• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ドライブへ行こうのブログ一覧

2016年03月29日 イイね!

運転手付きドライブ(バス)へ行こう。 カメラ×散歩=100倍楽しいひと時を過ごして



ダルビッシュのごとく肩に気を付けながら初連投。とはいえ日に三つは躊躇し日を跨ぐのを待った賢者のブログです。つまり粘着質な足早です。そして先ほどまで激しい雷雨でしたが、今は星が見えています。気候は人間の感情に似ているかもしれません。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

そして難敵の一つ、黄色を持つ花。というわけで散歩は感情的にならずに続けたいところです。感情的になった散歩、できるものならしてみたいですが。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

黄色のコントロール、つまり支配下にまだ置けなく、いや言葉を間違えました、まだ仲良くなれていないようです。ファインダー内でも光量が多い中だとコントラストもなく、ピントが分かりにくいと思います。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

都会の中にも、このような木々が。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

緑が宇宙空間だとすると、この花は恒星。に見えて。なぜならば暇だからです。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

写真を撮りながらゆえ、遅いながらだいぶ歩いてきました。3時間目です。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

散歩中は二つのことをブツブツ言いながら歩きました。雲が多くハイキーでふわっとする写真の練習をしたいがために「ひかりはどこだ」と、シャッターを押した後は「またつまらない写真を撮ってしまった」とブツブツついつい発していました。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

この翌日は、運転席から手抜きしながらも、夕日に映える桜を撮ることができました。チャレンジ無くして成長なし。若手も子供も、そして鴨せいろ写真家たる小川も同じです。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

「小川、今日疲れた」と一人称「小川」を使う独り言。本人は「小生」と言っているつもり、という飲みネタで、けっこう若い子にも説明付けると受けました。ご苦労様は目上の人が使う言葉ですが、この小生も目上なのにあえて遜っていってあげるよという意味が本来は含まれているのに、ブログ等で広く使う無知ぶりなのか、やはり生粋の麻呂なのか、と思うところですが、小川とするだけで人に笑って頂ける小アイテムにもなり得ます。小川さんがいらっしゃいましたら、不愉快な感触をさせてしまい申し訳ありません。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

夕日に延びる長い影。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

早々と散る桜と散歩する年配のご夫婦と。これも桜を撮ったつもりです。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

陽が差してこれは、と思ったものの、後ろの民家が気になります。難しいものです、さくら。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

私のブログは長い方ですが、まだ二回目です「文字数が多すぎます」と保存できなかったのは。これも私のせいではなく、宇宙のせいです。ビックバンが起こるのがあと2秒遅ければこんに長いブログを記すことにはなっていませんでした。なお「宇宙のせいで」と寝坊したときの言い訳にもご活用頂けます。ぜひお試しください。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ここから歩いて引き返す気になれません。昼過ぎに家を出て、意気揚々と歩いてくれば、もう夕暮れ時。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

バスを待ちながら、一枚、二枚。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

100円バス、思ったよりも混んでいました。けっこう揺れるので片手はサンではないポールを掴んでMFできず。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

少し手前でバスを降りて。都会、もしくは街、せっかくいる環境を絡めた桜もいいのではないか、そう思いました。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

今度は電車に乗って。ここまでの費用コーヒー含めて340円ほど、で一日を過ごす充実ぶり


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

散歩の旅、締めは中井氏モードで。このレンズは非常に肌色もよく、精細かつ優しさもあり、とても満足しています。一方でキヤノンレンズもベクトルは違いながら、人撮りにはやはり一級品で、ツァイスでも出せない味を切り取ってくれる魔法のチューニングが入ったレンズだと思います。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

これは余韻。花をライトに見立てた前ボケ再び。今度は自転車もぼかして抽象化してみました。よくみればカゴにピンが来ているのですが、これもMFがもたらしてくれたアイディアです。AFだとどこかにピントを合わせないと、という意識が働いてしまいます。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

もうそろそろ、自宅。散歩中に思った次の所用をこなします。





  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

メインの被写体たる子供がいない間にまとめてセンサー清掃へ。5D3は最近センサー掃除したばかりでしたが、劣悪な環境でレンズ交換したため埃が混入してしまいました。そんな中でベストのレンズ交換場所を見つけました。空気清浄機の送風口至近です。交換だけでなくポシュポシュと、エアクリーナーで清掃する際も、この送風口で風をセンサーに当てながらやると埃が飛びやすいことも発見しました。埃があるような環境でシュポシュポとエアクリーナーで風を送るとセンサーに埃がつく可能性がかなり高まりますのでご注意ください。



  RX100M2

カメラをクルマに乗せて、いざキヤノンへ。一番汚れていたのは清掃がはじめてのEOS Kiss X7。通常清掃では取れないダストがあるとのことで、九州の工場まで旅行へ行きました。それでも1,000円。保証期間内は無料、保証期間外でも清掃後10日間は再清掃無料です。基本的には2~3時間で仕上がりますが、夕刻に出すと翌日仕上がりです。



  RX100M2

カメラを預けたあとは真っすぐ帰宅。夜は一人ビール鴨せいろ、モツ煮付。これまた極上に幸せなひと時です。


  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

だいぶカメラがなく寂しい夜。先日ずっと「捨てれるわけない」と持っていたことが判明したEOS750を実家から持ってきて一機のキヤノン機とともに夜を過ごし。母子家庭にも関わらずがんばって買ってくれたであろう27年前のカメラです。おそらく100ショットも行ってないと思います。おどろいたのは27年ぶりに子供がシャッターを押してみれば、フラッシュまで付く電池。こんなことがあり得るのでしょうか。今のカメラも数十年後、思い出の一品になってくれることでしょう。まだ増えそうですが。にしてもニコン機、状況によってはやはり黄色が盛大です。


 1DX + EF24-70mm F2.8L II USM

と思って、キヤノン帰還後、同じライティング状況AWBでキヤノン機。


  RX100M4

同ソニー。三枚ともF2.8、ニコン85mm、キヤノン・ソニーコンデジ70mm。



独身中の一コマ。総括すれば失敗もあったりした独身期間でしたが、いずれにせよもし独り身になったら、やはりあっという間にやもめはやさぐれられそうです。いつもアサヒながら、寡黙なスキンヘッドのおじさんがやっていた中華店で影響された黒ラベルを買ってみて。



  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

明けた翌日は、新しいレンズで家族を迎えに行き、子供を抱きしめた後はテスト撮影。同じF1.4ながらシグマよりもボケがうるさく感じません。。家人より「朝ご飯は何食べたの?」と聞かれ「鉄板焼きハンバーグ」と答えると「どこの?」ということで「セブンイレブンのだよ」と答えました。ネーミングセンスがローソンとは違います。


  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

33年物のコブシに寄ってもう一枚。うるさくなりがちな「コブシ」のボケ方も悪くありません。さすが銘玉に数えられる一つ。シグマArt35mmで撮った同じような写真はこちら


  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

黄色の扱いが難しいこともありますが、元来的にニコン機は凡人が日常で扱うには肌色が難しく、一方でファッション性や芸術性を感じさせる肌色は得意だとも思うところで、他方私が感じるなりの日常域における極上の肌色も見つけたニコン機、もともと物撮りは最高ゆえ、プラスに再評価することとなった結果、D810もさらに活かしたくこちらのレンズを仕入れてみました。家人には言っていません。案の定気づかず。気づくまでこのまま黙ってみようと思っています。


  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

家人実家近所の公園に消防車が来ていたので見学、と思いきやもうさして興味を示さず。消防車はもう卒業の気配も感じます。有り難いことに以前にはサイレン付きで動いている大きなはしご車に乗せてもらう機会もありました。


  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

女子に例えればぴちぴち盛りなレンズの年代も意識して、

  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

少し年数を感じる被写体を撮ってみて。


  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

1人コーヒーを買う時もカメラ。「この手書きのコメントに人の温もりがあるのではないか」などと思って。中毒です。しかしよくよく読めば、あなたが作ったのですかと言いたくなる物言い。他にもコーヒーメーカーのボタンにハートのシールが貼ってある心遣いを撮りましたが、割愛します。



  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

どうしても一緒にキヤノンへ行きたいと言ってくれたので、カメラを取りに。


  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

夕日がバックライトになり、燃えるように照らされた2016年高層ビル谷間の桜。


  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF



  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

都庁前を4回Uターンして、富士急ハイランドのトーマスバスを何度も見せて、それも撮りながらせせこましく桜を撮って。


  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

レンズの軽テスト。幾通りかの露出で撮ってみましたが、電球から横に光が出て見えるフレアが。しかしこれも味。同じような構図でのotus85mmはこちら中ほどEF85mmF1.2はこちら後半


  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

ボケも解像も、そして味、いや撮った被写体の存在感を引き出すレンズ、そこもいいと思いました。

  D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

ネットで調べてみると、最新型の同レンズよりも、こちらのほうが評判がよく、アマゾンで綺麗な個体を仕入れることができました。翌日には1,000枚撮影していました。いいレンズ、その定義や所感は様々ですが、一つ大切なことは「撮っていて楽しいか」だと思いますか。出来る人格者は疑問形にするものです。



  5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZE

家族で私の実家へ行って手料理を数日ぶりに食べれば、その有り難さを想い、いや美味しいですね、手料理は。しみじみ美味しいと心から思いました。とくに歳を重ねるごとに母親の料理は「うまい、何よりうまい」と感じるものです。



  5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZE

「湯船は入ってないんでしょ」と読み通り、一人ではシャワーで済ませ、数日ぶりの湯船も気持ちよく。昔であれば日帰り温泉でも行きましたが、今やそれよりもカメラ好機。あ、小川は亀田興毅氏と掛けました、上から目線で反省しています。今年はレンズを付けておくためにも2機ほどキヤノン機を増やそうと思っていますが「レンズが多すぎるんでしょ」と言われれば、なるほどそういう考え方もあるのかと、勉強に。


  5DsR + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZE

なぜ消火器に鍵が。考えて夜も寝れなそうです。独身期間中の家計簿としては初日アトムレンズ一万六千円、返品で11,000円、の5,000円がドブへ、高速代1500円くらい、食費2000円、三日目は食費除いて340円、その他略で一万円以下でした(ニコンレンズ代は除く)。


コストを考えて、ドライブへ行こう


Posted at 2016/03/29 00:24:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 街でカメラ散歩 | 日記
2016年03月28日 イイね!

近所を4時間散歩して、バスでドライブへ行こう。



常時2つ3つ未UPのブログが溜まっていますゆえ、足早に行きます。今月は労働し過ぎたせいか、一件会食を大失念。申し訳ないことをしました、リスケでお願いします。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

独身三日目。やはりこの日もルーサー羽田か、精也氏を追いかけて千葉いすみ鉄道へ行くか、米氏を想って女装して長野へ行くか、思案した結果、前夜は食べ過ぎたので、朝は抜いてお昼に半チャンラーメンビールをしたくなり、近所でスナップ散歩へ出かけることにしました。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

このレンズは1DXと非常に相性がいいように思います。5D3との相性もよいと思います。5DsRとは相互に難しいところがあるゆえ、まだ今一思うような絵が作れず、扱いにくい気がします。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

比してEF85mmF1.2Ⅱは5DsRと相性がいいように思います。レンズの性質からしたら、 Carl Zeiss Otus 1.4は5DsRのほうが相性がよさそうなものですが、


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

中判カメラと比べたときに、確かに画素数では5DsRのほうが近いわけですが、画素ピッチでは1DXのほうが近いわけであり、フルサイズ2000万画素の画素ピッチのゆとり、あるいはバランスのよさを感じます。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

画素ピッチが大きいと言っても、ハイビジョン100万画素、フルハイビジョン200万画素、4Kで800万画素、来るべき8Kは3,300万画素ですが、と比べてみても2000万画素という十分以上な画素を持った上での大きさです。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

そもそもその前は20~30万画素でテレビを見ていたわけですね。今でもDVDのコンテンツによっては20万画素レベルにお目にかかることもあります。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

一定までは画素に注目が行くのも当然といえる中で来たわけですが、画素ピッチの大きさというものも、少なくとも受光という観点では画素数だけでなく、作り出される絵に影響があるのは当然として、これもフルサイズ2000万画素のピッチ、すなわち7μm(マイクロメートル)前後あたりが適当かつ妥当なあたりかなという気がします。4~5μmを下回ってくると深みが足りなくなってくるような気がしつつ、状況によっては少々辛いものがあるのではないかと思います。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

そこに収差や色味も関係して、相性も出てくるのかな、と想像しています。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

5DsRとEF85mmF1.2Ⅱの相性のよさは、5000万画素と収差具合による滲み方やボケ方で、色のりもよく、コントラストも効いた深みもあるいい味が出るのかもしれません。例えると、きめの細かい絹織にプリントではなく、染物をするかのような。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

日本には、

  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

日本のよさがあり、そのような時間もゆっくりと楽しんでみるひととき。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

電球に写り込んでしまうので、ゆるめに一枚撮ってみれば、これはこれで味が出たかもしれません。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE




  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

古い木の風合い。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

新しい木の風合い。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

紆余曲折。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ここで毎年一番に花が咲くすみれだそうです。たちぼのすみれ、このあとはあけぼのすみれが咲くそうです。いろいろな名前があるわけですが、地域によっては呼び名が変わったり、認識も異なったり、そこら辺も難しい一つですが、それがまた老人になっても会話を生むのでしょう。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

少々甘目でしたが、キヤノン機とは思えない細い線の描写もしてくれます。もう少し追い込めそうです。キヤノンセンサーが一段技術を革新するか、ソニー製のセンサーが載るまで、あるいは腕が向上するまで待つしかないかと思っていましたが、このレンズが解決してくれました。キヤノン機の発色で精細感も生まれて、私としては言うことありません。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

水琴窟(すいきんくつ)です。「日本庭園の装飾の一つで、地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛け(wiki)」。見かけたら遠慮気味に真ん中にちょろっと水をかけるのではなく、たくさんたらふくの水を広く満遍なくかけてください。水が落ちる部分、量、したたる水、さまざまな音階やリズム、残響が生まれ広がります。想像以上にこのような音までするのか、と思います。滝廉太郎氏になった気分。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

このような飛び石、盗まれたことがあります。このようなものまで窃盗の対象になるなど、当時は想像もつきませんでした。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

玉ボケを水面に映る満月に見立てて、波紋が月を揺らして。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

あるときから、角フェチになりました。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

植物など色を透過させる被写体の逆光はバックライトになります。亀山モデルです。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

諸行無常を象徴し代表する存在かもしれません、雲。しかし1000年前にも同じように雲はあり、流れ、その本質は、と考えすぎるとお昼寝を逃してしまいますので、注意が必要です。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

青空を見たり、したたる雨を感じたりいろいろな表情を持つ、ひさし。苗字は知りません。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

木の椅子。7年でこのような状態になったそうです。同じく根が付いてない人の場合はもっと長持ちしますから、そう思えば人もやはりすごく、一方で文化財の木は長持ちしていますから、一流の技とメンテがやはりいかにすごいかも想像してみて。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

多子若齢化。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

少子高齢化。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

近年はスナック率9割だったのが、最近はキャバクラ率3割の逆流現象。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

たくさんの客人を眺めたであろう木々。今の時代なら携帯での話しにも聞き耳立てて忙しかったことでしょう。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ここで玉ボケ遊び。玉ボケをどこに配置するのが面白いか。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

少しつぼみと重ねてみれば、模様も似て光の姿形をした分身が出来ました。神輿に担いだなんとやらで見てくれがそれなりならば中身がなくとも一定の条件下において務まります。と同じに見えて。なおどれだけ遊んでも無料です。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

歩を進め、散歩道が充実した川沿いの緑地帯を歩きます。小さな存在も気になって。しても、しなくとも人生に影響はないのですが。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

色が一気に増える春は写真が多めになるかもしれません。無一文だった人がいきなり大金を手にして豪遊するようになるかのごとく、に似ているやもしれません。つまり、これも欲にまみれて豪遊中その姿です。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

花を撮るのはそれぞれの花ごとに難しさもあると思います。この花の場合は、どうまとめるか、前後左右に広がっているため、主役を見つけるのも難しく、風景と絡めるのも難しい、そんな気がします。まずは遠近感にメリハリをつけてみて。雪柳、で合っているのでしょうか。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

と、思っていると、ホワイトドラゴン、いや白龍を見つけました。風に乗り優雅に泳いでいました、びたいち進みませんが。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

明治時代にアルゼンチンより来日し帰化したハナニラ。多年草です。ネギ科のニラは食用ですが、ゆり科のハナニラは中華料理に花びらが使われるという話しもありますが有毒性だそうで、下痢をするそうです。よく見る花の一つゆえ、順応性も繁殖力も旺盛なご様子です。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

冬の木と晩冬あるいは初春の木。目が出ているか否か、見た目には小さな差ですが、大きな差です。人もそうかもしれません。人でなくてよかった、と安堵する瞬間です。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

お散歩中の犬しか興味を示さなそうな道端のさらに端っこ。そこにも目が行くようになるカメラという魔法の道具、中井氏流に言えば魔法の小箱。人類のテクノロジーが凝縮されています。センサー市場はイメージセンサーだけでなく拡大基調です。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

早熟。対極に位置する大器晩成型。ただでさえ成功するのは難しいのに、歳を重ねてからごぼう抜きして成功するのは確率論から言って、相当になおさら難しいことだと思います。何よりの敵は体力と気力の劣化、そしてプライドの膨張。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

この日はハイキーも時おりトライしながら。少しずつハイキーの薄さが見えてきたような気がします。



  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

都心の片隅でも、自然や散歩道はあるものです。若いときは興味もありませんでしたが。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

元をたどれば親戚関係、なのでしょう。絞り値をいろいろ試しながら。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

草木のトンネルを抜けて、


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

住宅街の中にポツンとあったコンビニでコーヒーを買って水分補給していると、忘れ物を見つけて。所有者は慌てていたのでしょうか、慌てる必要があるそんな電話をしていたのでしょうか、インクの残量からしてもそれなり使っていたはずですが、携帯がある昨今営業職とは考えにくく、外国の人でしょうか、などと想像する遊び。気を付けないとこちらは有料です。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

目立つゆえ欲張りに見えますが、実は桜の方が欲張りという量的緩和。しかし細胞数で数えればさした違いはないのかもしれません。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

淑女そうな老婆に声を掛けられて。「もうだいぶ咲いていますね、三分咲きぐらいかしら」。独身期間に訪れた最大のキューバ危機でした。と、そんなわけはないですが、こうして独りで生活をしていても、人と話しをする機会があるというのはいいものです。なお人間関係はほどよい距離が一番ですが、それだけだとこれまた寂しいものだったり、人間は勝手で我儘な生き物です。他方、目指すものを一つにした近い距離は大変なものですが、やり抜いていくと成長を生んでくれます、成長痛とともに。と、思います。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

川のほとりにある柵も可愛く見えて。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

次のチューリップバブルを待っている、いや狙っているご世帯を見つけて。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

さくらも難しい、かなり難しい一つだと思います。色が薄く背景とメリハリが着けにくい、花が小さくついつい寄ってマンネリ気味になりやすい、日本人にとっては春をかなり代表する花ですからただでさえ多くの人が撮る中で、構図も他の人が量産する写真と同じになってそういう意味でも難しい、かと言って広角で撮ると、後ろの背景も絵になるところもそうそうはない、もしくはたくさんの人も入ってしまうなど、しかしそんな難しい被写体に、一年に少ししかない期間、トライしてみるその面白いさも、カメラの魔法。そしてみんカラ「なるほど、こう撮るか」と唸らせてくれる写真に出会えるのも、また楽しみです。


  1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

「これはカンザクラかな」と老人のお散歩グループ一行が会話。70年、80年生きても疑問形を発せさせる植物の妙味。ところで魔法というものが仮に実在したとした場合、電波法に抵触するのでしょうか。個人で楽しむ他は総務省の管轄で許可制になりそうです。ビックビジネスに発展する可能性も示唆しています。




コブシ系と思われますが、の花は後ろのボケがうるさくなりがちです、という発見も。単にぼかせばよい、と思っていたところから、ボケの強弱を意識するようになり、そしてボケも被写体であり、どう撮るか、気にするか、構図とするか、調整するか、合わせてどう作るか、という観点になってきました。




桜の木から離れたところに、この一輪だけが引っかかっていました。タイムマシンが完成し技術の一般化が進むと、時空警察が必要になり、そこでもやはり大切なのは「法律である」と学生のころ後輩が興奮して話していたのを思い出しました。その後輩も今では同じ釜の飯を食う仲です。




都心にもこんな道がありました。



アルゼンチンのブロウ達が幅を利かせています。



ファミレス、コンビニの店員、最近では宅配も。外国人労働者が増えました。コンビニのアルバイトも人材調達がかなり大変な様子を方々で耳にします。



コンビニで働く若い人ひとり見ても、とても都会の時間で過ごしているとは思えないほどにとろくて、頭も冴えない感じで、大丈夫なのか、と思うようなアルバイトも増えましたが、一方で働いてくれるだけで有り難いことだと年々痛切に思い増し、感謝の念も堪えません。金額の打ち間違いが多いようなちょっと抜けた感じの女の子と、気楽に話しをするとそれもまた楽しめます。



コンビニなどの店員氏と、けっこう仲よくなることがあり、日常会話をするだけでなく、幾度となく飲みにも一緒に行ったことがあります。何にもならないですが、袖振り合うもなんとやらで。




帰りはバスでドライブに行こう

つづく

Posted at 2016/03/28 23:01:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街でカメラ散歩 | 日記
2016年03月14日 イイね!

う  散歩         ノードライブ



  1DX + EF50mm F1.2L USM

二人でお出かけの週末。家人午前中だけですが、休憩二日目です。標準ズームが多かったので、単焦点(たんしょてん)ももう少し使いたいなと思いつつ、子供と二人で散歩をするつもりだったので、古いピント機構を持つレンズでもAFが素早い1DXをセレクトし、子供はJALをチョイスして。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

芝生だけの公園へ到着です。絞り優先モード、F1.2、ISO100で曇天の日中でもこの開放に対応するためカメラは1/4000を選んでいます。1DXはピントが遅い重いレンズであっても、走ってくるような場面で余裕でピントを合わせることができます。耐久性も一つ抜きに出ていますが、AFが秀でている機種です。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

F2.8。距離や光、背景の種類などによってはボケがうるさいか、少々汚い、という評価があるやもしれません。ボケすらも場面によっては使いづらいと評されるレンズです。開放付近で使ってなんぼのレンズゆえ、絞って使うことが多い人は他のレンズがいいかもしれません。が、家族を撮っていると、枚数だけはこれだけ写真を撮ってきた私でも、その写真を見ると心拍数があがり、スッと吸い込まれ見入ってしまう、そんな写真が撮れるのも、またこのレンズの妙味です。その人の人生、その機微を写しだすような時があります。そんな比喩をしてもけして言い過ぎではないと思うほどに。なお、毛穴は写せません。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

これまたすごい龍に遭遇です。このうねり方、なかなか出会えません。85mmは、その世界観もすばらしく、かつEFの場合は50mmF1.2よりも諸々安定していますが、人を撮る場合、元の顔を知らないモデルを綺麗に撮り「美しい写真を作る」のであれば問題ないのですが、よく知っている人であれば距離や角度にもよりますが、UP気味正面から撮影したときなど中望遠ゆえに圧縮効果を感じてしまい元の魅力とは変わってしまいます。比して50mmはニュートラルにその人の魅力を写すことができます。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

季語を見つけました。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

つぼみにもエネルギーを感じます。後ろのが電車であれば、鉄道業界からオファーが来そうです。と言うためには、そもそも的にボケ過ぎてるわけですが。日の丸構図はだめだ、いや力強く表現できて実はいいんだ、と両説あるのですが、私は日の丸構図も好きです。ただし写真を並べたときに日の丸構図が続くと単調になったり、流れに動きがでないような気はします。つまりは何でも相違性、もしくは変化がないと飽きるということかもしれません。


  1DX + EF50mm F1.2L USM 気持ちトリミング

中井氏モード。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

中井氏モード2。草木だけがメインなら、このボケもありですが、抽象化の域を超えてもはや色しか分からないので、もっと絞らないとだめなケースといえるでしょう。



  1DX + EF50mm F1.2L USM

児童館に駐車。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

子供の頃みた光景。世代にもよると思いますが。



  1DX + EF50mm F1.2L USM

児童館でも一眼。


  1DX + EF50mm F1.2L USM 少しトリミング

体育館でジープ、そしてサッカー。でんぐり返しは1歳半の頃にはしていました。真似する習性を使います。事故もあるようなので本人の運動神経や運動能力の下地を見て判断したほうがいいと思いますが。お風呂は大好きで、最近では二回入りたがります。適切に水への恐怖心も持ちつつ、お風呂が大好きです。1歳まではかなり丁寧にとくにシャンプーに気を付けてお風呂へ入れるといいと思います。子供と言うものは例外なく水への興味は多大にあるのに、お風呂を嫌がる子供も少なくないそうですが、嫌な理由が必ずあります。どこか乱雑になって痛いとか、おむつ替えや歯磨きもを嫌がる場合も必ず理由があります。はじめに丁寧にすることにより、結局は楽な子育てへつながると思います。寝るときも「もうねんねする?」「寝ようよ」ではなく、本人が遊びにまだエネルギーがある中でも「先にねるよー」というと、むしろ先に寝室へ行きます。言葉一つも変えてみると魔法がかかります。そのうちお先にどうぞ、となるのでしょうが。いずれにしても、魔の二歳というぐらいでも、子育ては社会で大人を人材育成するよりも1000倍楽です、心底実感します。


  1DX + EF50mm F1.2L USM

中井氏研究室の時間です。左端上にある葉にピントを置いてあります。
F1.2


  1DX + EF50mm F1.2L USM

F2.8


  1DX + EF50mm F1.2L USM

F6.3


  1DX + EF50mm F1.2L USM

F14


  1DX + EF50mm F1.2L USM

F2.0 に加えて、さらに中井氏モードでWBをいじり、このときは曇天にしてみました。気持ち中井氏の前ボケに近づいてきた気がします。あとはここに光があり、前ボケの玉ボケを作り、電車が入ればだいぶ中井氏モードと言っても、その劣化版ぐらいは語れそうです。これをレンズや距離が違っても、だいたいこの辺だろうという体に染み込ませた設定で、準備してから電車を撮る。飛行機だと同じところを通るか分からない難しさがでてきつつですが、電車でも一度やってみたいものです。



  1DX + EF50mm F1.2L USM

花を光にして、つまり花を前ボケにして、自転車のライトその光に見立てて遊んでみました。中井氏のおちゃめさを参考にして。


  1DX + EF50mm F1.2L USM 半分にトリミング

ご近所の立派な梅の木です。このように奥の梅にピントを合わせるのも一眼であれば簡単にできます。コンデジだと少々手間取ることが多く、せっかく合わせても前の木にピントが引っ張られてやり直し、なんていうケースも多いかもしれません。このようなケースでコンデジだとMFのほうが早く、確実かもしれません。





  5D3 + EF50mm F1.2L USM

先日撮ったどこにもピントを合わせない一枚。「抽象化してあげると見る人が思い描きやすくなる」という中井氏からyoutubeを通じて直伝を頂いた考え方と柔和なスタイルを参考にして解釈。


  X7 + EF 28-80/3.5-5.6 USM 

ある日の朝は、解像度や解像感もへったくれもない今では1,000~2,000円程度で売っている25年ぐらい前のフィルム時代のレンズで、生えてきた新芽と雑草をあれこれ撮ったり、これの他にもちろん中井氏モードもやってみました。何よりもレンズをつけて恐る恐るAFさせてみると、動くのが感動ものでした。セレクトするレンズにも柔和さを、それも中井氏啓発セミナー。



  G5X

「今日はおひとり?」と問いかけられたときは一人の予定だったのが、子供を実家に託したまま味をしめた家人も結局、途中から参加。


  G5X

ビールの泡を前ボケに広く使う無謀ぶり。右端に見えるのは先日ドラフト指名したそば屋の「もつ煮込み」美味しいダシとゆずの香り付。「もつ煮込み写真家の道」も一瞬頭をよぎりましたが、例えるなら航空写真家からグラビアアイドル専門のカメラマンになるぐらいの転身です。よく考えないとなりません。



  G5X

SSをスローにして中にいる大将に動きを作る。と思いましたが、すぐに溶けてしまいなかなか躍動的に写せず。



  G5X

諦めて普通に。


  G5X

さすがにこの日は鴨せいろではなく、かつ丼セット。透き通るつゆと共に。しかし上部に家人が頼んだ鴨せいろを入れました。もしも家人が来てなかったら、業界団体から干されるところでした、と思うとぞっとします。いや鴨せいろを客観視したかったのかもしれません。しかし同じそばという共通項もありそうです。航空写真家ルークオザワ氏は「ひこうきは飛ぶために無駄なものが一切ない、ゆえに美しい。曲線一つも美しい。女性を撮っているのと同じです。」という趣旨のことを言っています。かのごとくかけとせいろの曲線も綺麗ではないか、と言いたいわけですが、鴨せいろ業界ではそのような言い訳は通じません。体育会系の節も感じます。


  G5X

SSを遅くして流せば躍動的にもなり、プライバシーにも配慮できる、開放頼りだった自分を反省しました。アイディアは幾通りかあるわけで、それが現場で出てくるか。しかし開放にもして、よりプライバシーに配慮した結果、流しが中途半端な結果に。最近はマニュアルモードでの設定が一番使いやすくなってきました。昔は全幅の信頼をしすべて任せていたのですが、カメラ任せが減ってきて、権限委譲が後退です。中井氏モードの修行は主観的にある程度ものにできるまで続けようと思います。なお、ルーク氏は「飛行機という漢字はあまり好きではありません。重い感じがして。だからひこうきとひらがなを使います」というこだわりも。



  1DX + EF24-70F2.8Ⅱ

そんな中で「れんず」の思案も。50mmをいくつか持っているので、その周辺を調達し比較するのも勉強になるいと思いつつ、85mmの世界観が最近のお気に入りです。同じ開放絞りでも、もともとのレンズごとの解像度はもちろんありつつですが、単に画角による撮影距離の関係で、つまり85mmの方が離れて撮影する機会が多く、被写界深度も深くなり、結果として精細感も増すような気がします(同じ撮影距離、同じ絞りであれば、通常85mmのほうが被写界深度は薄くなります)。このレンズは5D系あたりまでは「グーーーー、ググ・・・グ」とAFが合いますが、1DXになると「グっ」と瞬時に合うようになります。そろそろリニューアルされピント機構も最新のものになれば変わってきそうですが。悩むのは得意ではないので、そろそろ仕入れます。


鵜飼いの、レンズを買いに、ドライブへ行こう

Posted at 2016/03/14 17:14:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街でカメラ散歩 | 日記
2016年03月13日 イイね!

い  怒涛のビール鴨せいろ × 中井精也氏の爪のあかを煎じたいケース ノードライブ




・ビール鴨せろ写真掲載数日本一を達成いたしました(少なくとも単発ブログ本日限定ぐらいでは)。鴨せいろ愛好家、そして皆様のご支援の賜物であると、心より感謝致しております。ビール鴨せいろ写真家ドライブへ行こう、略しくて土井です。



  RX100M4

一期一会システム稼働時はごく稀にご褒美も。太陽の環。日暈(ひがさ、にちうん)という現象だそうです。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ

この日は雨。何が恐ろしいかと言えば、もう三月が半ばを数えるということです。あと三ヵ月もすれば梅雨です。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ トリミング

ドバっと水をけっこうな勢いとまとまった量かけられました×2回。が、防塵防滴で問題ありませんでした。1DXはさすがにどのレンズを付けても、ずっしりと重みを感じます。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ

長靴の意味があれですが、思い返してみると子供の頃は水でいっぱいになった長靴が面白くびちゃびちゃ音をたてながら歩いたものです。


  1DX + 24-70F2.8Ⅱ

SIKU大物も一つ届いて。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

オールマイティに使いやすく、かつさして重さも感じない5D3に、少々扱いが難しいEF50mm F1.2L USMをつけ、テスト撮影もして子供と二人出発。家人は少々休憩してもらい。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

二人で簡単な歌を唄いながら、近くにある実家を目指します。この日はデルタを持って、途中でさらに主翼が折れて。50mmF1.2は独特な世界観を持ちつつも、ピントやコントラストが暴れると評されることが多いように思います。確かに85mmF1.2は扱いやすく、コントラストや色のりも安定していると思います。50mmは中央重点測光でメリハリを強め、かつ大口径単焦点ゆえアンダーで抑え気味にするなど、一工夫しないと、コントラストは薄目な気がします。



  5D3 + EF50mm F1.2L USM トリミング
中井氏を意識した構図で子供も何枚か撮りながら。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM トリミング

スローSS気味にして、なびくコスモスを流してみましたが、子供もうごくのでうまくいきませんでした。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

実家でも中井氏を意識した構図の練習と研究。中井氏は単なる前ボケではなく、大胆な前ボケを使う気がします。そしてボケがほどよい絞りと、独特な黄金比率の構図が合わさって体に感覚として染み込んでいるのでしょう。ボケ過ぎると透過しすぎることもあり、大胆さが希薄化されるかもしれません。別の日も研究し、F値をいろいろ試したので次回掲載させて頂こうと思っています。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

なんとかという蘭も花を付けたからみてくれ、ということで一枚。本職は鴨せいろ写真家なのですが、まだ周知できていないようです。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

子供は実家で夕食をお願いして、私は家人とそば屋で落ち合うことにして、カメラを片手に向かいます。ここでも中井氏を意識した構図を練習。やはり違う。中井氏はもっと艶やかな、質感を残したままの前ボケで、それをも風情にする、と思います。



  5D3 + EF50mm F1.2L USM

なかなかうまくいかないときは、いつもの感性で気楽に。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

この日は都合よく、デジイチでかつ明るい単焦点とそば屋のセット。せっかくの機会にビール鴨せいろをどう撮るか、選択肢が増えました。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

家人が来るまでまずはビール。を左手で注ぎながら、右手で一眼。カメラを意識すると注ぐスピードがゆっくりになってしまいます。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

結果、泡が少ない見た目には今一なビールの完成。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

家人到着。二人で軽く一杯やる肴に、はじめてここのそば屋で「もつ煮込み」を頼んでみました。ダシの効き方がよく、ゆずの香りも漂って、これは美味しい。スタメン入りです。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

「まだ?」という一声でハッとして、乾杯。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

せっかくだからもうちょっと飲みましょう。今度は注ぐ勢いも意識して。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

プライバシーに配慮して、開放系ばかりでなんですが、


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

お待たせいたしました、いよいよ、甲高いエキゾーストノートを響かせて鴨せいろの登場です。まさか後日、鴨せいろ写真家として危機を迎えるとは、この日は知る由もありません。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

「趣味なんですみません」と、いつもは見ない店員さんへ伝え、豪華客船の旅にも負けない旅情を探します。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

まず分かったことは、プロや商用するわけでもない中の制限ある構図の中で、座る場所の重要性を思いました。つまりはロケーションのこだわり、に通ずるかもしれません。座る場所ひとつで、奥行きある写真が撮れるのか、自由度が違ってきます。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

「降り立った東北本線。雪を払いながら入った夜のそば屋。」なんていう嘘の一文を添えると、旅情が増すわけですが、であれば温かい蕎麦にするべきで、しかし私はそんなことよりもそば粉の気持ちになってほしい、その一心です。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

この日は明るい単焦点レンズ。ボケをボケボケにできて、つまりは道具によって選択肢が広がりました。同じく、超広角レンズを付ければ、限られた自由度の中でも、鴨せいろをさりげない配置にでき、旅情を増加させることができるかもしれません。カメラの道具性、他の分野の道具とパラレルで考えると、その本質のひとつぐらいは見えてきそうです。つまりは万能性や優位性ではなく、使い分けです。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

同じ写真の色をいじってみました。鉄道写真家中井精也氏は「カメラは魔法の小箱」だと言います。つまり、「報道のように目の前にあるものをいかにそのまま写すのか、が僕にとってのカメラではなく、カメラを通じていかに自分の感性を入れて表現し伝えるか、色も実際のものとはぜんぜん変えちゃいます」と言います。続けて氏は「それで写真を見てくれた人が何かの光景や、あの日の旅情を思い出してくれることがあれば嬉しい、僕の場合はそう思うんですね」、という趣旨を柔和なキャラが優しく語ります。「僕はこういう曇りでもこのように(夕暮れのようだったり、青い世界だったりで)撮っちゃいます。WBというのもいじっちゃうんですね」と解説付きです。加えて、写真を一度離れて、例えば絵画の要素や考えを検証してみると、面白いとも思います。中井氏は思いもしない結合点を見つけていて、俳句と写真の共通性なんかも考えています。写真に捕らわれすぎて考えがちになる中で、この発想すら勉強になる次第です。



  5D3 + EF50mm F1.2L USM

まだまだ、だとしても、蕎麦をUPで撮るだけからしたら、新しい感性が少しずつ入ってきて、扉が勢いよく放たれた気持ちです。少し絞って、もう少し背景が分かるようにしてみて。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

蕎麦を前ボケにして。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

家人のそばにピントを置いてみて。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

「まだ食べないの?大変ですね」と優しい気遣いを家人からもらい、美味しく頂けば、この日最終急行鴨せいろ、そろそろ出発です。



  5D3 + EF50mm F1.2L USM

ビール鴨せいろとカメラ。至福の40分、堪能させて頂きました。ここまでやって見えてきたもの。何もありません。正確に表するならば「まだ」という修飾語を主語にして付けるべきでしょうか。疑問系になってしまいましたが、今分かっていることは、もう少しで前置詞だけで会話できるようになりそうな気がしています。すなわち言語や記号性の超越です。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

ありがちなスナップですが、それもまた楽しく、


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

こうして人を入れてみるか、否かその差も楽しんでみたり、


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

尖ったところはないながらに動的静的暗所も撮れるカメラですが、このレンズは明るいレンズでありピント機構が少々古い大口径ゆえにピントリングを回すのに力がいる50mmなようで、5D3の電圧ではこのレンズと暗所だと動体の歩留まりは下がります。ちなみに85mmだとより大口径かつ古いピント機構ゆえかなりゆっくりになります。これを1DXだと素早く動かしてくれ、動体でも確実に歩留まりをあげてくれます。D5よりも1DXM2のほうが撮影枚数が少ないようですが、AF用に電量割り振りが多いと予想しています。あるいは同じ画素数程度でもソニーは1枚あたりのデータ量が多い傾向で、面白いことにこのような違いもあるのですね。画像処理に加えて、記録にも電力をより多く使っているような気がします、と機材つまりテクノロジーへの関心も忘れないでいたいものです。

 

  5D3 + EF50mm F1.2L USM

自転車をスクリーンにして、夜の灯という光を捉えてみました、と言うと少し一丁前に聞こえる気がしてきます。そんな中、子供を暗がりでMFをやってみれば、前後に激しく動く動体でも案外とできました。調子に乗って動画でもMF。ピントの山を意識していれば動きが激しくともMFはでき、むしろAFよりも楽でした。しかし視力や目の疲れという加齢に自信がない中で、あるいは老眼になるとMFできるのでしょうか。今一自分の目に自信がなかったのでAF頼りできましたが、MFやるなら今のうちかもしれません、と思い


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

そうして家に帰ると、ずっと気になっていた、しかし遠いあの日に忘れていたMF専用レンズをネットで見ている私がいました。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

55mm、85mmどちらにするか思案中です。何事もやってみる、ものではありません。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

春、色が増えてきました。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM

出身は地獄なので、敵対グループです。数年前に家人と母がカナダ旅行で買ってきたお土産。子供が生まれる前は家人の母親とも女旅もよくしてくれました。ありがたいことです。


  5D3 + EF50mm F1.2L USM 大トリミング

よし、帰ろう。


鴨せろを捉えに散歩に行って、そろそろドライブへ行こう。次回も散歩の予定。


Posted at 2016/03/13 20:28:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街でカメラ散歩 | 日記
2016年03月08日 イイね!

ブレイクタイム。木の香りを聞いて、蕎麦を頂いて、一日一善を目指して。


成田空港後編の前にドライブ休憩です。

  5DsR + 100mmマクロ

85mmF1.2Ⅱレンズの後玉。


  5DsR + 100mmマクロ

久しぶりにマクロレンズを着けてみました。そういえば戦車を注文したことがありました。ときはバブルに向かう日本経済。換言すれば小学生の頃、同級生らといたずら電話で、ヘリコプターも注文しました。営業担当が本気で緊張してカミカミだったのを思い出します。大人を愚弄して愚弄し倒してた男の子が、こんな立派なカメラ好きになるなんて、しかし暇つぶしという観点でいうとさした違いはないかもしれません。


  5DsR + 100mmマクロ

ところで被写体としてのカメラを思ったときに、

  D810 + シグマ35mm

例えば先日散歩中に撮ったミノルタ機(minolta SR-T101)ですが、これと比べても、


  5DsR + 100mmマクロ

現代のデジイチは電子化・オートメーション化が進み、相反してマクロだとなかなか味のある撮りどころが減っているように感じ、難しく思います。まだまだトライもしていきたいと思っています。




  5DsR + 100mmマクロ

この日はマクロレンズを着けて、撮ってみようと思ったものがありまして、まずはカメラを被写体にしてウォーミングアップと思いましたが、比べ物にならないほどに、ある意味では過去一番難しい被写体となりました。


  5DsR + 100mmマクロ

難しいと思った被写体がこれです。使っている最中ではなく、これ単体をどう撮るか。外や自然の中に持っていくわけにもいかず、生活じみたところでどう撮るか。とりあえずマクロで撮ってみよう、と思いましたが、非常に難しく完敗でした。


  5DsR + 100mmマクロ

これは香木と言って、知っている方も多いかもしれませんが、簡単に言えば木のミイラみたいなもので、高級なお線香にもコンマ数%入っている原料の一つでもあり、熱すると香りがする木です。白洲次郎氏の婦人や、孫正義氏の父親が好み収集もし、あるいはアラブの王様は香水代りに焚き、もしくはお寺などでもよく使われます。正倉院など由緒が正しいとされるようなところでないと、そうは高級なものは焚けないとも思いますが、住職氏の胸三寸なのでしょうか。



  5DsR + 100mmマクロ

いずれにしてもお寺で焚くことがあるとしても日常的には安価なものを焚くと思います。成分を調べると近年では発がん性物質も見つかったようですが、野菜も食べすぎると体に毒であり、塩は取りすぎると死に至り、と同じような程度のことと思っています。が、子供がこれの香りに強すぎる執着心を持つようになってしまい、それはちょっと危険だと感じてセーブしています。



  5DsR + 85mm

私が持っている香木の中で立派なもの三つです。左の個体が一番ずっしりと重量があります。大きさはあまり関係なく、香りと重さで値段が決まるのですが、小さな香木は無数にあり、また安いものも所持しています。価値が分からない頃は贈り物でだいぶ放出もしましたが、この三つは眠らせてありました。台座代わりにエクステンダーを付けたままの100-400mmと大きさを比較してみました。大きな原木でも質がさしてよくなければ大砲レンズ程度のお値段なものもあり、ピンキリの世界です。写真のものは一つで私が乗っているクルマよりも、もう少しお値段がする個体になります。これをほんの少し削り香炉で焚いて香りを楽しみます。香道と言いまして、香りを聞くと表現し、香りが部屋いっぱいになると「満ちました」と発します。


  5DsR + 85mm

グラムあたり金より高価なものを燃やして終わる世界で、どのような道楽よりも、最後に行きつく究極の世界と比喩されることもあります。最高級品クラスとなるとコンデジ一つの重さで200~300万円、いや実はそれ以上することもあります。ちなみにネットで購入したこともありますがいい物はありませんでした。一本1000万円クラスの香木を自宅のたき火に5本投げ入れ、近所から「くさい」とクレームをもらった人がいまして、その方から昔に頂いたものです。どこかのやくざの親分か戦艦の艦長と思うような親分肌を持った、某半官半民企業を役員まで勤め上げた方です。「やくざ過ぎてあなたが100人いたらさすがの会社も潰れます」といつも比喩しています。とてもじゃありませんが、自分で購入する気はおきません。しかしながらこの立派な個体はもったいなくて使うこともできません。いつもは廉価なものだけを焚いています。鑑賞もできるように個体別に彫られた台座もついていますが、飾りなどせず、仕舞い込んであります。いろいろな世界があるものです。


  5DsR + 100mmマクロ

マクロついでに、靴なんかも撮ってみました。若いときは茶色も履き「そんなの履くなよ」と人生の先輩に言われたこともありましたが、いつからか黒オンリーになりました。いろいろな靴を試しましたが、私の場合はこのサントーニというメーカーに落ち着きほとんどがこの靴しか持っていません。ゴツイ系が好きな方にはものたりないかもしれませんが、まるで履いていないような心地よさ、というとオーバーかもしれませんが、軽くてしなやかで柔らかいその履き心地に魅了されました。これをよく買っていた百貨店に、真のデパートマンと思える人がいて、その人がいたから購入していた、というのもあります。値段に関係なくこれが一番作りがいいと思うと、話していたのも大きな影響を受けました。今は退職してお店をやっていてたまにお邪魔します。周りへのプレゼントとしても購入し、あまりの購入ぶりに「外商紹介致します」と言われましたが、当時狭いマンション住まいでそれもないかと。何よりそんな時代でもない上に、「今日はこのネックレス3,000万円を五本もらおうか」とか買う身分でもありません。


  5DsR + 100mmマクロ

こちらはいい靴はじめの一歩、マグナーニというメーカーで、もう15年選手ぐらいです。どの靴もメンテに補修もして長く使います。数も増えていくのでローテンションもゆとりができてより長持ちしていくようになります。とある百貨店は、年間の購入金額に応じて特別メンバーになる制度があり、たとえば特典として休日に長い車列を作る駐車場渋滞に並ばなくて止められる、というものがあります。知人がこの特別メンバーなのですが、その昔、その名前だけ語ってメンバーカードは忘れたで通して、駐車場に並ばずに入れたことがあります。私はポイントカードを作らなかったので、何のメンバーにもなりませんでした。これも今思うとポイントが勿体ないことです。そういえばカメラを立て続けに買ったヤマダ電機はプラチナ会員にすぐなりました。つい先日会員費月額300円掛かっていると知り、慌てて普通会員に戻してもらいました。


  5DsR + 100mmマクロ

この靴だけは失敗しました。若いときに調子に乗って派手目の靴をと思い、いつも購入する百貨店ではなく、某伊勢丹で購入したのですが、1DX一台分くらいしました。技法と作りが凝り過ぎて歩くと「ギシ・ギシ」と音がします。つまり靴は値段だけではないんだな、と教えてもらった靴でもあります。これを買った当時雑誌に300万円の革靴を見つけまして「こういう靴を履く人はお迎えのクルマに、着けばふかふかの絨毯に、地面を歩かないんだろうな」と思ったことがあります。そんな靴履く身分でもないと思い、手は出しませんでしたが、これまたいろいろな世界があるものです。


  RX100M2

いろいろ凝ったり、様々な経験もし、ぎらついていたころもありつつですが、今一番はまっているのが、カメラ、そしてビール鴨せいろです。このお店は二回目の訪問です。私にとっては救世主でした。


  RX100M2

しびれます。天ぷらとフライその中間に位置するかのようなウィンナーの揚げ物がお通し。いや本当に悪くありません、このアットホーム感。


  RX100M2

はじめて訪問した前回は仲間たちと来ました。この日はビール鴨せいろをしようと思いその旨を家人へ告げると、食材やら日常の買い物を頼まれ結局八袋になる人使いの粗さ、は勲章だとしても、買い物終わってみれば、どこのそば屋もなんと中休み時間。「やられた」と思って諦めず三軒目に寄ったここだけは開いていました。絶望の中に見た光です。そして撮り放題。


  RX100M2

客は私だけ。流行ってない感じですが、嫌いじゃありません。「中休みないんですか?」と聞くと「ないよ」と店主。少しずつ距離は縮めますが、この日は改めてまずは敬語から。そしてビールを注文。


  RX100M2

御年80歳の店主の母、遅い昼食中。この後クリエイター系と思われる男性客がお店の雰囲気を察知して「まずった」という表情をしながら二名来店。「すいませーん」と男性客が呼ぶも返事なし、お母さんも微動だにしないので、「お客さん来たよー、お願いします」と私がさも常連のように呼ぶと店主が「はいはい、すみませんね」とオーダーを取りへ。


  RX100M2

そんな傍らでハイコントラストモノクロモード。リッチトーンモノクロと何が違うか調査。普通のモノクロモードでは蕎麦が白とびしています。


  RX100M2

リッチトーンモノクロモード。蕎麦一本一本の輪郭がはっきりしました。こちらの店主はちょっと遅いかなと思い、いつも行く店よりビールが大目に残った段階で早めに鴨せいろをオーダー、正解でした。


  RX100M2

レトロモード。このお店けしてまずくないのになぜ流行っていないか分かりました。1)夏メニュー限定、という張り紙がしてあり、つまりは行き届いていない、2)単位は「組」で二組から店主がテンパりだし、80歳のお母さんへ「何やってんだよもう!のりは?ノリはどうした!」と怒鳴り散らす。衣がなくなった剥き出しのアットホーム感。これも嫌いじゃありません。


  RX100M2

なぜか食後の写メばかりを撮っている女の子がいたのを思い出しました。こうして撮ってみるとそれも一つかもしれません。



  RX100M2

ほろ酔いで気持ちよく歩きながら、電線を撮ってみて、これも大事なインフラであり、これなくして、ろくな生活はできなんだなと思ってみたり。


  RX100M2

そしてこの日、夜が更ける少し前二回目のビール鴨せいろへ。ここはよく来るお店です。鴨汁が熱めでゆずが効いています。思ってみればこの日二回共に、左端に陣取りました。オセロで言うと美味しいポイントですが、将棋で言うと香車の気持ちが分かりました。右に見える人はライバルの焼酎お新香親子丼派です。将棋で言うと一手進んだ桂馬に位置し、角ではないはずだと思い、条件さえ整えば私の方が早く成ることができます、そんな対抗心。そして日に二回ビール鴨せいろをして、やっと理解できました。「一日一善」の意味が。


  RX100M2

一日一善。私も伊達に苦労してきてないので、一日一機撮るという意味かと思っていましたが、その意味は日に蕎麦を二回食して、ご飯は一膳に済ませなさい、という意味かもしれません、と字すら違いましたが、一方で字が似ている観点に立てば答えからそう遠くはないはずです。


  X7 + 50mmF1.4

雨が降る日、たまにはX7と、買っただけで使っていなかった50mmF1.4を着けて実家へ。


  X7 + 50mmF1.4

こうして比べてみると、靴のドアップ写真は息苦しく、同じアップでもこのような写真のほうが気持ちよく感じます。


  X7 + 50mmF1.4

育てているという春蘭なんかも撮ってみて、そしてそのまま子供を実家に預かってもらい、



  X7 + 50mmF1.4

少し早めランチ。昼ビールの基本形ラーメンへ。蕎麦でなくラーメンでも一日一善の道へと繋がっているのか研究です。と百花繚乱どころか一輪挿しの花にも失礼なくだらない話しに花が咲いたところで、久しぶりに家人とラーメンビールしました。これも悪くありません。


  X7 + 50mmF1.4

瓶ビール大を二本ほど。大は633mlとはじめて知った中年。そして二瓶目のお通しは、ずっとあそこに忘れ去られ。細かいことは気にしませんが。


  X7 + 50mmF1.4

非常に評判が高い行列が絶えないお店で、たまたま空いているときだけ入るのですが、どこがそんなに評判なのかいまだに分からず。


  X7 + 50mmF1.4

家人には先に実家へ戻ってもらい、しばし雨のスナップを、楽しんで。


  X7 + 50mmF1.4

X7と50mmF1.4の組み合わせは少々こってり写る気がしますが、何よりこの軽い組み合わせは武器です。F1.8のほうが軽いですが、F1.4のAF速度や質感を思うと、こちらの組み合わせの方が撮っていてその気にさせてくると思います。APSに付けていますので換算で80mmになります。2002年の発売から14年1993年の発売から23年、そろそろ新型への移行が噂され、カタログ落ちしそうなので買っておいてみました。L単もいくつか更新のうわさがあるとのことで楽しみです。50mmF1.4フォトヨドバシ作例


  X7 + 50mmF1.4 トリミング

戻ればこっちもカメラ。私は実家で一寝入りさせてもらい、


  X7 + 50mmF1.4

夕食ももらって十分に時間を取って帰りました。


ドライブはブレイク、カメラで遊ぼう。

Posted at 2016/03/08 10:38:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 街でカメラ散歩 | 日記

プロフィール

「親友パパが毎朝のジョギングで愛用している「on(オン)」というスイスのブランドらしい。久しぶりにお揃いしてくれました。」
何シテル?   08/21 22:52
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

      12
3456789
10111213141516
1718 1920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

スバル(純正) トリムパネル フロントピラー(Aピラー) 左右セット 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/19 20:33:20
格さまセレクション 
カテゴリ:静岡お店
2021/12/06 16:50:17
 

愛車一覧

スバル レガシィ アウトバック スバル レガシィ アウトバック
来冬「これで青森だね」と、スバルレガシィとクロストレック・ストロングハイブリッドの試乗に ...
ランドローバー ディフェンダー ランドローバー ディフェンダー
白 → 007仕様黒 → 白 → 「やっぱ一番いいグレードのアイガーグレー にする」と結 ...
スバル レヴォーグ スバル レヴォーグ
2025.5/22 VNレヴォーグを見に行って、結局昨夜我が子が自宅で調印式を執り行って ...
スバル レヴォーグ スバル レヴォーグ
アウトバック契約後、メインマインドはアウトバックながら、なぜか旧型VMレヴォーグに強い興 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation