• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ドライブへ行こうのブログ一覧

2015年12月30日 イイね!

男だけで草津にドライブへ行こう。


今年の男草津の旅は、後進のクルマで行きました。昨年の男草津の旅は勘違いすることなかれの意味も込めて年相応の雰囲気にしましたが、今年は幹事もバトンタッチ、ちょっとよい仕立てになってました。たかがクルマ、されどクルマ。後進にも少しでもいいクルマに乗ってもらいたいと思っています。



いいクルマ、すなわち企業価値を高めたメーカーの考えや、教育プログラム、マーケティングを体感してもらったり、高品位な商品を味わってみたり、あるいは安全を買い、もしくは行く先が増え、車中彼女や家族との時間もより快適になり、つまりは感性を磨く機会を増やしてもらいたい。換言すれば、男には本物にふれさせろ、を少しでも多くしていきたいと思っています。新車に乗れ、お前は中古で十分。ステージや状況でメリハリもつけながら、いいクルマを「買う」ということも経験であり、そのような経験も若いうちからしてほしいと思っています。私自身はよほどのことがなければもう中古で十分です。



いいクルマを買うことはさして難しいことではないと思います。大変なのは他のことも充実させながら、あるいは飲み代もたんまり使いながら、維持することです。10年後もいいクルマに乗り続け、つまりは買い替えて、乗り続けるという難しさも知ってほしく思っています。どころか、自分だけでなく、後進に、さらにはたくさんの後進にそれをし、かつこれまたやり続けるハードルも越えてもらいたく、できれば軽々と。




東芝や、もっと厳しい事例たるサンヨーなど、万や十万以上いても適切なトップリーダーが生まれてこないところもあることを思えば、あるいは中小零細では後継者が育たなかったところのほうがマジョリティと言ってもいい中、私は100人いて、1人でも育つのならば御の字であると思っています。どころか比率で言えば2人、3人と育ってきているので、なんたる幸せなことであるのか、とも思ってこれを味わいながら生きています。



裏を返すと、99人なのか97人なのか、%に単位を変えてもいいですが、どれだけの経験や環境を用意しても無駄に終わることがある、と心得ないと、本当の意味で人など育てられず、かつ育たないと思います。表現を変えれば1人に裏切られたり、多大な投資が無駄になったりして折れているようでは真に人は育ちません。99人に裏切られたり、育成に失敗したり、それでも折れないどころか、それも内包していることであると思える強さも必要だと思います。日本はちょっと従順すぎるとも思いますが。そして幸せなことに、今年は男7人で一部屋。この年になってこんな泊まり方するとは思いませんでしたが、今年から26歳の若手も参加して、将来も楽しみな幸せな状況を噛みしめました。





まともに写せない大人の時間。
人を育てる、正確にいえばリーダーを育てる仕事というものは、多くの場合、最後の仕事であり、あがりの仕事なのだと思います。換言すれば仕上げです。しかしだからと言って50、60ましてや70になってから取り組んだのでは遅きに失すると思います。「あがり」という言葉に惑わされてはいけないと思う次第です。言うなればお寿司を食べながら、途中でも「あがり」たるお茶を飲むかのごとくです。ちなみに最終仕上げの仕事はもう一つ残っており、グランドデザインとしての最後の仕上げはまだまだ時間を要し、さらにもう一つはまだまだ見届けなくてはなりません。




私の知り合いで営業の成約率100%というありえない人がいました。もう定年をしたのですが、それなりに大きい会社でプラントを売っていた方で、後年は役付き取締役までなっていました。売れるまで絶対に諦めない、売れるまで毎日顔を出す、とおっしゃっていました。同じように営業のスタートは「断られてからが営業である」という格言みたいなものがあるのかと思うのですが、私が思う人を育てる格言みたいなものは「心底もう無理だ、手は尽くした」と強く限界を感じ思うところまで行ってからはじめてその人を育てるスタートに立ったと思っています。



己も変わり続け、器も広げ、やり方も考え方も変えて成長していくと思っている中で、後進に対しても、自らの子供に対しても、愛情の量は同じだと思いつつ、掛けているお金は後進のほうが圧倒的にこの先も多くありつつ、想いはほぼ同じです。




ほぼ同じ想いの意味は、後進へは「より大きな社会貢献ができる人に育って欲しい」と想い、子供へは「多大な社会貢献ができる人間に育ちなさい」と思っている違い程度です。前者はいろいろな器の人がいることを想定しています。ともに負けじともっと社会貢献ができる人間を私も目指します、と想いながら。




子供が生まれるずっと遥か前から、とにかく教育、つまりは人に興味が強く、10代の頃から、人と接するときは「教育」という視点は必ず持ってお話を伺ってきました。この人はどう育ったのだろう、どう育てたのだろう、どういう人を育てたのだろう、育てられなかったのだろう、なぜ人を育てられなかったのだろう、と。





人はなぜ20年もの歳月を使って育ち、育てられのか。私はその答えはその人が将来「社会へ貢献するために」だと思っています。




自分が食べるため、いい人生を送るため、だけであれば虫と何が違うのだろう、と思っています。福沢諭吉に教わる前に、自分でこの答えにたどり着きましたのは、自慢してもいいことかなと思っています。




教育というものは、100人いれば100の論があると言われますが、93ぐらいはさした論でないと思い、蹴散らしたいとも思っています。ほとんどの育成論は仕事ができないおじさんが飲み屋で「俺のやり方」をのたまわっているようにと同じなんだと思っています。どの口が言えるんだと。その人なりの器で一生懸命に生きているのは知ってはいるのですが。




若さとは無限の可能性と同義だと思うので、ダメ出しもたくさんします。答え合わせをたくさん一緒にやります。しかし年配者へはよほどの場面でないと批判をしません。それがその人が懸命に生きてきた結果であり、否定するということは、人格なんいうものではなく、人生を否定することになるからです。もう戻れない人生を批判しても何にもなりません。




親というものになる前から、たくさんの親に質問をしてきました。将来どうなってほしくて育てていますか、と。



多くが「いい学校」や「いい会社に入る」「手に職をつける」「食べていけるようになってほしい」などありますが、ひっくるめて言うなれば、多くが「しっかりと自分の力で生きていけるようになってほしい」という趣旨のことなんだと思います。「いっぱし」という表現を使う人もいます。これらはすべて換言すると「自分のことだけ考えて生きなさい」と教えていると同義だと思えてなりません。




そうではなくて、「社会に貢献しなさい」「社会に貢献できる人間になりなさい」と言われて育ったほうが、視野も広く育ち、自分のことだけで精一杯な器にならず、結果としてそう育てたほうが、本人も潤うように育つように思います。経済的にも精神的にも。




自分のことだけ考えなさい、と同義に言われ育つ人が多いゆえ、自分のことしか考えない大人、で構成された社会があるのだとも思います。あるいは自分が生きていくので精一杯で他者の人生をよくする実力を付ける前に皆無なうちにボランティアで悦に入る若者を生んだり。これが「社会に貢献しなさい」と幼い時から20年言われて育ってきた大人で構成された社会になると、なんとすばらしい世界になるのかと思います、こういうのを理想論というわけですが。



社会貢献とはなんだろう、それはまたの機会にするとして、名家であれば「国のことを考えなさい」「国を動かす人になりなさい」と育てられると思うのですが、そうでなくとも少なくとも「社会のためになることを考えなさい」と言われ、そう育ったほうが本人も張り合いが出てこようものかとも思います。政治家と官僚、前者の子息息女のほうがしっかりと育つケースが多く、この辺の違いも大きく一つあるのではないかと思います。



よく聞く、「将来、何がしたいか本人が決めること」本当にそうなのでしょうか。そう思った瞬間に親として、育てる側として、考える、ということの放棄に思えてなりません。少なくとも大切な将来についてしっかりと話し合い、だけでなく、社会というものを親が教え、その上で本人が決める、換言すれば社会の先輩としての信頼関係も作って一緒にとことん考えてやる、ということも必要であり大切なのではないかと思います。




後進や子供だけでなく、育てたり、その手伝いをすることが、おそらく天職を越えて、天命だとすら思いこんでいます、というぐらい好きです。




T芝といえば、副な社長をやったことある方にある日お会いしました。私はすでに相当に遊んでいたのですが「君、たくさん遊びなさい。遊ぶということは人間の幅を広げるんだよ」とおっしゃるので、御礼を伝え、そしてご子息の話を伺ってみればぜんぜん真面目すぎるということで、他人の私より自分の息子にアドバイスしたほうが、と思いつつ、息子氏を借り出して遊び仲間のところへ放り投げてきたこともあります。それから数年、真面目な芯はそのまま壊れることなく、艶が生まれていました。ということもありました。



不登校の中学生を、職場で預かったことがありました。小学校2年生のときから中学2年まで一度も学校へ行かなかった、ちょっとした名家のご子息です。




職場へ遊びに来るようになり、ゲームなどたくさんの話を聞いて、半年ぐらい職場へ通うようになり、仕事も手伝ってくれるようになりました。途中からは社会についていろいろなことも伝え、はじめは午後、やがて昼、だんだんと朝に「おはようございまーす」と来るようになりました。一貫して心がけたのは「な?人って怖くないだろ。社会なんてこんなものだよ」と問いかけたとしたら「そうですね、楽しいです」という心象を持ってもらうよう留意はしました。




その後、大学まで進学し、今や30歳ぐらいになる頃でしょうか。社会人になってからも鍛えてあげたかったですが、あとは親の役割もあるのでしょう。自信のない人には自信を持ってもらい、人や社会が怖い人には怖くないと知ってもらい、そして知らない間に強さを持ってもらい、あるいは傍観者には少しずつ、そして気が付くと自分こそが問題を解決するんだと思ってもらうようになってもらい、いろいろな実力というものも付けてもらい、その実力をどんな方向で活かしていくのかも話し合ったりして、人生を充実することを味わってもらい、すばらしい仲間にも恵まれ、いずれにしても、いきなりトップギアではなく、だんだんと少しずつ知らない間に、まるでレンズ沼のように。子供がもう少し大きくなってから、孤児院へ何らかの手伝いをするような人生の使い方をしたいな、とも思っています。近年は経済的困窮から育児を放棄するケースが増えているようです。


ドライブへ行こう

Posted at 2015/12/30 10:38:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | 群馬ドライブ | 日記

プロフィール

「外人の男の子2本のちくわを覗くと、両目にちくわをつけた我が子がいたり、部屋のポスターが我が子ふざけて描いた変顔の絵がでてきたりな面白動画編集うまい!を見せてくれながら外気浴したり、部屋で雨音聞きながらゆっくりしたり👍️昨夜は岡崎、堺、川口、広島ナンバーと各地から愛されてる湯。」
何シテル?   06/14 14:06
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/12 >>

   12 34 5
67 89 10 1112
1314 151617 1819
2021 22232425 26
27 28 29 30 31  

リンク・クリップ

格さまセレクション 
カテゴリ:静岡お店
2021/12/06 16:50:17
 

愛車一覧

スバル レガシィ アウトバック スバル レガシィ アウトバック
来冬「これで青森だね」と、スバルレガシィとクロストレック・ストロングハイブリッドの試乗に ...
ランドローバー ディフェンダー ランドローバー ディフェンダー
白 → 007仕様黒 → 白 → 「やっぱ一番いいグレードのアイガーグレー にする」と結 ...
スバル レヴォーグ スバル レヴォーグ
アウトバック契約後、メインマインドはアウトバックながら、なぜか旧型VMレヴォーグに強い興 ...
レクサス LX レクサス LX
我が子が生まれてから基準では19台目、我が子チョイスとしては13台目となることを一緒に数 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation