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ドライブへ行こうのブログ一覧

2015年10月25日 イイね!

ライトな装備で写真を撮りにドライブへ行こう。 スナップと飛行機撮りの違いを考えながら。


箱根を楽しむ芦ノ湖編の前に、羽田です。



城南島、北風運用、曇り、湿度高め、15時。
D7100シグマ18-300mmのセットで、24mm(フルサイズ換算42mm)にて撮影。周辺光量落ちが派手目です。




165mm(247mm)カッコはフルサイズ換算値
気軽な気持ちで北風運用の城南島へ来てみました。撮影に向いてない日なので他にカメラを持った人は一人のみでした。

北風運用時の城南島は羽田第二ターミナルから見ると左から右へ、C滑走路を離陸した飛行機が見られます。城南島上空で高度を上げながら旋回し、北や南へ向かいます。


300mm(450mm)
離陸後急旋回するので、タイミングによっては真下からこのような写真も撮ることができます。
この一ヵ月は行けられても近場ドライブとなりそうです。あまり遠出ドライブどころではなさそうで羽田ネタが増えそうと思いきや「羽田行く?」と家人へ期待を込めて投げかけるも、「この間行ったばかりだよ」と暗に棄却され、「だよね」と羽田へはあまり行けそうにありません。ましてやこれから空気が澄む冬ながら、寒いので家族を過酷なところへも連れていきづらく、羽田あまりいけなさそうな予感がします。




頭上を越えて、


18mm(24mm)
写真の飛行機は北東へ向かっているところですが、さらに左旋回して北へ向かう場合でも、騒音問題が理由だと思いますが東京湾内で高度を上げてから内陸のほうへ旋回します。南向きに行く飛行機はさらに右側へ旋回を続けます。




まだいました、JA8299。退役してから一ヵ月、羽田空港で沖止めされています。
飛行機の写真について、航空写真家チャーリー古庄さんが最近こんな記事を書いていました。
飛行機を撮っていないと分からない
通常の写真と飛行機写真は考え方や捉え方が異なります。そしてカメラの使い方も大きく変わってきます。機材の揃え方も。一つずつ知っていくことにより総合してカメラへの理解が深まり、これがまた面白味へも繋がっていきます。ちなみにチャーリー古庄氏旧ブログも面白い話し満載です。



C滑走路を離陸のANA。
300mm(450mm)、曇り空の中、かつレンズが暗いのでこのあたりから露出を+0.7にしました。



後玉を比べてみました。廉価なレンズだと前玉はもちろん、後玉もこれだけ大きさが変わってきます。カメラ(センサー)へ集められる光量がとっても少なくなるので、晴天でないと一気にパフォーマンスが落ちてしまいます。



離陸を、ちょっと明るくしてトリミング。
このD7100+シグマ18-300mmお手軽セット。
1.4kgと非常に軽く、機動性に富みます。望遠側がかなり暗めなレンズなので、晴天時に露出を気持ちあげれば十分遊べそうです。ちなみにいつも持ち歩くセットだと3kg、世の中にあるもっといいレンズで最高峰の組み合わせな手持ち限界レベルで5kg超に比べると、かなり軽く感じると思います。



こちらもトリミング。
このレンズはスナップ+緊急用の望遠という使い方に向いていると思いますが、飛行機撮影にはあまりお勧めできません。広角側が飛行機撮影には滅多に使わない18mmからあり高倍率ズームと引き換えに光学性能が大幅に犠牲になってしまっています。このレンズは実売価格は5万円からですが多くの飛行機写真を見ていると最低でも10万円ぐらいからのレンズのほうが楽しいと思われます。

このレンズは発売間もなかったため、かつよくわからずに買ってしまいましたが、サードパティーの飛行機撮りはシグマ150-500mmが主流で、あるいは最近はより新しく価格も同程度で質も向上したシグマ150-600mmなどに主流が移ってきているようです。レンズだけで2kgになってしまいライト装備とは言えなくなってしまかもしれませんが。サードパティーのメリットはコストパフォーマンスであり、主なデメリットはAF性能が落ちることですが、このような状況で飛行機を撮っていても大きな支障はありませんでした。




こちらは違う機体。をトリミング。
D7100は一つ古い機種となりましたが、間違いなくもっとポテンシャルがあるカメラです。低感度(明るいところでの撮影)では際立った画質、という評価の通りだと実感しています。もっといいレンズであれば、綺麗に写せることと思います。その一方でD7100の欠点がありまして、高感度に弱いことと、連射が効きません(いわゆるバッファがない)。暗いレンズを付けると、弱点が増強され、ノイズが乗りやすくなるように思います。かつ晴天など十分な光量がないとより厳しい環境になると言えそうです。




300mm(450mm)ノートリミング、リサイズのみ。
望遠レンズの難しいところは、遠くなればなるほどに間に空気、つまり水蒸気が入り、水蒸気が増えるほどに比例級に画像が劣化していくことだと思います。スナップを撮っているときにはほぼほぼまったく考慮する必要がなかったことです。加えて、望遠は十分な光量がないと綺麗に撮れないため、晴天が好まれます。




300mm(450mm)ノートリミング。離陸ポイントによってはAPS-C300mmで画面いっぱいに入ります。
D7100(ASP-C全般)は高感度に弱くISOを上げるとノイズがかなり乗ってきます。等倍で見ると機体もかなりノイズまみれです。ゆえにこのカメラの場合はいつもISOの上限を低めに設定してあるのですが、暗めのレンズ+周辺も暗くなってきたのでリミッターカットでISO3600。同じISOでもボディの感度耐性でノイズがまったく異なってきます。



上の画像をシャープネスなど自動調整して、ノイズ処理。私はいわゆる撮って出ししかせずいじるのもよくやり方が分かっていませんが、RAWで撮って調整するなどすると、より楽しめるかもしれません。



羽田D滑走路の離陸。天候もよくないのでかなり辛いです。撮る気になりません。
スナップ写真と飛行機撮りとでは、写真やカメラに対する考えや使い方、求めるスペックはもちろん、感性も変わってきて、ここがまた面白いところです。



羽田C滑走路への着陸。遠い・・・。
たとえばスナップやポートレートでは、背景のボケや前ボケをいかにきれいにするかなど考えますが、飛行機撮りは基本ボケってなに?という世界だと思います。花と絡めて撮るようなときもありますが、それでもF値は基本5以上、11未満あたりが常用と言ったところでしょうか。のように同じ写真でも考え方が違うところが大変面白く感じます。



そろそろ城南島をあとにします。駐車場へ戻りかけにJAL。
飛行機撮りはバックも青で映え、光量も十分な基本は晴天を好み、レンズの明るいF値、つまり1.2や2.8にこだわる場合は夜の飛行機と景色両方を止めて写したい場合ぐらいです。つまりはシャッタースピードを稼ぐことが主眼です。対して、スナップはボケ味や精細さのためにF値を考えます。
このような写真でもボケ味はさして考えていません。飛行機にピントが来ていれば結果としてボケるだけ、ぐらいの感覚です。




機体記号:JA771Jの777-200。
777は迫力もエンジン音も違います。ジャンボだともっと迫力がありそうで、ここで見てみたいものです。この日はルフトハンザジャンボには30分遅く到着して見られませんでした。



D7100のポテンシャルが高いので、このレンズでもスナップであれば十分精細に写ると思います。ブレーキキャリバーの文字もシャープに写っていると思われます。ニコンは黒いダイナミックレンジに強い傾向があるように思われ、タイヤの刻印も分かりやすく見えます。



草が茂っているので気持ち前に止めたのですが、それでも「あれ、横のクルマSUVなのに、自分のクルマだいぶ頭が出ているな」と違和感がありましたが、パジェロのショートボディでした。パジェロ、一時期は一世を風靡したクルマのように印象に残っています。懐かしい。



京浜島つばさ公園へ移動。ここは駐車スペースがあるのですが、いつも満車か、空いていても小型車でないと止めるのが辛いところです。クルマの近くで写真を撮って、取締りがあるようなので、あまり長居もできません。



C滑走を飛び立つANA。





JA8299の上だけ見えます。
ポートレートはコミュニケーション能力や、あるいは信頼関係を作ること、もしくはその場の雰囲気を作っていくことが必要かもしれませんが、相手が飛行機では相手の気持ちなんて考える必要もなく、ここが好き勝手に集中できて楽しいところの一つです。



195mm(292mm)
ちょっと移動するだけで、また違った角度から撮ることができます。羽田周辺エンターメイントエリア。
スナップは一枚ずつ確認できますが、飛行機撮影は連射の場合はもちろん、ワンショットの場合でも確認をしていてはすぐに飛行機が飛んで行ってしまうので、まずは撮ることが優先されます。AFが速やかに合い、しっかり喰いつくことが優先されます。


31mm(46mm)
引きで撮るとこんな感じです。だいぶ暗く、そして寒くなってきました。潮風の香りとともに冬の匂いもしてきます。



300mm(450mm)
つばさ公園の一番奥へ行って、A滑走路を正面に見て。500mmでも厳しそうな距離です。相当に空気も澄んでいても難しいロケーションです。



飛行機は大きく、予測もしやすいですが、難しいと思うのが鳥です。小さい上に近寄れないケースが多く望遠で撮り、しかも動きも予測しづらい上に、動きが激しい。それをものにしたい、という気持ちもわからなくありませんが、できるだけ足を踏み入れないようにしたいと思います、お金がかかるので。

鳥を撮影する人は自然に出かけるのがまた楽しみなようで、飛行機撮りの方は地方やあるいは世界各国へ行ったり、飛行機に乗るのもまた楽しみなようです。撮るだけでなく付帯して楽しめる要素があります。
そろそろつばさ公園をあとにして、



子供は味噌ラーメンと餃子、大人は辛いたんたん麺で体を温めて大人しく帰りました。ターミナルデッキも行きたかったですが・・・。




1.4kgのこの軽いセット。



大敵はブレでした。軽すぎてブレやすい。手ぶれ防止がかなり効いてはくれましたが、ここまで暗くなってくるとかなり厳しかったです。やはりある程度重みがあったほうが安定します。時折このセットも連れだして、これでいい写真が撮れるよう練習も兼ねて、気軽な撮影も行こうと思います。



気軽な気持ちでカメラを持って、ドライブへ行こう
Posted at 2015/10/25 10:19:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 羽田ドライブ|飛行機 | 日記

プロフィール

「ファミリーユース前提ゆえS4よりすべてのモードでマイルドになっていてとくにコンフォートは「スカイフック理論」という言葉を思い出す乗り心地。舐めるように滑っていくようにマイルドに、しかし山坂道コンフォートでも思っていた所よりイン側をグイグイ曲がっていく感じ。全般ハンドリングすごっ。」
何シテル?   06/18 10:31
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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