
社内へ発信しているお若い方の
素敵な声が聞こえてくればなるほどと思い、かつ有難く、

ビックターミナル9時50分頃到着。

ピークではないものの、途中なかなかの満員気味を満喫しつつ、街の景色としては若いころのアルバイト出勤なんかも思い出しながら、久しぶりの通勤感覚。

人間って、あるいは多くのケースでは、毎日行くところがあったほうが心身ともに健康に良い気がしています。

数年ぶりに、この一か月ぐらいほぼ毎日どこかへ出かけて何らかの打ち合わせをするという有難い生活、いや人生の瞬くひととき。

ほぼ家づくりの打ち合わせなのですが、それがまた一つの有難い過ごし方をさせてもらっているのかもしれません、ぐらいには自覚的感想を密かに胸ポケットに温かく所持して、いやおじさんが襷掛けするキティちゃんのポシェットに山盛り仕舞い込んでいます。

というか「先生の事業成長プランを私がお返しで描く」ということになったので、プランを考えるため、業界を知るため、仕事スイッチが入ってしまってからは、ほぼ毎日日に2~3の新規アポイントメントを入れています。そうした日々を繰り返していると、次から次に新しい考え方に出会い触れたり、それがまた面白く感じこれがまた楽しく、活き活きするひとときをもらっています。

振り返ると、同じサイズ感、素材まで同じにしてハイブランドハウスメーカー比半額の工務店と
晩夏あたりに出会ったり、と思っているとだいたいほぼ同じプランのむしろ高性能で三分の1以上安いミドルメーカーとこの
晩秋に出会ったり、それを知れただけでも大きなよい勉強の機会になった気がしています。

この日は午前電車、一旦帰宅して午後は車で出動し直しです。

うわぁすげーどでかい開発。

お義母さんの相続が落ち着いて、本当は残していきたいけど田舎の土地を処分していくという話になって、我が子の意思を数日かけて確認しつつ、じゃあそこを守っていくために「
みんなのセカンドハウス」を建てるかという話になって、自宅計画にセカンドハウス計画が乗ってきて2棟同時進行計画となり、

みんなのセカンドハウス計画の機会を得れば、訪問してみるハウスメーカーや工務店の幅が広がって、さらには知り合いになった設計先生から近頃推奨されていた工法を扱う工務店を中心に見に行くようになったりして、また新しい考え方をすそ野広く業界全体像を知る機会となり、

先生近頃推奨工法の会社様をいくつか見ていると、自宅用途では考えもしなかった平屋を見つけ、「なんなら自宅だってこの平屋で十分だよ、いやむしろこれがいいぐらいだよ。素敵だなぁ。しかしこの平屋からの景色が、自宅土地だと活かしきれないのが残念だ」と思う、なんとまぁ柔らかく素敵な光をくれるのであろうか、という平屋に出会い、しかもダブル断熱で性能も高く、躯体がまた強固な作りで子供達が長きに渡って使用できるかとも考え、
セカンドハウスはこの平屋一択だろうとなって、

お義母さんや義妹を連れて、この会社様の基本郊外にしかないモデルハウスを見に行ってみれば、もう一つの同じく高性能で強固な造りで開放感が半端ない
30坪2階建てなモデルハウス素敵だとは思いつつ眼中になかったのが「ん?あれ?この開放感、ひょっとして自宅これでいいんじゃね?」となって、

我が子から「広いばかりが能じゃない」「でかいばかりが能じゃない」と聞こえて来るようになって、
同一モデルの別モデルハウスまで見に行ってみたりして、

この要素を入れた設計を頼んでみようと思えば、モデルハウスがある郊外と東京とでは土地の規制が異なり、あるいは防火仕様関係で東京では難しい面があったりしつつで実現が難しいところがあったのですがこの会社様に自宅のプランもお願いしてみればいやいや床から5M高の計
24枚36枚のハイサッシ窓が並ぶただでさえ縦に開放感ありありなのに、さらに横にも53畳LDKと、縦横鬼広くご提案下さって、東京の規制や景観の悪さを回避しつつなんとかモデルハウスに近しいどころか、別の営業所の方が「ここまでの見たことないです」と言うそれを越えるような作りのプランをもらったり、

しかも柱や壁、梁がないズドーンと空間がある53畳で耐震3は、隠れたる魅力であり性能の一つかと思いつつ、さらには驚くほど安いし、しかしプランとして使い切れていないLDKに間延びを感じ、我が子が求める開放感と我が子の部屋の遊び具合と、みんなで飽きなく過ごせる間取りづくりという要素をもう少しなんとかならないかと思案していると、

この会社様の「規格住宅を二種類くっつけて建てればいいんじゃね?どっちの商品も高断熱だし、いいアイディアだ」と思いつき、聞いてみると商品MIXはできないとあっけなく玉砕。じゃあ別々に二つ近接させて建てて渡り廊下で繋ぐことで物理的2棟を分筆せずに実質的1棟感覚で使えかつ法的に1棟とすることはできるか聞いてみれば、確認するということになっている間に、

その「会社様に5m天井A商品と3階建てB商品で隣り合って作ってくれと言ってみたが無理なようだ」というのを希望ゾーニングとして説明したのが2つの設計事務所様。「分かりました、プラニングします」という2事務所の後に、一度見学した設計事務所の、あとで知ればメディア出演歴もある設計士様アポイントメントが到来しました。その3つ目の設計事務所様は違いました。AB要素を合体接合の形でプラニングしますという2つの設計事務所様応諾があったので、離れ案については忘却中に「それだと光がよくないから、こちらに50畳5Mの箱を作って、こちらにガレージ付きで三階にするとこっちの光を邪魔するから、二階建てに抑えて、間に中庭を作り渡り廊下で繋いで一棟申請にして、離れのようなプランはどうですか。こっちの建物で子供部屋もかなり楽しいのができそうです」「できるんですか」「できますよ」と、「離れ案」をすっかり忘れていたところに
初の離れ案をご提案をもらいました。現在も中庭がありリビングとキッチンを繋ぐ廊下があるのですが、中庭があることで降り注ぐ光、これは素晴らしいと思うのですが、飲み物一つこれの行ったり来たりが非常に面倒で億劫なところ、新先生のプランではLDK一体、子供部屋と水回りが別棟なので行き来が少なくこれなら同じ中庭があっても違う構成要素で違う考え方ともいえ受け入れられる中庭の考え方なのではないかと思っています。というか楽しみで、紆余曲折してきてたどりついたプラン。の気分。
今年の春ぐらいから数えて5度目くらいに見かける白いLX570の個体。
つい数日前も見かけて、この日も遭遇。

どころかその新しく出会った素敵な先生は今までのプラン耐震課題について一瞬で解決策を提示してくれました。飲みにもいくようになった友人設計士と記しておきますが、の近頃推奨プレミアム工法を加味したバージョンアッププランで、ストロングな工法をもってしてもどうしても耐震2が限界というウィークポイントが出てきたのですが「ここだけRCにすればいいんじゃないですか」「たしかに」と、秒で解決策を明示。工法大元の構造設計部門は「限界で無理」、他の設計士は「どこが悪いんですかねぇ」とか「そんな気がしたんですよ」程度だったのに、すげー。

結局一年近く経とうとしている、好むと好まざるにかかわらず求めたわけではない成り行きもあっての結果として練りに練ることになった先生プランは、ベースがツーバイでそこから先生近頃推奨工法のよさを後付け付加したプランでもあったゆえ「プレミアム工法本来のよさを十分活かすプランではないしなぁ」という点のみ多少悶々しながら、これ以上のプランはどこを周っても出ないだろうと思ってきた先生が下さった素敵なプランを後ろ髪で引きずっていた中に

デザインに尖った先生ゆえ耐震がでないことが判明し心が折れたり、私なりにプレミアム工法を活かしたプランの新しいベースを考えていたところに、解決策を秒で提示され驚愕しつつもしかしそれとは別する気持ちで、離れプランを依頼することにしました。

と、パパがあちらこちらビルダー廻りをしている頃、友達の家でお湯を入れてもらい、ペヤング一派も交じりつつの公園でカップラーメンパーティーの小学生たち。昔はこれが駄菓子屋で機械油臭いような子供だましなカップラーメンでしたが、本格カップラーメンがまた楽しそう。

先生の「これぐらいでできるはずだから」というご助言で予算を下げて探していたときに、アポイントメントをもらった新先生の設計事務所。

予算を低めに伝えていた頃にまず事務所と初見で、その数日後に新先生にお会いしてみればなんとなんとのしかもしかもで、

「こんなに予算いらないですよ。もっと安くできますよ」とプレミアム工法なのに、なんと有難い。

事務所の方に予算を伝えた後の新先生に会うまでの間、少し日数があったので「この価格じゃ無理だよなぁ」「でも前に契約したハイブランドハウスメーカーよりサイズアップして安いぐらいだからもう少しあげておくか。」と思い、予算を1.5倍に増額して何カ所か周っていた右往左往があったのですが、

新先生にお会いしてみれば「こんなに予算いらないですよ」と三回ぐらいおっしゃるので、「あれ、高いほうの予算観を事務所の方にお伝えしたっけかな」と思ってしまい、後日「予算いくらでお伝えしてましたかね」と事務の方に確認してしまいましたが、やっぱり低いほうの予算をお伝えしていました。

この日は工務店殿と打ち合わせをして、帰宅しママの手料理でお腹を満たした我が子習い事の送り向かい。ママと私はつけ麺で夕ご飯をして、

食後にプラスしてからあげお持ち帰り店で仕入れ、からあげ香が充満する車内で習い事が終わる我が子を待ちます。

車中からあげのあまりの匂いに、納車1.5年で祝初のBOX使用事例として、からあげを格納収納。

そして日が明ければ、この日の早朝94歳になる曾祖母が親族に看取られながら旅立ったのですが、まず朝から我が家のテレビがつかなくなり、同じく朝にばぁばのスマホが壊れ、ばぁば実家の電気がつかなくなり、甥っ子彼女は曾祖母が友達に「先に逝ってるからね」と発して旅立つという夢で目が覚めたそうで、不思議なことが重なった曾祖母の旅立ちの朝となりました。

4世代写真がまた撮れるようになるには少し先ですが、私換算で「あと倍も生きれねーよ、倍も生きる自信ないよ。すげなぁ。」と思いながら、また家づくりの打ち合わせへ。

我が子が成長すれば、今般作る家は3人で住むのは10年ぐらいなのか、

だとしても、住心地よい家、居心地よい家、飽きにくい家を作りたいと思っていますが、

少し前に我が子と二人青森の旅をした際に「こういっちゃなんだけど、有難いんだけど、俺高級旅館飽きてんだよね。ビジネスホテル泊るの好きなんだよ」「そうか、パパとママと一緒だな。その年でその感覚を得るぐらい、高級旅館飽きるぐらい泊まれてよかったな」とやり取りしたのですが、このように我が子も高級旅館の内装や演出に何も思わなくなることを体で知り、

あるいはシアトルで選んでシアトルから送ったインテリアに内装ばっちりオシャレデザインにしてもらい凝りに凝ったアメリカにあるかのようなそのままのプライベートオフィスやら、

はたまた高層階オフィスからの眺めも、

これらすべてすぐに飽きて、

一見極上に思える内装や空間であっても、すぐに何も思わなくなり、どうでもよくなることを知っているつもりなので、

できるだけ居ても飽きない空間で、家族が楽しく過ごせる動線を考えて作っていこう、というのと、

この子が20年、30年先に「あぁ、ああ言う家に住んでみたかったなぁ」「あぁ、やっぱりあっちにしておけばよかったなぁ」「あぁいう家作りたかったなぁ」という未経験を作らないようにしてあげたい家づくりは、セカンドハウスでもそれを満たしながら、

もうしばし続きそう。