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ドライブへ行こうのブログ一覧

2017年04月18日 イイね!

単焦点レンズ12本、テストのテスト 50mm/55mmレンズ違い、比較、対決、開放F1.2~F1.4~F1.8 35mm(換算50mmとAPSモード)含む、鰯の頭

単焦点レンズ12本、テストのテスト 50mm/55mmレンズ違い、比較、対決、開放F1.2~F1.4~F1.8 35mm(換算50mmとAPSモード)含む、鰯の頭












50mmレンズのテストのテストをしてみました。キヤノンレンズEFマウントは、α7 IIのボディ にシグママウントアダプターMC-11を介して装着し、できるだけレンズ以外の機材条件同一性を配慮しました。が、アバウトなテストですので、ご了承ください。なお、タイトルは盛り気味です。





テストレンズ、機材リスト
<掲載順>
1.カール ツァイス(Carl Zeiss)オータス(Otus)1.4/55 (キヤノン用)+α7 II
2.カール ツァイス(Carl Zeiss)ミルバス(Milvus) 50mm/F1.4 ZE(キヤノン用)+α7 II

3.ソニー Planar T* FE 50mm F1.4 ZA SEL50F14Z(Eマウント用)+α7 II
4.キヤノン EF50mm F1.2L USM+α7 II

5.キヤノン EF50mm F1.4 USM+α7 II
6.キヤノン EF50mm F1.8 II+α7 II

7.シグマ 50mm F1.4 DG HSM(キヤノン用)+α7 II
8.カールツァイス(Carl Zeiss) Planar T* 1.4/50 ZF.2(ニコン用)+D810

9.富士フイルム フジノンレンズ XF35mmF1.4 R + X-T1
10.ニコン AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G(APS-C用)+D7100

11.キヤノン EF35mm F1.4II USM+α7 II
12.シグマ 35mm F1.4 DG HSM(キヤノン用)+α7 II


レンズの外観はこちら



画像2
※APS-C35mmレンズは換算50mmレンズとして撮影し比較対象としています。
※フルサイズ対応35mmレンズはα7 IIAPS-Cモードにて撮影しています。
※原則として絞り優先開放で撮影しています。ただしD7100のみノイズが多いためマニュアルモードで撮影。
※キヤノンEF50mmF1.2レンズはマウントアダプターの関係で絞り値F1.3にて撮影。
※カメラを据え置いて撮っています。一部、構図が異なってしまいました。
※ホワイトバランスはオート。ニコンは「電球色残す」。
※それぞれのレンズ開放にて撮影(EF50F1.2は除く)。
※JPEG撮って出し、50%リサイズのみ。



※下記、すべての画像はクリックするとflickrにて拡大表示されます。

カール ツァイス(Carl Zeiss)オータス(Otus)1.4/55 (キヤノン用) + α7 II
Carl Zeiss otus 55mm F1.4
ピントはLG21の「L」あたりに置いています。厳密にはLG21ロゴ下の「プロピアとは」の「プ」の文字に置くように努めました。


カール ツァイス(Carl Zeiss)ミルバス(Milvus) 50mm/F1.4 ZE(キヤノン用) + α7 II
Carl Zeiss Milvus 1.4/50
壁にあるテレビ下には、子供のおもちゃが置いてあります。ボケのざわつき等の参考に。


ソニー Planar T* FE 50mm F1.4 ZA SEL50F14Z(Eマウント用) + α7 II
SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA (SEL50F14Z)
木々をバックに人を入れて、ぼけの風合いや、被写体の存在感に人肌の色、質感を比べてみたいものですが、



キヤノン EF50mm F1.2L USM + α7 II (F1.3で撮影)
CANONEF50mmF1.2(F1.3)
テストのテストとしてやってみての感想は、外に持ち出しては厳しい物量と作業量でした。



キヤノン EF50mm F1.4 USM + α7 II
CANON50mmF1.4
テスト環境を作るのも一苦労しそうです。



キヤノン EF50mm F1.8 II + α7 II
EF50mmF1.8
日中の屋外であれば、露出が変わる雲が難敵となり、晴天でもリアルタイムに光の角度が変わってくる等、



シグマ 50mm F1.4 DG HSM(キヤノン用) + α7 II
50mm F1.4 DG HSM
加えて、三脚を用いたとしても画角の微妙な差、センサーの起点位置、比率も異なるので、純粋な同一条件というのは屋内であっても難しそうです。


カールツァイス(Carl Zeiss) Planar T* 1.4/50 ZF.2(ニコン用) + D810
Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF.2
レンズ特性の相違差をより出すためには、ロケーションにこだわりたい、という相反要素も思いました。なおD810の撮影範囲が1倍というのを何度も確認しましたが、本レンズの仕様なのか少しクロップされたような画角となり、他レンズと比べ50mmとは思えない画角で設置に苦慮しました。各メーカーごとに画角の若干相違があるようですが、本レンズは55mmとも撮影し比べたところ、感覚値として53mm程度な気がします。




<換算50mm>
富士フイルム フジノンレンズ XF35mmF1.4 R + X-T1
FUJINON  XF35mmF1.4 R
と、諸々テストの意義もあやういところですが、暇つぶしを慣行するためにやってみました。APS-C機に35mmを装着して実質50mmとして撮影です。



ニコン AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G(APS-C用) + D7100
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
実はこのテストもどき、この日二回目のトライで、



<フルサイズ対応35mmレンズをAPS-Cモードにて50mm>
EF35mm F1.4L II USM + α7 II
canon EF35mmF1.4Ⅱ APS-MODE50mm
一度目はヨーグルトを斜めに並べてボケ具合のテストとしましたが、最短距離の違いなどで失敗。やり直しました。もう少し手前観覧車と奥まで、その間のボケが確認できるセッティングにすればよかったと反省しています。


シグマ 35mm F1.4 DG HSM(キヤノン用) + α7 II
35mm F1.4 DG HSM APS-MODE50mm
という、画像処理中の息抜きにカメラ遊びをしてみました。子供がじっとしてくれるようになったら、日中の光でレンズ比較テストをしてみたいと思います。




薄い被写界深度ながらピントのピークにもこだわりたいところですが、ソニーの50mm F1.4 ZA、と近年の時流を手に入れたEF35F1.4IIの解像力、そして観覧車のパイプに反射した光をみれば、otusとEF35F1.4IIの健闘が光るところですが、FUJINONレンズと、意外や中古で9,000円ほどで仕入れたニコンも善戦しているように見受けられます。F1.2やプラナー50/1.4は柔らかい描写ということで、この手のレンズは光が綺麗な収差と言ってもいいかのごとく拡散しています。人を撮ってなんぼのレンズなので、なおさらにこのような比較では虚空にも思いつつ、


無駄なことに興じてしまいましたが、人生、鰯の頭ということで、失礼を致します。

Posted at 2017/04/18 12:28:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | カメラ | 日記
2017年04月08日 イイね!

カメラのストラップ交換と各社のこだわり

カメラのストラップ交換と各社のこだわり















カメラをはじめた頃に購入したフレキシブル三脚 ゴリラポッド。室内動画で活躍しています。




据え置いて子供を撮っていると、このような状態になることも。



子供がEVFを覗きながらママを撮ったり、



「みんなーAちゃんだよー、今日買ったのはトミカの・・・」などと言わせてユーチューバーごっこをしたりもしています。



カメラとレンズも変えて、動画を撮り比べもしたり、なかなか面白くもあります。




16-35mmをほぼ付けたままにして室内動画にも活躍してもらっているα7Ⅱ。にこのレンズを着けて夜のコンビニ散歩に出ることも。この機種は高感度のノイズは多めですが、ついついMFレンズ、ピーキング頼りになってしまいます。α7Ⅱは性能に加え、フルサイズとして考えてもコスパがよく、軽量で、変なAPSを買うよりは断然いい一方で、フルサイズゆえレンズ沼にはまったときの経済性にトラップがあるやもしれません。



一方、めっきり外出の出番が減り、再雇用の嘱託先気味に、いや名誉顧問として、ほぼ寝顔専用機になっているオールラウンダー5D3。



ベンチ入りするまでは、購入して満二年少々ながら、常時レベルに相当に外へ連れ立ち、シャッターユニットを変えるほど酷使もしてきたので、ストラップもご覧の通りです。



家の中でライトに使っている範囲では、すべてが切れる、というまでには至らなそうですが、落下すればレンズも負傷します。不測の事態に備えるためにもストラップを変えることにしました。




1DXとほぼ同じと思われるストラップが販売されていたので、これにしてみました。キヤノンやニコンのストラップは太く、重いレンズをつけて肩にちょい掛けをしてもまったくズレ落ちず便利で、首にかけても太いので食い込みません。



比してEマウント機は、軽量コンパクトが当初のコンセプトというのもあり、細目のストラップが付属してきますが、重いレンズを着けると、肩にちょい掛けしたときはズレ落ちて来て、首に掛ければ細い故の重みを感じ、食い込みます。私は重いレンズをつけることが多いので、α99シリーズのストラップ、またはツァイスあたりのストラップを物色中です。



ちなみに、アマゾンの箱を開け「パパのおもちゃ届いたよー。カメラの部品」と子供に言われた、コンパクト気味なシステムたるソニー用として小さいながらにクラス大光量なニッシンi40を仕入れてみました。なおキヤノン機は600EX-RTを大は小を兼ねると思い使ってきましたが、ちょっとした大口径レンズ並みの重さで、けっこう堪えます。



ストラップの話題に戻りますが、各社、フレキシブルに動く金具にストラップを付ける方式が多く、これだとストラップが痛みにくいかと思います。FUJIのストラップの労わりようはまた格別に感じつつ、







キヤノンは固定式金具にストラップを付けるので、ストラップの消耗が激しいほうかもしれません。しかしこれにもこだわりを感じています。





各社各様、ストラップやその付け方にも考え方があり、面白く思ったことがありますがその中で少々難儀を感じるケースが多いのは、ニコンです。三角環と呼ばれる金具がフレキシブルに動き、かつ縦にしたときにファインダーと同じ軸上にあるため、とっさに縦構図にしたときにストラップがファインダーを塞ぎ邪魔をするケースが少なくありません。加えてニコン機はペンタ部分が張り出しているので、ストラップに手をかけて、とっさにカメラを取ったときに、ペンタにひっかかることもあります。





キヤノンやソニーでも、急に縦構図にしたときにストラップがファインダーを塞ぐということが起こりますが、キヤノンは固定式、ソニーは縦にしたときの位置関係がファインダーとずれているので、ストラップがファインダーに被さることが少ない構造になっています。



ちなみにミラーレス機で液晶を見ながら「やはりここは縦構図」と思い、とっさに縦に変えファインダーをふさいでしまった場合は、いきなり液晶が消えるので、これも当初は戸惑いました。ストラップを手に巻く方や、一枚一枚じっくり撮る人にはあまり関係ないかもしれませんが、子供撮りをしていると、さらには他に荷物を持ちながら、というシュチュエーションなどもあり、案外に大切な要素に感じることも少なくありません。




とストラップにまで各社の考え方の相違やこだわりを感じ、面白く思います。グアム旅行の写真整理、20%ほどしか進んでおらず、さらに閑話休題といたしました。四月半ばまでにこなして、みんカラ休暇取れるか、不明瞭になってきました。





Posted at 2017/04/08 23:55:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | カメラ | 日記
2017年04月01日 イイね!

50mm/55mmレンズの世界 新しいレンズ、と新しいカメラ  XF35mmF1.4 R/Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

50mm/55mmレンズの世界 新しいレンズ、と新しいカメラ  XF35mmF1.4 R/Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


















富士フィルムに手を出してみました。



50mmレンズとしては9本目、レンズとしては数え直すと31本目、「 富士フイルム フジノンレンズ XF35mmF1.4 R」。APS-CとなるフジXマウント用のため、実質50mm、正確には換算53mmのレンズです。



先に届いていたレンズを持って、



富士フィルムX-T1を中古で探しキタムラへ注文。最寄りの店舗へ取りに行きました。入念に商品画像や若い製造番号を確認しながら見つけた一機。手に取ってみれば使用感ゼロの新同品でした。



ネットでの買い物も便利ですが、リアル店舗へ取りに行くのも楽しみが増えます。店舗を出てさっそく一枚試し撮り。







そして、デートをしていた子供を迎えに行き、帰ってみればタイミングよくもう一本届きました。



こちらはソニーEマウント用の「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA SEL50F14Z」。フジノンと同日に50mmレンズとしては10本目、レンズとしては32本目の仲間入り。「まだ買うレンズあったの?」と家人。いい質問です。



装着も早々にしてみました。2470GMが付いたセットから比べると、思ったよりも軽く感じます。



せっかくなので50mmレンズを並べてみました。



適当撮りの色かぶりも盛大な取り急ぎ撮影にて失礼を致します。



フルサイズ対応50mmレンズ、同55mmレンズに加え、実質50mmとなるAPS用35mmも含め、50mmレンズ群として。



開封したばかりなのに、埃がついています。光りの状況と相まって肉眼では気づきにくい埃。思いの外あるわけで、レンズ交換が心配になります。



カメラ用の小さなほうきで何度も埃を払ったゆえに、静電気が発生し逆に埃を吸着しているのやもしれず、と思いました。毛先が自然な素材で出来ているものを仕入れたほうがよいかもしれません。



子供の成長を残していきたい、という一心ながら私のような者を機材厨と言います。同じ要領で同一メーカーのクルマを10台以上揃えてしまったことがありますが、それに比べればまだましかもしれませんが、多少の異常性は感じなくもなく。




10本のレンズをどう撮るか、なかなかフレーミングだけでも難しいものです。



なかなか並べる機会もないので、もう数枚の中、撮影環境も手抜きで失礼します。




機材厨とは狭義では「機材の知識ばっかりで下手くそ」を意味すると考えていいかと思いますが「機材厨のおかげで機材の業界は発達する」という強力な反論を携えているはずが、その声も空しく、カメラ業界は引き続き強が付く斜陽傾向。にも関わらずどっぷりはまってしまっています。




人それぞれ、好みの画角というものがあるのかと思われますが、これだけ50mmを仕入れてしまうということは、恐らくは好みの画角なのだと思います。ここにオールドレンズの趣向も入ってくると収集がつかなくなりそうですが、レンズも畳と同じ理解としておきたく。




少し大きくなってきた子供を抱っこしながらだとフルサイズでは、あとあとの蓄積疲労が少々きついケースが多いので、少なくとも近所の散歩レベルはライトなのをという選択肢を考え、コンパクトなシステムが欲しくなり、発色もよさそうであり、結実としての絵に味があり綺麗ということで、フジのX-T1を仕入れてみました。階調もフルサイズ級な予感に期待しています。




左から「富士フイルム フジノンレンズ XF35mmF1.4 R」 「カールツァイス(Carl Zeiss) Planar T* 1.4/50 ZF.2(ニコン用)」 「ニコン AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G(APS-C用)」 「キヤノン EF50mm F1.8 II」



「キヤノン EF50mm F1.4 USM」 「キヤノン EF50mm F1.2L USM」 「カール ツァイス(Carl Zeiss)ミルバス(Milvus) 50mm/F1.4 ZE(キヤノン用)」




「シグマ 50mm F1.4 DG HSM(キヤノン用)」 「ソニー Planar T* FE 50mm F1.4 ZA SEL50F14Z(Eマウント用)」 「カール ツァイス(Carl Zeiss)オータス(Otus)1.4/55 (キヤノン用)」。




X-T1を発注後に、α7+EF50mmf1.4という組み合わせを見つけてしまいました。これもなかなか軽快な装いです。あるいはα7に軽量コンパクトなレンズという選択肢もありましたが、フジの轍も踏んでみることに。XT-1のボディサイズはα7シリーズとほぼ同じサイズながら若干軽量で、レンズはAPSのため細く、全長や重量もライトな傾向となり、全体的にフルサイズと比べるとかなり軽く感じることができるシステムです。




注文後に量販店でαシリーズのレンズも眺めてみたり、魅力的、いや魅惑的でもあるソニーのレンズ群も気になりつつ。




 α7R2 + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

携行性と色、そして味で選んだ、このカメラも少しずつ楽しみたく思いますが、なかなかよいのではないでしょうか、フジXマウント。フジノンレンズ、他も気になりだしますが、さすがにこれ以上は、慎みたくも思います。フジのカメラについてはまたおいおい。



 X-T1 + XF35mmF1.4 R

50mm/55mmレンズの対決、比較、違いをテストしたい気もなくはないながら、並べるだけでも一苦労で意気消沈しながら考案中。そのうち全機材も並べて撮っておこうかとも思案し。


というわけで、みんカラ休暇明け。月の前半はみんカラ稼働し、月の後半はお休みするというパターン悪くなく、で当面進めていこうと思っております。よろしくお願い申し上げます。と言いつつ、明日から数日の旅、前夜決定のそのまま手配。しかも一泊間違えて諸々決済をしてしまいました。バタバタしつつ、さしてみん友氏なども周れない中、数日みんカラを留守に致します。



12本、50mmレンズ対決/比較はこちら





Posted at 2017/04/01 00:25:49 | コメント(6) | トラックバック(0) | カメラ | 日記
2017年01月30日 イイね!

キヤノンを考える。 キヤノンで考える。   [ブラックボックスを作ろう]

キヤノンを考える。 キヤノンで考える。   [ブラックボックスを作ろう]














 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

機材は当面あれだったはずが、沖縄旅行から帰ってきて、すぐに注文した一本のレンズ「EF35mm F1.4L II USM(PHOTOHITO作例)」。ソニーのGMレンズやさらなる広角単焦点など選択肢があり、同じ画角にシグマartの優秀なレンズも手持ちにある中で、これを選びました。





 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

キヤノンの色味。殊に人撮り、さらには二度と戻らないその時々の子供撮りを、キヤノンボディにキヤノンレンズの色味で残しておいてあげたく、シグマのレンズもいいのですが、あるいは色々なレンズを試すうちにキヤノンのレンズは敬遠もしておりましたが、キヤノン×キヤノンの組み合わせは、私の場合人肌の色味が際立って美しく感じられ、さらにはキヤノンレンズの質も底上げされ、各量産メーカーを見渡してもトップクオリティの一つだと思わせるスペックも要するようになったEF35mm F1.4L II USMを選びました。



 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

開放のままでレンズフードに書かれたCanonと下の35mmという表記両方の被写界深度に入るラインが見つかりました。しかし今度は反射が問題となり、「35mm」という文字への光の回り込み量が少なくなってしまいました。難しいものです。






 X7+ EF50mm F1.4 USM + 600EX-RT × flickr
IMG_0575
X7に比較的安価な50mmF1.4でも十分な写りをする、と思えるようになってきました。X7、操作性は少々大変ですが、いうほど悪くもなく。そしてフラッシュをうまく使えば、ISO100で撮ることができる結果、フルサイズ5,000万画素、APS2400万画素など、画素ピッチが狭くともノイジーにならない写真を作ることができ、これをもっと活かせるようにもなろうと思います。





上記、4枚は勉強がてら、写真家イルコ氏が提唱する「ブラックボックス」という状態を作り、フラッシュの光だけで撮ってみました。自分が作り出した光だけで写真を撮ってみる考え方です。なお上記四枚の赤味は部屋の調度品の反射光です。



 7R2 + 2470GM

子供が寝ている夜の間に、せっかくなので手持ちかつ稼働中のキヤノン製品を並べてみました。これらにさらにはサードパーティーのEFマウントレンズも数本。リリースしたキヤノンミラーレス、同レンズ三本か四本に、EFの24mmパンケーキはもうありませんが、丸二年、足掛け三年でここまで増えて、だいぶ気合を入れたものです。



 7R2 + 2470GM

カメラを寝かせて上から集合記念撮影。この二枚は天井からのスポットライトのみで撮影。最近は画素ピッチの課題もフラッシュを活用して解決しようと思いつつ、他にも思うところがあり、5DsRのボディを最メインにしようと考えていた中で、今回EF35mmF1.4を仕入れると思い立ち、当面は着けっ放し級にしようと考えています。






 D810 + シグマart35mm

並べるだけでも一苦労、他の機材でも撮ろうと思ったときに、イルコ氏が『フラッシュはメーカーに関係なく使える』と言っていたのを思い出し試してみることにしました。







 D810 + シグマart35mm

SSも遅くなりほんのりブレてしまいましたが、まずは絞り優先フラッシュなしで撮りました。ISOは1800まで上がります。この状態から、次のブラックボックス状態を作ります。



 D810 + シグマart35mm

部屋の電気は点いていますが、フラッシュをつけないと真っ暗に写る状態です。他の光の影響を消し去って、コントロールできるフラッシュの光のみで撮影する考え方で、光や露出の勉強にもなります。真っ暗な部屋で撮るわけではないので、ピント合わせは問題ありません。



 D810 + シグマart35mm + 600EX-RT

機材構成をご覧ください。ニコンに、キヤノンのスピードライト(ストロボ)が付いて、かつ動いています。ただしフラッシュもマニュアルモードです。こちらもブラックボックス状態を作り、フラッシュの光だけで撮影しました。




 7R2 + 2470GM + 600EX-RT

という流れで、ソニーにキヤノンのスピードライトをつけて、同じくブラックボックス状態を作り、フラッシュの光だけで撮ってみました。こちらは光量を少なめに撮り、シャドウも上げて明るくしてみましたが、ISO100なのでノイズがほぼ上がりません。



 5DsR + EF35mm F1.4L II USM + 600EX-RT

新しい35mmでも撮ってみました。フラッシュの光のみでの撮影です。5D3はストラップがかなりくたびれているので新調が必要です。カメラにレンズではなく、最も影響力があり、最もコスパもよいであろう光を仕入れるという観点にも立ちつつ、平行して50mmF1.2、85mmF1.2のレンズも再考することにし、眠りかけていたこれらレンズをもっと積極的登用をしていこうと思っています。世界一周には遠く及ばず小学校のグラウンドぐらいですが、一周して戻ってきた感覚です。




 5DsR + EF35mm F1.4L II USM + 600EX-RT

光量の調整だけで、もう一枚。メーカーごとに良さもあれば、難しさもあるかと思います。ニコンでいえば多くの人の人的センサーに基づけば、好みの色味に持っていくのにひと手間要し、キヤノンであれば物撮りや風景の質感を出すのにひと手間要する気もしています。という一方で合わせて平たく言えばもっと光を知れば、機材はあまり関係ないような面もあるような気がしてきました。いや機材たる道具も大切かと思いますが、それ以上に光が大切な中で、機材ばかりに目が行くマーケット特性にサーフィンのごとく乗ってきましたが、メーカーにも都合よく、つまりは市場に資してきたとも言える中でそこから少し脱皮を図りたいとも。


 5D3 + EF50mm F1.2L USM + 600EX-RT

光りはほぼそのままな風合いに、機材を変えて。50mmF1.2になると光の捉え方が優しくなるような気がします。キヤノンのシステムは全体として優秀でありつつ、加えて、キヤノンは私のような素人が素人なりに撮っていても物撮りや風景ではとくに満足いく一枚に巡り合える率が低いようにも思います。そしてそこがまた妙味な面白味であり、この時代に、独自かつトレンディではない味を持つ85mmF1.2、50mmF1.2、20年以上も販売し続けている50mmF1.4などのレンズが現在進行形なラインナップなのも、懐の深さに思えるようになってきました。換言するならば、誰でも簡単に綺麗に撮れるだけでない、遊びを用意してくれている、かのようなメッセージに思えて。マーケットの方向性や企業規模、シェアを思えば、キヤノンにしかできないラインナップとも言えるのではないかと思います。




 7D2 + EF24-70mm F4L IS USM + 600EX-RT

APSに開放がF4のレンズでもブラックボックス状態を作り、フラッシュの光だけで撮ることを試してみます。ちなみに写真の1DXに85mm、さらに600EXという大き目なフラッシュライトを装着して、色々と光を試していると、それはそれは重いことで、かなり腕が悲鳴を上げます。


 7D2 + EF24-70mm F4L IS USM + 600EX-RT

まずはほんのり暗めに撮ってみます。


 7D2 + EF24-70mm F4L IS USM + 600EX-RT

次はフラッシュの光量を落としてもう少し暗めに撮ってみます。


 7D2 + EF24-70mm F4L IS USM + 600EX-RT

暗めに撮った画像を持ち上げて明るくしてみました。APSに暗いレンズでも、ISO100ゆえノイズは増えません。しかし光りが回っていないところはディテールが潰れてしまいます、というように多くの勉強にもなるやもしれません。


 7D2 + EF24-70mm F4L IS USM + 600EX-RT

同じ写真のシャドウを思いっきり下げ、コントラストを上げてみました。まるでロゴが発光しているかのように見えます。




 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

暗い写真ばかりではなく、明るい写真も、ということで次は朝の光とフラッシュを混ぜて撮ってみました。白黒写真を撮ったときに思った、色ではなく光りの諧調、あるいは影のグラデーション。自然光、フラッシュ問わず、しかしフラッシュであればコントロールもしやすいながらの、周り込む光や反射光にヒントがありそうです。




 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

写真。子供を撮るために、その一心でやってきました。絞り優先しかしたことなかった中で、飛行機撮影に出会い、SSやISO、流し撮りを通じてまたいろいろと考えさせられ、カメラを一歩教えてもらった気がします。さらにはあとあとSSのコントロールは、フラッシュを使った場合、遠くの明るさをコントロールできるということも知りました。とにかくたくさん撮るという、物量を経験値として、かつ物量を増やすことでリスクを減らし、今しかない子供という存在を前に、少しでも急速にカメラを上達させようと、何でも撮ってきましたが、さすがに子供撮り以外は飽きも来ました。ちなみに解像感というベクトルも飽きやすいような気もします。



 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

知りたいという気持ちがいつしからか、子供撮り以外の飽きをごまかすように機材も投入し、あるいは極めねばというセルフ鼓舞もしたりしましたが、ここに来てキヤノンの深みを味わってみようと思うと、写真への飽きを克服できそうな気がしています、という取り組み。広く撮っていくことで上達を担保することはしていきたく、さらには中井精也氏の次としてイルコ氏の考え方に感性も学んでみて、合わせてマンネリを打破し、マンネリのさらに向こうにこそ、何かがあるわけですので、それも楽しみにしながら、光を今一歩探求し始めたいと思います。影のグラデーションができました。



カメラに飽きないように諸策取り組んでみよう。




Posted at 2017/01/30 00:48:57 | コメント(5) | トラックバック(0) | カメラ | 日記
2016年05月18日 イイね!

公園をはしごしよう。前編レンズのテスト Carl Zeiss・Milvus(カールツァイス・ミルバス)50mm otusとの比較や違い 感想レベル

公園をはしごしよう。前編レンズのテスト Carl Zeiss・Milvus(カールツァイス・ミルバス)50mm otusとの比較や違い 感想レベル












  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

ミニオータスとも言われる、カールツァイスの普及帯プレミアム新シリーズ、ミルバス。長らくレンズ構成をシリーズ名としてきたツァイスは近年鳥の名前でシリーズ名を構築しており、ミルバスはトビ、オータスはフクロウを意味します。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

Milvusの作例レベルも撮れず、レビューもろくにできない、いやしてはいけない身分ですが、Milvusとotusの違いや比較の情報があまりにも少ないので、感想程度を。



  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F1.4 Milvus(ミルバス)とotus(オータス)は、周辺光量落ち程度しか差がないのでMilvusを購入しました、という方もいたり、MFというのもあり需要薄なのでしょうか、とにかく正確な情報やレビュー、とくに比較や違いに関するものは見当たりません。ツァイスやコシナの説明文をコピペしたようなサイトは散見されるのですが。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F4.5 何かの参考になればと思い、Milvusとotusとの比較や違いを中心に時おり記してみたいと思います。最後にotusとMilvusのラフな比較画像も掲載しましたが、後日改めて比較画像も掲載したいと思います。



  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F9 otusはどのような場面でもコントラストが安定しています。Milvusはコントラストが撮影した全体からすると2割ほど安定しない心象です。加えて、Milvusのほうが若干、色乗りが薄いようにも感じます。極めて僅差と言ってもいいですが。



  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

玉ボケは状況によっては丸くではなく、角もできるオータスと比べて、ミルバスは終始綺麗な印象です、今のところ。解像力も申し分ないのではないでしょうか。収差の影響か、ボケはオータスよりも少しうるさく感じることもあるような気がします。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F1.4  今度は小刻みに絞っていきます。



  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F1.6  対象はシダの葉、その裏側です。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F18  風でひらひら動いているので、ピントが一定に見えませんが、ピントはそのままにして、絞りだけ変えてシャッターを押しています。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F2  同じく、ひらひら揺れているので、絞り優先モードゆえ、絞るに従いSSが少々遅くなり被写体ブレが起こります。後半は多少端折ります。



  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F2.2 このブログを作っているいま、現実逃避しそうです。同じような写真がどれがどれだか。写真とF値だけ間違えないように一生懸命です。と思いきや、楽しくてしかたありません。カメラオタクゆえ。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F2.5  そろそろ端折りたい気持ちが生まれてきていますが、もう少し小刻みにがんばります。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F2.8  「いつもの公園」なのですが、そこそこ急いで撮っています。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F3.2 実家に行くという中で、どんどん家族に置いて行かれ。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F3.5  これだけ小刻みに絞りを変えた写真を並べていくと、前後と見比べると間違い探しのような様相を呈する、不可抗力です。



  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F4  やっと三分の二まで来ました。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F4.5 運転初心者が、フェラーリの試乗インプレを記しているようなものなので、その点をご留意ください。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F5  レンズのテストなどカメラをはじめた当初以来です。しかもここまで丁寧にF値ごとに撮るのは、はじめてかもしれません。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F5.6 と思えば、自らにとっていい勉強です。実は。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F6.3 このレンズでこのようなテストをしたので、オータスでもしたくなってきました。もちろん他のレンズでも。そして三脚も使い、現場で比較テストもしたいところです。難敵は屋外での頻繁なレンズ交換です。



  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F7.1  後ろボケが木と葉、に直射日光もあり、ボケがうるさくなりがちな一つ、を想定し、一応レベルばかりですが前ボケも入れたテスト構図にしてみました。F8~F10は割愛し、F11から先は撮り忘れました。Milvus50、otus55ともに最大絞りはF16となっています。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F11  シダの葉は若干斜めから捉えていますが、葉っぱ右端は被写界深度に入り切りませんでした。接写気味のピント。いかに被写界深度の確保が難しいかも分かります。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

レンズの方向性としてはオータスと同一方向です。そして差が出にくい環境下であれば、かなりオータスに近い、あるいは遜色ない、もしくはほとんど同じような絵を出すときも多くあります。少なくともネットや写真サイズプリント、A4までなら、見比べないと大きな違いはなんとなく程度にしかないかもしれません。しかし「やはり違う」と印象を持ち、otusに戻ると「やっぱり違う」と満足感の得られる度合がどこか違ってくる絵を出してくるのもまた事実だと思います。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

オータスすらも、あるいはレンズそのものを知っていくのはこれからなので、なんですが、しかしオータスとミルバスも相違点をさらに、もう少しだけ具体的に記したいと思います。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

コントラストの安定感。この違いがまっさきに感じたことです。オータスはどのような環境下でもしっかりとコントラストを出してきますが、ミルバスは時おりコントラストも薄い絵を出します。収差が残っていることにより、ピクセルに正しい情報がいかない結果、カメラ側での処理が若干齟齬が起きる、そんな想像の印象です。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

ボケのなだらかさ、ナチュラル感でも、少しオータスのほうが良好に感じます。蜘蛛の巣というものをはじめて撮ってみました。とはいえMilvusも非常に優秀な部類に楽勝で入るレンズだと思います。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

まだいくらも使っていない中なので、あくまでも第一印象です。が、第一印象も大切かと思い、かつあとでどう感想や見方が変わるのも含め、もしくは後々恥ずかしくなるものなのですが、カメラオタク2級記させて頂きます。昇級試験合格いたしました。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

重ね重ねで恐縮ですが、otusとMilvusとの比較ができるほどの力量も、知識も、経験も感性も持っていない中ですが、すみません。子供が見つけた「P」。なるほど。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

とはいえ、otusとの比較を中心にした感想を進めたいところですが、otusは開放から極めた感があるほどに秀でる解像力が周辺までもある中で、極めて自然なボケと共存し、そして収差がない世界で強烈なコントラストを生み、色も自然な風合いで、被写体を浮かび上がらせ、これら全体をドラマティックな絵でまとめ上げるように思います。無理やり言葉にしてみると。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

あくまでも雰囲気のイメージですが、なんとなくレベルでotusに近づけるため、少々コントラストを上げてみました。Milvusは、otusよりはほんのわずかに淡泊な絵が出てくるように思います。一方でMilvusは周辺光量落ちもotusよりは大きいので、全体の雰囲気としてはドラマティックな絵に感じることも多くあります。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

大きさとしてはMilvusはotusよりも三分の二ほどの長さで一回り細く、小ぶりかつ、防塵防滴なので、気軽に使えます。レンズとしての価格もけして、かなりの高額、という部類でもありません。純正レンズでMilvusより高価格帯のものはたくさんあります。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

プラナーとは方向性が違う、こってり感、とピントが合った部分のシャープさ、そして深みがある情緒性、という表現に違いがありましたら、ぜひご指摘もお願いしたいところですが、いずれにしても、手軽にotusのような絵を楽しめるのは、非常に大きな利点だと思います。実感です。とはいえ、otus違う何かも確実にあるわけです。ちなみにotusのこってりに食傷気味になったときは、さっぱり癒しのプラナー50を使う、という手もあるかと思います。なお「プラナー オタース」「ディスタゴン オータス」と別々に表記しているサイトが存在したので困惑しましたが、メーカー表記によると、otus55はディスタゴン設計、otus85はプラナー設計と、同じシリーズで設計が異なる展開になっています。



  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

昨年も撮らせてもらったすずらんです。「一枚撮らせてください」と二枚撮ってしまいました。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZEトリミング

昨年もこのすずらんを少々色違いでしたが、トリミングしました。キヤノン機でニコン機のような毛状の捉え方ができるようになります。カメラをはじめて二回目の春です。昨年と同じものを撮ってみる、同じ人に一声かけてみる、かけられてみる、という幸せも感じます。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F2 otusはキヤノン機の色合いと相まって、ドラマティックさが助長されるようにも思います。ニコン機の作例もかなり見入りましたが、クールさの中にドラマティックさが共存しているようで、それも非常に格好がいい、と思える写真が撮れるのだと思いました。



  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

F6.3 成長の記録としての子供撮りにファッション性よりも情緒性のほうが親和性があり、キヤノン機を使っていますが、仮に子供撮りをしない環境で、女性撮りを主体としてたとしたら、同じ人を撮るのでも、ニコン機を使っていたと思います。レタッチもしながら。D810の瞳をうるうるしく美しく撮る性能はずば抜けているとも思います。D7100も暗所(と連写)に弱いだけで、その解像度たるやD810に引けを取らないほどに同じく然りです、という感想を持っています。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

しかし一方で、キヤノン機であっても、ローパレスなD7100やさらに加えて高解像度のD810に、ローパレスでない1DXや5D3で引けを取らない精細感をもたらしてくれるのが、otusであり、このミニオタースたるMilvusです。と思います。ではキヤノンのレンズが悪いのか、というと、システム全体の呪縛やヒエラルキーの都合、マーケティングの結果で、そういう面もあると思いつつ、しかし首尾一貫した思想もあるので、けして悪いわけではない、どころか貫徹している思想に美しさすら、私は感じています。それはまた別の機会に。



  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

otusとMilvusの相違点として他には、黒の諧調、その作り方も感じます。otusのほうに一段黒の諧調その豊かさも感じます。けして黒の諧調が悪いわけではないのに、黒の締まりのよさも感じます。さらには金属の金属感の出方一つ見てみても、otusのほうがよりリアルに近い金属感を捉えると同時に、誇張した金属感を共存させるかのような魔力も感じます。しかしMilvusの金属の捉え方もこれまた美しいと思える一枚を撮ったので、また後日。



  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

当初は公園に寄って実家のはずが、ばぅあーちゃんが「公園行こう、バスで」というので、この日は公園をはしごすることに。おかげで思いのほか、Milvusの試し撮りが捗ります。


  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

ミルバスは最短撮影距離45cm。いうほど寄れませんが、これぐらいは寄って撮ることができます(前回のブログにて22cmと誤記致しましたので訂正致します)。最短撮影距離で撮りました。



Milvus(ミルバス)とotus(オータス)の比較画像。
  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

こちらはMilvus(ミルバス)1.4/50。


  5d mark3 +otus 1.4/55 ZE

こちらは先日撮った、otus(オータス)1.4/55の写真。時間も太陽の光量に光りの角度も設定も異なりますが、しかし撮っていて、概ねこのような絵の違いを感じます。ので参考に並べてみます。線路のあたりに注目すると、otusのほうが締って見えます。



公園後編へ続く。

バスでドライブへ行こう



追記

  5d mark3 +Milvus 1.4/50 ZE

milvus F1.4  文中「今度は小刻みに絞っていきます」の一枚を再度貼り付けます。



<一枚比較画像追加>
  5d mark3 + otus 1.4/55 ZE

otus F1.4  百聞は一見に如かず。後日、もっと正確に比較もしたいと思いますが、otusで同じような構図で撮ってみてきましたので、1枚のみ参考にUPしておきます。もう少し被写体により、ボケ具合も同じするべきでしたが、それにしても主たる被写体の存在感が異なるようにも思います。ビールに例えると、モルツとプレミアムモルツの差でしょうか。アサヒ派ですが。






Posted at 2016/05/18 10:35:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | カメラ | 日記

プロフィール

「今回の旅でカメラを持って行こうと充電器だけバックに放り込み、人形を試し撮りにならないテスト撮影し持って出るの忘れました。老化やばい。データ見るとこんなのあったっけなライカのコンデジ、2023/12月撮影っきり存在すら忘れてた気が。バッテリー〇んでそう×何台も?😅」
何シテル?   10/03 09:47
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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