、望遠を持ち出しているのに、これが限界でした。鳥撮りの人はやはりすごい、と思います。


  RX100M4

二口もらって、残りは倒してしまい大地の栄養分。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ばあばお手製のおにぎりやポトフがある中で、別途ケンタッキーも特別オプション。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE トリミング

拡大すると肌も生地も晴天下の潤沢な順光で精細かつ少々硬質に写ってしまいました。が、この色、たまりません。オリジナルサイズで常用サイズに印刷すれば丁度良い質感でこの発色を享受できます。ちなみにこのレンズと出会って間もないですが、いろいろと教えてもらっています。ニコンも光の入れ方一つで、極上の肌色になることを発見しました。たとえば日中の反射した淡い優しい光を捉えると、絶句レベルで満足を越えた肌色に出会えました。そしてもっとすごい出会いも、それは後日。



  RX100M4

メラもお昼休憩。


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

ご飯も済んで活動再開。


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

あちらこちら、春の香りを楽しみながら、のんびり美味しい昼食。


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

こちらものんびり。


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

いくつか試している最中ですが、リサイズのやり方を変えてみました。それを意識させてくれたのも、ツァイスレンズの魔力といえます。


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

どちらのレンズもポテンシャルを引き出せているわけでもなく、F2.8


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

構図も条件も異なるながら、F3.2


  5D3 + EF70-200mm F2.8L IS II USM

軽い気持ちで撮り比べ。F2.8


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

F3.2



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

子供撮り以外はさして使わなかったオータス85mmで。


  RX100M4 ズーム

電車っていうのは旅行だったり、日常だったり、人々の生活の中に息づいているんじゃないかなぁって、そんなふうに思うんですね、と心で実際に呟きながら道中も中井氏魂を決して忘れずのピクニックでした。


はるうらら、ドライブへ行こう
Posted at 2016/03/21 21:22:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 公園ドライブ | 日記
2016年03月16日 イイね!

お  昭和記念公園にドライブへ行こう。 Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE持って。



目汚しですが、レンズに興味ある方はみんカラJEPGのため知れた画像ながら気になる写真がありましたらクリックしてご覧頂くとより雰囲気を味わって頂けると存じます。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

昭和記念公園に到着。この逆光耐性。見たことありません。フレアがでないだけでなく、太陽の写りが破たんしていないように見えます。私の財政事情とは大違いです。どころか魅力すら捉えているように見えます。太陽の周りに見えるのは日暈(日かさ、またはハロと呼ばれる)現象です。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

中井氏モードは忘れず。園内に汽車もどきがいたので、劣化版としての意地。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

たったこれだけの写真でも、他のレンズとは違う、何かの説得力を感じてしまいました。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

枝の精細感、幹のコントラストにそして質感、一つひとつ、しかし合わせてのドラマを感じるような存在感。すみません、自分の写真を自画自賛しているわけではありません。構図などは放っておいて、このレンズの描写力です。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

撮っているときも、撮ったあともしびれました。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

掲載はすべて撮って出しです。大口径単焦点レンズF1.8で、太陽光の下で開く白い花びら。直射日光がある中でのしかも白い花びら、その質感を重視する場合は、少々露出を落として撮りたい一枚です。しかしこれ絞り優先で露出プラスマイナス0です。カメラの背面液晶で見たときは「やはり白飛びだな」と思っていました。が、踏ん張って花びらの質感を残しています。おそらくはコーティングも違うのだと思います。拡大すれば花びらのふさふさした感じまで、飛ばないで質感を捉えています。これにはびっくりしました


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

中井氏を意識して小さめに。この日のドグマは、レンズ性能を知るために大口径単焦点、つまり開放が明るいレンズで晴天ながら露出をいじらないことを基本にし、触ってもプラスマイナス0.3まで、どんなに変えても±1とする気構え、です。掟はやぶられるのですが。85mmなので5メートル(大型車一台分の全長)ぐらい離れての一枚です。明るい大口径単焦点は開放付近で撮ると減光フィルターがほしくなるか、あるいは少し絞るかしないと、晴天下は光量過多によりハイキーや白飛び傾向になりがちで、あるいは色が薄く、もしくはコントラストも出にくい、のにF1.8でこの色のりです。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

つs」でもう少しよって。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ノートリです。料理を二品入れた構図で意識してしまい、最短撮影距離ではなかったと記憶しています。まだもう少し寄れる、つまり大きく撮れると思います。このレンズは最短撮影距離は0.8m、つまり80cmですが、焦点距離が85mmなので、キヤノンEF85に比べてれば格段に、あるいは他のレンズと比べても十分大きく撮れます。被写体として成人よりも小さな子供撮りでも最短撮影距離でもバストアップが入りきらないぐらいになります。成人ポートレートでは最短撮影距離で撮ることはまずないかもしれない、というイメージです。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

躊躇なく何も考えずに「この花を腹ばいで撮りたい」、季節とロケーション、だけでなくこのレンズだからそう無我夢中になったと思います。このレンズ、撮影者を操る力まであるようです。絞り優先で露出はゼロ値です。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

子供は花と花の香りに大興奮で夢中、私は撮影に夢中です。春のいろいろな花の香りを楽しんでいました。こちらはもう少し花の優しい光を捉えようと露出を+1しました。なお家人が右前からコンデジで捉えています。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ふと起き上がると、一輪のモクレンが呼んでいるような気がしました。聴力がよいようです。後ろのもくれんをきらびやかな玉ボケにしたくて入光と絞り探し。F2. 2。白い花にびびって、騒ぐ煩悩も手伝ってくれ、ここでは露出マイナス1にしました。この日の教義に反してしまいました。モクレンが少々続きます。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

こちらはF3. 5。きらびやかな雪のような玉ボケの中にあるモクレンを作りたかったのですが、光の当て方を見つけきれませんでした、というほど動いてないのですが。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

さらに右には三姉妹が。こちらのモクレンに被写体を変更です。F3. 2。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

F5。左のもくれんと比べると、被写界深度が分かります。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

F16。一番手前、真ん中のモクレンにピントを合わせたままです。絞って被写界深度が深くなっていますので、もっと遠くのモクレンにピントを合わせるとより深度が広範になり全体が被写界深度に入ってくるわけですが、ボケ具合のテストゆえ。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

F16、∞(無限)あたりで月にピントを合わせて。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

F5のトリミング。どのメーカーのカメラでも感じてきましたが2000万画素だと十分と感じる中で、1000万画素程度の力しか発揮させられないレンズが多いと思ってきました。このレンズは2000万画素を余裕で引き出してくれると思います。2000万画素というものがこれだけ綺麗なのか、と思わせてくれる一本、という言い方もできると思います。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

F16のトリミング。このように性能を確認してみたところで、みんカラなどの一般的なWEBJEPG環境やモニター性能など、高画素なんて関係ないとよく言われます。たしかに拡大してはじめて見えるものもあります。しかし一方で性能が普通なモニターや、あるいはリサイズしても元の画素、つまりレンズもカメラの性能も、絵作りに大きく影響してくると思います。表示性能は劣化しても、元の精細感や質感のタッチにニュアンスもまったく異なってくるように思います。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

今のところ撮影手段としての感覚で最も異なるのが、フォーカスロックをする必要がない、ということです。露出は拾いにいくこともあるので、同じような振りはしますが、評価測光(ニコンではマルチパターン測光、ソニーではマルチ測光)という全体を平均化する測光にしておけば露出を拾わなくても、とりあえずは安全な写真が撮れやすいとも言えます。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

MF専用レンズで面白い発見しました。癖でAFボタンを押してしまい気づいたのですが、ピントが合っていると「ピピ」と音で教えてくれます。暗がりや逆光、コントラストが肉眼で確認しづらいときなどピントリング回しながら音待ちしたり、使いどころがありそうなテクニックかもしれません。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZEは1.2キロあります。1DXにつけると合わせてカタログ上の数値を足すと2.49キロですが、バッテリーやフード、ストラップなどあるせいか実測2.9キロでした。しかしカタログ数値で70-200mmF2.8よりも200グラム軽く、100-400mmⅡよりも370グラムも軽いので、と考えればけして重すぎるわけでもなく、実用常用範囲内と言えます。MFでしっかりと左腕も使うせいか意外と重量的にも使いやすい印象です。ずっしりと重いのは事実なのですが。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

というよりも、撮ってるときは重さなんて忘れてしまう。それほどに夢中にさせられるレンズだと思います。同じように寝そべって撮る躊躇、そんなことすらを忘れさせ、いい一枚を捉えるために何も考えずに地面にも腹這いにさせる魅力を持つレンズです。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

さくらの前ボケをやさしく作りながら、と思った一枚。どんなにMFがうまくとも、ピントを追い込めば若干なりとも時間は要します。つまりは動体や一瞬のタイミングものなど撮り逃すリスクは確実に増大しますが、それでもこのレンズを使いたい、と思わせる魅力。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

カメラ・写真好きの人はどんな無理してでも手に入れて損がないと思われるレンズ。一瞬一瞬、そして一生楽しくなること間違いないレンズだと思います。10年使えば月に三千円たらずで人生がより楽しくなります。どころか現代のデジカメ進歩を思っても、軽く30年は、あるいはそれ以上使えるレンズだと思います。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ヘリコプターと月、さくらも、写真は引き算を無視して欲張ると、何かを失います。この場合は構図でしょうか、そして構図にもこだわるなら、今度は待ちと言う時間を失う必要が出てくる、しかし代りに得れるものがある、そんな関係性も人生に似ているのがカメラかもしれません。




  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

遠く小さな自転車も精細に切り取ってくれます。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

子供を撮っていて画角が少しずつ狭くなることは嬉しくも悲しいものです。つまり焦点距離が24mm、35mm、50mm、85mm、あるいは200mmと伸びていくに従い、成長しているゆえ撮影距離が遠くなっている機会が増えていることを意味します。そして少しずつ撮影機会が減り、成人する頃にはやがてはめっきりなくなるのでしょう。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

表札です。尻尾が出た雷神様の。お茶でもしようと思ったのですが、不在でした。いつものアルバイトかもしれません。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

拡大してみたときに、キヤノンのレンズ群と比べて精細な写り方が一段以上違う気がします。大口径で色収差がない、ということなのでしょうか。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

公園でお友達になったRくん。と一緒に泥水を何度も往復の後半は泥水の中で大ジャンプの連続。肌色も非常にナチュラルでありながら、ニコンのそれとはまったく別物です。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ブランコ。大よそありとあらゆる色の発色もすばらしいといえるのではないか、まだ初日レベルながらそう思いました。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

年輪としわ。この写真にしても、


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

いす、の写真にしても、なんてことない、ありがちなスナップ、なのにこの胸の高まりはなんだろう、と思うこともしばしば。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

この被写体は「2m先だな」「4mで見ておこう」「15mより手前だな」と被写体との距離を感覚ではなく数値で考えるようになりました。距離感が異なる被写体を写すときは、大よそ目測してピントリングを近いところへ移動させてからファインダーを覗くプロセスになりました。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

白いのは屋外トランポリンです。この日撮った枚数は1122枚。ほとんどが子供です。このトランポリンをダッシュで下ってくるところやら、動き回るケースもたくさん撮りました。MFで動体を撮り続けると、まるで夜の飛行機撮りのように目が疲れることが分かりました。何時間もまばたきが激減するので、後半は目がかすんでピント合わせに時間も要するようになりました。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ピントリングを回していくファインダーの中。この写真で言えば手前たる下から、冴えわたるピント域がスーーーと上方へ移動していく様だけでも感動する、圧巻レベルです。ファインダー覗くだけでも楽しい、嬉しい、感動するレンズです。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

カラスの勝手。ボケが綺麗です。EF大口径と比しても非常にナチュラルなボケ方に感じます。ツァイスの技術者は後ろボケがすべてである、と言ったとか言わないとか話がありますが、前ボケ後ろボケともに極上だと感じます。ちなみに、ついつい鳥がいればそこにピントを合わせたくなるのが新庄剛志氏というものですが、これもジャニーズとは関係のないほうの中井氏メソッドの影響です。構図は真似して終わりですが、考え方というものを得れば応用をしていくことができます。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

このレンズでなければ、撮ろうと思わなかったであろう構図です。そんな魅力、いや性能も併せ持っています。加えて、白飛びしにくい限界性能だけでなく、一方で暗い、黒いものの諧調もしっかりと捉えるレンズだと思います。キヤノン機がまるでニコン機になったかと思うほどにダイナミックレンジすら上がったような描写性能を感じました。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

中井氏リスペクター。大胆に前ボケにしてみましたが、いや思い切りのよさ、つまりもっと大胆なのが中井氏流と反省。しかしこれはこれで面白い構図かもしれません。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

川沿いの道。手前の道案内は逆光気味なので、これを撮ろうと思うと、もっと空が白くなりがちですが、優しい淡い空の色をしっかりと残しています。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

桜の木越しに太陽の環を撮ってみて。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

修善寺桜。確認していませんが、近くのマダムがそう話していました。一番信用してはいけない伝聞証拠というものです。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

中井さん、そしてルークさん。いまいずこ。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

このレンズを知るのに、これもすごいと思った一枚です。フレアも出さず、太陽も捉え、コントラストの仕事もして、被写体に存在感を持たせる枝一本ですら、精細感にほころびすら見せず。切り口を変えて表現するならば、カメラの性能が二段あがったような感覚になります。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

マイナス2。この日は露出をあまりいじらず、できるだけ露出ゼロ値でレンズの基本的な性格を知ろうと思いましたが、光りや影の入れ方、当て方、捉え方、あるいは露出やWBなど変動させ、一本で硬くしたり、柔らかくしたりをこなし、自在に操れるようになると深い面白味が底なしにあるのだろう、と期待させます。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

この一枚だけ、がまんできずに大きくマイナス露出で-2.7。透過するやさしい緑を捉えて。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

この一枚も根底のマインドは中井氏です。飛行機を撮っているともったいなくてボケさせらず、いかに精細に撮るかばかり考えてしまいます。ところが中井氏はメインたる電車も平然とボカします。カメラはまだまだやりたいことがあります。絵画を見て、良い悪い、好き嫌いで終わっていては、子供に失礼ながら子供と同じなわけです。そこにいかにウンチクをつけて話し合うか、それが人類の暇つぶしの仕方の一つだと思います。写真という視覚的感覚的なものを考え方や言葉にする。絵画ではだいぶ昔から行われてきたことです。私はこれを法解釈と融合させて遊んでみたいと思っています。そんな深くは考えていないうえに、蓋をあければくだらないことになる予定ですが。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

そんなきっかけも中井氏。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

非常に分かりにくいですが、奥に電車もどきがいます。「どこまで小さくしても大丈夫なのか、ぎりぎりの存在感というのが私の中にあるんですね」と中井氏談。それすらわかってないのはもちろん、ゆえにつけていきたい感覚です。子供撮りやスナップにも大いに応用できます。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

そろそろ昭和記念公園終わりです。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ヘりこぷたー。ひらがなはこだわりですが、「へ」だけカタカナもこだわりです。



あとは左上に電車を置くだけです。ライトをつけた淡い黄色の車体な秩父線の先頭車両が見切れ気味に見えてきそうです。なお秩父線に黄色い車両があるのかは知りません。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

解像感があるのはもちろん、コントラスト、そして色が綺麗だと思いました。シグマは青っぽく感じる場面も多いですが、otusはナチュラルでいて、どこか深みもある。シグマは解像感がありながら、そこで終わってしまう気がする中、このレンズはもう一歩か二歩踏み込んだ深みを感じる。とこれでも控え気味に表現しています。数値上では拮抗レベルのようですが、本音は撮ってみて正直ぜんぜん格が違うものと思いました。理屈抜きで楽しいと感じれるレンズでした。同じ300馬力でも、愉しい、気持ちいい、あるいは実際の性能差があったりとクルマに例えるとそんな話になるところかもしれません。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

レクサスのウィンドをお借りして、へりこぷたー。上の写真もへりこぷたーです、メインは。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

帰りの渋滞中。フェンスが手前から5つあり、その向こうでは学校で少年達が野球に精を出していました。案外と気に入った一枚となりました。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

夕暮れのずっと奥に高架を走る電車。で思いつきました、中井氏流のしかし新しい構図が。と考えながらの帰路。このレンズ最大の欠点は同社同シリーズのほかのレンズにも食指が働き始めることです。他の場面でもこの性能で撮りたいというアスリートとしてのこだわりが出てきます。55mm、そして28mmも控えています。広角にまだ興味がないのが幸いですが、破産管財人に要相談です。


<番外編>
  RX100M4トリミング

出かけに、この日もJAL。デルタも多いながら、ANA率が非常に低いので今度意図的に持たせてみようと思います。



  RX100M4

陽だまりの中で1DXとCarl Zeiss Otus 1.4/85 ZEを撮ろうと思うも、カメラをよこせと。この日も酋長は打楽器の儀式を撮り行って出発しました。レンズフードが金属製のため、首から下げているときは子供に注意したほうがよさそうです。一回激突してきて頭をぶつけ大泣きしました。なぜかかなり懐いてくれたRくんも何度かぶつけそうになって危なかったです。それにしてもRくんのおかあさん。すばらしいと思いました。なんでもやらせてあげるお母さんです。公園では多くは「それだめ」「これ危ない」「お友達が使っているよ」のオンパレードで、とにかく禁止事項ばかり多く耳にします。Rくんのお母さん、本当にすばらしく勉強になりました。



  RX100M4トリミング

立川周辺には立日橋(たっぴばし)という橋があったり、立川不動産のように社名にも取り入れられ「立つ」が多く、つまりスタンドプレーが目立つところだなと思いつつ、しかし調和がとられているのであって、まるでブラジルのサッカーのようだ、と共通性を見出して向かった昭和記念公園の夕暮れに向かう光をコンデジでも捉えておこう、そんな一日。


どかっと建物が入っても味のうち、そんな気持ちで一枚。昭和記念公園の隣は自衛隊駐屯地、海保、消防があり、この日は練習のためか、ヘリコプターが演習かと思うほどの回数、たえまなく離着陸を繰り返していました。自衛隊の方へ回ってみましたが見れずじまいでした。おかげで帰りは一般道で大渋滞。五日市街道などひどいありさまですのでお気を付けください。しかし景観はすてきな道です。



気に入りのレンズを付けて、ドライブへ行こう




Posted at 2016/03/16 11:18:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | 公園ドライブ | 日記
2016年03月10日 イイね!

交通公園にドライブへ行こう。行っても被写体不足のときも、なんとか一日一枚。 原典と新しい世代を共に想って。



  1DX + 24-70F2.8Ⅱ

みんカラからお借りしている自己管理ブログ。その写真をgoogle氏に手伝ってもらい写真だけを並べてみると、けっこういろいろなのを撮ってきたと回想することができます。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ

キーワードを変えてみれば、並びが変わってみたり、面白いものです。カメラと写真好きになって1年と4ヵ月。みんカラにUPした写真は4800枚を数えていました。一月あたりだと300枚、一日当たりに直すと10枚、撮影した全37万枚を枚数で割ると、掲載率1.3%です。人生の浪費、すなわち豪遊ですが、すべて無料なわけです。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ

カメラも急ピッチに増えた方ですが、なんでも上には上が「いてくれる」と思います。それだけ大変な思いをしているから、上にいるわけなので。youtubeなんか見てますとシャッター音の違いがUPされていまして、ざっと20台はくだらない数持っている方もいます、とさらにネットを見てると、70台持ちのつわものも。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ + トリミング

飛行機そのマークだけでも過剰反応気味。数年前に暇つぶしを探していて「うちはこれで食べていくぞ」と宣言しながらyahoo知恵袋に30件ぐらいがんばって投稿したことがありました。そこで挫折したのですが、自慢はベストアンサー率75%に踏みとどまったこと。と思っているとこの世界もすごいもので、ベストアンサー率80%台、90%台もいまして、これがおどろき分母たる投稿数が数万という回答数。それでこのベストアンサー率は驚異以外の何物でもありません。中には10万回前後回答している猛者もいて、いずれにしてもけた違いの回答者が複数名いました。加えて、暇の度合いも上には上がいるわけです。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ + トリミング

SIKU社のミニカーもぞくぞく到着。携帯の普及やITの進歩でずいぶんと電話やメールで済ませる時代となりました。私が幼少だった40年近く前は携帯もメールもないわけで、手紙がありつつも、とにかく会う、訪問、来訪なんていう時代だったと思います。私も幼少の頃はおぼっちゃまでしたので、毎日誰かしらが家に来たり、泊まりに来たり、日参レベルで来る人もいました。必ずのようにおもちゃというお土産を携えて。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ

我が家のティドマス機関庫。寝る前は片付けて、かつトーマス達も寝かせるためにママの指導で横にします。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ + トリミング

当時、子供部屋として与えられた20畳の部屋いっぱいにおもちゃがあったように思います。そんな経験をさせてもらった影響なのか、血なのか、ついつい。しかしこれでいいかなとも、直感的に思っています。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ + トリミング

ある日まとめて注文したのですが、並行輸入品であったりとばらばらに到着します。そしてチャイムが鳴るたびに、それだけで大はしゃぎで私を呼びに来ます。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ + トリミング

大物二点、輸送中です。いつ届くのかな。


  X7 + EF50mmF1.4

交通公園。デゴイチの展示もありました。できるだけ子供には嘘を教えないようにしています。たとえば「お化けが来るよ」など。お化けもおらず、従って来ずで、二重の嘘を教えることになります。昭和の大人はバカげていた上にひどいもので、心霊写真や謎の生物で私たちに大嘘をたくさんついて、かつ荒稼ぎもしました。本当なのか、と人生の浪費もさせて頂いた気がします。おかげでつちのこは捕まえることができましたが。


  X7 + EF50mmF1.4

そのような考えの中、二つだけ子供に嘘をついています。一つは夢かもしれません。子供に「銀河鉄道スリーナインみるか?」と聞くと「プォォォー」と汽笛のオープニングを発するのですが、汽車は空を飛んで宇宙を走るんだよ、と教えています。電鉄創業家の知り合いがある中、うちは銀河鉄道の創業家になろうと話しています。「一緒に立ち上げよう、いいか?」と問うと「うん!」と返します。実現を目指して。


  X7 + EF50mmF1.4

もう一つの嘘は、このキャラクターを「山下」で教えています。「ほら山下だよ」と。理由も夢もとくにありません。山下さんと山田さんがいましたら、不愉快な思いをさせてすみません。他意はありません。


  X7 + EF50mmF1.4

昭和のアニメは夢があると思います。未来の都市に、汽車も船も空を飛び。そして原典に近いわけです。


  X7 + EF50mmF1.4

今の若い子は、ダンサーであってもマイケルジャクソンを知らない子もいます。マイケルジャクソンのすごいところは一発で遠目にもマイケルジャクソンのダンスと分かる唯一無比さが、その一つだと思うのですが、その後のたくさんのダンサーに影響を与えました。しかしエグザイルが頂点だと思っている若い子も多いのでしょう。


  X7 + EF50mmF1.4

文学も同じで、原典というものがあり、ほとんどがそれの焼き直しのような面もあり。


  X7 + EF50mmF1.4

ある日思ったのですが、原典といえるアニメ、そのさらに原典は絵画にあるような気がします。この劇画はモディリアーニの絵に影響を受けているのではないか、このアニメはロートレックの影響ではないか、あるいは元をたどれば浮世絵か、という具合です。現代美術と言ってもいいメーテルの元も、これではないのか、というのを見つけたことがあります。


  X7 + EF50mmF1.4

やがて、エグザイルにインスパイアされ、リスペクトするダンサーも生まれてくるのでしょう。かのごとく、アニメも、文学も、常に新しい世代が生まれてくる中で、原典も知っておくということが大切なような気がいたします。


  X7 + EF50mmF1.4

亡くなった写真家で真島満秀氏という鉄道写真家の方がいまして、当時の雄姿もyoutubeで見ることができます。これで写真撮れているのかな、と思うようなおちゃめな節も感じつつ、当時時刻表の表紙などを撮っていた方で、誰しも一度は目にしたことがあるかもしれません。そのお弟子さんだった中井精也氏の構図を気持ち真似てみて。


  X7 + EF50mmF1.4

もうじき、このような光景も見納めです。「季節の変わり目はおかしな人が多いから気を付けなさい」春先はそうよく言われたものですが、自分も気を付けられるほうの一員になってきたような気がしなくもない、いや季節の変わり目は、心身のうち、冬は体に負担が最もかかり、心地よく気持ちよくなってきた、なんて思っている春への変わり目こそは、心に負担が掛かりますゆえ、お疲れ気味な中年以上ご年配未満の方はご自愛もください。



  先日の成田航空科学博物館にてRX100M4

子供が既に将来はパイロットになりたいと意思を示してきました。原典、もしくは原点を大切にする、という観点に立つならば、このような飛行技術を大切にする必要が出てくるかもしれません、という理屈も成り立つか、屁理屈もあり得ます。髭は空力、正確には揚力をコントロールできるのでコア技術。


  X7 + EF50mmF1.4

原典、あるいは先人と同じことをしていてもしかたがない、あるいは飽きてしまい、いずれにせよ写真一つにしても進化や変化を遂げていくのが次世代の役割なのかもしれません。


  X7 + EF50mmF1.4

というわけで、この二枚もなんとなく中井精也氏風、的に。WBもいじるべきでした。中井氏はカメラを「魔法の小箱」と比喩します。たまたま使っている卓上カレンダーが同氏撮影のSONYのものでした。今までの鉄道写真家と異なり、鉄道をテーマにしつつも、さりげない程度に電車を入れ、あくまでも旅情を大切にしています。航空写真家だとルーク氏と同じベクトルかもしれません。そうだ「鴨せいろ写真家」という道もあるかもしれません。鴨せいろを中井氏のインスパイアでさりげなく小さめに入れてレトロ気味に撮ってみたくなってきました。


  X7 + EF50mmF1.4

プロの鉄道写真家は現在日本に30名いるそうです。「その中で私が1番!太っています」という掴み。

  X7 + EF50mmF1.4

自分で構図を考えなくなりそうで、つまりは楽しみが減りそうで、あまり諸々参考にしてきませんでしたが、そろそろいろいろな写真家の構図を真似てみようと思います。次回はもう少し中井氏を意識してみようと思います。必ずその日撮った一枚を載せる同氏のブログ「一日一鉄」。


一日一枚、ドライブへ行こう
Posted at 2016/03/10 21:25:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 公園ドライブ | 日記
2016年01月07日 イイね!

ピクニックに行こう。 電車で。



吉祥寺。



前夜の楽しかった酒の肴はなんだろう。



ちょっと気になる店構え。



フクロウのツーショット。井の頭自然文化園にて。



なんとかのツーショット。



あ、自分だ。と思った方、私もです。



ここのフードは食べられたものではないので、この日はケンタッキーも仕入れて。数年ぶりに食べてみればびっくり仰天、チキンフィレサンドがボリューム50%ぐらいダウンのスカスカです。ケンタッキーに納品しているお家は敷地にゲストハウスがあるほどに儲けていましたが、取引減ってないか心配です。ネットで確認してみると、ボリュームダウンしてないはず的なお話し。たまたまかもしれないため、また次も。



ケンタッキーのワンピースをおかずに、おにぎりが至福のひと時。なお家人の父親出身のところから毎年送ってもらう、この海苔を食べたくて結婚したということにしてあります、というぐらい美味しい海苔なのですが、私が頂き始めてもうかれこれ20年、今年は出来が遅く、かつ今までにないくらいに薄い。こんなところにも気候の影響が。そしてとうとう家人と出会ってからベースで20年となってしまいました。お互いに少しずつ年を重ねています、見た目が。





これの他に、ここにあるメリーゴーランドも流し撮り、をして気が付きました。よみうりランドと回転が逆だ。調べてみるとアメリカは左回り、ヨーロッパは右回り、心理学的には右回り左回りで、緊張や安心が異なってきたり、コンビニの作りも右回り、左回りを意識しているそうです。



のんびりした時間。2016年お正月は1月とは思えないぽかぽか陽気でピクニック日和でした。ここはほどほどにデジイチ派も見かけます。いつもはキヤノン・ニコンを持っている方を見かけますが、はじめてソニーも見ました。70-200的なレンズつけてカメラ好きオーラも出ていて仲間を発見した気分。



はじめて入るリス園。リスの流し撮りは失敗。



下から見たら、目が開いてました。やぎの狸寝入り。



フードはあれでも、ビールは美味しいです。



手前のお家。地上げで立ち退かなかったのですね。



写真奥のほうにファミリーマートがあるのですが、オリジナル画像ではそこら辺の人の顔までくっきりと。怖い時代です。とうとうPhase One(フェーズワン)というデンマークのメーカーから中判ですが1億画素まで出たようで。お値段600万円くらい。そういえば中判で飛行機を撮っている人がいるのかとふと思い「中判 飛行機」で画像検索すると、いました、強者が。飛行機と言えばANAがA380を導入とのことで、撮影できる日が待ち遠しいものです。



配達する気にやる気を感じた空回り中。

今日は5に縁がある日でした。ゴーゴー。
次のドライブへ行こうは散歩の予定。
Posted at 2016/01/07 16:50:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 公園ドライブ | 日記
2015年11月06日 イイね!

都心も紅葉のはじまり、井の頭公園にドライブへ行こう。 ニコンD7100でいい暈け作ろう APS-Cと5000万画素とを考えてみながら


まずは飛行機好きに朗報です。
成田空港「空港の見える丘公園」が整備中です。2016.3完成予定とのことでドライブ先がまた一つ増えることになります。「千里川のようになる」 「いや千里川のようにまでは期待できない」、と意見がありますが、いずれにしても楽しみです。



久しぶりにマンションの地下駐車場のほうへ行き家族用のクルマで出発。けっこうクルマが入れ替わってました。他の住民のクルマを一枚、二枚。赤と赤、そして影の共演を撮りたかったのですが、立体駐車場の柵もあり、かつナンバー消すのも面倒なんで手抜きしながら、構図がなかなか決まりません。

ところで、若者世代だけでなく、都心では年配層も着々とクルマ離れがはじまっています。私が住んでいるマンションは、だいぶ年齢層が高くなっており、停まっているクルマが年々小型化していくのはもちろんながら、駐車場が三分の一近くも空いています。




そして日に日にクルマを降りる住民がいて、さらに空きは増えています。世帯数からすると年間で5%ぐらいクルマに乗ることを止めている状況です。駐車場の表が貼ってあるので時折空きを数えているのですが、二年前で53台だった空きが、今や90台になりました。クルマ離れが加速しているようにも感じます。

若い世代が多いファミリータイプマンションだと駐車場に空きがないとも聞きますが、一つ時代の反映を感じます。あまりに空きが多く、立体駐車場のメンテ代を削減するため平置き化する議案もマンション理事会にて通ったようで工事がはじまるようです。ポツポツ外国の人も増えてきました。多くのマンションの未来を示唆しているかもしれません。私が長年占有してきた平置きも早々に抽選で他の人へ決まっていました。お待たせしました。

何枚もこんな写真を撮ってる場合ではありませんでした、家族でお出かけです。




この日は転居先の掃除へ。水ぶきぐらいしておこうかと。が、ほどなくして、根をあげました。ルンバ買いましょう。そんなわけで、どこかに行くかもしれないと予想して用意してきた35mm単焦点を着けた軽装備なD7100活躍の出番です。



向かうは、東京都武蔵野市吉祥寺にある井の頭公園




私の求めにより、吉祥寺駅前を家人が一枚。ここの駅もなんでもあります。無いものがない状態。住んでも楽しそうです。あっ「ねぎし」だ、今度食べたい。



駅前から気持ち歩いて、井の頭公園へ。



少し日が傾いてきたころです。



いろんなバックライトで撮ってみる。



この状況だとAFが少し迷いました。もう少し毛状を精細に撮りたかったのですが、置いて行かれるのでこの辺で諦め。なお毛状は単細胞、多細胞の両方あるようで、面白いものです。人と同じですね。




お初にお目にかかります、象のはな子さん。1947年、タイ生まれの68歳(2015年現在)。象は超低周波が得意ということでできる限り低い声で話しかけましたが、象からすればまだまだハイトーンだったようでほぼ無反応。




4WD SPORTS。書きたい放題です、という程に遊具もとても充実。ちょっとした遊園地です。住みたい街ランキング長年一位は、駅前の充実だけでなく、このような環境も整った住環境もあり、ファミリー層の支持も厚くあったのでしょう。先般、一位の座を恵比寿に明け渡しましたが、晩婚化、シングル・ディングスの増加という世相を反映しているのかもしれません。他のサイトだとまだ吉祥寺一位ダントツですので、WEBサイトの注目を集めるための宣伝か、あるいは恵比寿の新築マンションを盛大に売りたいのかもしれませんが。



秋の薔薇。一輪、真っ赤な薔薇を夕焼けをバックライトにして撮りたかったのですが、柵があって入れず。こういうときは望遠があると近寄れるのですが、この日はシグマの単焦点35mm。APS-Cと合わせて52mm換算での活動。久しぶりの50mm単焦点、これで撮るという基本に戻ってみる。




ちなみに、その赤いバラがこれ。濃い赤、眩い赤、そのグラデーションと質感。近づいて撮りたくなります。遠い存在、高嶺の上沼さん(後述)。




黄色組が緑組を押しのけ始めています。結果は分かっているけど、劣勢な緑組がんばれ!とよくわからない応援心、求められていないのに。



黄色くなったイチョウの葉と、太陽のバックライトはやはり息をのむ美しさ。まさに圧巻。語彙が乏しいゆえ、例えて言うなら上沼恵美子さんに照明があたり眩い存在となったようなものでしょうか。
5D3のデビューをしたのが、そんな黄金色の銀杏でした。今年で銀杏を撮るの二度目になります。もう少し色づいてから行けられたら何か所か撮りにいきたいものです。

そういえば「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」にて安田美沙子さんがゲスト出演していたときのこと、上沼氏が5分ほど映り続け、その間、安田さんがまったく映らないので「これは放送事故かもしれない」と思い、テレビ局へ問い合わせしそうになりました。と冗談はさておき、年を重ねてもパワフルに第一線で仕事する、すごいと思います。なかなかできないことです。




西日とニコンイエローに染まる、白い花。これが肌で出てしまうと興ざめですが、このような場面ではいいかもしれません。そういえばコーポレートカラーも黄色でした。




どこもかしこも秋の風情。もう2段ぐらい絞って、毛状に包まれたつぼみも被写界深度に入れたかったのは後の祭り。



なんとここ、鹿もいました。鹿と、夕日で伸びる鹿の影。望遠でもう少し近寄って撮りたいところですが、しかたありません。というように望遠だと「もっと寄りたい」、そして寄るだけになるので、構図を考えなくなりがちです。特に飛行機なんて寄ってなんぼです。実質50mmだから考える、なのがいいのかもしれません。

と自分へ言い聞かせても、あの鹿と伸びる影に寄りたいと思ってしまう望遠癖。



足元を見てみれば、落ち葉だけでなく赤い実も。いろんな形で種を移動させる、意思なき意思。



前に来たときは、知る由もありませんでしたが、ペンギンまで。すごいぞ井の頭公園。




ちょっとした区よりはアドレスイメージもいいわけですが、区内にこだわらなければ吉祥寺に住むと、人生の充実度がUPしそうです。ちょっと駅周辺は駐車場も限られて、祝日なんかは駐車場に入るまでも時間がかかり、クルマを走らせにくいのが玉に瑕ですが。日中であれば新宿・渋谷へ15分、東京駅まで30分、JR、私鉄、地下鉄乗り入れと交通機関も充実。晩年井の頭公園のすぐ近くとかありかもしれません。




まじまじと木を感じてみたく寄ってみました。そういえばマクロレンズ、ぜんぜん使っておらずお蔵入りしています。今度引っ張り出してマクロレンズもトライ。マクロといえば、壮絶な絞りF40の使い道に先日興味を持ったのですが、センサーのゴミを見つける他には、マクロ撮影に使うこともあるようです。他にもあるのでしょうか。などということを考えたり、知ったりするのも楽しみの一つです。



このレンズのいいところは、解像度が高い精細な写りはもとより、加えてけっこう寄れる(最短撮影距離、つまりセンサーの位置から30cmなので、レンズフード先端からだと約14cmまで寄れる)ところです。被写体に寄れることによって暈けも作りやすくなります。キヤノンの単焦点だと最短撮影距離45cmというのもあり寄って撮りたいときは、けっこう難儀することもあります。



吉祥寺、バス網が発達しています。
吉祥寺通り(別名公園通り)を渡って、池などもある公園メインの方へ。



せっかくの明るいレンズなのでF1.4で開放遊び。

APS-Cだからボケにくいとネットで見ることがありますが、結論を言えばむしろAPS-Cのほうがボケを大きく写しやすい場合もあります。詳しくはこちらのサイトを見るとフルサイズとAPS-Cのボケについて書いてありますが、

簡単に言いますと、明るいレンズで、開放気味で、被写体にできるだけ寄り、かつ背景との距離を設ければ、寄れないレンズで明るい開放フルサイズで撮る場合より同等以上のボケを出せるケースも多く作れます。構図など制約は多少出てきますが。

写真のように背景との距離がなくとも、開放すれば十分暈ける印象なのですが、それでも足りないということ、はないはずだと思います。APS-Cはフルサイズを実質トリミング状態で約1.5倍になるわけですが、要はボケも1.5倍されることになるので暈けを作りにくい、ということは実用上ほぼないはずです。なお、カメラをはじめてから知りましたが、この暈け(ぼけ)というテクニックは日本発祥だそうです、ほんとかな、とも思いますが。



だいぶ夕日が赤くなってきました。


ちなみにフルサイズと言っても、今や画素数が1200~5000万画素と大きな幅もあるため一概には論じれなくなってきたとも思います。余談ながら5000万画素機は、広角で木々を撮ると綺麗なのでしょうが、画素ピッチをだいたんに切り捨てた商品でもあるので、高感度ではまるでX7で撮影しているような感覚です。考えてみれば画素ピッチがAPS-Cの2000万画素クラスと同じですから、これって新しいセンサー技術なのかな、とも思ってしまいます。


画素ピッチはそのままに、フルサイズという絶対的面積だけが増えていますから、むしろデータ処理、データ書き込み、発熱処理のほうに技術が求められそうです。つまり実は5000万画素ってセンサー技術としては新しくない、ということに気が付いてしまいました。結局、5000万画素から2000万画素の中央を切り抜いたAPS-Cとさして変わらない、ところもある、と思ってしまいました。素人考えですが。

言うなれば、フルサイズ5000万画素は2000万画素APS-Cセンサーの特盛つゆだく商品、と形容したら言い過ぎでしょうか。一杯でお腹いっぱいにはなれたり、違いはあるのですが、カメラの場合は割高かもしれません。


と考えると、1インチで2400万画素に画素ピッチを敷き詰めて作る技術も、これの量産技術もあるのですから、フルサイズで1億画素越えは実はぜんぜん目新しいことではないことになるかもしれません。2000万画素のフルサイズよりも、2400万画素のAPSや1インチのほうが技術的には難しそうな気がしてきます。
根本的にはどんなセンサーだろうと、作る、作れる技術はすご過ぎるのですが。



家人が前にも寄ったというお店にて。待ってる間、てるてる坊主の目線になってみようと思った一枚。F2.8ではちょっとボケすぎなので、



F4.5にしてもう一枚。もうちょっと絞ってもよかったかもしれません。本機の場合は、薄暗いところであまり絞りすぎると今度は、高感度に弱いがため、ノイズを抑えるたくISOを低めにし手ぶれに気を付けて撮影するか、手ぶれはさして気にしなくてよくなりつつISOを上げてノイズが増えることを許容するか、という選択をすることになります。

とくに設定しなければノイズは増えるがISOを上げてSSを稼ぐ方向にカメラが自動で調整してくれます。ノイズがあるより、ぶれのほうがリスクが大きいとカメラは、いやメーカーはそう考えてプログラムされているわけですね。


このような場合に、カメラの露出設定を下げると、暗くなるか、暗くして雰囲気を出す、写真となるわけですが、高感度に弱いカメラの場合は、絞りは優先モードであれば、ISOが低くなりノイズが減る、SSが速くなり手ぶれが減る、方向にカメラが調整してくれるメリットも働くことになります。



なんでも揃って、大型駅ビル施設もあり、飲食もフルコースな繁華街と、自然も豊富な井の頭公園に挟まれた、恵まれた住宅街。それぞれ100mたらずですが、住宅街は非常に静かです。左のお宅で少なく見て三億はくだらないと思います。



クリスマスのイルミネーション。もう秋かと思っていたら、もうそんなイルミネーションの時期かと思い、そして気が付けば今度は年末年始な、時節の急行期間。毎年ですね。



豆腐屋さんのピー・・・プーという音色が懐かしい。



ブレブレのピンボケですが、ファミリアのワゴン、でしょうか。おじいさんが運転していました。色も個性的で渋い一台です。



今回のセット、D7100+35mm F1.4 DG HSM雨上がりの公園散歩以来、だいぶ久しぶりに組み合わせましたが、このセットは気に入っています。かなり精細に写すことができるセットな上、D7100のポテンシャルをフルに引き出してくれるこのレンズ。明るいので開放気味に撮ればD7100の弱点である高感度も相当いけます。ISOを低くしてもよし、多少ノイズが乗ってもSSも十分稼いで速く撮ることができます。
重さ1.5kgで重量バランスとしてはレンズの側が重めかなと思いますが、レンズが金属製筒なので質感としてもいい意味で重みを感じる作りです。


カメラは人生が楽しくなる魔法の道具
以上、デジカメマーケットが縮小傾向にある中での、カメラ普及委員会・新入会員より、でした。



今宵は今住んでいる街で最後の飲みをしてきます。
秋口のドライブへ行こう


Posted at 2015/11/06 14:22:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | 公園ドライブ | 日記

プロフィール

「散々一般道と帰路は高速の長距離をレヴォーグで走った直後に高速含むアウトバック乗って、どちらも非常にできがよい車でこれはもう好みの問題だけど、どちらが好みか今ごろ理解出来ました。研修所あと2ヶ月ちょいで完成。確実に月日が経ってるのか。もう9月が見えてきた。早すぎてこわっ。」
何シテル?   08/17 21:36
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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