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ドライブへ行こうのブログ一覧

2025年08月31日 イイね!

続24時間365日、年がら年中の常住坐臥ライカ宣言2。|2025小6最後の夏休み最終日は親友とボウリング| Xiaomi15ultra

続24時間365日、年がら年中の常住坐臥ライカ宣言2。|2025小6最後の夏休み最終日は親友とボウリング| Xiaomi15ultra











超高性能スマホ型カメラたるシャオミ14ウルトラをお手頃に購入したのが2024年10月07日だったので約11ヶ月使用。





14ウルトラを1年は使ってからと思っていましたが、公式サイトにてセール価格のPhotography Kit付がさらに割引クーポン付きで安く転がっていたのでポチっとポッチして、2025年8月31日Xiaomi15ultra(1TB)が着弾となりました。なおアリババより簡易グリップ仕様純正カバーが後日到着予定。




11ヶ月前にXiaomi14ultraを手にしてから、日々で一番変わったのがカメラを使わなくなったことでした。誰に宣言しているのかという論点は未解決のままですが、言ってみれば宣言通り四六時中ライカを使うこととなりました。





14と15とのベースカメラ性能としてはほぼ同じと言っていいような気がしつつの仕様にそれぞれ一長一短なところもある中、14のカメラ性能に何らの不足や不満はありませんでしたが、ストレージいっぱい問題をみん友様に助けてもらい(本当にめちゃ助かりましたありがとうございます!)先々含めて安心のデータ好環境を享受できる運びになり望外に感謝致しつつ、なんだかんだローカルデータをざっくり全般的に消せない性分もあって、今般は「ストレージを買った」というのが半分ぐらいの要素かもしれませんが、スマホ性能としてもサクサク感がさらに向上している気がしたり、新しい製品・マシンは気持ちがよいものです。




 FUJIFILM GFX100RF

SIMカードの移設から「じゃパパご飯食べてるから」と、もうすべてお願いしました。





上:Xiaomi15ultra
下:Xiaomi14ultra
『これだけ撮らせて』と朝ご飯を14で撮ってから二機を託し、ご飯中『指紋登録して』、セキュリティの『パターンどうする?』『同じのでいい』とやり取りがあって、ご飯を食べ終える前に『終わったよ』と食事最中程度に終わってしまう技術の進歩とささっとすべてやってくれた我が家の優秀なAI氏に、帽子はかぶっていませんが脱帽して敬意を表します。到着から使用まで何もせず、ご飯食べてるだけで新しいスマホへデータ移行され使えるようになるという。たすかるぅ。





まるで昔はベーゴマ、またはメンコで遊んだものだ的に伝えましたが、昔は携帯ショップ行って、コード繋いで、何時間後に取りに行くとか待っているとかな時代がありましたが、時代の移ろいが速い。あと携帯の一次代理店って未来永劫続く美味しい商売だと思っていたけど、これももう不要レベルになってきていて、将来予測の難しさを思いました。





 Canon 5DsR+ Otus 85/1.4

ピントがあったところだけがクリアに解像するほかは前も後ろも美しく自然にボケていくレンズ。まだAIアルゴリズムが辿り着けていない物質演算エフェクターな光学のよさも再認識しつつ、






一旦シャッター音を「フィルム」にしてみて、さぁこいつを持って、夏休みが明けた明日見送りをしてからどこいこう。木曜は予定あり他方でママから「水曜には帰ってきて」とエアブレーキを頂きましたので、本当は西日本のガッツリ視察に行きたいところでもありつつ、いかに福島県内で多拠点モデルを作れるか、実地を体で感じながら思案を重ねてまして、このモデルが作れればその要素で他県の市場性をさらに発展的にできるという野望があり、というのを根拠に、ささっと一旦いつものところにいこうかどうか。





これで来年のアメリカ一周ドライブも耐えられそうです。





3年前に買ったオーリング ラバー。付属のシャッターボタン装着にかませるために「あれどこ?」で出してくれ、備品管理しているママにも敬意と感謝。





『ほらおじさん、新しいのにしたんだよ』と自慢し撮らせてもらい、夏休み最終日親友と二人でボウリングへ出かけました。









Posted at 2025/08/31 14:34:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2025年04月11日 イイね!

レヴォーグで酪王花見 | 「俺のセンサーサイズ」

レヴォーグで酪王花見 | 「俺のセンサーサイズ」










「カメラを持って出かけるのが懐かしい感覚」を携えて、




レヴォーグ暫定置き場へ到着。6月まではこれで運用できる予定の中に、いまよき屋根付き駐車場の空きがあるのですが、ちょい高いのでどうしようか熟慮中。




40代半ばぐらいからだったかな、しみじみ「あぁいい車だ」「あぁこの車もいい車だ」と運転中よく発するようになり、ママから「どの車に乗っても『いい車いい車』っていうじゃん」と言ってることは本当なのか?的な指摘されたことがあったのですが、年のせいなのかそう感じるようになちゃって、その中でもこれはトップクラスに位置する「あぁ幸せだ」と幸福感すら与えてくれる一台にテンションもかなり上がります。





そしてここのラーメンも高い幸福度をくれます。「あぁマジすげー幸せ」。ヘロヘロのぼろぼろになって各所切れ、黄色いハンカチ3歩手前ぐらいに黄ばんでいたのれんが、下ろし立て道着のようにバリッと純白の真っ新に新調されていて、それはまだまだこの先長きに渡ってお店を続けていくぞ!という公式発表の不退転なメッセージにも見えて、営業時間の変遷からいつ無くなるかひやひやしていたのですが、幸福製造所の存在そして存続に望外の喜びと感謝を重ねます。




という観点でいえば、「うぉ~かっこいい」「うわすごっ」とか思うことはあってもカメラそのもので「あぁ幸せ」としみじみ感じたことはないかも。写真も過去の幸せや現状の幸せを確認することはあっても、あるいはしみじみ「これはいい写真だなぁ」とか思ったり、感動とかすることはあるのかもしれないけど写真そのもので「あぁ幸せ」という感情に繋がりにくい気がする。なんでだろう。ちなみに写真の主な役割は学術的は除いて、芸術的なのは分からないけど、個人的であろうと商業的であろうとゲートウェイな気がしています。ところで食前はGFX100RFセンサーサイズと同じとなる通常の4:3比率で撮ったのですが、「俺が撮りたいのはトナラー状態だけだ」に呼応してくれる、食後に改めてアスペクト比17:6をカメラボディ特別区一等地に配されたダイヤルで選択。4:3だと本当は別に撮りたくない後ろの光景を場所特定要素などを入れないようにとかSNSを意識しながら構図を考えることもある時代だけど、なるほどセンサーサイズに依存しない構図が可能になって、これ地味に革命かも。センサーサイズをカメラから押し付けられるのではなく「センサーサイズは俺が決めるんだ!」レヴォリューション。そして極論すれば「俺のセンサーサイズ」を選択可能。




ラーメンで得た高い幸福感を消費し、他に欲しいものはない満足感は消化してですり減らしながら、直帰も寂しいので特に行く必要がないというママを説得してスーパーへ仕入れ業務に。たとえばこの一枚。シャオミであれば、たった指一本を僅か動かすだけなAIで車体に写り込むまぬけな自分を消してくれるので、写り込みを意識せず撮れるけど、カメラで撮るとPCにデータを取り込んでさらにソフトを立ち上げ、ソフトにデータを読み込んで作業して手動で消す必要があって何階層もの動線がありそれが面倒で躊躇し自分が写り込まない位置を探して撮ったり、本来これを撮りたい場所から移動して撮ったりという事実上の制約がカメラにはまだあり、事実上そうした制約なきスマホのほうが結局自由度が高く、それも競争項目なのだなと思いました。しかも画角が手のひらサイズで選びたい放題な画角を押し付けられることもない大外刈りでダメ押し。




というプロダクトどうこうというよりも、人間の感覚や購買行動が変わっていく端緒や核心を紐解いてみて考えるのが楽しいわけなのですが、こうした場所でもカメラ。というのも久しぶり。



いつもいなげや様酪王殿の横でシェア争いをしている「わたぼく」殿の紅茶があったので買ってみました。過日沖縄からの帰り、機内隣に座ったおじ様が「優雅なじゃがりこ」を一本一本大切に時間をかけて召し上がっていて、そのおじ様が私の強烈なインフルエンサーとなって8個目のじゃがりこ。じゃがりこロングがコンビニ220~230円、こちらのスーパー158円。スーパーで買えばコンビニ比なんと「3個に1個おまけでついてくる」レベル以上の価格差を発見。大きいよ、これ。という、じゃがりこを買いまくるまでの購買機会になった動機や、価格差を知るまでのきっかけが、おじさんが横でじゃがりこ食べていただけなのが面白い。




お義母さんの実家をみんなの2ndハウスにする計画。一昨日ぐらい役場様から解体助成の認定を頂き、これでいつでも解体できることとなり、いよいよ明日から解体着手。さぁいよいよだ感が高まってきた。ネギがラゲッジマットに接触しないように気をつけて積み込み。





宿泊料最安級にこだわって斑にじゃらんモニターターム中、ママから毎日「安達太良の宿、ちゃんとチェックしているの?」と確認されたあとまだ帰りたくないので、ママを自宅に降ろして小一時間次のスーパーへソロドライブをします。スーパーはしご。なお撮っているのはスバルです。




社の営業所、私のコンセンサスの定義たる「自分達で決めた感」をホールドしてもらいつつ倍増計画から三倍増計画へアップデートの大盛割り増しの役員会決議がされ、社長が最も熱く取り組んで下さっていると聞こえて来ながら、お若い方々がこれも自分達で決めて下さった垂直展開の新規事業に必要な資格試験に祝合格したりしつつ、同時並行にて熱量持って「自分が担当したい」と言って下さる副社長もいらっしゃってくれるようで、管理体制の敷衍を行いながらこれから営業所は3倍増にするもトラブルは1.2倍増ぐらいで抑制進化させつつバグも少なめな怒涛の第二成長期を総じては恙無く進んでくれることを願います。




1.5ヵ年計画とのことですが、計画通りに行ってすべてのまたは8割の営業所が軌道に乗るまで満2年かな。これで大台に乗るので、完全引退にまた一歩近づくことになり、つまりは私はお役御免が益々進むことになる見通しです。これら頂く情熱が将来、冥途の土産その一つかもしれません。




この時期1週間と経てば無論のこと、数日いや一日でも新緑の成長を感じます。新緑とフォレスター、なんか合う。




拡大しないとスマホ画面では恐らく確認できない、レヴォーグ右の赤囲いの中のおじさん。オリジナル画像を等倍で見ると顔が分かる恐ろしい1億画素。しかしシャオミ15ウルトラの望遠センサーは分解能とかの議論ってなんだったのな2億画素。もう1億画素で驚いている時代ではなくなってきていることに驚く。高画素は必要か不要か、あるいはトリミングは是か非かとか、クロップ撮影が好きか嫌いかとか、考えること自体がもう古い、いやだいぶ古いナンセンスな時代なのかもしれないと思いました。竹やりは何mが妥当かという議論みたいな話かもしれません。カメラだとクロップアップするのは抵抗ある気持ちはよく分かる私も抵抗派の末端で、さらにはエンジン性能使い切らないのはもったいないと思わないのに画素だと切り捨てて使い切らないのはもったいないまで思ってしまうのですが、そうした感覚も古い。そのようなイニシエの感覚なんて完全スルーのノー眼中でスキップして相手にすらせず「2億画素は望遠用に使うんだぜ?そんなの当たり前じゃん」と新しいスターが誕生して、そしてそれは我々の撮影選択肢と撮影の機会を手軽に膨大に増やすという革命を起こしています。そもそも光学であろうが、センサー上であろうが、望遠していることに変わりはないと思いますが、その人民感覚を本格的に変えてくれたのが高画素カメラではなく、新兵器シャオミだったというのがカノッサの屈辱。




あなたの国には立ってる者は親でも使えという言葉があるのに、なぜ望遠する用に高画素は使わない?使えるものは使えばいいんだよ。とシャオミからもらった新しい感覚をカメラ撮影に移植して、震える指でクロップズームレバーを動かしてクロップ撮影。たとえばテスラがこの世に放たれても、オールドカーが好きな人はそれに乗り、それを愉しんで味わう。これは否定されることではないように思います。ゆえに古い感覚を否定しているのではなく、しかしそれは将来やメインのマーケットたりえないだけであって、「新しい」の否定をすることもまたナンセンスなかもしれないと考え「新しい」をどんどん躊躇なく試してみよう、受け入れてみようと思いました。





おぉぉ酪王ダブルタワーが完全竣工を見せている。日に日に級に陳列が増えている気がします。赤く囲ったあたり、みんカラUPだと分かりにくくなりますが、黒い部分やアンダーのJEPG処理が汚いレベルに思いました。ファームアップで演算アルゴリズム改善してほしい。まさかの想定外だから搭載していたプロセッサーでは足りないとかは無しでお願いしたく思います。




我が子が「俺の酪王」と呼ぶ、メロンも2タワー分ぐらい仕入れ。半額品は私用のつもりでしたが、あっさり消費されました。




おいちょっと待てよ、そうえいばこのカップホルダーはずせると動画で見た気がする。もしかして・・・あぁやっぱり。素晴らしい500ml酪王が置ける!もしかしたら1Lもいけるかも。なお写真のバックは沖縄で買ってみたのですが、シャオミがベストサイズで丁度入って、まるでガンホルダーのように出し入れが心地よい。





あれちょっと待てよ、もしかしてもう一本ペットボトルを置けるのではないか。素晴らしい。なお足が硬いVMレヴォーグ運転中にストローなしで酪王を一気飲みするには高度な技術を要することを知りました。






通りがかりの花見会場へ到着です。




もうほとんど無くなっている酪王で、酪王花見です。そして風がつよく桜吹雪がラゲッジルームに入り込んでくるので、そそくさ退散。




暫定置き場へ帰庫前に酪王等の降車作業をして止めていればランドセルを背負ったまま自宅を通り過ぎて我が子と帰ってきた「おうRちゃん。こんにちは」「うわぁかっこいいですね」「ありがとう。ポルシェほどじゃないかもだけど、いいでしょこれ」「かっこいいですよ〜」とお披露目となり、






随所の各所に美的なこだわりが半端ないとひしひし思った、あとで知れば知らぬ間にアーティストに髪をしかも安く切ってもらい貴重なよい経験を頂戴し、隣で切っていたスタイリスト様も「まじすげー」と思った、男性のお客様がむちゃくちゃかっこよくなっていて、「今度あの人にも切ってもらいたい」を聞きながら、我が子人生初めて別の美容院へ行くの巻きを頂いて、





一人なら千円カットがいいぐらいなのですがあと少し、しばしの間はまだ一緒に行ってくれるかなと期待しつつ、雲越しに見える月もまた綺麗だなと思って、



ここもまた幸福感を強く感じさせてくれる味を下さり、昭和の香りが脱力リラックスの安堵をもらいながら焼肉夕食として、




「しばらく休業します」の紙が取れていて今日は定休なだけのはずと確認したイタリンに近々行こうの意気投合は当たり前に、アイスクリームを買い、




「あっレヴォーグ」「これはレイバックだろ。わかんないの?」と老いては子に従えなデジカメ換算1万画素ぐらいの認知性能を自覚して、




ぶどうはだいぶ違うけど、パイナップルバージョンだとそうは変わらないと理解した気になって、





「睡眠の質下がるけど、まぁいいや」と四食目の夜食はうどんをセレクトの模様を見て、これもいつまでさせてくれるのか貴重な触れる機会となっている寝る前マッサージをして、





朝起きれば、爽やかなすいかの香りがリビングまで漂ってくることに幸せを感じ、




朝シャンのあとに朝食を済ませた登校を見送って、





「これは下茹でだから」と意味はきっとないであろうネギをひっくり返すことだけさせてもらいながら、おもちゃ売り場で泣き叫んで玩具の購入をすがる幼児に気持ちだけは負けない気構えで「毎日でもいい」と前日スーパーで懇願したこれ。角煮を早々に作ってくれていてまた幸せを感じさせてもらいました。








Posted at 2025/04/11 11:12:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2024年12月25日 イイね!

幸せなお葬式とライス計画

幸せなお葬式とライス計画




香木。



白洲次郎氏の奥方様や孫正義氏の父上殿が滅法好きだったというそれは、2024.11.27現在、金が1g14,278円なところ、香木は値段が有って無いような世界ですが安価なものだと1g2,000円から、高いものだと1g80,000円超という金より遥かに高価なブツもあり、そのような価値の物を燃やして終わらせるゆえに究極の世界と言われることもある分野。私のは頂きものですが、世にはいろいろな趣向な方がいるものです。曾ばぁばのところで香木を焚いて来たので、久しぶりに我が家でもといことで、我が子が焚いてくれました。





曾祖父のときも、曾祖母のときも、仲間御親類のお悔みごとでも、お通夜に焚いたり、ご焼香に投入したり、棺に入れ火葬の際に香りに包まれて旅立てるよう香木を添えるようにしています。そして翌日はお葬式に向けて、出会ってから29年目にして私よりママのほうが腕が長いと知ったりしながら、前泊前入りです。夕食を済ませて、




香りがだいぶ古臭い築33年のRCにて、あぁお腹いいっぱいの図。築が古かろうが何だろうが、今後コストや採算面から殊にレジデンスのRCが建てられないエリアが増えて行く中、いかに既存RCを大切に100年運用していくかを考えて行かざるを得ない地域が散見されていくような気がします。




翌朝はホテルで朝食だと慌ただしいので、コンビニおにぎりとからあげという、これまた幸せなセットで朝食。






ちょうど一年前に曾祖父の葬儀でした。その一年後、なんとまぁ臨終時間が分単位まで同じで、曾祖母が虹を渡っていきました。



二人とも90歳を過ぎて「来世も結婚するんでしょ」と言われてると、顔を赤らて照れるような夫婦でした。




そういえば生まれた年で守本尊様が決まっているのを思い出して、一緒に確認してみればこの子の世代は勢至菩薩様でした。




曾祖父のときは農協の葬儀施設で葬式を執り行ってもらいましたが、曾祖母はご近所の高齢者も足を運びやすい最寄りのお寺さんで執り行ってもらったのもあって、お寺が用意してくれた椅子が足りなくなるほどなんとたくさんの方々にご参列を頂きました。




前々日ぐらい、泣いている叔母さんを抱きしめてよしよしして抱き合っていたかと思えば、喪主を務め葬儀の手配をしているママの叔父さんに「おつりはいらないから」と2万円の花代を渡しているのに笑えました。




葬儀中は後ろから前に座っているじぃじとばぁばの背中や腰をマッサージしてあげたり、蚊がいたのでじぃじを叩けば、じぃじが撫で声で「どーしてたーたくのぉー?」なんて発したり、と思えば後ろからじぃじに足でカンチョーしたり、昭和の威厳あるおやじ風で来たじぃじがこの世で唯一甘え、スキンシップをし、じぃじに唯一甘えるのがまた我が子だけなのですが、そのような光景が微笑ましく思えます。火葬のときは泣くばぁばを、曾祖父のときよりも身長と包容力が増した様子で「よしよし」をしていました。





昭和の威厳あるおやじなじぃじだけでなく、実はパパも我が子に日ごろから甘えます。義妹が昔甥っ子達にそうしていて、素敵な子育て方法だなと思いオマージュさせてもらっています。寝るときにベッドで背中に顔をくっつけて甘えるときもあるのですが「勝手に甘えてろ」風な対応がまた頼りになる魂な存在感。



曾祖父のとき、火葬が終わると「大きい骨をお持ちの方でした」「この骨は腰ですね」とかお言葉を下さったり、説明をしてくれて「曾祖父の骨を最期の最後にお世話してくれた人だ、お礼を言っておこう」と伝えたことがあったのですが、それを覚えていてその方とすれ違えば「あっあの人、骨のお世話してくれた人だ」、今回は違う方が最後骨の面倒を見て下さったのですが「今回は解説なかったね」とか、言われてみればと思うよくまぁ覚えているなぁがまたあって、曾祖母が骨になって家に戻って来ました。





「ほれ、描いてみ。いいよ好きに描いて」とよく曾祖母が言ってくれて、土間に落書きをさせてもらったことを思い出して、画伯入魂作を認めれば、従兄が似すぎ。



似てなくて、うまく描けず消されたのはママの似顔絵。記念にもう一枚。あと、そういえば生前曾ばぁばをFUJIデジタル中盤で撮った写真が遺影に採用された初体験をもらいました。葬儀が終わり、曾ばあばの家でママが「建て替えるとき、じぃじとばぁばにお祈りできるステージを作ろうよ」「みんながセカンドハウスに来る理由にもなるし、いいなそれ」と会話したり、





親族が集まって歓談している外で、私を「お兄さん」と呼んでくれる、義妹パートナーが最近叔父さんからトラクターの操作を教わっていて、それも有難く思っているところに農園拡張プランから、いやいや「お米作ろうか」という話になって「もっと大きいトラクター必要ですよ」「じゃあクボタのディーラー一緒に行こう」、と農家業は体力がいるから少しずつ、少しずつだとして、後年、晩年の楽しみはこれだと思いつつ、






今貸している田んぼの賃料未払いがあったり、借り手がいない田んぼがあったり、それでも固定資産税と水利権の支払いはあったり、これから加速度的に農家・農業従事者が減っていくことになったり、人口減の中に米離れがあったり、15年前の2010年頃に地産地消的カルフォルニアで作られたお米、たしかササニシキだったかな、をシアトルのホールフーズだったと思うけど、のスーパーで買って、当時借りていたシアトルのアパートにてマンスリーレンタルのしょぼい炊飯器でご飯を炊いて頂いてみれば、日本で買う美味しいコシヒカリとそん色ない美味しいのなんので腰を抜かすほどでしたが、という美味しくて安価な競合があったりするけれど、




そういえばパパばぁばが「これからの時代はファミリーが自給自足できる土地を持っておくのも一つかも」みたいなことを言ってたし、体力ないから少しずつ、少しずつやるとして、あと20年はおじさんズでがんばれそうで、



やがて農業部門の跡取りはお前だ!的に下の甥っ子に「Tちゃん、ライス計画やるからな。頼むぞ」というと、元気よく気持ちよく「はいっ!」だなんて聞こえてきて、




その日何度も「なんだよTちゃん、ああいう返事できるのかよ。びっくりした」と嬉しくて呟いてしまい、ママも「言われてみればあんな返事はじめて聞いた」、我が子も「聞いたことなかったかも」と会話になってしまうようなキャラなのに、あの返事が嬉しくて、そして将来が楽しみで、







「よし、農業法人にしてTちゃんを社長にする」と人事案、いや人事構想を我が子へ発表し、



そうした会話含めて、



幸福感に包まれているような、幸福度が高い時間のような、ファミリーが集う温かく柔らかくて優しい時間のような、幸せを濃密に感じる葬儀の一日となりました。曾祖母の人柄だと思いました。ひいばぁばすごい。駐車場で待ってていいよと言われたのですが、行ってみれば余計なものをカゴに入れてしまい、




なんだこりゃ、多種キムチの取り揃え方に驚いて、



また恙無い日々が流れて行きます。




うたた寝を終えてこうしてこのブログをしたためた11月末頃の宵から、あっという間に12月25日になってしまった。今年ももう僅か。




Posted at 2024/12/25 07:48:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2024年11月25日 イイね!

首都圏の「建売」高すぎ問題/2024 ┃セブンの上底はまだ可愛いサイレント消費税増税じゃね?

首都圏の「建売」高すぎ問題/2024 ┃セブンの上底はまだ可愛いサイレント消費税増税じゃね?







なんだかんだみんな新車ってやっぱり嬉しいものなんだな、あっ自分含め、と思い日報を拝みつつ、





マンションの高騰ぶりはよくニュースになるものの、じゃあってんで首都圏各地の建売を見ていると、まず23区内だとエリアによりけりながら概ね床30坪5,000~10,000万円が平準的ゾーンのような気がして、エリアによっては「30坪だと8,000万円からだぜ」「30坪?それなら1.2億からぜよ」みたいなところもあり、あるいは17~30坪で1億~1.5億という相場のところもあったり、おしゃれさんエリアだと17坪で1.7億もある様相でお前らは高いほうの注文住宅かよ、と思うレベル。どひゃー。





ひと昔前か、ふた昔前は「1億越えたら豪邸」ぐらいの感覚または定義(正確には上物代だけど)が通説だった気がしますが、30坪で1.5億とか、1.5億で17坪とか、あるいは利便性があるマンションは新築当時より築20年経つ中古のほうが高くなり、はたまた築70年に近づくマンションまで爆上げで、まるで樽に眠るウィスキーが熟成するかのごとく、静かに築年数が増えるだけで値上がっていく異常時代。




じゃあっていうんで、東京都下埼玉方面など少し都心から遠ざかっても、通勤しやすいエリア・駅は25~30坪で5,000~8,000万円の相場で建売がゴロゴロあり、




横浜や海沿い等に別荘地域もある神奈川はまた別格で幅が広く、



じゃあってんで、都心または駅からさらに遠ざかってまだ30坪4,000万円台かよみたいなプロセスを経て、ドアtoドア+乗り換えの急行使って1.5時間範囲まで広げて、あるいは駅からバスで20分で30坪三千万円台という様相な気がします。高度成長突入時やバブルかと思わせる通勤遠方化等、これら驚愕時代。なお神奈川や埼玉のビルダーで働く方に聞いたところでは、お若い方いわゆるパワーカップルは都内や神奈川or埼玉の急行が止まる通勤至便な駅で購入してしまい、埼玉方面だと「埼玉のJR沿線に住みたい」「埼玉Wあたりに住みたい」と来るんだけど、高すぎて「西武線を検討して東武線に変えたり」「埼玉F台あたりに落ち着くことが多い」ような様相らしいですが、そのF市でも5,000万円台がゴロゴロあって、中には7,000万円台も。神奈川だと「Tぷらーざ1億円超え」を検討して「T野などもうちょっと奥のほう」の駅に妥協するパターンと言っても5,000~6,000万円が多いとか、いずれにしたってもう価格がバグっている、かと思うほど。





リクルート創業者の江副氏は著書『かもめが翔んだ日』の中で「あせるでない。土地なんていうものは生産されて増え続けている。埋立地を見てみよ」そして「規制緩和でも増えるのだ」旨を指摘しています。もう20年前に読んだ本なのでちょっと違っているかもしれませんが衝撃的な考え方に思いました。土地なんてものはさじ加減でいくらでも増やせる。たとえば行政が容積や建ぺいをちょっとでも緩和すれば、もしくはロフトの規制一つだけを少しでも緩くすれば、いくらでも床面積は増え、結果として土地がその分小さくても床面積を確保できることで戸数が増えて行くことになる。あるいは容積を緩和すれば土地の価値を意図して下げて行くことだって思いのまま、とも言えます。とすれば、民衆を苦しめるも、楽にするのもさじ加減一つ。権力というものは、国民が住宅ローンや賃料で働き続けるように設計してきた。これから人口が大きく減る局面で社会保障負担が増えてさらに増えようとしている中、不動産部門も楽させてくれようとはしないようです。という見方もできるかもしれません。





この日はミドルメーカー支店長が褒めたたえていたタ〇ホーム様を見に行きました。プランや見積、話を進めるのが早い速い。改めてそのうち詳細を述懐するかもしれませんが、二度目の訪問をしてきたところで契約日まで決めそうになるほど、完璧なまでの華麗なクロージングプログラムを思った次第です。いやほんとエクストラ・クロージング・システムと呼びたくなる「お値引きをご用意しました」→「さらには本日、本社から発表があって〇棟限定での特別条件でご案内できることになりました」→そしてさらに「滅多にいないエリアマネージャーが今たまたまいて、いや本当にいつもいないのですが、ご挨拶させます。挨拶だけでなく値引きさせます」→「さらにさらにキッチン無償でアップグレードします」というアーネストホースト氏かと思うハイパーフルコンボな演出など、ノックアウト寸前に脱帽しました。そのタ〇ホーム殿建売であっても東京アドレスで日野市以西で床30坪に土地がプラス10坪余裕がついて4,000万円から5,500万円あたりがメインとなっている様子。なおタ〇ホーム殿は東京や東日本マーケットでは苦戦し、どちらかというと西日本がメインの戦場となっているらしい中に、赤字転落となっています。





建売住宅、もちろんマンションや注文住宅、中古もですが、高校を卒業して仕事に就いて家族を持ったがんばりやな20代前半の方や20歳で子供いて家作る方とか、家を買う主たる層としては30代の方々とか、そうしたお若い方々がいくら金利が低いとはいえ、やっぱり「なんとまぁ高すぎなんだよ」な戦慄時代。この日は自宅に戻った曾ばぁばに会いに来ました。




五十目前の私が35歳のときに35年ローンを組んでいた場合、まだ15年しか払え終えておらず、あと20年ローンが残っていることになりますが、体力が減ってきた今に20年先を思うと「マジかよ、無理だよ」と思う長さ。あるいは50歳の35年前とは15歳であり、35年という長さを回想してみれば時代の大きな変遷やうねり「どう考えたって35年は長いよ」と思うわけですが、とうとうフラット50と名付けられた50年ローンが出て来た驚倒時代。「建築費の高騰が止まりません」みたいなニュースで流れる、お若い方が住宅展示場を周っている姿を見ると「えらいなぁ」と思うと同時に「ローンを支払うこの先を考えると頭が下がるようなぁ」と思わずにいられません。三菱UFJリサーチ&コンサルティング殿によると、「注文住宅の取得に関わるコストの推移」がこれ。消費税が隠されていますが、プラス10%がまた痛いヨ。




こちらは「注文住宅(持家)の新設着工戸数の推移」。勝手ながらに家を買う30代の代表選手として晩婚化も思いながら35歳を見てみれば、2024年現在35歳の方が生まれた1989年の出生数約120万人。それに比して近年は出生数70万人。今年2024年はとうとう70万人を割る予測だそうで、今に始まったことではありませんが、このさき20年後、30年後の購買層人口がさらに確実に減少し、あるいは仕事を引退された高齢者が後世用の安価でシンプルな平屋を建てる需要もあるようで、これもごっそりこれから減っていくわけで、この先の市場縮小っぷりが恐ろしい話です。なお近年人口は減りながらも世帯数は増加してきたそうですが、とうとう世帯数も2030年あたりから、もしくは今まさに減数に転じ、やがて10年後ぐらいには東京単体としても世帯数が減る様子です。




他方で、そうした業界縮小一途のマーケットを核で支えているのが、中国人投資家・中国人資本家と言えそうで、日本の株式マーケットが多くの外国人投資家で成り立っているかのごとく、中国人富裕層が日本の都心を中心に不動産を買い支えていることで郊外に相場が波及し、ポジションによって「中国人のせいで高すぎて買えなくなった」や「中国人のおかげで不動産資産が下落せずに済んでいる。どころか上がった!」と評価は変わってきつつかと思う、不動産価格の推移。一旦身近に敷きなおすと、たとえば今日買い物したコンビニやスーパー、昨日ご飯を食べた飲食店で、外国人の店員さんがおらず、店の運営成り立たず、そこに店がなかったらお昼に食べた美味しい牛丼や、おにぎりと飲みのもを買うお店がなかったわけで「これらのサービスを享受をしなくてもぜんぜんよい」と思える人でなければ、単純に「移民反対」と言えないような気がしますが、中国人富裕層がいなければ成り立たない業界があり、に留まらない経済不況へのダメージが計り知れないことになるかもしれません。



こちらは住宅金融普及協会まとめによる住宅ローン金利推移。住宅ローンが高金利だった時代に家を買い、家が今もよりも安くとも「総額支払いが家本体の倍かよ、いや倍以上かよ」とそれ以上にバブル時代に購入したケースが上級艱難辛苦コースだったと想像しつつ、みたいな金利脅威時代も大変だったと思います。2000年台以降、2015年頃までに自宅を購入された方が金利が低く、地価や建築費もまだ落ち着いていてもっとも買いやすく、しかもこの頃に購入した方々は分譲マンションを筆頭に含み益となりやすいケースが多そうで、ダブルハッピーアワー期間だったかもしれません。地価、建材に加えここで金利まで上がってしまうと、どうなることやら思いつつ、この金利や建築価格のグラフには乗ってこない項目である、消費税がまたエグイ。2014年からは8%、2019年からは10%が支出に乗ってくるわけで、30坪、少し前に上物3,000万円で買えていたものは消費税300万円だったわけですが、同等物件を今買うと5,000万円で500万円、と消費税という寄生商品は何らの努力なしに200万円増収増益。その差30坪なら坪当たり6.6万円増。5,000万円の30坪物件買った場合、消費税がなかった時代比坪あたり16.6万円が消費税だけでUP。見えざる支払い絶対額が自動的に向上。消費者金融以上な、にこにこパーセンテージシステムが強烈に恐ろしい。消費税も法人税もあるいは総じて税収が過去最高に増えているのに、103万の壁を壊すと税収減だとさわぐばかりがまた怖い会社(国)に思いつつ「インフレは税収が増える」という国視点ではなくて、「インフレは実質増税だ」という消費者目線の世論が欲しいかも。




デフレーターを用いて10年間を俯瞰してのまとめてがこちら。出典元:トヨダヤスシ建築設計事務所様が随時更新しながら秀逸にまとめられていると思いました。





東京都が発表している東京都内新設住宅着工件数の減退ぶりを見ると、さらに恐ろしくなりますが、こうした情勢の中に、訪問した中で、立派な自社ビルにて社屋を構える地場工務店社長氏がぽつりと「今が正念場だと思っている」とおっしゃっていたのが印象に残っています。




建築コスト上昇と都心通勤圏では地価が上がり建てられるサイズがダブルで縮小化。敷地100坪以上の家は無論のこと、40~60坪の家が建っていた土地は街並みが変わるほどにどんどん割らていくのが物語るかのごとく、中には30坪台でも割られて次の程よいサイズとして市場供給されつつも数は減り、あるいは世帯人数の減少でそもそもサイズへのニーズが縮小化し、加えて大きいサイズを建てられる人が加速度的に減少しながらの、住宅着工数減。これら市場斜陽化の中に、ハイブランドハウスメーカーの幾つかは安価路線なシリーズを発表したり、ローコスト・ミドルコストメーカーとの競合をさけるかのように賃貸建築やクリニック建築に力を入れたり、物流施設に舵を切ったり、「木はエコだからさ!街のビルに力いれるぞー」という木造が売りの会社があったり、海外に活路を見出そうとしたり、「今後注文住宅は力を入れません」と宣言する会社まで現れるご時勢。あるいは「うちの平均顧客単価は1.5億です。ほぼ紹介です」とお高く止まっていた富裕層相手の工務店もリノベーション部門に力を入れたり、なのに異業種参入も多いレッドオーシャン。という中にメキメキ業績を爆増で伸ばしている会社もあるから、面白い。





「城を築く」「これであなたも一国一城の主です」と言われて家を建ててきたわけですが、こうした新たに建てにくい背景もあって近年住宅業界でよく言われるのが「家は世代を超えて受け継いでいくものです」「家は親から子へさらには孫へという時代になりました」というセールストークや、100年持つ家、200年住宅みたいなコンセプト。誰も生きていないから、もう言いたい放題。





だいたいが「ヨーロッパは築100年なんて当たり前で、200年300年の建物も多く、むしろ古い程に価値が増して高くなります。それに比べて日本の木造は国交省によると平均26年と言われたときもあったり、実際40年ぐらいで建替える人も多く、もうそれは古い考えですよ」みたいなセールストークもあるわけですが、




少なくとも現状のテクノロジーやコスト環境では、日本で工法を問わず100年住宅を作るのは現実的に厳しいのではないかという気がしています。




正確には「快適な住環境を100年維持できる家」ということなはずですから、100年と言えば孫やひ孫が成人になって家族を持ってもそのまま快適に住める家ということで、それはなかなか厳しいのではないかと思う次第です。




今の家は昔の家と違って、高気密、高断熱、さらには各所素材も進化していて耐久性も上がり、日本の四季や高温多湿にも耐え、十分100年持ちます、という触れ込みです。中にはドイツ基準を持ち込んで「うちは世界基準だ!日本は遅れている」という切り口の会社もあります。助手席望遠ごっこにて、名作劇場。



確かに住宅性能が上がり、ダイレクトな四季による家の痛みというのは減退し、明らかに長持ちするようになってきたと思います。材質だけでなく、24時間換気の法的義務化と高気密化は大きく一助になって家の寿命を延ばし、はたまた24時間換気をONにしておけば長期不在時や空き家期間においても家が傷みにくくなっているかと思います。なお24時間換気システムが2003年以降の建築物に義務化されたことにより、野焼きをするエリアでは、旅行から帰ってきたら家が「焚火臭い」みたいなことになりかねず、注意が必要と最近知りました。地球を走りながら、曾ばぁばに会いに行きます。




しかしこの国は地震国です。20年、30年、あるいは50年、はたまた100年のうちに、幾度となく震度3の小さい揺れや、震度5、もしくは遠隔地で起きた大きな地震の長周期波で大きくゆっくり揺れたり、場合によっては震度6や7で激震が家を襲ったり、これら何度も繰り返し大きな力で家が揺れ揺らされ、かならず大なり小なり家の随所に隙間が生まれて行くと思われ、この点を無視して根本的にドイツと同じに考えることはできず、



その僅かな隙間、もしくは目立つ隙間が出来てしまったりして、結局四季とそれを過ごすための室内環境との外気差で、見えないところに僅かに湿度を呼び、あるいは結露が生まれ、または盛大に結露し、断熱材を痩せさせ、躯体の木を弱らせ、もしくは見えないところにカビを繁殖させ、住宅性能や住環境が低下していく無限ループモード、というプロセスが繰り返されるのが地震国日本の家屋であり、とてもじゃないが100年はどうなの、と思う次第です。さらには白アリの外来種も増えていたり、気候変動でこれが活発に活動するエリアが拡大する恐れもあり、また台風も強くなってより家が揺られやすい機会が増えたり、こうした考えの1/10未満ぐらいをとあるファウンダー会長氏に軽く伝えてみれば「うちの壁は頑丈だから大丈夫。丈夫に作っているから隙間はできないんですよ」という回答でした。初期値だけドイツ並みにしてもそれを維持できない自然環境があると思うわけですが、たとえば金物工法の原点と言ってもいい釘一本が耐力壁の釘穴を広げながら地震のエネルギーを吸収し地震に耐えることを思えば、この会長によるとそうじゃないエネルギー吸収方法があるのかもしれません。





じゃあRCにすればいいじゃん、という考え方もあるかもしれませんが、同様に幾度とあるであろう地震によって、僅かに出来たクラックや隙間から雨や湿度が侵入し鉄筋をむしばんだり、何よりもコンクリは100年持っても配管がもたずなわけで、上水ならまだしも下水配管だと目も当てられないかもしれなと思ったり、




分かりやすい例が、昭和の時代に爆増し今はさびれた大型旅館のRCとか、これは古い全館空調との合わせ技なケースもあろうかと思いますが、古いRC旅館はかび臭い所が散見されるような気がします。高額な免振装置が入った揺れないインテリジェントビルや沖縄に多いシンプルなRCであればいざしらず、




今はやりの高層タワー型の大規模修繕がコストと合わせ課題があるように、どこで水漏れをしているのか、これを突き止め直すのはRCであればなお更に大変です。潤沢な運用資本や十分な積立金があってある程度のメンテ・修繕ができなければ、日本という地震ある地域において、100年後もある程度の快適性を担保できるか、RCにもまた難しさがあるように思います。



共同住宅・収益物件であれば迷わずRCを選びたくなります。築50年の木造、鉄骨を比べられば明らかに鉄骨のほうがしっかりとしていて、築50年の鉄骨とRCを比べれば明らかにRCのほうがしっかりしています。だったらなおさらRCがいいような気もしてきますが、自宅をRCにする場合の大変さというのは、ただでさえ建築コストが高い中に、コンクリートは蓄熱性がありクーラーをつけていても放熱で「なんか暑い」「じわじわ暑い」となりやすく、夏の激暑化を快適に過ごすためには外断熱をする等さらに一段コストが跳ね上がる要素を考える必要があることに加えもう一つあり、それはRCを壊すときなのではないかと考えています。日本各地に壊せずに残っている木造建築もたくさんあり、これからさらに増加の一途かと思われますが、もっと大変そうなのがRCの解体です。これも廃墟化したホテルや温泉街を見れば、後世がどうにもできないか、手が付けられない、どう計算しても壊すことが採算合わないとなってしまう度合いが大きい問題があるような気がします。



沖縄では台風に備えかつ塩害を考慮してRC、東海地方では地震リスクに備えて鉄骨系、あるいは各地個別ハザードごとに適正工法が望ましいところがあるとして、その以外の広く一般的エリアでは木造を数十年単位で建替えて行くスタイルが最も日本に合っているのではないかと思わなくもないところですが、真に100年、200年住宅を作るのであれば壁の中を補修メンテしやすいシステム・商品・コスト環境を開発していくことが必須に思いつつ、100年住宅・200年住宅は日本においてまだ発展途上どころか入り口付近な気がしつつ、さらにここに隠れたりな解体問題だと個人的に考えているのが、吹付ウレタンフォームによる断熱です。



最近は吹付ウレタンフォームも値上がりしてきたようですが、もともとは外断熱などと比べ安価でしかも手軽に高断熱に加えて高気密化もできる一石三鳥であると、住宅業界では壁や屋根、基礎内に発砲吹付ウレタンフォームが増えてきたようです。これの透湿等による長期的な経年劣化や加水分解も気になるところですが、




「これからの家は100年住宅です」、つまりは解体を視野に入れてないことにより隠されて表に出て来ないような気がしますが、この吹付ウレタンフォームは、解体時に木材(またはコンクリート)とウレタンフォームを剥がす作業が発生し、木造なのにRC並みかRCに肉薄する解体費用になってしまうケースが。しかも産廃を捨てる場所がなくこれを主因として解体費用も爆上がり進行中です。久しぶりに秘密のドライブ慣行。




そうすると、費用が高くて解体できない木造が日本中のあらゆるところに蔓延して、だいぶ先ではありますが50年後、100年後、解体できない木造の廃屋が爆増して行くのではないかという気がします。むろん、社会問題化すれば、ウレタンフォームの剥離が容易になる技術が生まれたり、コストが下がっていったり、あるいは法規が変わって剥離せず処分していいように問題解決が図られる可能性も十分あるかと思いますが、



高い解体費用とかいう、そのような負債すら残したくないという思いを強く思ってしまう次第です。でも同じものを坪155万超も安く作ってくれるというところが出てきたのですが、それならまぁいいかとも思ってしまいます。レアなBOX組発見。




いずれにしても最も素敵な解決手段は「吹付ですね?解体費用高いんですよ。」と足元を見られたり、「あぁしかも解体費用が上がる30倍発泡のほうだ」と、ふっかけられて値切られないようにしながら売ってしまう事かもしれませんが、裏を返すと中古にはそのような怖さがあることも思う次第です。あと近年の集中豪雨激甚化で、基礎断熱に吹き付け発泡ウレタンを使用している場合も吹き付けたウレタンの剥離が必要になってきますので、床下・床上浸水があった際は、これまた修繕が大変なことになるような気もします。




「親分、大変だ、大変だ」と騒ぎ煽るしたためとなりましたが、




もっとまるっと、さくっと、先入観を捨て去って、通勤圏なんていう概念を蹴り飛ばして、我が子も提唱の「東京や都会に無理して住宅ローンで家を買うのではなくて、ほどよく自然豊かなところに無理しないで家を構えるのもいいものではないか」が一考に思えてきたり、または通勤圏には小さい家やマンションを購入しウィークデーはここで過ごし、週末は延床60坪で数百万円という住環境豊かなところへ行くセカンドハウスライフが主流の兆しを見せて行くかもしれません。




あるいはこうした時代だからこそ、単に二世代ローンという意味ではなく、いかにして二世代で自宅を整えて行くかぐらいの戦略眼で考えて行く時代のような気がしなくもありません。







Posted at 2024/11/25 20:35:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2024年04月07日 イイね!

スーパーカメラ|スーパーサイクリング

スーパーカメラ|スーパーサイクリング











春休み後期、波の音を聴きに行った旅先の南国にて注文したフィギュアが、帰宅翌日到着。





午前指定だったのですが「フィギュアは積み忘れで午後になるって」と他の荷物が届いて「なにやってんねん」と関西弁の突っ込みを聞いて、





旅の疲れを癒します。




「ヴェゼルがマイナーチェンジしたって」と厳しい情報監視体制を敷いている様子の中「ベ・ゼ・ル・・・マイナーチェンジ」と検索を始めれば「ヴェね、ヴェ」と指導を頂きながら、AIがデザインしたようなエクストレイル次期型またはビックマイナー予想を見れば「リアはポルシェっぽいけど、これはありだな」と、こういうところでも時代を感じつつ、




オムライスを作ってくれるとのことなので、有難く拝受します。



たまねぎから立ち上がる大量の湯気、



途中「味見してみて」を頂くと、いつも以上に硫化アリルが豊富だったのか、たまねぎの辛みはやがて甘みとなりそして旨味となって、


まず私の分が完成、



ママは味見の御裾分け程度で十分とのことで、次に自分の分、という夕食を享受してこの日が過ぎて行きました。




翌日は、旅先で仕入れたマットが洗濯完了し、





することもないので、LeicaM10-R ツァイス21mm





LeicaM-P(typ240) ノクトン28mm と撮り比べてみたわけではないですが、




21mmを持って外の空気を吸いにお出かけ。




一週間ぶりに土地を確認して、ライカを持ってスーパーへ。名付けて「スーパーカメラスタイル」(以下、SCSという。)で、納豆の新規を試してみることにして、




モノコックボディを持つ卵は、いくつかセレクト、




いい卵でオムライスを作ってみたいということで、三種類仕入れ。




そうそう「牛乳を買いに行こう」と出かけたのでしたが、このとき「ねぇねぇちょっとみてよ。ママに頼まれたお米どれにする?」と声をかけてしまい、牛乳を忘れるはめに。




という春、明日からいよいよ小学5年生、仲間の姫は小学校入学、ついこの間生まれたばかりと思っていた仲間の子息は幼稚園へとのことで、光というものは実は加速するのではないかと思うほど、なんたるに光陰矢の如しなのか。



スーパーの往復サイクリング、すなわち純粋系スーパーサイクリング(以下、JSCという。)にて帰宅してから牛乳忘れに気が付いて、別のスーパーへ引き続きライカを持った、SCSにて再びJSC。



キャベツは2店とも撮り忘れにキャベツ師の現役引退がよぎりながら、来週は車両の一年点検や株式交換について公認会計士兼税理士先生との打ち合わせ、家づくりMTG、キッチンメーカー見学、不動産取得税の軽減処置申請、家族同士での会食へご招待など、これだけでタスクパニックが起こりそうな老化脳。





家づくりといえば、お願いしているHM様は、他社本社の方が「あのメーカーの耐震性能はかなりいいですよ」や、元ハウスメーカーの設計事務所兼施工会社経営の方が「あのメーカーは間違いないですよ」や制振ダンパー会社の方が「うちのは絶対入れてくれないけど、あそこなら耐震かなりいいから、うちのなくて大丈夫ですよ。」という、あるいは実績や取り組みも安心できるのではないかと思われる地震に強いハウスメーカー様の一つかと思いますが、




というところで、許容応力度計算での耐震等級3を110%以上で満たし、かつもともと「かなり壁が多いお家」といわれている中、壁量計算には入らない余力となる準耐力壁、垂壁・腰壁が事実上の耐震性能に総じて数倍レベル(と言われていますが)で寄与される上に、



さらに通常一般的には150mmピッチの釘打ちが多い中、当該ハウスメーカー様は100mmでプラス基準指定をしているところ、これをさらに50mmにしてもらい壁倍率がこれによりさらに+1.8倍ぐらいとなり、加えてさらに「耐震性能の賞味期限延伸」を目的とした制振施工を依頼して、ついでのさらには数年後ペロブスカイト太陽電池(+日産リーフ級の中古を蓄電池として)を検討することにして現行の太陽光パネルは載せずで屋根上の質量を軽くして、これらマージン過多気味に万全の耐震環境にしておきたく、




などと考えながらの週末、旅先ホテル外の冷たいプールで、いい年した運動不足の中高年者がんばりすぎたのか風邪をひき、旅の写真整理をする気力も起きずで過ごして、明日から新学期。






LeicaM-P(typ240) フォクトレンダーノクトン28mmF1.5
LeicaM10-R ツァイス21mmF4.5 
LeicaM11 Mアポズミクロン35F2
EOS R5 28-70F2
GFX100S GF55F1.7
Posted at 2024/04/07 22:03:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記

プロフィール

「@u-pom さま おはよーございます! 美味しかったです😆 はまってます😋🍴💕❗❗😆」
何シテル?   09/13 10:22
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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